胡里高校で化学教諭をしている月崎は何事にも動じない、仮面のような無感情な男だと生徒達から噂されていた。そんな月崎に新木七海という女生徒が相談を持ちかける。気味の悪い動画が送られてきたと。しかしその動画とやらは新木のスマホ内に残ってはいなか
った。
「誰かのいたずらだろう」と告げ月崎は新木を教室へと戻した。その次の日から新木の様子がおかしくなったのだ。物忘れなどしない生徒だった新木が物忘れをするようになっていった。はじめは教科書、教室、友達の名前。そして自分の名前すらも。
不自然な新木の様子を見た月崎が新木へと近寄った。酷く怯えた新木に。どこか朧げで不安そうな顔をする新木の名を呼ぼうとした。その時、言葉が喉に張り付いて出なくなった。目の前にいる女生徒が認識できなくなり、思い出せなくなった。知っているはずなのに。分かるはずなのに。
女生徒が絶望した顔で走り抜けていく。まるで逃げるように。待てと叫んだ声は女生徒に届くことは無く人混みの中へと消えていった。
あの女生徒は誰だ、名前はと、無理矢理思考し思い出した。新木七海という名前を。様子のおかしい新木の行方を捜すべく、月崎は新木を受け持つ担任へと新木のことを尋ねた。
「月崎先生。新木七海なんて生徒はいませんよ」
翌日、身元不明の遺体が海で発見されたという話が学校中に広まっていた。遺体の服は胡里の制服だったという。
次の日。牛久翼という男生徒がやって来る。「変な動画が送られてきた」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:30:00
61542文字
会話率:56%
愛人であった日陰者の母は、父の正妻の怒りそのほかにより病に倒れて死んでしまった。母の一人娘であったモヴが唯一頼れたのは、母方の祖母一人。しかしその祖母も病には勝てずに亡くなった。モヴはそんな時に、よくわからないまま、祖母との約束だからと、父
の元に引き取られる前に連れ出した男、フォスの屋敷に引き取られた。待っていたのは思いもしない贅沢な暮らし。たくさんの教養を学ぶ夢のような生活だったが、結婚が可能になった誕生日、モヴはフォスに襲われた。
間一髪で自分を守ったモヴは、ぼろぼろになりながら、それまで出てはいけないと言われていた外に飛び出したのだった……! と言うどっかで聞いたことのある展開から始まるお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:29:40
2158文字
会話率:27%
包丁のおれはある時、持ち主のお嬢ちゃんが自分を使って自殺を試みた際に何の力が働いたのか、お嬢ちゃんの体に乗り移ってしまった。何故お嬢ちゃんがそんなにも苦しんだのか、包丁のおれにはわからない。だが、おれはこれを機に、さっさとお嬢ちゃんの暮らす
町から出て行くことにした。というのもお嬢ちゃんは仕事先で、功績を同僚に横取りされまくり、逆に役立たずの烙印を押されていることを、知ってしまったからだ。死んだ両親の紹介で働いているところだからと、逃げ出せなかったお嬢ちゃん。だがおれはそんなしがらみはどうだっていい! そう言うわけで、おれは脅しのように役立たずはやめろ、と怒鳴られたそれをちょうどいい、とその場で仕事場をやめるとどなり、その勢いで町を後にしたのだ。町を後にしたおれだが、そんなにこの先を悲観はしていない。なにせ。
おれは屑鉄として溶かされて包丁になる前は、伝説と言われた名剣だったからだ! ちょっとやそっとじゃおれはへこたれないんだぜ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 17:00:00
89262文字
会話率:40%
タイトルが前提条件の一人称のお話です! 僕はホルス、どがつく田舎の、辺境の、さらに密林出身の男だ。そんな僕は通っていた村の学校をついに卒業し、王都の求人に応募して、なんと驚いたことに、王弟殿下の側仕えという何でも屋に就職したんだ! ここから
僕の、王宮での生活が始まったんだけれども、どうにも王弟殿下にも秘密がいくつもある様子で…… という、ハピエンを目指したお話です。設定の都合上、若干BL風味強めの描写がありそうなのでご注意ください。割とご都合主義です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 17:00:00
102083文字
会話率:46%
「あなた、10年後に死にますよ」
「……はあ?」
あまりにも唐突だった。イグナルスはラウローリエという少女にそんなことを言われる。
なんて馬鹿げたことを言うんだ……とはならなかった!
