かつて別世界で互いに干渉せず暮らしていた人、獣人、妖。遥か昔に獣人界と妖界に天変地異が起こり住処を追われ獣人と妖は人界に身を寄せる事に。
しかし…人界の環境に獣人と妖は適さず“黒点病(ダークスキン)”という病に罹り全滅の危機に…化学・医学が
発達した現代でも原因が分からない病。そんな“黒点病(ダークスキン)”を防ぐ方法はある。それは…異類婚姻譚。この“黒点病(ダークスキン)”に免疫のある人間との交わる事で人界を住処とし、獣人と妖は生き残れる事になった。異類婚姻譚を義務付けられたこの世界で数奇な運命を背負った伽奈(かな)の恋愛物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 08:30:00
57303文字
会話率:53%
「チートが欲しい?はいはい(適当) 」
私は異世界転生の説明神だ。キミはこれから剣と魔法の世界に転移する。チートが欲しい?はいはい。これをあげよう(これでこいつも生きていけるかな?どうか新しい命を楽しんで)。
数えきれないほどの転生予
定者に淡々と説明し、スキルをあげて、転生先に送り込んでいく。私だってどこかの世界を救う神様をやりたい。救世神は離職者多いのになぜ私にまわしてくれないんだ!
「えっ?救世神になれる?やった!!!」
そこで私が見たものは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 19:06:30
3459文字
会話率:15%
没落寸前の貴族、エヴィデンシア伯爵家の令嬢、フローラ。
彼女の旦那様は、美少女アドベンチャーゲーム『白竜の愛し子』で、主人公の攻略対象であるヒロイン達に節操なく言い寄り、どのルートをたどっても主人公やそのライバル達に叩きのめされ破滅する
当て馬、グラードルだった。
そう、フローラはゲーム中で、名前と遠目の後ろ姿しか登場しないというモブ嫁だったのだ。
彼女は、この世界で貴族にはまず現れない、農奴のごとき茶色の瞳と髪色を持つ令嬢で、農奴娘と蔑まれる存在だった。
婚姻の儀の当日、伯爵位を得るためだけに、嫌々結婚することを了承したという初対面の結婚相手グラードルは、フローラを見て驚きの表情を浮かべると、不思議な響きの言葉で呟いた。
「『おいおいマジかよ。コイツこんなに可愛い嫁もらってたのにあんなことやってたのか? えっ……もしかしてこの世界って美的感覚が違うのか!? ちょっとソバカスがあるけど、かわいいよなこの娘』」
これは、農奴娘と蔑まれる没落寸前の貴族令嬢フローラが、前世の意識が甦ったという旦那様と共に、破滅の運命を乗り越え幸せな未来をつかみ取る……そんなお話。
※アルファポリス様、カクヨム様、ノベルアップ+様、ノベルバ様にも同時掲載させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 19:37:10
1107626文字
会話率:35%
武器やポーション、魔道具まで、幅広い分野のアイテムを「一瞬にして」作ることができる代わりに、効果の低い初級のアイテムしか作ることのできない、ちょっと特殊なクラスであるアイテムクリエイター。
そんな【天職(クラス)】を授かったロイドは、
もっと腕の良い専門の生産職を雇うという理由で、20年以上も所属していた冒険者クランから追い出されることになった。
憧れから冒険者になりはしたものの、流石にもう夢を見るような歳ではない。生まれ故郷である辺境都市へ帰って、これからは自分の作ったアイテムを売り、細々と静かに暮らしていこうと決意した。
しかし、ロイドを追い出したクランは知らない。
長年膨大な数のアイテムを作り続けていたロイドは、「レベルが上がりにくい」という不遇な特徴を持つアイテムクリエイターでありながら、遂に「クラスアップ」していたことを。
そのクラスは、アイテムクリエイターが持つ多くの不遇な要因から、世界でもロイドだけが至った特殊なクラスであることを。
何より、「雑用係」と蔑んでいたロイドが、どれだけクランに貢献していたのかを。
そして、ロイド自身も知らない。
クラスアップしても大した『スキル』を覚えなかったこのクラスが、後に世界の常識を覆すほどの、特殊過ぎる『スキル』を次々と発現することなど。
彼はただ、予定通りに故郷へ帰り、店を開いてアイテムを売る。
だが、その特殊過ぎる能力によって故郷の冒険者たちから頼られ、様々な事件、問題に巻き込まれていくのだった。
それでもロイドは無双しない。覚醒したアイテムマスターの力で、貢献するだけである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 18:03:05
94499文字
会話率:30%
怒涛の活躍でAランクまで昇りつめたパーティ『英雄の詩』。
その一員、ローウェン・ラストは、仲間であるアルス・レイジオが「足手まとい」の烙印を押されて追放されていくのを見届けていた。しかし、実は優秀だったアルスを追放したせいでパーティは全滅し
てしまう。
無念の中、命を落としたローウェンが目を覚ますと、世界がアルスが追放される前の時間に巻き戻っていた!
何とかしてアルスを追放しようとする他のパーティメンバーたち。
ローウェンは、アルスを追放から守り、パーティ全滅を回避できるのか!?今引き留めれば、まだ遅くない!
※ギャグです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-28 19:00:00
16711文字
会話率:31%
セント・エトワール国立傭兵学園。国名であるセント・エトワールの名を冠したそこは、国で有数のエリート学校である。―――そんな学園に通う、見た目はぱっとしないけど実は優秀なモブ2人組のお話。
2人組と言いつつ、ほぼ女性主人公の雑な一人称視点にな
ります。ノリだけの話ですが、暇つぶしにしていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-28 11:49:14
118482文字
会話率:72%