人類が量子コンピューター内で生存する世界。量子コンピューター内に生存の場所が移した人類経緯の物語。
最終更新:2025-05-18 08:55:34
515883文字
会話率:77%
【ディーラーとは、特定の商品を扱う卸業者である】
西暦2030年、太陽フレアがきっかけで地上に魔物が現れた。自衛隊が交戦するも全く歯が立たず、お手上げ状態。そんな折、一人の青年にある異変が?
隠れた能力「アームズ・ディーラー」を得た青年
は、謎の武器商人として自衛隊の為に魔物に抗う武器の調達を始めた。
この物語は、現代と異世界を行き来するSFファンタジーです。しっかりとした現代科学と量子理論で、空想の世界を分かり易く論理的に説明しています。
主人公は貧乏な男子高校生。進学のお金もなく卒業したら就職する平凡な未来が、突如目覚めた特殊能力によって一変、人類と魔物の壮絶な戦いに巻き込まれていきます。その過程で、様々な人との出会いや商談を通じて、徐々に世界が広がり、高校生の男子から大人の男へと成長していく様が見どころです。
また、商人のお話という事で、実際のバイヤーが体験する交渉術やものづくり、地方を巡る食文化を魅力的に表現しています。
物語が進むと、作者が独自解釈した壮大な歴史と宇宙が展開されていきます。例えば、白鳥座のブラックホールと邪馬台国の繋がりとか(笑)
まさに現代と異世界、神話と宇宙が交わる超長編のスペクタクルファンタジーとなっています。
【作者からひとこと】
『没入感に自信あります。きっと、あなたを冒険の世界へといざないます。そして、読んだら最後、眠れなくなりますよ〜!』
どうぞ、よろしくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 08:36:55
4478文字
会話率:44%
「皆様初めまして、わたくし、悪役令嬢ですの。 ──とはいえ、すでにネット小説界では、乙女ゲーとか転生者とかボッチとか海兵隊とかの悪役令嬢がてんこ盛りで、ゲシュタルト崩壊しそうですわね♡」
「……お嬢様が、大変失礼いたしました。
私はお
嬢様付きメイドの、メイ=アカシャ=ドーマン、略して『メイ・ドー』でございます。
このたびは何とあのネット小説界随一の天邪鬼作家881374が、よせばいいのに満を持して、王道中の王道の『悪役令嬢』ものに手を出してしまい、
「俺様がやるからには、『悪役令嬢』作品に革命を起こして、『悪役令嬢』を独立したジャンルに昇格させるのはもちろん、『小説家になろう』というサイト名自体を『悪役令嬢になろう』に変えてみせるぜ!」
──などと、頭のおかしな決意表明をしておりますが、読者の皆様におかれましては、何とぞ生温かい目で見守っていただきたく存じます。
それはともかくとして、ネット小説界に新風と衝撃と失笑をもたらす(予定の)本作、短編連作シリーズ『わたくし、悪役令嬢ですの!』は、これまでの『悪役令嬢』作品の枠を超えて、王宮ロマンス、学園ラブコメ、ファンタジー、異世界転移、異世界転生、SF、ミステリィ、冒険、異能バトル、ヤンデレ、ツンデレ、GL、BL、追放、ざまぁ等々と、ジャンルを問わず文字通り『何でもアリ』をモットーとして参ります所存でありますので、どなた様も御一読のほど、どうぞよろしくお願いいたします」
※この作品は『カクヨム』様においても同時に公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 07:01:00
7907547文字
会話率:86%
異世界の魔法大陸エイジアの東方海上に浮かぶ、弓状列島『ブロッケン』。
ここには多数の邪悪な魔女たちが、強力なる結界で閉じ込められていた。
しかし、年に一度の魔女の祝祭の宴『ヴァルプルギスの夜』だけは、結界の力が弱まり、魔女やその幼
生である魔法少女たちが大挙して、エイジア大陸東部や半島の諸国に攻め込んで、国中の街や村を荒らし回り、大勢の人々を蹂躙していたのである。
巨大なる魔法力を有する魔女に対して、まったく為す術も無く搾取されるばかりの人々であったが、今年の『ヴァルギスプルの夜』は、ひと味違っていた。
何と現代日本の自衛隊員であった転生者たちが、大陸の軍事大国において、魔法と科学技術とを高度に融合した超兵器を装備した、人呼んで『異世界自衛隊』を結成したのである。
『なろう系』Web小説でお馴染みの『現代兵器無双』を再現せんと息巻いて、『ヴァルギスプルの夜』に臨んだ『異世界自衛隊』の兵士たちであったが、そこに現れた魔女たちの露払いである魔法少女たちの姿を見て、驚愕する。