「あなたは僕にどうしてほしくて、死ぬとを伝えたんで
すか?」
「それで、僕の死因は?」
むしろ積極的に受け入れ始めたイグナルスに戸惑うのはラウローリエの方であった。
「あなたに生きたいと言わせてみせる!」
ラウローリエは決意した。
これは自己肯定感が低くて達観してしる少年と、そんな彼のことを救おうと頑張る転生少女のお話。
過去の短編、「幼馴染の貴族令息にかわいいと言い続けたら開き直られた」と同じ世界ですが、そちらを読まなくても問題ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:29:00
29818文字
会話率:52%
別れを告げたのは私からだった。そんな独白。
最終更新:2025-02-21 20:20:43
517文字
会話率:12%
ある日、いきなり魔法が使えるようになった世界。
いつも通りなんて、なくなった。
この世界に急に与えられた「魔法」は神からの祝福なのだろうか? それとも、神からの試練なのだろうか?
そんなことは誰にも分からない。
人々は、変わらざるを得
ないだろう。
急激な変化を遂げたとき、人は何を感じるのだろうか。
注意
この作品は以前、学校の無料配布の部誌に同名、「世界は変貌を遂げた(ペンネーム:霧雨)」として掲載していますが、内容は加筆、変更を加えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 21:49:22
14005文字
会話率:36%
「ディアーナ! お前との婚約を破棄する!」
その日、アルテール公爵令嬢のディアーナは国外追放を命じられた。
王太子ヒューバードの愛しき人、ソレイユへの非道の罪により。
ソレイユは義母と義姉の虐げられる哀れな娘であった。
そんな娘をディアーナ
も、また。
嗚呼、なんて冷たい女だろう――と。
そしてディアーナは、国のお外にほっぽりだされた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:26:39
9112文字
会話率:8%
ホンス伯爵家にはプリシラとリリアラという二人の娘がいた。
黒髪に茶色の瞳の地味なプリシラと、金髪で明るい色彩なリリアラ。両親は妹のリリアラを贔屓していた。
救いは、祖父母伯爵は孫をどちらも愛していたこと。大事にしていた…のに。
プリシラ
は幼い頃より互いに慕い合うアンドリューと結婚し、ホンス伯爵家を継ぐことになっていた。
それを。
あと一ヶ月後には結婚式を行うことになっていたある夜。
アンドリューの寝台に一糸まとわぬリリアラの姿があった。リリアラは、彼女も慕っていたアンドリューとプリシラが結婚するのが気に入らなかったのだ。自分は格下の子爵家に嫁がねばならないのに、姉は美しいアンドリューと結婚して伯爵家も手に入れるだなんて。
…そうして。リリアラは見事に伯爵家もアンドリューも手に入れた。
けれどアンドリューは改めての初夜の夜に告げる。
「君を愛することはない」
と。
わがまま妹に寝取られた物語ですが、寝取られた男性がそのまま流されないお話。そんなことしたら幸せになれるはずがないお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 18:10:51
78136文字
会話率:16%
ひっそりととんでもないことが起きていた。
この国の聖女様が、なんと聖女ではなかったという。
そんなお国の状況だけど、リラもまたとんでもない状況にあった。
目の前には幽霊屋敷。
今日からここが己の城である。
最終更新:2024-05-27 12:37:13
52663文字
会話率:31%
僕は恵まれた人生を送れたと思う。沢山後悔もあったけどそれでも楽しかったと思えた人生だった、そう言えるぐらいには。でもそうやって目を閉じても僕の人生は終わっていなかった。目を開けると知らない世界、言葉、体になっていた。そんな人生を特別でも何で
もない僕が、凡人らしくもがいて必死に生きようとする話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:24:45
32254文字
会話率:37%
気付いたら、異世界の公爵家の次男坊として、この世に生を受けていた。
いわゆる前世の記憶がある、異世界転生というヤツである。
名前こそ思い出せないが、前世ではオタクとして全力を尽くしていたが、不摂生が祟って、割と早めにポックリ死んでしまった。
まあ、心残りが無かったと言えば嘘になるが、生きたいように生きた結果だし、後悔はしていない。
生まれたのは、異世界にあるとある王国の公爵家。
権力と血統に溺れたクズな兄弟たちと両親以外は、文武両道の才能ある身体に生まれて、切り札たる覚醒能力にも恵まれた。
そんな俺が自分の生きたいように、やりたいように生きて行くお話。
オタクが異世界転生したら色々とやりたいに、決まってるよなあ?
