王妃が死んだ……。
その日、既に冷たくなった王妃アルテーシアを見つけたのは彼女に食事を届けに来た侍女だった。その侍女が上げた悲鳴で王宮内は忽ち喧騒に包まれる。
「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなっ
てから既に2、3日が経過しているだろうとの事でした」
餓死だと……。この王宮でか……?
余りの衝撃に言葉も出ない国王ジュリアスに、宰相アルドベリクは更なる追い討ちを掛けた。
「亡くなった王妃様は陛下のお子をその身に宿しておられました」
子の父でありながら、彼はその事実を全く知らされてはいなかった。
国で一番恵まれた場所であるはずの王宮で、女性として国で一番の高貴な身分であるはずの王妃が餓死した……。
然も彼女は大国ジルハイムからジュリアスの元に嫁いで来た彼の従兄妹だった。
彼女は何故この様な悲劇的な最期を迎えなければならなかったのか……?
その真相を知ったジュリアスは愕然とする。全ては彼の過ち故の悲劇だった。だが、それに気付いた時はもう遅かった。軈てロマーナはジルハイムにより追い詰められていく。
これは王妃の死を発端とする彼女の死に関わった人々の群像劇。
✴︎✴︎アルファポリス様に投稿したものを増筆、改稿した作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 12:08:45
82651文字
会話率:26%
魔法使いジュリアは最愛の元夫オスカーの命を助けるために時間を巻き戻した。同じ結末にならないように必死に努力するが……?
(旧題『最愛の夫を救うために結婚を回避したいのに、できません』)
最終更新:2025-07-29 01:01:19
1688937文字
会話率:57%
極度の人見知りで分厚い眼鏡をかけた公爵令嬢ジュリアンは、王太子から婚約破棄を告げられる。落ち込む彼女を見かねた幼馴染の伯爵家三男パブロが、話し方と見た目の改善を手伝うことに。やがて社交界の夜会で絶世の美女として現れたジュリアンは、再び王太子
に求婚されるが──彼女が選んだのは別の人物だった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-28 20:31:58
1200文字
会話率:47%
お調子者のルークは、退屈な城の中にうんざり。
そんな中、孤児のメアリと出会う。
「行く場所が無いなら、メアリも一緒にもどう?冒険」
ルークとメアリは旅に出る!
だったのだが、銀貨が尽きるわ、勝てないモンスターに喧嘩を売ろうとするわ、メア
リとジュリアの相性悪いわ、で大変。
挙句の果てに、魔王が復活したようで…。
これは、変な奴らが試行錯誤して、周りに助けられたりして、冒険を続けていく物語。
※西洋風であって、西洋じゃないです。JRPGですゴリゴリ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 16:20:00
44648文字
会話率:48%
東ナーロッパの南に位置する小国、エリトニー公国。
勇敢で賢明な建国の父、ウォレム王に治められ、決して裕福ではないものの、人民は幸せに暮らしています。
その妻は、この地上の、そして歴史上のどこにもいないと称えらえる美女、サラ王妃。しかし
、サラ王妃は、ある事情で、お城の石牢に幽閉され、王との夜伽(よとぎ)の時しか外に出ることを許されません。
その王妃に献身的に奉仕するメイドのメラニー、そして王妃を解放せんと画策する美貌の青年、副侍従長のジュリアン。
それぞれが持つ希望、そして正義感、敬慕、しかしそれがすれ違って愛憎に変わる頃、物語はあらぬ方向に展開していきます。
果たして、サラ王妃の心は解放されるときがくるのでしょうか。その時、ジュリアンは、メラニーは、何を思うのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 16:15:31
15955文字
会話率:7%
共和制ローマは、建国700年を数えて内憂外患の状態だった。
拡大した領土は、良心的な高官が何とか領土の維持を守っていたが、一部の高官が高い税をかけ、好き放題をしていたため奴隷の反乱や逃亡が相次いで属州の多くは疲弊していた。
ローマを含むイタ
リアの諸都市は、難民や職を失った市民が増え、ローマの福祉政策、麦の配給量の増加によって一般のローマ市民の生活を厳しくさせ、国庫は赤字続きだった。
それでも、元老院は共和政体の維持を最優先に考え、目的に突出した個人の活躍を厳しく制限する。
