「やってられるか!」
5年間在籍したAランクパーティ『サンダーパイク』を、そんな一言で離脱した赤魔道士のユーク。
『雑用係』『金食い虫』『器用貧乏』などと言われながらも頑張ってきた冒険者生活だったが、ついに堪忍袋の緒が切れたのだ。
新たな
パーティを探して冒険者ギルドに向かったユークの前に、かつての教え子であるマリナが現れる。
勢いそのままにパーティに誘われ、女の子ばかりの駆け出しパーティに加入することになったユーク。
ダンジョンを攻略するうちに判明するユークの実力。
実は、ユークの振るう魔法とスキルは規格外の力を持っていた!
一方その頃、ユークの強力なサポートを失った『サンダーパイク』は依頼の失敗が続き、新メンバーにも次々と逃げられる始末。
追い詰められた彼らは『冒険配信』で有名になりつつあるユークをパーティに引き戻すことを画策する。
追放系ではない離脱系主人公が幸せな結末を目指す冒険配信ファンタジー、ここにスタート!
※他サイトにも遅れて投稿しております
【祝・書籍化】
講談社Kラノベブックス様より書籍化されることが決まりました('ω')b折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 23:50:00
619880文字
会話率:43%
主人公ユーセインは若き「ソーサラー」。様々な攻撃魔法を扱う魔術師だ。しかし、この世界では新素材の開発により強力になっていく武具に比べ、攻撃魔法はあまりに弱くなりすぎており、戦闘は前衛と支援役だけで十分に。今や残ったソーサラーはその価値を認
められることなく、ドブさらいや便所掃除をして食つなぐまで落ちぶれていた。
かつて偉大なソーサラーであった、主人公の師匠エブラヒムもその例にもれず、ボロ小屋で傷口からの感染症で命を落とす。独りぼっちになった主人公に追い打ちをかける様に、家財産は没収され、さらには言いがかりに近い罪状で牢屋に入れられてしまう。牢屋の中、窓から見えた流れ星にユーセインは祈った。「どうか、僕たちソーサラーを救ってください」と。
失意の中、牢屋から出て来たユーセインだが、彼が目にしたのはその町最強の冒険者クランが急に強くなった周辺の魔物にやられ、ボロボロになって戻ってきた姿だった。一方で、ソーサラーの魔法が一気に強くなっていることが判明し……
「今更名誉を押し付けたって、もう遅い!」
ユーセインは街を訪れた二人のソーサラーと共に旅立つ。前衛が協力してくれなくたって、火力を束ねて先制攻撃でぶっ飛ばせば無問題! 虐げられていた職業が表舞台に堂々返り咲く、これはそんな物語の序章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-01 00:00:00
13656文字
会話率:68%
「もううんざりだ。俺は軍を抜ける。王国なぞ知ったことか!」
「ふん、無駄飯食らいの給料泥棒なぞこっちから願い下げだ! さっさと出て行け!」
ブラックすぎる王国軍の対応に嫌気が差した俺は軍部トップや、貴族のお歴々の面々に中指を立てて自主脱
退を申し出た。
ラスト家は親子三代にわたり召喚士としてテイル王国軍を支えてきた一家であり、クロード・ラストは三代目である。
テイル王国はモンスターを軍に導入する事で、世界でも比類なき軍事力を手に入れていた。
軍部で使役されているモンスターはラスト家が召喚してきたモンスター。
その事実は長い年月の中で隠匿され、真実を知るものはごく少数であり、お偉方はそれを知らない。
「本当にいいんですね? 俺がいなくなったら、王国は終わりですが」
「虚勢はそれだけかね召喚士君。今やテイル王国は大陸一、軍を抜けるとなればむろん爵位も剥奪させてもらう」
最後通告を無視されたクロードは全ての仕事をほっぽり出し、魔界との境界近くにある田舎で暮らす事に決めた。
しかし軍部の機密保持のため、暗殺者に狙われて瀕死の重症を負ってしまう。
その時、一命を取り留めたクロードに前世の記憶が蘇り、前世もまたブラック企業に在籍し過労で命を落とした経緯を思い出す。
「貴様、ウチで働かんか」
「はい?」
魔界の境界で魔王軍にスカウトされたクロードは、ホワイトな環境に驚きながらも着々と地位を築き上げていく。
一方、クロードが抜けた穴は大きく、軍部にいたモンスター達が全て消失、兵士達が相次いで脱退するという事態になったテイル王国はクロードを探し、帰ってきてくれと懇願するが--。
「俺もう魔王軍と契約してるんで無理」
クロードは自業自得な王国を身限り、自分を正しく評価してくれる魔王軍を選び、魔王の覇道に手を貸すのだった。
これは虐げられ続けた影の大黒柱の転職活動記録と、世界を巻き込んだ騒乱の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-08 12:00:00
7451文字
会話率:47%
「起きたらうちの魂ゆるっゆるじゃねぇか!」
「おにぃ!だーいすき!」
「なぁ、私にかまってくれてもいいんじゃないか……?」
「あら、美由くん。膝枕……してあげよっか」
「ちょっと待って!べつにそういう意味じゃないけど!……ほかの女ば
っかじゃなくて私にかまってよぉ!」
主人公の春宮美由とその双子の妹の春宮美冬を中心に巻き起こる幽体離脱系学園シスコンブラコンハーレムラブコメ。
いちゃいちゃありみんなが幸せな生活を幸せに書き綴ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-24 18:25:22
2370文字
会話率:29%