『年増の変わり者令嬢』としての年貢を収め、王妃として嫁いで数年、肩書きばかりのお飾り後妻として孤独な日陰暮らしを送っていたヒルデガルトは、ある日怪我のショックで前世の記憶を思い出し、ここがお伽話の『白雪姫』に似た世界であることに気付く。
既に立派なレディーとして成長している継子は可愛らしい容姿ながら、実際は意地悪で我儘放題だし、仕事はデキるが家庭を顧みない夫である国王とは数えるほどしか会話をしたことがないという放置っぷり。
クセの強い親子とはなるべく関わらないように息を潜めて暮らしていたけれど、お伽話の知識から、鏡に話しかけてみることに。
「鏡よ鏡、この世で一番美しいのはだぁれ? ……なーんてね」
「それは――このアタシに決まってるじゃなァい!!! おバカなこと聞いてんじゃないわよ!」
「ふぇっ!?」
鏡の向こうから返事をしたのは、絶世の美男子(オネェ)で……!?
繰り広げられるダメ出しの嵐に振り回される白雪姫の継母と、そんなヒルデガルトを振り回す鏡の向こうのオネェの物語。
※R15は念の為折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 12:00:00
180649文字
会話率:24%
ごく一介のサラリーマンが、飲み屋で日頃溜まっていた愚痴を吐き出した。
それがどういう訳だか、愚痴から出た願いは聞き届けられ、変なお題目とともに活躍の場が与えられた。
だがその舞台が、なんと240年前の江戸時代で、しかも天明の大飢饉直前の寒村
だった。
ごく普通の農村に居る名主の一家の中で、何の権威も持たない次男坊に憑依させられた俺は、4年後にこの寒村を襲うであろう天明の大飢饉による村人の被害を回避するため、平成の世で得た知恵を絞りだし、村人を救うためにいろいろなことをする」
といったお話です。
今更ですが、「(はらへった防止作戦実施員の奮戦記)」というサブタイトルはセンス無さ過ぎと身内にまで否定されてしまいましたので、タイトル欄から外してみました。「はらへった」でググル人にはご迷惑をおかけしますが、ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 00:00:00
1761213文字
会話率:23%
【1日1話更新・6/28完結】もう21歳だし年貢の納め時だと親族に詰められて婚約したばかりの公爵令嬢カタリナ。貴族学院の同級生だったジュリエットに頼まれて、「裏社交界の女王」と呼ばれる高級娼婦オランピアの私邸に、ジュリエットの義弟が出してし
まった手紙を取り返しに赴く。だが、私邸の様子はどうも妙で、思い切って踏み込んでみると、血まみれのオランピアが倒れている。そして「誰にやられたのか」と問われたオランピアは「カタリナ」と答えた──
「え!? カタリナ様、この人刺しちゃったんですか!?」
「ちょっと! わたくしがこの人を刺せるわけがないじゃない!」
金髪縦ロールの悪役令嬢風味なカタリナと、ピンク髪光属性持ちの元「野生の男爵令嬢」ジュリエットの凸凹コンビが、(見る人が見れば)不可能犯罪の謎に挑む──
※異世界恋愛ミステリ「公爵令嬢カタリナ」シリーズ5作目。「公爵令嬢カタリナの事件簿:泣かない赤ちゃん」(短編)「公爵令嬢カタリナの計略」(長編)の前日譚ですが、独立してご覧いただけます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 08:00:00
44313文字
会話率:20%
江戸時代の年貢は「五公五民」が基本だったそうです。収穫したお米の半分が年貢になります。
また、応能負担とは支払い能力によって税率が決まるもので、今の所得税(累進性あり)がそうらしいてす。
所得が多ければ払う税率も高くなります。※以上「東京
ほんまもん教室」 六公四民はもう目前 回より
ひふみ神示では、応能負担なしの〇公十民です。
なぜなら「取り上げたもの何にもならんのぢゃ、ささげられたものだけがまことじゃ」と述べられているからです。
つまり、徴税するのではなくささげられた物こそが貴(とうと)いという事です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 18:10:30
