「パトリシア、お前を離縁する」
チャリオン朝ベルトラム王国の王妃パトリシア=プラムは、子供ができないからという理由で、十九歳にして国王カイン=チャリオンから離縁を言い渡される。
元々彼女はプラム朝ベルトラム王国の王女であり、権臣シュラ
ウドにより幼くして女王に立てられ、彼の従兄の子であるカインと結婚させられて王位と国を譲らされ、父や一族も殺された身の上だ。
怒涛のように襲い来る理不尽に屈することなく、神殿に身を寄せて治癒術士としての研鑽を積む彼女の前に、かつての幼馴染、タリアン=レロイが現れる。
タリアンに好意を抱きつつも、シュラウドの目を憚り一歩踏み出すことができないパトリシア。
そして、彼女の人生を踏みつけて平和を謳歌するベルトラム王国に、世界征服を企むアンゴルモア帝国の魔の手が迫る!
ベルトラムの運命は、そしてパトリシアの恋の行方はいかに。
※本作はベトナム史上唯一の女帝・李昭皇こと李仏金(リ・パット・キム)の生涯を異世界恋愛物として脚色したものです。固有名詞は元ネタをもじったものですので、「ヨーロッパ諸言語として見たときに統一感が無さ過ぎる」といった苦情は受け付けません(笑)。
また、史実に寄せているため、作中で一気に時間が流れる描写があります。ご注意ください(それでも史実よりはイベント前倒ししたりしています)。
恋愛がメインでざまぁはおまけです。あしからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 19:31:00
32157文字
会話率:25%
十五歳で異世界に転移したサイトーは大賢者となり、魔王を倒して無事日本に帰還する。
地元でささやかな生活を送ろうとしていたが、既に十九年の月日が流れていた。
しかも元同級生のマドンナを救ったり妖狐を助けたりするうちに、マフィアや現代日本の異
能集団に目をつけられる。
何とかことを穏便に済ませようとすればするほど、妖怪から「御屋形様」と呼ばれたり、マフィアや異能集団から「ドン」とか「ボス」とか呼ばれ始め……
なかなか普通に暮らせないことを、悩む日々が続くのだった。
※書籍化決定! 詳細は随時報告します。
※更新は週一~二回程度を予定してます。
※カクヨム同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 20:06:38
324806文字
会話率:36%
【BKブックス様より書籍版、発売中です!】
婚約者が妹を選んだ。
行きたかった大学には妹が行く。
三年間描き貯めた服のデザイン画は全て妹に奪われた。
だから私は、ただ泣く場所を求めて『ザ・エンヴァースワールド・オンライン』というゲームに逃
げ込んだのだ。
でも、その世界は私と同じ『人生に絶望した自殺志願者』の掃き溜め。
『自殺志願者救済』を掲げた、政府公認VRMMORPGだった!
この世界で私は……
念願の服屋さんをやる為、冒険者を始めまーす!
※小説家になろう様、カクヨム様、ツギクル様(外部URL)、アルファポリス様(外部URL)、ノベルアップ様(見直し改稿ナッシング先行公開しました)にも掲載します。
海外、動画サイトなどへの転載はしておりませんし、許可しておりません。無断転載はもっての外なので万が一見かけましたらお手数ですが該当サイト等への違反報告をお願い致します。
伏線とか張らずにほのぼのしたい(希望)
書籍化に伴い『泣き虫な私は今日も前を向きます!』から改題致しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-17 12:00:00
154297文字
会話率:44%
ねえ、神様。あたし、ここで死ぬはずだったんでしょ?
霧の街を騒がす切り裂き魔をうっかり返り討ちにしてしまったメイドのタマラ。
その返り討ちにした瞬間に思い出したのは、この世界が前世で読んでいた恋愛ミステリー作品の中であるということ。
そし
て、【ここで死ぬはずだったのは自分】という物語の筋書きだった。
取り返しのつかないことを《うっかり》してしまったがために、予定調和で進むはずの物語が歪んでいく。
タマラがこれからとる行動は、果たして――
犯っちゃったからには、演るしかない⁇ なサスペンスコメディ!
※この作品は第八回書き出し祭り第四会場で公開したものに加筆したものです。
※カクヨムにて、推敲講座をしています。
※ノベルアップ+、アルファポリス、カクヨム、pixivでも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 19:00:00
3738文字
会話率:12%
平凡なRPG好きの高校生が、異世界に召喚された早々勇者フラグをへし折って我を貫いていくお話です。
最終更新:2018-10-22 23:45:31
12080文字
会話率:41%
偶然か必然か、地球だが現代社会のある地球から離れてしまった。そこで、戻れないのならばと割り切り、その世界を見て回ろうかと思い立つ。そんな一人旅になるはずがどうなることやら…
※フラグはへし折るもの
最終更新:2018-09-30 05:27:20
119508文字
会話率:28%
あたしのお兄ちゃん――雪姫真白――が変わり果てた姿になってしまった。
一言で言うなら”喪女っぽい何か”。
そんなお兄ちゃんを心配するあたし、妹である雪姫真尋が心中を語ったり、一緒に付いて行ったりする、そんな物語。
――――そういや去年、中
学時代最後の学園祭で幻の五人目のイケメンが居るっていう噂を効いた事があるけど、あれは結局何だったんだろう…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 23:00:00
806文字
会話率:5%
たまたま雨の日生まれだったので王子の婚約者候補筆頭となってしまった公爵令嬢ミュート・アクスバリは、顔面偏差値80越えの王子を前に結婚回避を決意する。
しかし婚約をカバディ(のイメージで)しながら迫る王妃に対し、思わず「悪役としてスパイとなり
ますので婚約破棄させてくださいませ!」と叫んでしまう。
国の暗部を掴む条件で18歳までの婚約をしたミュートは性格も態度も一変させ、公爵令嬢と悪役令嬢とスパイの三足のわらじを始める。
オーバーワークとストレスフルの中気になる人も出来たが、彼はただの庭師。胃薬を飲む事すら(イメージ的に)許されない、彼女の選んだ未来はーー。
※あらすじと本文は違う可能性があります。
※1/25タイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-24 13:25:47
156645文字
会話率:12%
伯爵令嬢シトリンは10歳の誕生日に乙女ゲームの悪役に転生したことに気づく。死亡フラグをへし折ろうと努力するものの。
最終更新:2014-04-21 15:31:48
4722文字
会話率:23%
異世界召喚や転生のテンプレチート主人公(ハーレム勇者や逆ハーレム巫女)たちを生暖かく見守る異世界住人の話。
最終更新:2012-02-06 19:58:16
4056文字
会話率:0%
風……。
それは空気の流れのこと、あるいは流れる空気自体のことを示す。
どこから吹いて来てどこを目指し、そしてまたそこに帰って来るかも定かではないもの……。
科学的な見解をしてしまえばそんなことも言えないのだろうが…。
さて、余談はさ
ておき……。
そんな風に色があるとしたら貴方はどう思う?
その色はその場の環境によって大きく移り変わる。
例えば、その場にいる人間や周囲の状況、感情なんかで簡単に変わってしまう。
この物語はそんなふうに変わりゆく日常と非日常が繰り広げられる物語である………。
言いたいことが分からない?
まあ例えるなら…日常生活してたらいきなりバトルしたりシリアスになったり、ギャグ要素を交えたりと風ノ色みたいに一定に保たれない多目的ジャンルな物語ということである………。
つまりは……
"ジャンルなんてなかった!!!"折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-19 00:00:14
5361文字
会話率:20%