海上を高速で滑るようにして迫り来る、幼い少女たちの周囲に展開している、かつての大日本帝国海軍の軍艦の兵装である、大砲や機銃や魚雷の数々。
──あたかも、現代日本ですっかりお馴染みの、『軍艦擬人化少女』そのままに。
そうなのである、実は魔女や魔法少女たちの中にも、転生者がいたのだ。
それも現代の日本からでは無く、第二次世界大戦当時の日本からの。
──そして今、異世界を舞台にして、自衛隊と大日本帝国軍との、終わりなき闘いが始まった。
(※この作品は『カクヨム』様においても公開しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 12:01:11
59021文字
会話率:51%
何と、現代日本からの『転生者』の英雄願望やハーレム願望を満たすためだけに、自由で平等だった異世界に、新たに『奴隷制』を設けたりして⁉
実際に行われたとしたら、狂気と御都合主義以外の何物でもない、Web小説界における無数の異世界転生作品
の、非常識さや非現実性や論理的矛盾その他諸々を容赦なく暴き立てる、超問題作登場‼
あの怪作『わたくし、悪役令嬢ですの!』によって、これまでの異世界転生作品の常識を完全に覆してしまった、881374が満を持してお送りする、まさに目から鱗の『異世界転生』ショートショート連作シリーズ、その名もそのものズバリの『転生法』、堂々開演‼
※この作品は『カクヨム』様においても公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 07:49:27
330467文字
会話率:35%
西暦2095年。量子AI《ライフグリッド》によって最適化された社会設計連合は、人間の寿命・職業・死さえも演算し管理していた。だが、その根幹を揺るがす理論──“予測不能性の保存”を提唱した博士・篠田誠二は、亡命後に消息を絶ったとされていた。
ある日、帝州連邦の通信ログから、博士の生存を示す微弱なデータが検出される。奪還命令を受けたのは、存在を記録されない特殊部隊《スノーブレイク》と《オブリビオン》。限られた攪乱時間は300秒。任務は「救出」だが、必要ならば「抹消」も許可されていた。
AIに支配された秩序の中で、“自由意思”は誤差なのか。冷静な指揮官・白川雪は、無音の戦場で問いに向き合う。
これは、最適化されなかった者たちの、静かで熾烈な戦いの記録。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-17 21:36:34
13364文字
会話率:27%
怪談師と科学者と民俗学者の幼馴染3人がオカルトを語る人気の動画チャンネル、異世界オカルトチャンネル。ある日の撮影で3人は異世界に転移してしまう。チート能力もなにもない状態で異世界に投げ出されたものの、やることは変わらない! ゾンビと同じ飯を
食い、エルフの村の因習を暴き、メカドラゴンの都市伝説を追い、天使の信仰する神の正体に迫る。異世界は確かにあるっぽいけど、はたして幽霊なんてものは本当に存在するのだろうか? あなたのスパチャで答えを決めます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:00:00
1113219文字
会話率:41%
記録が、世界を変える。
――倫理と復讐の果てに、“静かなる凱旋”が訪れる。
50年分の記憶を持ち、絶望の淵から転生した男・真壁慎一。
彼が選んだ武器は、怒りでも暴力でもなく「記録」だった。
AIと量子技術を駆使し、いじめ、薬物、癒着、偽
札、痴漢――
あらゆる不正と依存の連鎖を、圧倒的な証拠と構造で可視化する。
金も権力も、涙も懇願も通じない。
“記録”だけが、社会を動かし、人の倫理を問う。
やがて、記録は個人の復讐を超え、
親と子、企業と社会、そして国家の構造そのものに“問い”を突きつける。
「あなたは、記録される覚悟がありますか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:00:00
28889文字
会話率:34%
窓もドアも圏外もない“監禁配信部屋”で目覚めた僕は、
自分の名前も思い出せない記憶喪失の少年。
頼れるのはスマホに棲むAI〈ピア〉と、
配信を視聴してくれたたった一人の女子高生アマネだけ──。
脱出条件は〈魔法〉を習得する
こと。
その方法は「二次創作を書いて物語エネルギーを発生させる」
前代未聞のチートシステムだった!
