ロナリ王国の城壁の外に暮らす少女、カーナ。今の生活から脱却したいと考えつつも抜け出せないでいた。しかし、その生活も雪の降る季節の夜に終幕することになる。突如目の前に現れた老婆との出会いで少女の運命が少しずつ変化してゆく。そして、少女が考える
ような未来とは別の方向に進んでいくのであった。少女にどのような未来が待ち受けているのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 06:00:00
24796文字
会話率:32%
誰もが知るグリム童話の中で、美しさや優雅さで語られる白雪姫やシンデレラ、眠れる姫たち。しかし、真実は彼女たちの魅力的な物語とはほど遠い!美化された彼女たちが実際にどうだったのか、ありのままの姿を暴露するコミカルなストーリーが展開される。
白雪姫は、実はメンヘラ気質で自己愛が強い女の子。彼女は小人たちを従えて、森の中で「私を救って!」と叫ぶが、その実、彼らに自分のInstagramをフォローさせたり、毎晩の「私の美しさを証明するための撮影会」を強要したり。王子が登場すると、「私の初キスの責任、取れ!」と追いかけ回す姿はまるで現代のメンヘラ女王。
シンデレラは、実は高学歴を狙うあざとい女子。彼女の目標はただ一つ、王子との出会い。夢見るお姫様ではなく、現実をしっかり見据えたキャリア志向の女子だったのだ。
眠れる姫は、実は夢見がちな現代のオタク女子。彼女は実際には寝ているのではなく、ソファでアニメを見ながら現実逃避をしていただけ。王子が彼女をキスして目を覚ますと、「え?まだ寝てたのに、なんで起こしたの?」と不満を漏らす。
この物語では、グリム童話のキャラクターたちがそれぞれの個性的なキャラクターでリアルに描かれ、伝説的なストーリーとは全く違う、新しい「現代版グリム童話」が繰り広げられる。果たして、彼女たちは本当の幸せを見つけられるのか?それとも、彼女たちの癖の強さが災いを招くのか?笑いと涙の中で、真実の物語が明らかになる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 22:06:20
3289文字
会話率:44%
偶然でも、必然でも、なんだってよかった。
君を救えるのなら。
これは、魔法にかかった女の子が呪いを解くお話。
.
物語の舞台はおとぎの世界。
姫に憧れを抱くおてんばな少女・メルチェは、ある日 兎の少年・レビウと出会う。
少し乱
暴な狼の青年・アシッドと共に王国までの旅についていくことを決心したメルチェは、その長い道のりの中でたくさんの人と出会い、たくさんの思いを知ってゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 13:47:00
447121文字
会話率:42%
高校二年の夏、ある青年が死んだ。
そして、幼馴染みの少女と奇跡の再会をした。
期間制限のある、別れの為の再会を。
(時系列順の総集編を用意してます。)
あれから数年。
少女の幸せと青年の未来の為にもう一度、再会を願う。
その青年の元
に、ある精霊が手を差し伸べる。
そうして青年と少女の二度目の奇跡的な再会は果たされる。
奇跡の一夜を、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 22:56:49
24684文字
会話率:31%
おとぎ連合国の城下町に、新しくオープンしたカフェがあります。このカフェは、普通のカフェとは少し違います。なんとこのカフェ、ボードゲームをしながら、おいしいお菓子を食べられるという、夢のようなお店なのです。しかもそこの店長が、とっても優しくっ
てかわいらしいので、人気が出ないわけがありません。『ルージュのおとぎボドゲカフェ』という名前のカフェには、今日もたくさんのお客さんがやってきています。さあ、今日はどんなボードゲームを紹介してもらえるのでしょうか?
