バッハの『平均律クラヴィーア曲集』を聴きながら書いた掌編集。
『平均律』、一生聴いても飽きない音楽だと思いますが、曲数は多いし、特徴的な曲名もないので、漫然と聴いているだけでは、どれがどれだか忘れてしまいがちです。
なので、一曲一曲、繰
り返し聴きながら、想像の赴くままに、言葉を綴ってみようかと思います。記憶のとっかかりになるのを期待して。
ジャンルは決めていないので、詩になったり童話になったり、ファンタジーになったりホラーになったりするかもしれません。自分のためのラクガキですが、人が読んでも楽しめるものを、できるかぎり書きたいです。
最後まで書ききれたとしたら、全九十六話になる予定。目指せ、九十六話。
この作品は「カクヨム」、「novel days」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 07:22:31
35669文字
会話率:13%
『赦されない罪はないという。けれど。償いようのない罪は、あると思う』
それぞれに罪を抱えて生きる、少女と男。二人は偶然に出会い、親交を深めていく。
穏やかに過ぎていく日々のなかで、ひそやかに芽吹く思慕。
けれど、病を得ていた男の余命は、残
りわずかだった。それを知ったとき、少女は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 18:27:06
9632文字
会話率:10%
音楽が好きな男の奏とちょっとかわった女の子のお話
平均律のようにすべてが整っていた生活と彼の音楽生活
代わり映えのない生活をすごしありきたりに生きてきたはずだったのに彼女と出会い彼の平均律は変わりだす
*この小説には異世界も、魔物も、
バトルも、悪の秘密結社も一切出てきませんので、安心してください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-19 00:01:17
15342文字
会話率:45%
高校の頃、ピアノが上手な男の子がいた。わたしは彼が、好きだった。――バッハの平均律クラヴィーア曲集、プレリュード ってさわやかな恋みたいだなあと思ったことから生まれた小話。
最終更新:2012-02-14 18:41:55
2660文字
会話率:14%