とはいえ、迂闊な事をして死ぬのは御免被るので、着実かつ慎重に。
やりたいようにやって、天寿を全うしてやるぜ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:24:43
268847文字
会話率:30%
私は自身を美少女にした。だってそうしたら楽ちん人生イージーモードだと思ったからだ。新たな世界がどんな所からはわからない。けど可愛いは正義。それを信じて突き進む!
目覚めたら草原ででっかいドラゴンが私の前に降りてくる。話してみると案外良
い奴で私たちは心の友となった。なんとドラゴンの力が使えるらしい。友達料としては十分だ。力も手に入れたし世界征服もいいかもしれない。
そんなことを思ってると、何か機械兵士みたいなのが私を追う。私は逃げる。追い詰められて壁をぶち破ると私はどこにいたかをその時初めて知った。それは空に浮かぶ島。私の物語はここから始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:24:12
3012290文字
会話率:43%
気付いたら不思議な場所にいた。水みたいなのに浸かってる自分の体。体は浮き、何かにつながってる。それに何も思い出せない。ここじゃないどこかに居たと漠然とわかるけど……なんだっけ? そんな事を思ってると、近くで激しい音が聞こえてくる。
外
では魔王と勇者が世界の命運をかけた戦いをしてた。でもこのままじゃ世界がやばい!? だから私はそれを止めようとして……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:13:15
1648620文字
会話率:38%
世界は『ドラゴン』の恐怖にさらされてる。一年に一回奴等は異世界からやって来るんだ。そして破壊の限りを尽くしてた。そう十五年前までは。十五年前、一人の英雄がドラゴンを倒した。それから毎年一年に一度、そのドラゴンを葬る英雄が現れる様になった。
世界は脅威を退ける英雄のおかげで発展した。そして今年もまた、ドラゴンが訪れる前兆が始まった。だが世界の誰もが信じてる。今年もまた、ドラゴンを倒す英雄が現れる事を。
そしてそんな一人に、歳をちょっと食ったおじさんが例年通りに名乗りを上げて、誰にも期待されてない中、世界最大の国家の首都の地を踏んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-04 21:11:31
23623文字
会話率:63%
「人工異世界を創生し、その世界へ死者を転生させて主人公に異世界ライフを提供する」
そんな前代未聞のビジネスを行っている協会が存在した。
その名は転生協会。この世に数多ある異世界の内の一つ――『アルカナ・ヘヴン』にその協会は存在している。
天賀谷司の初異世界運用から四ヶ月の時が流れ、彼は協会に正式加入していた。
ある日のこと。司はユエル、琴葉、マキナと一緒に正式加入を祝ったパーティーを満喫していた。
そんな中で司は琴葉とマキナに、今後自分とユエルはタッグを組み、『ダブルラスボス』として『異世界運用評価対決』を行う事を明らかにする。
略称『評価対決』で知られるそれは、同日より二つ以上の異世界運用を開始し、演技やストーリーの良さなどを審査員に点数化してもらう事で競い合うものとなっている。
司とユエルの対戦相手は、ダブルラスボス役としては協会内で最強と言われている二人組――手錠双璧『ムイ&ロア』であった。
いきなりの大物を相手にする事になった司とユエルであったが、どうやら今回の評価対決開催には何か『別目的』が存在しているようだ……
果たして此度の評価対決開催の真の目的は何なのか。
そして司とユエルはムイ&ロアに勝てるのか。
一介のラスボス役に過ぎない少年少女が、あらゆる異世界、人工異世界を舞台に、様々な事件、強敵に立ち向かう!