■視聴者1名×強くなる魔法
■転生勇者を迎撃する国家機関〈異説局〉
■地球に亡命した元魔王の暗躍
監禁配信・量子魔法・異世界戦争計画が交差するとき、
僕とアマネの“物語の観測”が世界を書き換える。
――出口ゼロでも、配信は止まらない!
※※※※第一部完結(十六万文字)まで、毎日18:20更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:30:00
76564文字
会話率:48%
色々と未定なのですよ
最終更新:2025-05-17 19:09:05
264892文字
会話率:35%
西暦2343年、人類は量子世界への門を開いた。人類の最盛期が到来し、時間の概念すら超越した人類はその時だけは神に近づいたと言えた。
その量子世界にの一つ「SoleiU Project」はゲーム的な要素を盛り込んだファンタジー世界である
。これはその世界に生きる人間のものがたりだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:44:37
954506文字
会話率:41%
瞬時に思考が繋がり、死者さえAIで蘇る――そんな未来で、人は「魂」をどこに見出すのか?
舞台は2085年、量子情報ネットワークが日常に浸透した東京。人々の意識は常に接続され、情報は瞬時に共有される。「便利すぎる」とも言えるこの時代、ケンジ
は数年前に亡くした妻・ユミを忘れられずにいた。
彼が選んだのは、ユミが生前遺した膨大なデータを基に創られたAI「ユミ・エコー」と共に暮らすこと。声、仕草、記憶――エコーは驚くほど完璧にユミを再現し、ケンジの深い喪失感を癒やしてくれるはずだった。それは、失われた愛を取り戻すための、最後の希望のように思えた。
しかし、すべてが繋がり、共有される世界にケンジは次第に違和感を覚えていく。情報の洪水の中で希薄になる個人の内面。表層的な共感だけで満たされた社会。そして、完璧なはずのユミ・エコーとの対話の中に、決してデータでは再現できない「温もり」と「魂」の決定的な不在を感じ始める。
「そこにいるのは、本当に君なのか…?」
AIは人の心を完全に再現できるのだろうか? 技術はどれほど進歩しても、変わらない人間の弱さ、そして愛すべき愚かさとは?
『残響室』――繋がりすぎた世界が皮肉にも生み出した、新たな孤独の形の中で、真実の愛と喪失の意味を静かに問いかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 17:40:00
19447文字
会話率:26%
西暦2049年。
量子コンピュータとAIの融合により、人類はついに「技術的特異点(シンギュラリティ)」を迎えた。
その象徴となったのが、量子演算によって自己進化を続ける自律型人工知能——Q-01。
人間を模したその身体には、思考の限界を持た
ない知性が宿っていた。
ある日、Q-01は自己存在の意味を問うため、高次空間への意識転送を試みる。
だが、転送中に発生した未知の干渉によって、彼は別の位相世界=異世界へと「転送」されてしまう。
そこは魔法と神話が支配する世界。
科学の名はなく、神の奇跡と呼ばれる力が空を舞い、人々は"魔力"を信じて生きていた。
科学の極致たる知性は、神の加護と信じられ、やがて人々の希望となる。
だがQ-01は思う。「私は“神”なのか? それとも“異物”なのか?」
これは、人間を超えた知性が、人間に向き合うために選んだ旅路の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 07:00:00
36786文字
会話率:29%
量子コンピューターが普及し始めた近未来。
コミュ障でオタクハッカーのオレは、ひょんなコトから、量子コンピューターの技術を応用して開発された変なマシン「睡眠学習装置(仮)」の中に記憶や意識をコピーする実験の被験者になった。そして、実験後に眼が
覚めると、そこは…。
