無料漫画サイトコミックPASH!様にて、コミカライズ決定!
陽気な名ばかり貴族と、元軍人の年上妻の仮契約で結ばれた夫婦の雪国暮らし。身を切るような寒さの中で狩りをしたり、仕留めた獲物の解体作業をしたり、暖炉の火で料理をしたり。毎日の生活は
穏やかに過ぎていく。そんな二人の日常を綴ったほのぼの恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 00:00:00
567681文字
会話率:36%
山歩きの最中に雨宿りしていた失業中の遠見祐司は、気がつくとリファニアという極北の小大陸にいました。そこは今から五千年前に”空の割れた日”という名付けられた物理現象を境に、史実の地球とは異なった自然環境、歴史を刻んできたもう一つの地球だった
のです。
そして、”空の割れた日”に地球にもたらされた未知のエネルギーによる巫術と呼ばれ魔法もどきの術が存在します。この巫術による自然界への悪影響を排除するために、祐司が大巫術師スヴェアの代理人となり途中で出会った少女とリファニアを旅するアドベンチャーロードストーリーと思ってください。
長い話ですが第一章、できれば第二章を読めば後は独立した話が数話ずつまとまっている体裁になっていますので何処か面白そうな所だけを読んだり、興味が薄いような場所を飛ばしても読むことが出来ます。
見た目の雰囲気は北欧風ですが、中世末期のリファニアというキリスト教無き多神教世界での主人公以外の群像劇も時々展開します。
なお、作中の挿絵は、地図や図などを除いてフリーの素材・写真を加工して使用しています。気をつけているつもりですが、規約違反があればご指摘していただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 09:03:47
8819990文字
会話率:24%
のっぺらぼうの最強ゴーストが、得意の魔法と剣術を活かして、RPG的ファンタジー世界を旅する冒険物語。
舞台は、多種多様な種族が存在する、剣と魔法の幻想的欧風異世界。
旅人ゴーストの『ワガハイ』は、盗賊を自称する少女と関わったことをき
っかけに、何やかんやで投獄されてしまう。情けない自分の状況に嘆いていた彼の前に現れたのは、意外にも、事の原因を作り出した少女だった。
「――ゴーストなんだから、壁とか通り抜けられないの?」
「……吾輩に、そういう特性はないんですよ」
的外れな偏見を受けつつも、彼女の助力により、ワガハイは牢屋から脱出する。うながされるままに訪れたのは、町はずれの民家。そこで彼は、ふらりと立ち寄っただけの宿場町に潜む闇を認識する――。
「この世界って、何でできていると思います?」
ゴーストだけど、悪いヤツには鉄拳制裁(物理)!!
無数の出会いと、未知なる風景を求め、ワガハイの国境なき旅路は続いていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 22:28:27
521861文字
会話率:38%
村の教会堂を預かる牧師の少年、ダークエルフの巨乳少女に襲われる!? おかしな襲撃から始まる、欧風コミカルファンタジー‼
舞台は、人間と魔族が暮らす王国。英雄によって凶悪な魔族が討伐され、王国民は平和な日々を送っていた。十六歳の少年牧師
は、村でただ一人の聖職者。優しい村人に助けられながら、小さな教会堂を切り盛りしていた。彼はひょんなことから、ダークエルフの少女と出会う。牧師は、魔法と体術を学んだ対魔族のスペシャリスト。一方でダークエルフは、強大な魔力を宿す魔族。最初は距離のあった二人だが、彼らは次第に親しくなっていく。ドタバタな毎日が続いていた中、とある人物が現れて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 00:35:06
230530文字
会話率:43%
生まれながらの皇帝……それは一見すると、成功が約束された人生なのかもしれない。ここ『東方大陸』において、『皇帝』を名乗れるのはたった一人。生まれながらその至高の座にいる彼は、順風満帆の人生が送れる……はずが、無い。
先代皇帝である祖父、
そして本来皇帝を継ぐはずだった父は、貴族によって暗殺されていた。その貴族らにとって都合の良い傀儡、不要になればいつでも消せる御輿。それがブングダルト帝国8代皇帝、カーマインである。
皇帝は満足な教育すら受けられず、帝国は貴族らの政争により崩壊しつつあった。財政は破綻し、周辺国の介入に対応できず、辺境の独立を許した帝国。この大国が風前の灯火であることは、誰の目にも明らかだった。
……人々はまだ知らない。この傀儡が後に、『帝国中興の祖』『大帝』『最も偉大なる皇帝』と呼ばれることを。
――そして彼が、転生者であることも。
これはよくある異世界転生の、絶対に成り上がれない物語。
【※】2020/10/20 あらすじ等改編しました。
2020/1/11 ランキングタグ編集。以降も一部変更される恐れがあります。
同日 ルビについていくつかご指摘があったので全面的に修正。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 22:00:00
1075882文字
会話率:33%
オリヴィエ公爵家からの縁談でローズ侯爵家に現れるという《真紅の薔薇》を求められたため、花嫁として嫁ぐことになった俺(もちろん男)。
状況に納得できないが待遇は良いのでヨシとしよう……となるわけがないだろうが!