時代は英雄を求めていた。
さっそうと現れたのはグエナス・ポンペイオス・マーニュス。
ローマの外敵を駆逐した英雄だった。
ローマは栄光の時を迎えるかと思われたが、元老院は英雄的行為を貶める活動に出る。
はるか昔に救国の英雄スキピオを抑え込んだのと同じように。
ローマは新しい英雄の時代を迎えるのか、共和制の理想を守るため、元老院が英雄を抑え込むのか。
それともまだ表舞台に出ていない時代を超越する者が出現するのを待っているのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 15:00:00
123484文字
会話率:28%
ローマの権力者から逃げるように大学に進んだユリウス・カエサル。
2年の時を経てローマに戻ってくる。
叔父であるアウレリウス・コッタの活躍で反目していた元老院派と民衆派のわだかまりも少し減り、カエサルも政界進出ができるようになった。
叔父に感
謝しつつ、ローマの政治権力に近づくためカエサルはローマに戻り
活動を開始する。
社会はより混沌としてきていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 15:00:00
178173文字
会話率:30%
ポエニ戦争での勝利から地中海世界を股にかける大国に成長しつつあったローマは、国内外に大きな問題をかかえていた。腐敗した元老院。公職者の汚職。国家の拡大による市民層の分離。急増する難民や増加する貧民への福祉政策による国家財政の破綻。また、外部
では蛮族たちが我が物顔でローマの同盟国を蹂躙しつつあり、地中海では海賊たちが自由に横行する。
そんななかで共和制ローマは機能不全に陥っていた。
そんななかで、家族の愛に恵まれた少年ガイウス・ユリウス・カエサルは、大きな力によって自分で道を歩みことを求められる。紆余曲折を経ながら、少しずつ、国家ローマ再建の道を進みはじめる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 15:00:00
513084文字
会話率:26%
世界初のVRMMORPG《デュアル・クロニクル・オンライン》の発表を目にした二人の姉妹。
物語を追い秘された設定を解き明かすことが好きな刀使いの姉、深冬こと《クレハ》。
純粋にゲームとロールプレイを楽しむ槍使いの妹、千夏こと《ジュリア
》。
そんな姉妹の降り立った舞台《幻双界》での物語を追う、もう一つの物語。
※杜若スイセン氏の『Dual Chronicle Online 〜魔剣精霊のアーカイブ〜』との設定共有作品となります。
双方合意、相談の上で設定共有を行っています。誤って通報などを行わないようお願いします。
また、なろう運営様にもご相談し、大丈夫と確認を取ってあります。
※物語の裏側や拾い切れなかった設定を補完するストーリーとなりますのでパーティを組むことが少なく、VRMMOらしく見えないかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:00:00
2066911文字
会話率:47%
剣から銃に移り変わる転換期にあって、リエール公国のブルーリボン騎士団は侵略を続けるルマンド帝国が作った国境の山間にある砲台陣地攻略を命じられた。騎馬突撃をしようものなら、確実に大砲の餌食になる。作戦立案に頭を悩ませていた団長アレスはある日、
難民キャンプで1人の少年と出会う……
ー登場人物ー
リエール公国側
アレス 騎士団長 50歳 魔法剣の使い手
ブリッジ 副団長 20歳 剣の実力はあるが魔法剣は
使えない、次期団長
ダン 騎士見習い 16歳 戦略魔法、オキツカカ"ミ、
八柄の剣を使う少年
サヤ リエール公国の王女 16歳
ルマンド帝国側
ジュリアス 皇位継承第八皇子 リエール方面指揮官
黒騎士 黒色槍騎兵団団長 年齢不詳
フルプレートアーマーの騎士
斬鉄剣、デスブリンガーの使い手
オドボール卿 皇位継承で実権を握ろうと画策する
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 08:29:44
57580文字
会話率:55%
諜報活動を生業とする家で育ったアレナ・サンクシュア侯爵令嬢。その殺伐とした子ども時代の反動で、ラブロマンス小説に憧れるお花畑な乙女(諜報スキルあり)に成長。
培った諜報スキルで、難易度Sのジュリアス・レーウェン公爵令息を攻め落とすの!
そして、私だけの溺愛生活が始まるのよ!!
え…なんか上手く行き過ぎ…?
こちらの計画がばれて…??