3234文字
会話率:10%
本能寺の変に、新解釈。
最終更新:2023-03-14 07:00:00
820文字
会話率:43%
『地球国籍』
これは世界政府とか地球連邦の民というものではありません。二重国籍は2つの国を”自国”としますが、地球国籍は全ての国が自国になり、全ての人々は”地球人”になります。
借金・赤字の全くない世界
まず、現在ある全ての借
金をなくします、以降、借金は一切発生せず、同様に赤字の状態もなくなります。
今の処、”財源”をメインテーマに皆様のご意見を募集しています(問題点の指摘や反対意見等も勿論OKです)。
皆様にご意見いただかないと話を進められない自信(笑)があります。
私の愚考をタタキ台としてより良き方策にするのが本作の意図です。
※”戦争”に関する拙考はほぼ完結しており、よろしければ以下の拙稿をご覧ください。
「【お嬢様 悪治物語】 お嬢様、この世界を治めるなら『悪』として治めていただきます」
(月野木羽 名義)
最後に『ひふみ神示』の神様が仰る「神の政治・経済」を紹介します。
「今の経済は悪の経済と申してあろがな、もの殺すのぞ。神の国の経済はもの生む経済ぞ。今の政治はもの毀(こわ)す政治ぞ、神の政治は与へる政治と申してあろが」
「取り上げたもの何にもならんのぢゃ、ささげられたものだけがまことじゃ、乗るものも只にせよ、田からも家からも税金とるでないぞ、年貢とりたてるでないぞ、何もかも只ぢゃ、日の光見よ、と申してあらうが、黄金(きん)はいらんと申してあろが、暮しむきのものも只でとらせよ、只で与へる方法あるでないか、働かん者食ふべからずと申す事 理屈ぢゃ、理屈は悪ぢゃ、悪魔ぢゃ、働かん者にもドシドシ与へてとらせよ、与へる方法あるでないか、働かんでも食べさせてやれよ、何もかも与へぱなしぢゃ、其処に神の政治始まるのぢゃぞ、神の経済あるのぢゃ。やって見なされ、人民のそろばんでは木の葉一枚でも割出せないであらうが、この方の申す様にやって見なされ、お上は幸でうもれるのぢゃ、余る程与へて見なされ、お上も余るのぢゃ、此の道理判りたか。仕事させて呉れと申して、人民 喜んで働くぞ、遊ぶ者なくなるぞ」
最後に、日月神示・ひふみ神示に携われました全ての皆様、これから携われる皆様、
そして、大神様のお子であられる全ての世界・全てのものの皆々様に心より感謝申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 06:49:00
2909文字
会話率:47%
農民は爆発寸前だった。食うや食わずで働いても、出来た作物は年貢として納めなければならない。
そんな中、ブチ切れた農民軍団は遂に反乱を興す。
時を同じくして、漁村の海岸に船が接岸する。その船はとっくに滅びたと思われていた平家一門のものだった。
そして漁村は焼き尽くされる。
源氏系の農民、漁村民入り乱れて平家一門との大乱闘へと発展していく。そして…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 00:00:00
6833文字
会話率:43%
長年愛用していた炊飯器が壊れたので、悲しみのあまりエッセイを書いてしまいました……
最終更新:2021-11-28 11:14:32
1787文字
会話率:0%
「聞こえなかったか? 周りくどい言い方をしたが、要するにお前はお払い箱。追放するってことだ」
回復術士としてSランクパーティに長年貢献してきたユージは、劣等紋はパーティのお荷物だという理由で追放されてしまう。
しかし、
(え、俺を本当に
追い出していいの……?)
追放したSランクパーティは知らなかった。
ユージの代わりになる回復術士など存在しないということを——
Sランクパーティが「戻ってきてくれ」と頼んできた時には既に新たな仲間を手に入れ、遙か彼方の存在になっていたのだった。
※試験的に一話あたりの文字数を増量しています。
10/21 日間総合ランキング2位!
10/23 週間総合ランキング5位!
11/8 月間総合ランキング7位!