無数に存在する異世界を巡るバトルファンタジー第二章『手錠双璧』編、ここに開幕!
※当作品は『ラスボス役の異世界奇譚』の第二章となります。第一章をまだ読んでいない方は、先にそちらを読む事を推奨します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:23:56
27506文字
会話率:46%
「人工異世界を創生し、その世界へ死者を転生させて主人公に異世界ライフを提供する」
そんな前代未聞のビジネスを行っている協会が存在した。
その名は転生協会。この世に数多ある異世界の内の一つ――『アルカナ・ヘヴン』にその協会は存在している。
アルカナ・ヘヴンで生きている人は犯罪者などの特定人物を除き、誰もが望めば協会が用意した異世界で死後の世界を満喫できるのだ。
そしてその協会では一つの役職(ポジション)が存在していた。
ラスボス役。
まさにこの異世界運用における花形とも言えるポジションだ。ラスボス役はアルカナ・ヘヴンで亡くなってしまった、『主人公』となる人物が転生先の異世界で体験するストーリーにおいて、最後の敵として立ちはだかる重要役職である。
そんな日々異世界転生を果たした人間を相手にしている転生協会で、ラスボス役として活動している一人の少女『皇真ユエル』は、ある日協会にラスボス役の新入りとしてやって来た少年『天賀谷司』の教育係に任命される。
慣れない状況に困惑しながらも何とか司のサポートを行っていく中、次第に司の過去や彼が協会にやって来た本当の理由が明らかになっていく……
一介のラスボス役に過ぎない少年少女が、あらゆる異世界、人工異世界を舞台に、様々な事件、強敵に立ち向かう!
無数に存在する異世界を巡るバトルファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 19:12:20
142872文字
会話率:45%
金本尚香(きんもとこうか)は東京のアラサー会社員。山あり谷ありで今の位置を得た尚香の生活は、ちょっと頭のおかしい自称ミュージシャンの章(しょう)との出会いで、またあれこれ揺れながら変わっていく。
それぞれふたり、道は重なるのか、それと
もそれぞれの道を行くのか。
誰でもそうであるように、人生の未来が見えなくて、それでも毎日を生きる、不安な一人の会社員。そんな尚香と、章と、そして誰かのお話。
※めちゃくちゃ不定期更新です。
※すごく口の悪い人たちが出てきます。
この小説は前作『スリーライティン・上』の続きです。
作者ページからお入りください。
前作の如くストーリーの大筋は変更しませんが、文章が下手過ぎて、書きながら表現、誤字修正しています。すみません!(´;ω;`)ウッ…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:23:54
239760文字
会話率:53%
金本尚香(きんもとこうか)は東京のアラサー会社員。山あり谷ありで今の位置を得た尚香の生活は、ちょっと頭のおかしい章(しょう)との出会いで、またあれこれ揺れながら変わっていく。
誰でもそうであるように、人生の未来が見えなくて、それでも毎日
を生きる、不安な一人の会社員。そんな尚香と、章と、そして誰かのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 09:20:34
385538文字
会話率:55%
自分は幸せになれると、信じて疑わない男がいた。どんなに苦しい状況にあっても、その思いが揺らぐことだけはなかった。
けれど、そんな思いとは裏腹に、男の人生は悪くなる一方だった。
そんなある日、男はとうとう寿命が尽きて、何も成し遂げるこ
となく命を落とした……かに思われたが、死から復活して世界に舞い戻る。
それは、あらかじめ決められていた魂の計画。絶望し、死ぬことこそが、男が生まれる前に決めた〝黄金の体験〟を手にする鍵。
これまでの惨めな人生が一変して、豊かさと栄光を掴み取る、そんな大冒険の始まり。