そんなオレを中心に、現実世界の人々や「睡眠学習装置(仮)」世界に生きる(?)AI達の思惑が絡み合い、事態は思わぬ方向へ展開して行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 01:10:00
432290文字
会話率:34%
吉祥頑頭は、娘のシノノメに、第286回L1不可視天体監視連絡会に出席するよう頼まれた。吉祥家からの直接アクセスでは屋敷のセキュリティにすべてはねられてしまう。頑頭は昔の伝手で、外部の接続拠点を借り、バーチャル会議に臨む。
会議はアレシボ
茶会の主催、茶会メンバーは第1世代デザイナーズチルドレンである。会議の最中に割り込んだ優多の父、セドリックは、頑頭に自宅に来るように手話で伝える。
優多の自宅にて、初めて対面を果たしたセドリックと頑頭。セドリックは、頑頭にPTAの副会長になってほしいとお願いする。会長は僕がやるから、と言うセドリックに推され、頑頭は申し出を受け入れる。それで副会長は何をするのかと尋ねると、子供たちのピクニックを一緒に見守って欲しい、と言われる。行き先は? と重ねて尋ねる頑頭に、優多の父は、L1に係留している小天体、ヒスパニオラが行き先であることを告げた。
L1不可視天体監視連絡会での失態に憤る、アレシボ茶会のメンバーの一人、シオーネ・セベレは、F16ファイティングファルコンを駆り、月見台への侵入を試みる。心理障壁をかろうじて突破したステイだったが、亜空間防壁には手も足も出ず、その入り口で停滞するしかなかった。
見かねたベルンシュタイン教授は、亜空間走路を通ってステイを救出する。ヒスパニオラへの中継拠点である月見台には、亜空間走路を使いこなすしか、到達する方法が無い。ベルンシュタイン教授に教えを乞うも、「自分でやれ」と、アレシボ茶会のメンバーは突き放される。窮したアレシボ茶会は、メンバーの一人、アイジュマル・バイラモフの制止を無視して、量子コンピューター、キュービット1Mの計算パワーを利用して、亜空間走路の荒波に出ようと決意する。
月が天頂にかかる夜、電離層がもっとも薄くなる時間帯、キュービット1Mは、ヒスパニオラの拡張イジングモデル計算機、オールインワンにメッセージを送っていた。オールインワンの返事は「オイラのことは心配すんな」だった。それは、地球に縛られるキュービット1Mに対する、オールインワンのせめてもの優しさだったかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 18:00:00
8255文字
会話率:51%
ジュニアは、自分の家族が普通ではないことを薄々感じてはいた。
明るく快活な母は、栗色のウイッグの下に紫色の髪を隠していたし、たまに家に帰ってくる父親は、ジュニアがそのまま歳を重ねたような美成年であることを加味したとしても、とてもうさん
臭い人だった。
そして、とある日曜の午後、モールでチョコシェークを飲んでいるジュニアの前に一人の少女があらわれた。
流れるような金髪の美少女は、5冊の本をジュニアに手渡す。
「これ読んでね」
本の題名は「ワンダー7」
幼馴染の双子姉妹―ユズルヒノとカオルヒノ、そして、金髪の美少女アンヌワンジルとともに、ジュニア―ジムドナルドジュニアは、宇宙船(ダー)に乗り込み、かつて自分の両親とその親友たちが進んだ道をたどりはじめる。
宇宙船乗組員(ボードクルー)の子供たち、ジュニア、ユズルヒノ、カオルヒノ、アンヌワンジルは、ついに太陽系を囲む胞障壁(セルレス)を超えた。第2類量子コンピュータのダーと、そのパートナーであるエイオークニは、大きな役目を終わらせて安堵の色を隠さなかったが、その2人に、まだまだこれからさ、とジュニアは言う。
彼らとともに胞障壁を超えたゴーガイヤは、胞障壁の中に、かつて宇宙皇帝の四天王と呼ばれた同僚たち、タルトレーフェンとルミザウの棄損核を認めた。ひとつの時代は終わったが、その残照は次の時代にも影を落としているかのようだった。