※この作品は、ワオンのおとぎボドゲカフェシリーズのスピンオフ作品となります。もしよければそちらのシリーズもお読みくださいませ♪
※一昨年の冬童話のテーマに、遅ればせながら参加させていただきます♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 12:09:55
9544文字
会話率:55%
踏切の前に、しなびた背中が見えました。猫背に曲がった背中が、伸びをするように空を見あげます。満天の星空、踏切の音だけが、暗闇にむなしくひびいていきます。
踏切を渡らずに、背中がふりかえるとき、奇跡が起きる――
最終更新:2022-01-03 20:20:42
1116文字
会話率:34%
トビーは仲間のトビウオたちのなかで、一番速く泳ぐことができます。そしてトビーは、夜の海を飛ぶのが大好きでした。そんなある日、いつものように夜空をゆうゆうと飛んでいたのですが、その視界をスッと光の線が横切ったのです。
「なんだ、今の! ……す
げぇスピードだった……」
それからトビーは、その光の線に追いつけるように、来る日も来る日も空を飛びつづけるようになったのです。そして――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 20:33:10
2692文字
会話率:53%
ミルククラウンに揺られて、今日も赤ちゃんが甘い夢を見ている。
⭐︎ひだまり童話館「ゆらゆらな話」に参加しました。経験の場を与えていただき、ありがとうございます。
最終更新:2024-08-22 06:00:00
764文字
会話率:17%
ぬいぐるみを抱いて眠っていた頃は、ありましたか? 夢を見ているのは、子どもだけじゃないのです。
最終更新:2022-12-29 06:00:00
795文字
会話率:0%
地球外知的生命体と交流する事を夢見て、宇宙に旅立った僕ら。
ようやく、知的生命が存在している可能性の高い惑星を発見できたのだけど……
最終更新:2024-08-10 11:35:16
2561文字
会話率:38%
小説、漫画、ゲーム或いはアニメや実写ドラマでも良い。そういった娯楽産業の経営者達が夢に思う事の一つには確実にこれが入っている。
「安定した収入源が欲しい!」
最終更新:2023-12-23 11:40:58
2372文字
会話率:31%
これは夢の中の話だ。そして、周りをゾンビに囲まれている。僕達が助かる為には、僕がゾンビを殺せると思っている方法で、ゾンビを倒さなくてはならない……
最終更新:2023-06-24 12:06:12
3721文字
会話率:54%
カルガモの巣に紛れ込んだ灰色娘の唯一のコンプレックスは、妹たちに見劣りする自分の容姿。母親にかわいがってもらえない寂しさから、美しくさえなれたなら皆から称賛され愛されるのに、と思い詰める。やがて娘は夢が叶い、池で一番美しい白鳥に生まれ変わる
が……? 現代の視点で描く「みにくいアヒルの子」、サンドリヨンの物語。
※pixivにて同題の作品を公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 11:28:32
9352文字
会話率:36%
時は大正時代。お嬢様である早乙女さゆりは外国人文豪のロドリゴ・フェルナンデの家に訪れようとしていた。
9年前に語られたロドリゴの童話をきっかけに、彼女は自分の物語を書き上げたからだ。
彼女は自分の夢のため、その物語を読んで評価してもらいたい
と、ロドリゴに頼み込む。
しかし、彼女は知らなかった。
そのロドリゴは、不死身に近い体を持ち、人の涙を食料とする、とある「化け物」であることを…。
果たして、彼女はロドリゴに無事に自分の願いを聞き入れてもらうことができるのか?
そして、彼女が作った物語は図らずもロドリゴ自身でさえ知らなかった彼の「秘密」を暴くことになるのだった・・・
魔法や呪い、
どこかでみたことあるようなユニークな化け物たち、
そして過去から巡ってくる物語…
刹那に生きる二人の小説家による大正浪漫ファンタジー!