書籍化&コミカライズ決定しました!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 12:00:00
124848文字
会話率:46%
「ふっふっふ。あんたにも年貢の納め時が来たようね!」
そう意気込むのは、幼馴染の水崎莉緒。
女子テニス部内のオセロ大会で優勝して、その勢いのまま俺に挑んできたらしい。
「ルールは2つよ! 全力で勝負することと、敗者が勝者のお願いを1つ聞
くこと!」
相変わらず勝手だなあと思いつつも、俺は密かに気合を入れた。
『よし、負けるぞ』
なぜ、最初から負けるつもりでいるか。
それは、俺が彼女のお願いを知っているからだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 20:09:14
6425文字
会話率:25%
ここは旅立ちの村。
この村から勇者が旅だったことからそう呼ばれる辺鄙な村だ。
そして艱難辛苦の旅の末、めでたく勇者は魔王を倒し、世界に平和がおとずれた。
貧しい村は勇者の功績で年貢は免除、観光客が押し寄せる豊かな土地となる。
そんな村に勇者
が20年ぶりに帰ってきたが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 22:08:20
2936文字
会話率:18%
前世に好きな人に告白したが見事にフラれた男——伊藤祐介は車に轢かれて転生するという見事なまでの転生ムーブをして、悪名高い領主ボルドー=アストリオンが当主であるアストリオン家の長男アレキスになってしまった。アレキスも父であるボルドーと同じくら
いに悪名高く、愚かなドラ息子として領地内外からも有名だった。領民から高い税で年貢を巻き上げたり、犯罪に片足を踏み込んでしまっているような、所謂腐敗しかけている侯爵家と知ってから絶望するのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-07 23:36:03
14609文字
会話率:45%
吹雪の夜に少年と少女は、ある男の家に年貢を納めに行った。しかし、男は激昂し薙刀で二人に襲いかかる。少年は傷だらけになりながらも代々伝わる奥義を放ち、男を殺す。しかし、瀕死の傷を負った少年も倒れてしまう。その数年後育った妹の瑠璃は、少年の仇
を討つため武士となる。
これは、ある時代の政権を握った貴族たちを殺し、武士の政権を取り戻すために、戦う兄妹の成長を描いた物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-13 21:40:01
1154文字
会話率:50%
主人公久本信吉は土地の売買の為に大野海岸にある恩田宅に行く。その途中、海岸を見ようと久本は護岸堤防に登ろうとする。
その時、眩しい光りが久本を包み込む。眼がくらみ、失神寸前となる。光りが薄れて、眼を開けた時、眼の前には大きく拡がる白浜と
、青々とした海、褌姿の日に焼けた男達、素裸で遊ぶ子供達が屯していた。
目の前に大きな屋敷がありそこから中年の小太りの女が駆け出してきて、久本を無理やり屋敷の中へ引っ張り込む。彼女は久本を自分の息子――庄助――と思って連れ戻したのだ。
屋敷の主は大野村の網元で、塩崎正太郎、女は妻のうめ、庄助は1人息子だったのだ。
3日後にせまった庄助の婚礼に、庄助本人が外に飛び出して、行方知れずだったのだ。久本は庄助と瓜2つだった。
久本は明治3年の大野村に入り込んでしまった。もはやここから出られないと知って、庄助になりきって生きていくことにした。
婚礼も終わり、冬に妻が懐妊する。野間の富具岬から1人の女が、久本の身の周りの世話のためにやってくる。名前を菊という。
毎日、菊と過ごすうちに、彼女が好きになる。久本は菊を連れてあちらこちらを歩いて回る。こうして1年がすぎる。
秋になり、その年の10月に菊は野間に帰される事になる。
菊の家は水飲み百姓で、不作に為、年貢を納められず、菊を名古屋の女郎部屋に売るために、一旦家に戻される事になったのだ。
菊を好きになった久本は、意を決し、菊と一緒に船で伊勢に逃げる事になるが、野間の富具崎を遙かに望む海岸に来た時、追っ手が現れて、菊と共に海に飛び込んで死を選ぶ。
久本は気が付いた時は、恩田宅の近くにある病院に寝ていた。彼は恩田宅の近くで眼がくらみ、そのまま護岸堤防を上り、海の中に入っていったのだった。運よく助けられたのだ。