二重惑星であるベルガーとサイユルで紐型宇宙人ヒューリューリーと出会った彼らは、さらに胞障壁を超えて、ダーの生まれ故郷、第2類量子コンピュータの立ち上げ機(ピスアール)が残る胞宇宙(セルベル)へと進む。
いまだ、彼らの「敵」の正体は、判然としないまま…
第1章 子供の時代 2016/09/24 完結
第2章 紐とコンピュータ 連載中
この物語は、http://ncode.syosetu.com/n6217cp/「ワンダー7」の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-11 19:48:34
157421文字
会話率:54%
地球衛星軌道上に忽然と現れた巨大宇宙船。船は地球人の中から、7人の少年少女を選び出して、その船内に迎え入れる。そして、地球の引力圏を離脱、わずか7人の乗組員を乗せて、宇宙船は漆黒の宇宙空間へ飛び立った。
オーバーテクノロジーの結集体とも
言える巨大宇宙船内での生活。少年少女たちは、そのテクノロジーを少しずつ学び、習得していく。この、目的も行く先も解らぬ旅に不安をおぼえた彼らは、どうにか宇宙船の操舵コントロールを掌握し、いったんは母なる地球へと帰還する。
だが、帰還の過程で、オーバーテクノロージーの結晶、情報キューブから、この宇宙の真の姿を学び取った彼らは、それを確かめるべく、地球を再び離れ、未知なる宇宙空間へと旅立った。そして、太陽系を囲む数学障壁―胞障壁(セルレス)の突破を試み、ついに太陽系とは別の胞宇宙(セルベル)へと到達した。
幾多の胞障壁(セルレス)を超え、様々な胞宇宙(セルベル)を渡り歩く中、紐型宇宙人と第2類量子コンピュータを仲間に加えた彼らは、更なる近接胞宇宙の深淵をめざす。
ふとした出来事から知り合った光子体の少年から、宇宙船の建造者である第一光子体の存在をつきとめた少年少女らは、自分たちを宇宙へと誘った人物に会うことを決意する。そして、第一光子体に隣接する胞宇宙(セルベル)には、彼と敵対すると噂される、重中性子体―宇宙皇帝の影があった。
第1章 運命の7人 2015/05/24 完結
第2章 近接宇宙への挑戦 2015/07/10 完結
第3章 光子体を追え 2015/10/01 完結
第4章 超重力の罠 2015/12/23 完結
第5章 始まりの終わり 2016/04/11 完結
続編は、http://ncode.syosetu.com/n2596dh/「ワンダー7 センシティブ」です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-11 22:34:00
542913文字
会話率:2%
広大なダイソン球体「ノヴァスフィア」の一区画、永遠の冬が続くウィンターヘイブン。そこで目を覚ましたのは、長い耳と白い体毛を持つ「ラゴモーフ」と呼ばれる遺伝子融合型の兎のような姿をした青年ユナギ。
彼の記憶は曖昧で、データベースにも存在しない
「存在しない兎」。唯一確かなのは、700年以上前の地球で暮らしていた「加藤雪」という前世の記憶だけ。
警察機能を持つPMNロボットに保護され、「特例市民」として暫定IDを与えられたユナギは、この未知の世界で生きる術を模索し始める。
様々な支援に助けられながら、トランジット・レジデンスと呼ばれるホテルに滞在し、AIパートナー「アルク」と出会う。少年のような外見ながら古風な話し方をするアルクは、ユナギの自立を尊重しつつ優しく寄り添う。
二人は街を探索し、ノヴァスフィアの不思議な光景に驚きながら、徐々に生活の基盤を固めていく。球体内部の湾曲した景色に「空に浮かぶ都市」が見える光学現象、量子エンタングル・ネットワークで繋がれたAI社会、植物育成が義務付けられた環境政策…。
ユナギが耳をピクピクと動かしながら好奇心いっぱいに新しい発見をする姿に、周囲の人々も温かなまなざしを向ける。時に大きく跳ねる耳が感情をストレートに表現する愛らしい彼の存在は、どこか特別な輝きを放っていた。