約束された黄金の人生が今、幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:23:35
9457文字
会話率:25%
あれは、確か中学2年生の春のことだったかな私は、無駄にカッコつける病(中二病)を患ってしまった。
いやぁ本当にあれは、黒歴史だったな。急に『ウラは、知性を使い永久不滅の存在となる花の神アロルフラート』って全校集会の時に校長先生の話を振り切
ってからの校長先生を蹴飛ばしてそんなこと言いだす。まぁ今は中学三年生にもなり中二病の症状はあまり出ないと思ったら大間違いで興奮や怒ると中二病なる災厄の体になりいろんな事件に巻き込まれ(自分が言ったりして)るが個性?が豊かな仲間と一緒に解決する物語である(多分)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:22:04
191459文字
会話率:43%
僕は悪い奴が嫌いだ。なぜっておっと、そんな肉親を殺されたや金を脅し取られたっていう事ではない。じゃあ、何で嫌いだってそれは・・・・
「おリャシネシネ死ね!!!ギャハハハ」
・・・そう、友達が悪い奴だからだ。
最終更新:2025-02-15 21:32:05
9743文字
会話率:17%
あるところに中学二年生の女の子がいた。
その子は母親がいなく叔母からの冷酷で、暴力的な態度に耐えていた。
学校でもイジメに遭ってずっと一人ぼっちだった。
そんな時女の子は家で母が残した手紙を見つける。そこには「いつか迎えに来る」という母の言
葉が記されていた。女の子は母が生きているかもしれないという希望を胸に家を飛び出して母を探す旅に出る決心をする。
そして、今始まる母親を探す女の子いや、白浜渡音の旅が!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 22:56:27
42988文字
会話率:58%
異世界転生で俺だけ最強? そんなうまい話があるわけない。
現実はそんなに甘くないし、うまくいかないこともある。だけど……
突然、本当に異世界に飛ばされたら、ただ困るだけだろ?
……だが。
そう思っていた俺に限って、ある日突然、異世界に召喚
されてしまった。
しかし! 俺には最強スキルも、チート能力も、ハーレム展開もない。
あるのはせいぜい、人並みの人生経験だけ。……いや、だいぶ厳しくないか?
「なろうテンプレをぶち壊す!」なんて大それたことは言えなくて
「既存の枠に便乗させてもらっちゃってスミマセン」と謝るくらいの弱気な著者が初投稿で送る――
“ナマナマしい”異世界冒険、開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:20:58
7266文字
会話率:17%
「監督、もう走れません」
白河夕はレースで怪我をしてから復調できず、「走りたい」という思いがだんだんと薄れていくことに焦燥感を感じていた。そんな絶望の中始まる大学陸上人生のラストイヤー。走ることは、義務か権利か。その疑問へ答えが出たとき、夕
は再び襷を受け取る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:20:42
4373文字
会話率:29%
名を楠木 亜蓮 (くすのき あれん)
彼は異世界転生をした。早速目の前には大きなオオカミ!
食われた。食われた。食われた。
その数、1000回以上にも及ぶ。苦痛の果てに彼はある声を聞く。その声に願う。世界最強にしてくれとそして狙われない体
にしてくれないか?と、
───────この美少女だれ?
生き返った狼のお友達「オミ」と旅をすることに決めた。
男の記憶を持つロリが異世界を無双する。
剣を降れば彼女を連れて剣は大地を切る。
「と、止まってーー!!!」
拳を地に叩きつければ大地は壊れ、地鳴りが来る。
「ぬ、抜けなーい。」
そんな彼にも夢ができる!それはいつか自分の国を作りお城のお姫様になること!
この体を利用し無い手は無い。なので、まずは「スプラッタ王国」の王女を落とす!
さぁいけ!ロリのロリによるロリの為の無双を!