まぁ、そんな些末なことは後で考えましょう。
勢いのまま、侍女兼諜報員(プロ)のレネとその部下ハンクと共にジュリアスに仕掛けていこうとする、そんなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 20:58:48
58735文字
会話率:43%
本編『光と影ー織りなす夢の形』(完結済)のスピンオフ短編集となります。
本編ではあまり描かれていないジュリアの相棒ガリオンとの話になります。
ジュリアの幼少期からの訓練とガリオンとの関係を描いた事件簿
そして、BFFとなるイメルダとの馴れ
初めなど、
本編では公開されていない話を特集しました。
ジュリアファンの皆さん、是非お楽しみください!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 07:15:47
19089文字
会話率:21%
1980年代のある夏の暑い日に偶然上野公園で一人の金髪美女に出会う。まるでアニメフィギュアのような容姿のソフィアにノックアウトされてしまった。生まれて初めて情熱を感じるようになった大学生のヒデ。そして今までろくに1人で国内旅行もしたこともな
い彼だが、それがきっかけで夢を探すヨーロッパへの一人旅が始まった。
日本での価値観しか知らないヒデは、スイス・フランス・イギリスと放浪しつつその国のカルチャーや価値観の違いを体感し少しずつ異文化を理解し吸収していく。
そしてその異文化の果てには・・・
その先には驚くべきパラレルワールドがあったのだ。ソフィアとジュリアの謎の双子美人姉妹 Blanc Twins との関係が深まり吸い込まれるようにSF体験をしていくのだが…
モラトリアム期間にいる思春期のヒデは『いったい自分の”夢の形”とはなんなのか?』という問いかけに悩みながら自分なりの将来を模索していく。
荒廃したパラレルワールドを舞台に水陸両用の移動ヴィークルであるホバージェットでヒデと一緒に旅をする美人姉妹の妹ジュリア。彼女と一緒に行く先々で戦いに巻き込まれながら“剣姫ジュリア”に惹かれていく。
そして2人はお互い同じ価値観を持っている事に気が付き愛が芽生えていくのだが…
この物語は、主人公ヒデの目線でBlanc Twinsを描いている序章:プロローグである。(下巻)
このプロローグ(上巻・下巻)“覚醒”と“昇華”は、Blancツインズが大活躍する本編『光と影- 織りなす夢の形』(SFー空想科学似て投稿済)へと続く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 06:10:37
61465文字
会話率:9%
1980年代のある夏の暑い日に偶然上野公園で一人の金髪美女に出会う。まるでアニメフィギュアのような容姿のソフィアにノックアウトされてしまった。生まれて初めて情熱を感じるようになった大学生のヒデ。そして今までろくに1人で国内旅行もしたこともな
い彼だが、それがきっかけで夢を探すヨーロッパへの一人旅が始まった。
日本での価値観しか知らないヒデは、スイス・フランス・イギリスと放浪しつつその国のカルチャーや価値観の違いを体感し少しずつ異文化を理解し吸収していく。
そしてその異文化の果てには・・・
その先には驚くべきパラレルワールドがあったのだ。ソフィアとジュリアの謎の双子美人姉妹 Blanc Twins との関係が深まり吸い込まれるようにSF体験をしていくのだが…
モラトリアム期間にいる思春期のヒデは『いったい自分の”夢の形”とはなんなのか?』という問いかけに悩みながら自分なりの将来を模索していく。
荒廃したパラレルワールドを舞台に水陸両用の移動ヴィークルであるホバージェットでヒデと一緒に旅をする美人姉妹の妹ジュリア。彼女と一緒に行く先々で戦いに巻き込まれながら“剣姫ジュリア”に惹かれていく。
そして2人はお互い同じ価値観を持っている事に気が付き愛が芽生えていくのだが…
この物語は、主人公ヒデの目線でBlanc Twinsを描いている序章:プロローグである。
このプロローグ(上巻・下巻)“覚醒”と“昇華”は、Blancツインズが大活躍する本編『光と影- 織りなす夢の形』(SFー空想科学似て投稿済)へと続く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 06:47:34
129138文字
会話率:10%
■転生したのは最底辺の私生児?■
現代日本で詐欺師として生きてきた男は、異世界で辺境貴族の落とし子『ティム』として転生する。
魔力も剣の才能もないが、前世の知識と観察眼を武器に、偽造技術で悪だくみをする。
