りゅうきとひなは、村で出会った二人の少年少女です。りゅうきは虚勢をはりがちで怠け癖があり、ひなは新しい環境にすぐ馴染む勇気ある少女です。ある日、村に響き渡る奇妙な「銀の足音」に引き寄せられ、二人はその音の源を探し始めます。
音に導かれ、村
を越えた森の中で不思議な扉を見つける二人。扉の向こうには未知の世界が広がっており、時間が揺れるような感覚を覚えます。ひなは恐れることなく前進し、りゅうきも次第にその冒険に心を開いていきます。二人は共に新しい世界へ足を踏み入れ、そこでは自分たちの力を発見し、成長することに繋がります。
「銀の足音」は二人の成長を促し、冒険の中で彼らの絆は深まります。そして、未知の世界への扉を開けたことで、りゅうきもひなも、新たな自分に出会うのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 16:30:11
1014文字
会話率:12%
『百災夜行』と呼ばれる魔物の襲撃が行われるこの時代。
人々は強き者を求め、特に攻撃スキルを持つ者を歓迎し褒め称えた。
幼少期にスキルが発現したウィル。だがそれは残念なことに外れスキル『虚勢』だった。
スキル絶対の世界。悲観した両親に捨て
られたウィルはひとり洞窟で鍛錬を重ね、苦心の末新たなスキルを得る。だがまたしてもそれは外れスキル。
すべてが嫌になり、世の中のことなどどうでも良くなった彼は、偶然幼馴染みだった友人のヒモ生活を目の当たりにする。そして決意する。
「俺もヒモになる!!」
後世に勇者として讃えられるウィル。
これはそんな彼が『夢のヒモ生活』を叶える為に、王国の姫様を苦しめる難敵を力づくでねじ伏せていく物語である。
※この作品はカクヨム、ノベルアップ+でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 12:17:21
294766文字
会話率:49%
少数派、マイノリティの声がより響くようになった世の中。生きる自由に死ぬ自由、どんな人間であっても、その人権は尊重されるべき。死ぬ権利もまた尊重。そうして、世界の多くの国々で安楽死が認められることとなった。
『ようこそお越しくださいまし
た。あなたにとって、良い旅立ちとなりますように』
安楽死施設、ユーサネイジア・センターに青年は足を踏み入れた。
どこからか流れてきた自動音声に出迎えられ、青年はそのスピーカーがあるであろう方向へ顔を向けた。しかし、見つけることができず彼は、ふん……、と鼻を鳴らした。緊張を隠すための虚勢だった。声がした瞬間、ビクッとしたことが恥ずかしかったのだ。
前を向き直した青年は、正面にある受付カウンターに座る女と目が合った。女はニコッと微笑んだ。カウンターには照明が備え付けられているのだろう、その光が女の皺に影を落とした。
青年は口角を上げようとしたが、やめて、目だけで辺りを見渡した。
病院の待合室。あるいは大企業のロビー、それか最先端の研究所といった雰囲気だ。黒い大理石のタイルの床、壁は白。青年の後ろ、建物の正面部はガラス一面で、太陽光を大きく取り込んでいる。
受付カウンターへ歩き出した青年は、ちらりと後ろを振り返った。
平原とその奥に雑木林が広がっており、一本の灰色の道路が伸びている。その上を走るバスの後部が見えた。
青年は前を向き直した。鼻から息を吐く。臆したのではないと示すように。
「ようこそお越しくださいました。安楽死をご希望の方ですね」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-10 11:00:00
5855文字
会話率:40%
「あのぅ」
とある夜。公園のベンチに座り目を閉じていた男はそう声をかけられた。
男は「ひっ」と悲鳴を上げなかったものの突然のことゆえ、ぶるっと体が震えた。だから『驚かせやがって……いや、驚いてないし』と怒りと虚勢を交え、やや睨むように見
上げたわけだが、なんてことはない。相手は腰の曲がったひ弱そうな老人であった。口をもごもごと動かし、顔を俯かせている。男は害はなさそうだなと少しほっとし、訊ねる。
「あー、なんですか?」
「そのぅ……」
と、はっきりしない老人に男は苛立った。若いこっちと老人のそっちじゃ時間の価値というものが違うんだ。さっさと喋りやがれ、と。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-27 10:30:00
2056文字
会話率:58%
「課長、お先でーす」
「あ、うん……ちょっと早いけど、まあ、お疲れ様……」
「え? 今何か言いました?」
「いや、いや全然……」
「そうですか。まあいいでしょう。あ、それでなんですけど来週、私、休みを頂きたく」
「え、ええ!? き
、きみ、先月も一週間休んだじゃないか!」
「ええ、ですがどうも新しく医者に診てもらったところ、あなたは働きすぎだと言われましてね……」
「そ、そうか、いや、うーん……」
「何ですか? お疑いになるのならお見せしましょうか?」
「ああ、いい、いい! 出さなくていい! わかったよ……でも君、再来週は頼むよ? 大事な取引があるんだ。君に休まれてしまうと困るんだ……」