※ボーイズラブではないです。
ブロマンス的な関係はあり。
※カクヨム先行公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 06:50:00
7015文字
会話率:48%
ねえ、神様。あたし、ここで死ぬはずだったんでしょ?
霧の街を騒がす切り裂き魔をうっかり返り討ちにしてしまったメイドのタマラ。
その返り討ちにした瞬間に思い出したのは、この世界が前世で読んでいた恋愛ミステリー作品の中であるということ。
そし
て、【ここで死ぬはずだったのは自分】という物語の筋書きだった。
取り返しのつかないことを《うっかり》してしまったがために、予定調和で進むはずの物語が歪んでいく。
タマラがこれからとる行動は、果たして――
犯っちゃったからには、演るしかない⁇ なサスペンスコメディ!
※この作品は第八回書き出し祭り第四会場で公開したものに加筆したものです。
※カクヨムにて、推敲講座をしています。
※ノベルアップ+、アルファポリス、カクヨム、pixivでも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 19:00:00
3738文字
会話率:12%
僕の名前はアルフレッド・ダライアス。
幼馴染のテオドラ・マクダニエルズは僕の婚約者だ。
とっても可愛い伯爵令嬢の彼女だけれど、
どうも僕のことを異性として見ていないっぽい?
いずれは必ず結婚する相手ではあるけど、
せっかくだから僕に恋して
ほしい!
僕はこんなに君を愛しているんだから‼︎
※アルフレッド視点とテオドラ視点の両方が混在します。
五十鈴スミレ様の《決められた婚約者企画》参加作品。
http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/176205/blogkey/1492924/
後日譚はあるかもしれないけど未定。
どの辺がRだったのか謎になった気がしますが、保険だったので……。
※アルファポリス、pixiv、カクヨムでも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-19 01:53:21
20983文字
会話率:36%
ある日突然眩しい光に飲み込まれた紫苑は、気が付くと欧風のテーマパークのような場所にいた。言葉の通じない人々に囲まれ、知らない国で暮らすことを余儀なくされた紫苑は、聖女と呼ばれ敬われ、国を救って欲しいと頼まれる。最初はテーマパークのなりきりア
トラクションだと思っていた紫苑だったが、次第に自分が異世界に連れて来られたことを思い知ると、自分が聖女であるなどと納得いかないながらも、孤児院の子供達と交流しながら自分が何をすべきかを探していくのだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-25 16:37:13
110431文字
会話率:43%
戦争から帰ってきた女兵士スヴェトラーナに引き取られた戦災孤児のアーシャ。スヴェトラーナが最後に語る彼女の人生とそれに耳を傾けるアーシャ。彼女は何を語るのか。何を残すのか。(拙作「残雪」と繋がっている部分がありますが、読まなくても大丈夫です
)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 12:00:00
3847文字
会話率:33%
田舎の村で平凡に暮らしていた少女リリャの運命はある日一変する。侵攻してきた敵国の虐殺部隊に村は蹂躙され、リリャは敵国に誘拐されてしまう。味方の青年兵士ミハイルに助けられたリリャは彼を追って戦場へと志願し、敵に復讐を誓うのだった。(全21話
)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 12:00:00
113254文字
会話率:33%
伯爵令嬢エルデガルドは、ある夜会で婚約者のダメヤンに婚約破棄を突きつけられた。
彼が浮気をしているのを知っていたから返り討ちにしてやろうとしていたのに、エルデガルドが浮気の証拠を押さえた日、彼は学友たちとお茶会をしていたというのだ。
お茶会
に出ていたという令息令嬢たちの発言に違和感を覚えたエルデガルドは、従者のヤンとともに調査に乗り出す。
これは気が強くしたたかで世間知らずなところのある令嬢が、推理(?)で婚約者をギャフンと言わせる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 22:57:43
17777文字
会話率:37%