貴方もこの美少女にデレデレ間違いなし!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:20:00
468283文字
会話率:37%
この世界で95%の不幸な事件の元凶。名を【地縛霊】
そして、その地縛霊を成仏させ未来の不幸な事件を回避する組織がある。
それが、特殊日本慈善成仏組織
─────人呼んで、名を成仏屋。
本名 灰崎祥吾(はいざきしょうご)は、仕
事をクビになり、不幸を体現したように嫌なことばかり起こる。
そして、地縛霊の目的は不幸な人間を食べ、人間に戻ること。
主人公は狙われてしまう。そんな時、後ろから成仏屋が現れる。
「よう、少年。お前さんついてないね」
その一言と、その出会いは、灰崎の運命を変える出来事だった。
ホラーあり、アクションあり、コメディありの作品となっております。
ぜひお読み下さい!
※この小説は読み切りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 06:00:00
2894文字
会話率:23%
【よくぞ魔王を打ち倒した】
世界を平和にした勇者は、先を歩く。願いは我が家に帰ること。
そのためには100個の願いの欠片を使い他人の願いを叶えなければならない。
全てを救ってもまだ、勇者は人を救わなければいけないのだ。
勇者【アル
ク】はプリーストの【セイヤ】と旅を続ける。
「魔王を倒す力!?そんなものが都合良く!なんの代償も何しに使えると思いますか!?」
アルクの悲しい未来が明らかになる。アルクはもう知っている。自分長く生きれないことに。
それでも歩くのだ。
短編小説で読み切りとなっております。設定では一応上・中・下に別れておりこれは上です。
続きが書かれるかはまだ分かりません。ですがこの小説を読んで少しでも皆さんの生きる糧になってくれるのであれば幸いです。
これは全てを失った勇者が全てを取り戻したいと願いハッピーエンドを目指す物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 12:00:00
6955文字
会話率:30%
バルト三国の一番南に位置するリトアニア。
中世にはポーランド・リトアニア連合としてバルト海から黒海に拡がる大国となった。
しかし、西暦1200年代初頭、この国はいまだ小国ですらない、建国すらされていない部族連合であった。
そしてこの地は異教
の地。
十字軍には攻撃され、更に東方からモンゴル帝国が迫って来る。
そんな時代のリトアニアを統一し、初代にして唯一の国王となった男ミンダウガス。
その男の活躍と(若干の)恋の物語を、1219年の和平条約に連名した、彼を含む21人の公爵たちとの群像劇として描く。
基本、史実準拠ですが、史料が無いに等しいので創作を大量に加えます。
十字軍関係は結構けちょんけちょんに書いてますが、ご容赦を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:20:00
140011文字
会話率:18%
本社の無茶振りによって海外勤務を繰り返す中年・金刀卯(かねとう) 二郎。
家族仲は最悪、妻や娘からは不用品扱いされていた。
そんな彼の趣味は「三国志」を読む事。
本の中の英雄たちとばかり親しんでいた彼は、ある日事件によって生命を落とした……
筈だった。
目覚めた時、彼は劉備の弟・劉亮叔朗になっていた。
元の時代の書物にしか記述がない劉備の弟や、従兄弟たち親族衆。
そして実際に会った劉備も関羽も、曹操や袁紹も本の中の英雄とは少し異なっている。
劉亮として第二の人生を生きる事になった彼は、自分の知っている歴史とは異なる動きを見せる中、類まれなる武力も無し、兵を指揮する能力も無し、商才も謀略の才能も無しながら、最初の人生で培った知識や技能を活かして、推し武将である劉備の為に頑張ろうと決意するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 18:00:00
483632文字
会話率:18%
幽霊の寿命はおよそ四百年……そんな常識を覆した八百年近く前の武士の霊。
それがひょんなことから守護霊となってしまった主人公・皆川ユウキ。
鎌倉時代の武士の霊は、霊の世界でも常識が違う。
行く先々で、出くわす浮遊霊や地縛霊の首を取り歩く。