そんな言い方すると、それがまたプレッシャーになって良くないですよ。と、おれは言おうとしたが、そうなると今度は課長の奴が参ってしまう。課長もそれが分かっているからせめて少しでもやり返してやろうとそういう魂胆なのだろう。額に汗を浮かべながらもニヤッと笑みを浮かべているからわかる。
虚勢も虚勢だが、ここは一つ、顔を立ててやることにし、おれはわかりましたと素直に答え、会釈し会社を出た。
コンビニに立ち寄り、水と缶コーヒー、それにオニギリ一つを手にレジの前へ。が、店員は椅子に座ったまま立ち上がろうとしない。
「すみません」
「……っす」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 11:00:00
3473文字
会話率:48%
この世界で生きていく為に最も重要な事は、誰にも弱味を見せない事だ。
虚勢でも強がりでも何でもいいから絶対に。
そうして今日も、好きに生きてやる。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
よく分からない小説です。
でも教訓はこうだと思ってますよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 18:10:29
1021文字
会話率:56%
彼女の日課。
部屋に閉じこもって、女磨きをする。
決して僕のいる場所では行わない。
それは自らの尊厳を踏み躙られるからから。
さてはて、如何に?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
前にも言った気がするこの一言。
『綺麗さで穢さないで』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 18:35:03
1049文字
会話率:42%
現実的なエンディングには、あまり期待できない。
最終更新:2023-11-24 07:00:00
464文字
会話率:0%
あまりに普通であることに劣等感を持つ男子高校生渡辺正人は、あまりに普通じゃない女子高生、伊勢崎麗の秘密を目撃してしまう。彼女は普段堂々としていてまるで王子様みたいだが、虚勢を張っているだけのコミュ障だった。
そして彼女は異世界帰りで超人的な
力を持っていた。
しかし彼女は他人の前では王子様みたいに振る舞ってしまうという特殊なコミュ障だった。
正人は平凡な自分とは違う幼馴染の星清香や王子様モードの伊勢崎さんのファン、水口さんの力を借りて、伊勢崎さんに友達を作ろうと試みる
GA文庫大賞、MF文庫Jライトノベル大賞落選作
一巻部分のみで完結予定ですが、反響次第で続きます
※ハーメルン、カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 00:05:17
67775文字
会話率:48%
女子高生・白石由希の日常は一瞬で地獄に変わった。
「あなたはこの世界を救う勇者に選ばれました」
そんな声が脳内に響いた直後、仮想世界に転移させられていたのだ。
「なにこれ...理解できないんだけど」
そこに住まう魔物に白石由希は為す
術なく嬲り殺される。そして殺されると現実世界に戻される。それを何度も何度も繰り返すのだ。心身共に限界へ達しそうになる由希にある1人の男子高生が声をかける。
「多分そのゲームは由希1人だとクリアできないようになってるんだと思う。大丈夫。僕が協力してあげるよ」
男子高生・平川穂の協力のもと、魔物を倒すことに成功する。喜ぶ由希だが、ゲームは終わらず次のステージへ進む。平川穂は由希に対して、これからも協力する代わりにある条件を提示した。
「ねぇ、僕と付き合ってよ」
いつもの日常に戻るためには仕方ないと思ってた。だけど...
「私...由希のことが心配だよ。ここのところ元気がないし、ずっと何か考え込んでる。もし悩み事があったら相談に乗るから」
壊れていく日常と膨らんでいく自分への失望感。でも、それすらもこれから続く地獄への第1歩にしか過ぎなかった。
「アハハハ!あたしは人の苦しむ顔を見るのが好きなの。お姉さんは一体どんな顔をするのか、今から楽しみで仕方ないよ!」
「妄想と現実を履き違えるな。君は僕がいないと何もできない。まさかそれを忘れたんじゃないよな?」
膝をつき絶望に項垂れてもその心に抱いた決意を失うことはない。だけど無限に続くこの生き地獄に、いつまでその虚勢を張れるのだろうか。
「役者も舞台も問題なしと...でも脚本と演出がイマイチなんだよなぁ。そうだ、いいこと思いついた」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 21:17:53
3731文字
会話率:50%
どれがほんとうの自分なのでしょう。
最終更新:2022-08-15 02:36:11
611文字
会話率:0%
聞こえない振りをして、秘密の告白を待っている。
最終更新:2019-12-29 09:18:01
330文字
会話率:0%
私はヤンキーやってる。
ヤンキーやってると虚勢を張ることも多い。
ダチの話からいわく付きのトンネルの話題が出て何を思ったか一人で行くことになった。
霊なんて居ない、そう思っていた。
だから何も無いトンネルをタダビデオに収めて終わりと思ってい
たのに思ったのと違う結果になるなんて誰も想像してなかったと思う。私はどうなる?