脳トレの一環として、筆者とはほとんど親和性のない中世の西欧風、貴族令嬢だの嫡子などの話を書いてみた結果。途中からシリアスなサスペンス展開になったのは、やはりそこは私であった(あらすじキーワードドーピングはこの投稿ではしないでおこう)。
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最終更新:2024-09-18 22:08:29
694文字
会話率:0%
ドゥセテラ王国は、美しい王女を各国に嫁がせることで外交関係を結び、自国の影響力を広げる外交戦略を取っていた。
そんなドゥセテラに、大国カラスカス帝国皇帝は、一番美しい王女を娶りたいと申し出る。
それぞれ母親の違う、四人の美しい王女のうち、
誰が一番美しいか、選ばなければならない————。
第一王女、フィリス・ノワール
第二王女、トゥリパ
第三王女、ロゼリー
第四王女、ブルーベル
そんな状況の中、密かに一番美しいと評判だった、第四王女ブルーベルは、何者かに襲われ、顔に傷を負う。
ブルーベルが気がついた時は、すでに顔の右半分を覆う仮面が付けられており、彼女に事件当時の記憶はなかった。
元々、家族に虐げられて一人離宮で暮らしていたブルーベル。
美しい顔を失った王女に、人々はさらに冷たかった。
カラスカス帝国へは、第一王女フィリス・ノワールが嫁いだ。
一方、ブルーベルもまた結婚が決まり、辺境の謎めいた王国、アルタイスに輿入れする。
そこでブルーベルを待っていたのは、王弟であり、最強魔法騎士と名高い、魔法騎士団長のアルヴァロ・ヴィエント公爵だった。
豊かな自然と精霊が息づく辺境の地で、ブルーベルの人生は一変する————。
※ハッピーエンド
※カクヨムにも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 12:10:00
163265文字
会話率:32%
ジニーはリンドバルト伯爵家の庶子として、伯爵家の敷地の片隅で母親と共に暮らしていた。父も母も義理の母も弟も妹も平穏で優しい人々だったので、特に虐待やら迫害やら酷い目に遭うこともなく、それなりに幸せに暮らしていたのだが、ある日縁談がやってきた
。エリオット国王陛下の51番目の妃として嫁ぐようにという勅令だった。
よし。逃げよう。
はじめての投稿になります。
ふわっと西欧風で魔法がある世界です。
ヒーローの行動とヒロインの言動に問題があるためR15です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 22:00:00
54659文字
会話率:57%
気づいたら異世界で、王女の執事に魔術学校の生徒……重責にストレス過多の毎日だけど、なんとかやっています。
喋れない女の子をどうやって喋らせろって?
――――――――――
楽器を使った色彩豊かな魔法――「ミュージコ・フローティング」が発達
した北欧風のスルノア王国を舞台に繰り広げられる異世界英雄譚。未知の世界のなかで彼は何を見つけるのか。
※この作品は「エブリスタ様」https://estar.jp/novels/24773857でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 00:00:00
256207文字
会話率:49%
常冬の国のとある町髄一のホテルの跡取り息子、アレクセイは堅物仏頂面で有名だ。次期支配人として受付業務補佐をする彼は、季節外れのオフシーズンに珍しい他国の女性客の予約を受ける。シンシアと名乗った彼女が実は紅眼の持ち主であることを出迎えてから知
り、アレクセイは焦燥する。
この国では水商売を生業に生きるか、貴族に飼われる愛玩種である紅眼という希少種。加えてその紅眼が多く集まる貴族の歓楽街、水蓮市に行くつもりだとシンシアは屈託なく言い出して――。
紅眼【ロゼリア】を中心に巡る朴念仁と天然娘のつたない恋物語。
紅シリーズ第二弾、「水紅色」別譚!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 14:56:31
40412文字
会話率:35%
澄み渡るウィスパーボイス。その瞳は淡い翡翠色。
一目で魅入られたその日から、イリスは彼女から目を離せない。
花雪の降る常冬の国・ヘリオトロオプの玄関街で起こった小さな羽ばたき。
紅シリーズの初作。
ヘタレ青年×クールビューティで送る欧風×
中華風のラブロマン。
全年齢対象、女性向け小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 14:45:17
33482文字
会話率:35%
王城図書館に勤務するアメリーが偶然にも出会ったのは、どこか具合の悪そうなこの国の第二王子。気遣うアメリーに彼が放った言葉は「――ねえ、君。煙草持ってたりしない?」