【これはあの時、想像力という翼でしか羽ばたけなかった貴方に贈る物語】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 12:10:00
55500文字
会話率:9%
童話作家の夢叶わず、必死の大病を抱えた17歳の少女・咲野壱花(さきのいちか)。
日本で死ぬよりも憧れの北欧・フィンランドで死のうと考え単身渡った先で美しい刃・ザネリと出会う。
ここで出会ったのも何かの縁として、壱花の死への旅にザネ
リも同行することに。
人にもナイフにもなりきれない半端者と死に向かう少女が願いを叶えるべく過去からの刺客を蹴散らしながら伝説に名を残すのみのオーロラの名所「アザラシの岬」を目指す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 21:26:22
5195文字
会話率:16%
昨日見た夢です。比較的短め。読みやすいよう空気をなるべく損なわぬよう、そしてちょっと口当たりの良いように編集して。
最終更新:2024-07-16 22:00:00
3589文字
会話率:37%
みんなが毎日夜、寝る前に言い合う
おやすみなさいの言葉は
実は魔法の呪文。
それは夜の妖精達がやってきて
貴方に魔法をかける
不思議な呪文なんです。
最終更新:2024-07-07 12:27:01
250文字
会話率:0%
みんな ゆめをみる あおいほしで ゆめをみる
げーむみたいに やすむときだけねむる。
めがさめたら ゆめのせかいでのせいかつがある
おはようまたゆめのせかいであえたね。
きょうはなにをしようかな。
最終更新:2023-12-15 17:51:24
636文字
会話率:0%
海に住むひとりぼっちの人魚エレオノーラは、いつか人間になって恋をした相手と結ばれることを夢見ていた。
エレオノーラが恋をするのはこの国の王子であるエドワルド。だが、エドワルドの側近であり護衛を務めるギルバートとは仲が悪く喧嘩ばかりの毎日だっ
た。
ある日、嵐に巻き込まれてエドワルドとギルバートの乗った船が転覆してしまい、彼らを助ける為にエレオノーラは人間になる薬を飲む。
人間になる薬の条件は、一年以内に想い人と結ばれること。それができなければ泡になり、そして人魚に戻りたければ想い人を殺すこと。
人間の世界に住むことになったエレオノーラは、大嫌いなはずのギルバートと共に暮らすうちに少しずつ彼に惹かれ始めていくが……
憧れていた人間の世界は時に残酷で、時に理不尽がまかり通る場所だった。
互いが互いを大切に想う為にすれ違っていく二人。互いに惹かれながらも、相手を想って身を引く二人に命の期限が迫る。
悲恋の末に海の泡となった人魚姫の代わりに、エレオノーラは幸せを手にすることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 09:40:59
224348文字
会話率:49%
空想が大好きで物語の主人公や
ヒーローに憧れを持ちながらも、
大人になるにつれて現実を知り、
変に期待をせずに色々と諦めていた
普通の30歳男『物語 佑一』。
いつも通り仕事を終えて帰路についていると、
突然現れたのは三匹のこぶたのオオカミ
の『ジーク』。
ジークが落とした本に触れた途端
当たり前のように異世界に飛ばされる。
飛ばされた異世界【トゥーン】は、
様々な童話やお話の登場人物を
連想させる者たちが平和で暮らしていた世界。
だがある時、物語の悪役(ヴィラン)と名乗る者たち《ブック・エンド》に世界を支配されてしまう。
《ブック・エンド》から世界を取り戻し、自分の夢を叶えたいという『ジーク』の夢を叶えるため、『佑一』は、
願いを叶える魔法の本
〖ハッピーエンド〗を完成させる為に、
『ジーク』と共に旅をはじめる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 04:35:57
228376文字
会話率:48%
バッハの『平均律クラヴィーア曲集』を聴きながら書いた掌編集。
『平均律』、一生聴いても飽きない音楽だと思いますが、曲数は多いし、特徴的な曲名もないので、漫然と聴いているだけでは、どれがどれだか忘れてしまいがちです。
なので、一曲一曲、繰
り返し聴きながら、想像の赴くままに、言葉を綴ってみようかと思います。記憶のとっかかりになるのを期待して。
ジャンルは決めていないので、詩になったり童話になったり、ファンタジーになったりホラーになったりするかもしれません。自分のためのラクガキですが、人が読んでも楽しめるものを、できるかぎり書きたいです。
最後まで書ききれたとしたら、全九十六話になる予定。目指せ、九十六話。
この作品は「カクヨム」、「novel days」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 07:22:31
35669文字
会話率:13%
四年に一度やってくる秋。すべてを枯らせる無情の秋が、いま、村を包もうとしていた。老いた樹人と幼い樹人は、静かに言葉を交わした。
この作品は「カクヨム」、「novel days」にも掲載しています。
最終更新:2020-03-02 00:16:45
1888文字
会話率:75%
学校からの帰り道、交差点にさしかかった少年は、横断歩道を渡っている途中で影の世界に迷いこんでしまう。空は真っ黒、地面は真っ白、人々は黒い影で顔もわからない。そんなありふれた迷子の童話。
最終更新:2019-02-22 04:36:56
1905文字
会話率:0%
この作品は、既に掲載されている『夢幻の雪原と幼き冬の女王』を携帯用に分割掲載したものです。
なので、文章間の空白や改行など以外は殆ど原文のままです。
【作品紹介】
いくつかの常夏の島々が点在している赤道直下の海に囲まれた所に、ある筈
のない四つの季節が巡る小さな島国がありました。
どうしてこの島だけに季節が巡るのでしょう?