教会改革を目論む司教補ジュリアン
は、ティムの詐欺に目をつける。
「民を虐げる悪党を、その富で滅ぼさないか?」
相反する二人が手を組んだ瞬間、王国に渦巻く「嘘」が暴かれ始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 14:00:00
364742文字
会話率:50%
魔法学園の名門である《ジュリアード魔法女学園》に通うクロム。彼女は優秀が故に、一糸乱れぬ魔法陣構築を是とする近代魔法の授業で、凡庸な能力しか持たない他のクラスメイトの魔法陣に合わせることができず、悩みを抱えていた。
そんな時に、近代魔法に
は似つかわしくない『不格好な魔法の杖』を持つ、冴えない中年の男ラーセンに出会う。実は彼は、今はあまり使われなくなった古典魔法の使い手であり、失われた古典魔法の魔法陣を集めて旅をしている。
古典魔法は、近代魔法と異なり術者がそれぞれ異なった魔法陣を描く。魔法陣を構成する要素をうまく重ねると、それぞれの魔法陣が一つに溶け合い、単一の魔法陣とは比較にならないくらい大きな効果を持つ魔法陣となる。ただしその理論は複雑であり、継承する魔法使いも少なくなったため、シンプルで効果のわかりやすい近代魔法に押されてしまい、廃れつつあるのだ。
他人に合わせて自分の力を押さえなくても良い古典魔法を気に入ったクロムは、ジュリアード魔法女学園を休学し、ラーセンとともに古典魔法の魔法陣を探す旅に同行することになったのだった。
旅の途中には、男性なのに学園の誰よりも細やかな魔法陣を描くことのできる、おかまで口数の多いオリーブ。そして、小さい体に見合わぬ大きな魔法の杖をもち、失われた古代魔法を操ることのできる、朴訥な少女アンバー。この二人を加えた四人がそれぞれの想いを胸に、旅に出る。途中様々な出来事に巻き込まれながらも、力を合わせて解決し、やがて古き魔法使いが作成した伝説の魔法陣を見つけ出す。
これは、そんな四人の楽しい旅の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 11:46:57
28226文字
会話率:35%
ついに、アメリアを悪役令嬢にして、断罪したー!遠縁のジュリアは両親の死をきっかけに引き取られて侍女として仕えていたアメリアに手ひどくいじめられる毎日を送っていた。
婚約者の王子に嫌われている事に気付き、仕返しを思いつく。
それはアメリアに嫉
妬させ、皇子の想い人に嫌がらせをするように仕向け、手伝う。
王子はそれをネタに婚約破棄するだろう、との目論見はものの見事に成就した。やったね!
ところが、アメリアは辺境伯に願われて結婚する事に。ジュリアは付き添いとしてやむを得ず従うが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 08:00:00
5232文字
会話率:45%
若き公爵夫妻であるジュリアンとリシェルは、お互いの本性を隠したまま、ぎこちない結婚生活を送っていました。
完璧主義で無表情な公爵ジュリアンには、「可愛いものが大好き」という秘密があり、一方、公爵夫人リシェルには、おしとやかな外見とは裏腹に「
中身は騎士団長」という男勝りな本性がありました。
これは、不器用ながらも真実の愛を育んでいく公爵夫妻の、甘く、そして温かい物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:00:00
271243文字
会話率:39%
戦果を逃れ、山奥の子爵領キティスに住む“狂い姫“ジュリアは歳の離れた妹シャルと、一緒に避難して来た者達を養うため、大農場を経営している。このままのんびり暮らしたいという願い虚しく、次々と舞い込んでくる厄介ごと。ジュリアとシャルは、平穏な日
常を手に入れることができるのでしょうか?。
このお話しは、仕事に恋に育児に追われる異世界転生系令嬢のお話。
ジャンルの割合を花の部位で例えると、花びらが恋、茎がファンタジー、葉っぱが日常で、根っこが内政です。
初めてのオリ創作長編です。
不慣れなところもあるかとは思いますが、ご容赦をください。
高評価やブックマークを頂けるとモチベーションの支えになりますので、よろしくお願いします。
<お願い>
※高評価やブックマークを頂けるとモチベーションの支えになりますので、よろしくお願いします。
※本作の著作権は、「天音紫苑」に専属します。
※本作の無断転載(翻訳をして他サイトに無断掲載することを含みます)、AI学習を固く禁じます。
※本作は、pixivでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 08:00:00