その日から彼女の、病的で妖艶な第二王子との奇妙な逢瀬が始まった。
(あくま
で創作として、あまり細かいことは気にせず作者なりに設定した欧風のファンタジー世界を舞台に書いています。現実の歴史や社会等との齟齬が気になる方にはおすすめしません。)
・王政は残りつつも、近世〜近代に近いイメージ
(現代社会と完全に同じものという設定ではありませんが、喫煙描写が含まれるためR15指定をしています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 16:18:07
37265文字
会話率:22%
中世欧風・ケルト風ファンタジー、『塔の上のレイヴン』外伝です。
本編第一部「魔犬と少年」より約十五年前、クルトとクレアの母セルマと、若き日のライアン、アルトリクス、ティアナの物語。
本編のネタバレを含みます。
最終更新:2023-02-17 07:00:00
48984文字
会話率:47%
樫の森の妖精王サルヴァンの弟子レイヴンは、小人のボルトとともに、遠く離れた西方の山脈の調査を命じられた。古代王国の遺跡を探しだし、そこに眠る〈黄金の騎士〉の存在を確かめよ、というのだ。
ワタリガラスに変身したレイヴンは、ボルトを乗せ、大
陸の西の果てを目指す。
◇
異世界風土記、競作企画「調」、参加作品です。『塔の上のレイヴン』シリーズの番外編ですが、本編を知らなくても内容の理解に支障はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 15:00:00
10343文字
会話率:42%
中世欧風異世界ファンタジー。『塔の上のレイヴン』シリーズ本編。
第一部『魔犬と少年』:アイホルム大公家の公子クルトは、〈影の王〉の生贄に選ばれた。女大公ティアナはクルトをグレイヴ伯爵に預け、騎士になるための修業をさせる。妖精と人間の暮らす世
界で成長する少年の物語。
個人サイト「The Spirit of The Mystic Valley」http://mysticvalley.web.fc2.com/ でも公開しています。
「カクヨム」と同時連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 07:00:00
134469文字
会話率:49%
ヴィエラキ大公国の大公女リーシアは、自国の民を守ることを使命としている。
強大な力を持つ彼女は、敵に対して容赦がない。
だが、父の「小言」には、めっぽう弱い。
その結果、侵攻してきた敵国の国王を下僕にするはめになってしまう。
リーシアは家族
と自国の民以外に興味はなく、外の世界をほとんど知らない。
そのため話が噛み合わないのだが、そのことにさえ気づいていなかった。
可愛げのない下僕を、どうすればいいのかわからず、うっかり放置。
そんな時、近隣の東帝国から祝宴の招待状が届き、可愛げのない下僕がエスコート役にすることに。
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中世・近世の西欧風ですが、それっぽいだけです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 20:00:00
267123文字
会話率:25%
皇命により皇太子の婚約者となったカサンドラ。皇太子は彼女に無関心だったが、彼女も皇太子には無関心。婚姻する気なんてさらさらなく、逃げることだけ考えている。忠実な従僕と逃げる準備を進めていたのだが、不用意にも、皇太子の彼女に対する好感度を上げ
てしまい、執着されるはめに。複雑な事情がある彼女に、逃亡中止は有り得ない。生きるも死ぬもどうでもいいが、皇宮にだけはいたくないと、従僕と2人、ついに逃亡を決行するのだが。
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復讐、逆転ものではありませんので、それをご期待のかたはご注意ください。
中世・近世の欧風な雰囲気ですが「それっぽい」だけです。
どんな展開でも、どんと来いなかた向けかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 16:02:20
1072526文字
会話率:23%
現実社会で人生を全うした筈・・・の冴えない老人が、女神様に招かれるでもトラックに轢かれるでもなく中途半端にオッサンに若返り?色々な世界を転移し、それなりに人生を楽しんだ。その中の一つの世界、中世西欧風の時代、魔物が闊歩する森の中で捨てられ
た子供達を護りながら、趣味の「日本の城」を築いてのんびり開拓生活を楽しみ、のんびり暮らす物語。な筈ですが?