Ameba、FC2ブログ、アルファポリス掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 14:50:11
1503文字
会話率:13%
『青薔薇の聖騎士』ロゼッタは、どうしようも無く込み上げる衝動に苦悶していた。
何度着ても恥ずかしさが薄れることがない青いレオタードの甲冑は、震える脚を惜しげもなく民衆に晒してしまう。
涙目に貼り付けた精一杯の虚勢は、今にも泣き顔に変
わってしまいそうだ。
自身の戦勝を祝う凱旋パレードの待っだ中で、ロゼッタは耐え難い尿意に襲われていた。
――これは、ジュエリアス王国の若き筆頭聖騎士、ロゼッタ・アズライトを襲った、金色の悲劇の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-28 12:32:25
26206文字
会話率:11%
本人すらも分からない虚勢の正義で、断罪をしていく。(※重複投稿しています)
最終更新:2021-12-30 02:00:00
493文字
会話率:50%
私達は弱い。強くはなれなかった。そのせいで…。(※重複投稿しています)
最終更新:2021-03-24 11:00:00
568文字
会話率:8%
金善宇はクラスメイト持ってよりたくさんの一緒にこの世界に転移される。ところが、私に与えられた能力は虚勢であった。何か助けていない能力だったが、できることはただ一つあった。この世界ではBJ活動をすること
最終更新:2020-12-03 14:10:19
894文字
会話率:32%
「もううんざりだ。俺は軍を抜ける。王国なぞ知ったことか!」
「ふん、無駄飯食らいの給料泥棒なぞこっちから願い下げだ! さっさと出て行け!」
ブラックすぎる王国軍の対応に嫌気が差した俺は軍部トップや、貴族のお歴々の面々に中指を立てて自主脱
退を申し出た。
ラスト家は親子三代にわたり召喚士としてテイル王国軍を支えてきた一家であり、クロード・ラストは三代目である。
テイル王国はモンスターを軍に導入する事で、世界でも比類なき軍事力を手に入れていた。
軍部で使役されているモンスターはラスト家が召喚してきたモンスター。
その事実は長い年月の中で隠匿され、真実を知るものはごく少数であり、お偉方はそれを知らない。
「本当にいいんですね? 俺がいなくなったら、王国は終わりですが」
「虚勢はそれだけかね召喚士君。今やテイル王国は大陸一、軍を抜けるとなればむろん爵位も剥奪させてもらう」
最後通告を無視されたクロードは全ての仕事をほっぽり出し、魔界との境界近くにある田舎で暮らす事に決めた。
しかし軍部の機密保持のため、暗殺者に狙われて瀕死の重症を負ってしまう。
その時、一命を取り留めたクロードに前世の記憶が蘇り、前世もまたブラック企業に在籍し過労で命を落とした経緯を思い出す。
「貴様、ウチで働かんか」
「はい?」
魔界の境界で魔王軍にスカウトされたクロードは、ホワイトな環境に驚きながらも着々と地位を築き上げていく。
一方、クロードが抜けた穴は大きく、軍部にいたモンスター達が全て消失、兵士達が相次いで脱退するという事態になったテイル王国はクロードを探し、帰ってきてくれと懇願するが--。
「俺もう魔王軍と契約してるんで無理」
クロードは自業自得な王国を身限り、自分を正しく評価してくれる魔王軍を選び、魔王の覇道に手を貸すのだった。
これは虐げられ続けた影の大黒柱の転職活動記録と、世界を巻き込んだ騒乱の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-08 12:00:00
7451文字
会話率:47%
青臭い青春。きらびやかな虚勢にまみれた。大きな夢。
最終更新:2020-07-09 08:15:15
234文字
会話率:0%
「どうせ俺は、嘘つきだよ」
祖父の財力と権力で好き勝手に生きてきた神乃乙矢は、旅先の湖から見知らぬ砂漠のオアシスへとトリップしてしまう。
そこで出会ったファリスという名の青年に運命を感じたはいいが、異世界に来てから乙矢が唐突に得てしまった
力は人々の嫌悪と憎悪の対象だった。
周囲から向けられる理不尽な敵意に混乱しつつも、乙矢は嘘と虚勢を武器に様々な出来事を乗り切っていこうとするが──。
砂漠の大地を舞台に繰り広げられる、異世界トリップファンタジー!