助けられて、白日夢を見たのだと言われる。
久本は――あの世界の出来事――はあまりにも生々しいので調べたが明治3年には大野村には塩崎家という網元は存在しないこと知るのみだった。
それと同時に久本に身辺に異変が起こる。夜寝ている時にもう1人の自分が側にいるのを知る。
――庄助――が久本の体から出ようとしているのだった。
そして菊がこの世に生まれ変わっているのを知った。久本は菊と結婚しょうとするが、その矢先、久本の体から飛び出した庄助と、元の世界へ行ってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 09:03:36
43878文字
会話率:12%
戦国時代のこと。
村の代表者が年貢をおさめにいった帰り道、曲者に襲われた。
身軽に飛び回るそいつは、地面では犬のように四つん這いになり、口には刃物をくわえている。
戦に慣れた感覚を生かし、辛くも窮地を脱した彼だが、まだ事態は終わってはいな
かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-11 19:50:31
3965文字
会話率:7%
たとえ、自分が悪くとも、腹を立てたい時もある。
隠していた田んぼを摘発された、農民たちもそうだった。
憤る自分達を、あざけるように見下ろして、空に輝く青い月。
一人がこう言い出した。
俺たちを馬鹿にする月を、食べてしまおう、と。
最終更新:2018-07-05 16:34:10
3923文字
会話率:6%
武器で攻撃する事で僅かずつだが経験値はたまり、いつしかレベルも上がる。
それがこのゲームの絶対的ルールだった。
農民になったアキヒコは、年貢を納める為に来る日も来る日も振り続けた。
クワを。
彼のレベルはいつの間にかピークに達していた。
最終更新:2019-05-17 17:08:42
57216文字
会話率:27%
250年前以上前の江戸時代。あの華やかなイメージの強い時代の裏では藩の重い年貢により農民達の困窮が続いていた。
江戸と東北を結ぶ奥州街道には点々と町や村が点在しておりその中でもひときわ小さな集落に、清太という男の子とその父と母が住んでいた。
苦しい生活ながらもその家族はたくましく生きていたのだが、そこへ思わぬ来訪者がやってきて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-01 18:02:26
11442文字
会話率:38%
前世でプレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢に転生したマリエル。しかし王妃になるのはかたっ苦しくて嫌、そうだ婚約破棄を穏便にやってもらおう!何より殿下×ヒロイン最萌。という超個人的趣味によって穏便な婚約破棄を狙う侯爵令嬢のお話。
最終更新:2017-08-16 17:12:53
14748文字
会話率:52%
二人の侍。桐生 翼と小泉 承太郎。二人は年貢を運び終わり街を見回る途中で民家に入った。そこには穴があり二人は吸い込まれてしまう。その先の世界を「よーろっぱ」と勘違いするが後に「よーろっぱ」では無く魔法の世界だと気づく。そして二人は江戸に戻る
方法を探して奮闘をしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-11 13:03:18
21262文字
会話率:33%
「これから先、わたくしのことは愛称で呼ぶのよ。わたくしもあなたを愛称で呼ぶわ。これはわたくしからの命令よ」
想い人である幼馴染に告げてから七年。ロゼット侯爵家の令嬢シルビアは、未だ初恋相手の男爵家の嫡男が忘れられない。しかし相手からは身分
の差を言い訳に遠ざけられる日々。
忘れようと思ったさなか、彼女のもとに大臣子息との縁談が舞い込む。これが年貢の納め時と諦めかけたシルビアだったが、そのころ男爵家でとある事件が起こり――。
少し高飛車な侯爵令嬢と、気の優しい男爵令息の逆身分差ラブストーリー。
※1/30・31 番外編に『臆病令嬢と溺愛の騎士』を更新いたしました
3/24 番外編に『伯爵夫人は今日も優雅に指令を与える』を更新いたしました
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-24 15:18:12
49201文字
会話率:52%