初めて書いた小説です。お目汚しご勘弁願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 14:30:44
540518文字
会話率:32%
私、アニー・フェイ、16歳。剣と魔法とドラゴンの世界に生きる、魔力全開の魔術師。魔術師の帽子かぶってマント羽織って、杖に乗って空を飛んだりしてたら、フライブルクの魔女って呼ばれるようになってしまった。これは単なるコスプレで、変な呪いや鍋を
ぐーるぐるなんてしてないのにね。
冒険者学校で一緒に学んだ、インド風美女剣士のシャイラさん、北欧風美少女軽戦士のクリス、豪腕地味神官戦士のマリアと、相も変わらず女の子パーティを組んで活動してる今日この頃。
王様に呼ばれたから仕官の口でもあるのかと思って王都に行ってみたら、王様が渡してきたのは、"銅の剣"と"金貨50枚"。 しかも仕官どころかいきなり冒険者になって勝手にしろ、なんて言われてしまった。これって要するにクビって事!?
そりゃまあ、冒険者になりたいとは思っていたけど、いきなり王都の真ん中で放り出されるとは思わなかったよ。いいわよ、そっちがその気なら、わたしだって好き放題やってやるんだから!
なーんて宣言して、冒険者始めたのはいいんだけど、最初の冒険はゴブリン退治の筈が伝説級のモンスター、"不死の王"が出てちゃうし、それからも依頼の想定レベルをブッチしたボスば~っかり遭遇してしまう毎日。――まあ、一蹴できてるから、大丈夫と言えば大丈夫なんだけど、ちょっと人生ハード過ぎない!?
姉妹小説「フライブルクの魔法少女」(完結済)の、少し時系列が後のお話です。前作を読んでいなくても、まったく問題ないつくりにしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 15:06:04
98253文字
会話率:47%
没落寸前の貴族、エヴィデンシア伯爵家の令嬢、フローラ。
彼女の旦那様は、美少女アドベンチャーゲーム『白竜の愛し子』で、主人公の攻略対象であるヒロイン達に節操なく言い寄り、どのルートをたどっても主人公やそのライバル達に叩きのめされ破滅する
当て馬、グラードルだった。
そう、フローラはゲーム中で、名前と遠目の後ろ姿しか登場しないというモブ嫁だったのだ。
彼女は、この世界で貴族にはまず現れない、農奴のごとき茶色の瞳と髪色を持つ令嬢で、農奴娘と蔑まれる存在だった。
婚姻の儀の当日、伯爵位を得るためだけに、嫌々結婚することを了承したという初対面の結婚相手グラードルは、フローラを見て驚きの表情を浮かべると、不思議な響きの言葉で呟いた。
「『おいおいマジかよ。コイツこんなに可愛い嫁もらってたのにあんなことやってたのか? えっ……もしかしてこの世界って美的感覚が違うのか!? ちょっとソバカスがあるけど、かわいいよなこの娘』」
これは、農奴娘と蔑まれる没落寸前の貴族令嬢フローラが、前世の意識が甦ったという旦那様と共に、破滅の運命を乗り越え幸せな未来をつかみ取る……そんなお話。
※アルファポリス様、カクヨム様、ノベルアップ+様、ノベルバ様にも同時掲載させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 19:37:10
1107626文字
会話率:35%
神よりこの世界の管理を任された、七大竜王が棲まう大陸があった。
その大陸の中央には、円環山脈と呼ばれる山々がそびえ立つ。
円環山脈の南西部は、青竜王バルファムートが棲まうことから、青竜山脈とも呼ばれている。
その麓、アルタと呼ばれる
大きな湖の畔に、エスタと呼ばれた王国があった。
エスタ王国は、近隣に住まう人々より、エスタの賢王と讃えられたユージス王が治めていた。
そのユージス王を享楽に溺れさせ、国内には恐怖政治。国外には戦争を仕掛けさせたと伝わる伝説の魔女シルヴィア。
これは、彼女の真実を伝える物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-25 07:59:05
5767文字
会話率:29%
異世界人が全員西欧風である理由なんて
たったの一つしかないじゃないか。
最終更新:2022-08-24 22:13:22
5488文字
会話率:13%