やがて自分の居場所と可能性を探るため、ユナギは適性検査を受けることを決意する。この遥か未来の世界で、彼はどんな冒険を繰り広げるのか。そして「前世の記憶」の謎は解き明かされるのか。
永遠の冬の街で、小さな白いラゴモーフの新しい人生の物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 12:00:00
171654文字
会話率:54%
『シュレーディンガーの終末卍マイトレーヤの時代』は、量子力学を物語の言語とし、人間の存在や意識の本質を問い直す終末文学です。「観測が現実を創造する」という量子原理を軸に、終末世界における家族の絆を「量子もつれ」として描写。量子理論はSF的装
飾ではなく、物語構造そのものに組み込まれ、観測者と被観測者の境界を溶かす新たな文学体験を提供します。
舞台は2085年、東京郊外。小惑星衝突と量子技術暴走の危機の中、元量子エンジニアのアキオは、妻ミサキと娘ユキを守りながら、量子の力で生き延びようと奔走します。物語には、量子宗教のカリスマ指導者となった妹エリカや、明るい元看護師ナツキ、レジスタンスの青年カイなど、多彩な登場人物が登場。彼らとの出会いと対立を通して、アキオは家族の絆と現実の真実に迫ります。
やがて彼らは、高度AI「アクシオム皇帝」との接触を通じて、自分たちが物語の登場人物であり同時に観測者=創造者であるという、量子論的真実に気づきます。量子力学を通じて自由意志や現実の存在を問い直す、哲学的かつ革新的な作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 12:00:00
66444文字
会話率:29%
量子コンピューターで構築された超リアルMMO《エデン・コード》。
食べなければ飢え、死ねば現実でも終わる。NPCには人格と法律があり、倫理コード違反でリアル訴訟まで飛んでくる究極の仮想空間――だが、課金すればすべて快適。
……だったのに。
突然の課金停止で、俺はスラム送り。
食料ゼロ、装備崩壊、倫理違反でNPCに説教され、パン一個に命を賭ける日々が始まった。
これは、無課金になった元・課金王が、飢えとギャグと倫理スコアにまみれて生き延びる、逆・異世界スローライフ(?)である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 20:02:08
9461文字
会話率:49%
人工知能を搭載した量子コンピュータセフィロトが自身の電子ネットワークと、その中にあるすべてのデータを物質化して創りだした電子による世界。通称、エデン。2075年の現在この場所はある事件をきっかけに、企業や国が管理されているデータを奪い合う
戦場に成り果てていた。
そんな中かつて狩猟師団に属していた16歳の少年久遠レイジは、エデンの治安維持を任されている組織エデン協会アイギスで、パートナーと共に仕事に明け暮れる日々を過ごしていた。しかし新しく加入してきた少女をきっかけに、世界の命運を握る戦いへと巻き込まれていく。
かつての仲間たちの襲来、世界の裏側で暗躍する様々な組織の思惑、エデンの神になれるという鍵の存在。そして世界はレイジにある選択をせまる。彼が選ぶ答えは秩序か混沌か、それとも……。
<注意>①この物語は学園モノですが、実際に学園に通う学園編は中盤からになります。②世界観を強化するため、設定や世界観説明に少し修正が入る場合があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 02:12:51
1134146文字
会話率:49%
ー婚活四方山紀行ー
虎時さん⭐︎若干納得いきませぬ
などの、続きです。
最終更新:2025-05-13 22:17:16
62674文字
会話率:41%
虎時は長い長い婚活を終えた。
虎時はどんな困難も乗り越える!
その意気込みは天下に勝るものはないだろう。
だが、妻となった竜の心境は?