「好きだと言えば、喜んでもらえる相手になりたかった──」
※この作品はKindleでも配信しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-24 22:00:00
147953文字
会話率:45%
ある日、買い物に行く途中の私は外国人旅行者に道を聞かれた。
どう対応するのが正しいのか、私には分からない。
だからまた、人と関わるのが苦手になる。
最終更新:2019-08-21 19:22:07
2295文字
会話率:29%
21世紀初頭、ゾンビパニックが発生した。空中から無限涌きする無数のゾンビに襲われ、人類の生存圏は壊滅した。
……だが、希望はあった。
ゾンビを倒すと経験値玉が飛び散る。これを浴びた人間はやがてスキルを入手する。このスキルを使えば、より効率
よくゾンビを倒せる。
そうやって人間たちは新しい社会を構築していった。
そして200年が過ぎた。軍が再構成され、学園と言う名目で子どもたちは自動的に兵士として登録される。今や、スキルの入手は学園のカリキュラムの一つとなっている。
しかし、タルムは、同じ学年の生徒が全員スキルを手に入れた今でも、なぜかスキルを手に入れる事が出来ていなかった。
心配する教官、見下しているのを隠そうともしない主任教官、クラスメートの優しい視線が痛い。
これは、自己評価の話だ。
周囲の全てからゼロ点をつけられても、己に百点をつける事はできるか。
その百点が虚勢ではないと自分自身に証明できるか。
スキルだけが人間の価値を決めるのか。
本当に大切な物はあるか、それを守る事はできるか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-08 01:59:41
105194文字
会話率:33%
お金持ちだけど病弱のお坊ちゃんと、田舎出身で健康だけが取り柄の不良。
気持ちは同じなのにお互い不器用で…。
敬語×虚勢
色白×小麦肌
最終更新:2019-07-15 12:45:31
114078文字
会話率:54%
得意なのは座学のみ。敵の動きを目で追えず、攻撃を当てられない程に運動神経は壊滅的。そんな彼、シンは戦闘において全く役に立たないお荷物とされていた。しかし諦めない。彼女のネイと共に高い壁を越えるべく、今は廃れた支援魔法に可能性を見出し、学び
、開発し、やがて彼は先生の言葉を体現する。
「どんな時でも不敵に笑え。虚勢を張ってでも強く出ろ。敵には最低の絶望を、味方には最高の希望をもたらせ。理解しろ。それが成せた時、お前は“戦場の支配者“だ」
これは座学しかできない彼が、支援魔法士として成長していく物語である。
※これは以前投稿した支援魔法士≒戦場の支配者のリメイクになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-18 22:02:25
57971文字
会話率:45%
得意なのは座学のみ。敵の動きを目で追えず、攻撃を当てられない程に運動神経は壊滅的。そんな彼、シンは戦闘において全く役に立たないお荷物とされていた。しかし諦めない。彼女のネイと共に高い壁を越えるべく、今は廃れた支援魔法に可能性を見出し、学び
、開発し、やがて彼は先生の言葉を体現する。
「どんな時でも不敵に笑え。虚勢を張ってでも強く出ろ。敵には最低の絶望を、味方には最高の希望をもたらせ。理解しろ。それが成せた時、お前は“戦場の支配者“だ」
これは座学しかできない彼が、支援魔法士として成長していく物語である。
※タイトルの” ≒ ”を” は ”と読んで下さると幸いです。
ルビの振り方が分からないので。
2018年7月8日から投稿開始。毎日22時に投稿します。
全4章構成で、約10文字の内容です。既に完成しており、全話を予約投稿させて頂きました。
完結のチェックは全投稿が完了した後、付けさせて頂きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-06 22:18:16
104335文字
会話率:54%
「集団で、しかも虚勢張ってやっと出来ることがカツアゲとか?
そんなだからしょうもない流されかたしか出来なくなるんだ!
とりあえず、邪魔だから退きなよチワワども!!」
大衆に埋もれ、『普通』である自分に諦めながら、周囲の大人の言い分に反抗せ
ず生きてきた『真田瑛二』が、運悪くカツアゲにあった現場で、自分を助けた誰かと、その人に関わりのある『香月夕』に興味を持ったことから始まった無自覚な意識改革。
誰もが漠然と思い浮かべる『普通』を逸脱したこととの出会い。
自分の何が変わらなくても、思いが変われば違うものが見えてくる。
そしてそこからまた新しい出会いが始まる。
不完全なオムニバス形式をとっております。
大人から子どもへの押しつけと反発。
いい子をしているからといって内心はそのままではない。
そんな複雑な感情と、周囲を取り巻く環境の中で生きる人たちのドラマを綴ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-13 05:00:00
62044文字
会話率:11%