50854文字
会話率:48%
≪あらすじ≫
山奥の子爵領キティスに住む“狂い姫“ジュリアには、歳の離れた妹、シャルがいました。妹はまだ幼いためキティスから出た事がありません。妹を不憫に思ったジュリアは、妹を連れて、王都に旅に出たのでした。
最終更新:2025-05-24 12:46:39
5044文字
会話率:32%
マディラとジュリアンが、赤の世界・ニーベル国から緑の世界・グリーンフレードム国に移住して11年。 ジュリアンが望んだ、平和そのもの、何の変哲もない日常。 やっと手に入ったこの穏やかな日々が、永遠に続けばいい。二人ともそう思っていた。 だが、
赤、青、緑の世界で最強と言われたマディラを、世界は放っておくはずもなく…… ある日、城内の林に埋められていた古い壺をマディラが見つけることで、彼女の運命は大きく動き始めるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 17:22:55
891744文字
会話率:24%
【十字架の女神 第一部のその後のお話】赤の世界、ニーベルの王女マディラと、国王の秘書官のジュリアンは、お互いに婚約者がいた。 王女の事がずっと好きだったジュリアンが彼女にプロポーズをしたが、二人の仲を公表するにはとても厳しい状況であった。
その後、二人は緑の世界、グリーンフレードム国の養子となり、ジュリアンは国王に即位した。そして数年後、ニーベルにいた時には考えられなかった平和な日常の一コマ。 二人が会話を楽しんでいると、なぜかお互いのファーストキスの話に発展して……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 09:13:12
3890文字
会話率:34%
【少女小説】セレイア国随一のみそっかす貧乏貴族、エモンティエ家。エモンティエ家令嬢ミュリナには、ある目的があった。目的を果たすため、ミュリナはセレイア国の〈魔物を殺した数で家の格付けが決まる制度〉で格付けを上げ、注目されることを手段に選ぶ。
「わたし、お母様の娘よ。魔祓士として国家から有望視されていた、あのお母様の娘なのよ」。美貌で怪力の貴公子ジュリアスの助けを借り、曲者が蠢く社交界と厳しい魔祓いの戦いを乗り越えて、ミュリナは宮廷の「序列絵」に描かれることができるだろうか――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 12:30:00
108211文字
会話率:45%
異世界転生したのに――なぜこんなに昭和なの!?
異世界+濃厚昭和=未知の世界
皇立学園に通う侯爵令嬢ユリは、目立たぬ“モブ女子”として平穏に暮らす予定だった。
だが、クラスは地獄のカオス。
ぶりっ子ヒロインは昭和アイドルの再来。
悪役令
嬢は元お立ち台のワンレンボディコン。
王子は竹刀片手に吠えるヤンキーで、
まともなのは、ユリだけ……のはずだったが、
実は“皇国一の連載作家”という裏の顔を持つ彼女は、
今日も濃すぎるクラスメートを観察し、“観察日記”として発信中!
異世界転生モノのテンプレをぶっ壊す、笑撃の昭和ギャグ開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 06:00:00
21666文字
会話率:33%
神代の時代、神と共に邪神を倒し、神去りし後も現在に至るまで邪悪の台頭を打ち払い続ける聖なる剣士
"聖剣士[セフィター]”
そんな聖剣士に憧れを持つ少年、ジュリアスとレヴィン。
共に育った村を失い、少年達は聖剣士になるための学び舎
の門を叩く。
その先に予想だにしない闘いが待ってるとも知らず…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 12:41:26
157946文字
会話率:50%
十年間、ずっと片想いをしていた人と結婚をした。
幸せになれると信じていた。
彼の本心を聞くまでは……。
アレクサンダーと結婚したジュリアンは、式が終わったその直後。絶望に突き落とされた。
愛する夫は自分でない女性を愛していると
宣言した。
元貴族の平民。美しいオリビアは愛人ではなくアレクサンダーの妻であると。
愛する二人を引き裂いた悪女としてジュリアンは……。
失意のどん底にいたジュリアンの異変に気付いた義弟、ロックス。
彼が取った行動とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 21:00:00
53891文字
会話率:23%