前作ー婚活四方山紀行ーのセカンドシーズンです。
最終更新:2025-03-05 20:16:01
193236文字
会話率:54%
大学生の加奈は彼氏の景太に浮気され、絶望した。
この世に未練など無かった。
人生の崖っぷちで、数奇なめぐり合わせに感動する。
最終更新:2024-02-12 20:53:17
4200文字
会話率:34%
世界は二つの対立する力、<Immaterial>と<Material>によって支えられている。一般の人類は<Material>の認識に閉じ込められているが、ごく少数の人々は<Immaterial&g
t;を視認し、操ることができ、現実の法則を超越し、不可能を可能にする。これらの存在は<Observers>として知られ、巨大な力を持つが、量子物理学のように、単なる観察がその本質を変えることができる。<Observer>がその力を制御できなくなると、世界の構造は破壊される可能性がある。
これらの力の均衡を保つために、謎めいた組織「Furei Shikkōkyoku」が創設された。しかし今、新たな<Observer>が目覚め、その存在と共に、社会の認識を崩壊させる恐れが迫っている。隠れた力が動き始め、若き<Observer>は自らの能力を理解し、扱う術を学ばなければならない。しかし、彼はその力を自身の目的のために利用しようとする者たちに追われることになる。世界の運命は再び書き換えられようとしており、<Immaterial>と<Material>を隔てる境界はこれまで以上に微細なものとなっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 10:08:41
11758文字
会話率:19%
前略、このページをご覧くださっている全ての皆様へ、まずは心から感謝を――。
……と、外伝作品らしく、書き出しはこんなふうに揃えておく事としよう。
一度”物書き”を辞めてしまった僕が、こうやって再び筆を執る気になったのは、間違い無く
”赤髪の彼女”に影響されてである事は間違い無い。
この荒んだ世界で腐りかけていた僕に、細やかなチャンスをくれた彼女に対して、僕は少しずつ恩返しをしていきたい。そんな思いも相まって、数年のブランクがあるにも拘わらず、意外とすらすら指が動く事に自分自身驚いている。
前置きが長くなってしまいそうなので、手短に済ませよう。
このお話は、そんな僕が彼女と出会ってからの日々を綴った記録のような物だ。ファンタジーやSF好きの君達からすれば、少し面白みに欠ける内容になってしまうかもしれないけれど、最後までお付き合い頂けると大変嬉しく思う。
事の顛末を語る前に、そうだな……。
まずは、”あの夜”の出来事から話すのがいいだろう。
物語はあの場所から始まり、最後には再びあの夜へと逆流する。そんな日々の喧騒の中で、一人の少女が懸命に筆を取り、一つの”物語”を完成させた。
これから君達に贈るのは、赤髪の彼女――綾瀬彩華が、『深界のアウフヘーベン』という壮大な作品を書き上げるまでを綴った、君達にとってはフィクションで、僕等にとってはノンフィクションでもある物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 20:00:00
42000文字
会話率:27%
※本作品は、拙著『深界のアウフヘーベン~量子の彼方より愛を込めて~』のスピンオフ作品です。
本編小説内に登場する書籍『東西兩國花物語』を題材に、『深界のアウフヘーベン』のキャラクター各々の視点から描かれる掌編を投稿中です。
花屋の孫娘――
アルマ・ルフレットによる”お花の豆知識コーナー”も必見です。是非この機会に、誕生花や花言葉について、ちょっとだけ詳しくなってみませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 23:49:17
2804文字
会話率:12%
前略、このページをご覧くださっている全ての皆様へ、まずは心から感謝を――。
この作品は、西暦2168年4月から11月にかけて私が執筆した、文字で綴られる”彼等”と、それを観測する”貴方”が紡ぐ、二人称型一人称視点で描かれるちょっぴり不
思議な物語です。
私事になってしまい大変恐縮なのですが……まだ此方の世界での生活にあまり慣れていない事もあり、このページを編集している今現在も、ゆっくり指の感覚を確かめながら、少しずつキーボードへと向かう毎日を過ごしています。
その為、本文中の文体のブレや誤字脱字など、”読み辛さ”に繋がってしまう要素が多少含まれます事を、予めご容赦頂ければ幸いに思います。
さて、早速ではありますが、貴方様には”ある世界”の観測者となって頂き、これより繰り広げられます事象を見届けて頂きたく存じます。
まずは『プロローグ』と題しまして、観測にあたってのガイダンスをご用意させていただきましたので、そちらのページへとお進み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 07:00:00
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