それは、遠い昔に使わされた、季節の女王のお陰なのでした。
でも、ある年。約束されたはずの巡る季節は、春を前にして変わらなくなったのでした・・・。
そうです・・・季節は冬で止まってしまったのです。
冬は美しくも、厳しい季節・・・・このまま季節が巡らず春が来なけれ、人も生き物も、植物さえも死んでしまうでしょう・・・。
誰かが、終わらない冬を、終わらせなければならないのでした・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 00:24:27
49425文字
会話率:84%
暖かな海に囲まれた 常夏の島に なぜか四季がありました。
どうして そんな不思議なことがあるのでしょうか・・・?
それは 四季節を支配する 四人の女王が暮らしているからだというのです。
それは 幸せな事なのでしょうか・・・?それとも不幸
な事なのでしょうか・・・・?
常夏の海に囲まれた 四季のある島の季節は いつ迄も巡る筈だったのです・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-16 07:07:49
48811文字
会話率:85%
両親のいない孤児の幼い兄妹にとってクリスマスは夢のまた夢です。しかし、クリスマスに彩られた街の様子を見ていると自分たちもクリスマスを楽しみたくなって来ます。そこでお兄ちゃんのサムは妹クリスのためにクリスマスを用意することにしましたが……。
最終更新:2024-04-22 13:21:33
7331文字
会話率:28%
数年前に発明された『物語の世界に入る装置』。
オタクの願望を叶える夢の技術を悪用し、童話の世界に悪党どもが逃げ込んだ。
彼らを追うのは捜査一課の特殊捜査班『リセクション係』の先輩後輩コンビ。
崩壊の危険に晒された物語に潜入し、登場人物を演じ
ながら、潜り込んだ偽者を見つけ出して〈切除〉せよ!
*ノベルアップ+主催「新釈グリム童話フェア」参加ログ
オムニバス形式のコメディ(一部シリアスあり)短編5本セット。
話はすべて独立しており、とくに繋がってはいません。
*カクヨムでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 18:06:42
22452文字
会話率:41%
希薄な感情の持ち主のジャミールは学校に馴染めない。いつしか彼は必然的に仮病を使い学校を休みがちになる。彼の両親もそこはかとなく気づいていたが、強く咎めることはしなかった。
しかし、彼の担任のリチャードは突然、ジャミール宅を訪問して「家
庭教師になりたい」と申し出る。
リチャードは無類の酒好きで訪問時も酒を飲んでいたために母親のロゼッタはリチャードを非常識な人として毛嫌いしていた。
しかし父親が「ものは試しに」と依頼したためリチャードはジャミールの家庭教師になることになる。
彼は授業というものに教科書は一切使わなかった。目で見て、肌で感じることに重きを置いた。
ジャミールは最初は心を閉ざしていたが次第にリチャードのペースにはまり「友達がほしい」との感情が芽生える。
しかし、彼の性格では人付き合いは難しい。
だからジャミールは自分でロボットを作り友達になることを夢見るようになる。
「絶対に裏切らない」「絶対に離れていかない」友達を求めて。
この作品はカクヨム様でも公開していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 16:09:30
54608文字
会話率:47%
主人公、アリス・ハイト・ルークは勇者と魔王の娘だ。
成人になった15歳の誕生日パーティーの直後、父である魔王に呼び出される。
魔王から自分の跡を継ぐように告げられる。
だが、アリスはそれを拒否して、小さい頃からの夢だった冒険者になりたいと告
げる。
アリスと魔王は喧嘩になり、魔王に追放宣言を受けて、アリスは魔王城を飛び出していく。
そして、アリスは冒険者となり、様々な仲間と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 09:00:00
234012文字
会話率:50%