理
由は「わしと目が合ったから」。
成仏出来ない霊が、更に理不尽な目に遭って、募る無念。
それを背負わされるユウキは
「早く何とかしないと!」
と、この強力な霊対策を急ぐのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 20:00:00
129734文字
会話率:22%
「おまえは、俺の花嫁だ」
冷酷な美貌を持つ男にそう宣言されたレヴィア・ハーレットは、混乱する。目が覚める前の記憶はぼやけ、思い出そうとすれば頭を締めつける痛みが襲う。
男はダリアス・ヴァレンティンと名乗った。若き皇帝であり、人々から「魔王」
と呼ばれる恐ろしくも冷徹な男。そんな男の花嫁だというのだが、信じられない。
「記憶は思い出さなくていい」と冷たく言い放つダリアス。だが、時折見せる優しさに、レヴィアは心が揺れ動く。
そんな折、彼女のもとには母国の王子と名乗る人物から連絡がやってくる。
「君は誘拐されたんだ」
記憶のないレヴィアはなにを信じたらいいのかわからないまま、記憶を取り戻すため動きはじめるが、ダリアスが抱える秘密に触れてしまい……。
「ダリアス様、私は……」
シリアス(?)と謎多め(?)で進みます。このお話はアルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:20:00
25579文字
会話率:37%
ある日、公爵令嬢であるルイーズは街中でチェロ演奏をする男性を見かけた。彼は冴えない容貌だが演奏する姿がとっても素敵!一目惚れしたルイーズは、婚約者の王子が隣国の王女とイイ感じなのもあってバイオリンに没頭すると理由をつけて彼の所属する楽団の門
を叩くことにする。
身分に差のあるルイーズは正体を隠して接近するのだが............。王宮での演奏会では見つからないように変装したりいろいろと大変。でも、音楽に真剣に向き合ったり、チェリストの彼と徐々に信頼を深めることで幸せを噛み締める。だが、そんな平和な日々も王子がチェリストの彼を強制的に留学させると決定したことで波乱が。ルイーズはどうするのか。
ちょっと冴えない容貌のクールな男爵令息と生粋のお嬢様である公爵令嬢ルイーズのなかなか始まらない、音楽を交えたラブストーリーとなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:20:00
118383文字
会話率:58%
エドウィジュ伯爵家のエリアーヌには歴代の婚約者が12人もいた。そして、目の前にいる男性で13人目である。目の前の男性、ベルトランはそんなエリアーヌとぜひとも結婚したいと言う。ややざまあ要素の入ったサックリと読めるお話となっています。
最終更新:2025-01-17 20:20:00
3774文字
会話率:45%
パール伯爵令嬢は7歳年下の婚約者がいる。彼と会う時はお子様の遊びが殆どなので、パールはいつもオシャレなお茶会やショッピングをしたいと思っていた。
ある日、ワーズとの交流会に養子で入った兄リードが加わることになる。リードはかつてのパールの婚
約者で、パールは何かを彼を意識してしまう。そんなリードは、遊び疲れ寝てしまったワーズを置いて、パールに一緒に街に行こうと誘うのだが.......。小さいお子さま婚約者の奮闘とパールの気持ちの変化を描いたラブストーリーとなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 15:20:00
10092文字
会話率:64%
温暖な内海に位置する豊かな七つの島。
そのうちのひとつの島で暮らすルシールは、幼いころから兄と妹に挟まれて割を食っていた。
家族と過ごすよりも、隣の島の魔道具工房にいる方が楽しかった。そんなある日、ルシールは家を出て、魔道具師になるこ
とを決意する。
そのマーカス工房で出会った者たちが彼女を不憫がって様々に尽力してくれた結果、魔道具師への道はつながった。
なのに、ルシールは持ちあがった婚約を受け入れた。
なぜ、彼女は魔道具師になることを一旦諦めたのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:20:00
640545文字
会話率:44%
側室の子供として生まれてきた王女クラリスは忘れ去られたまま奥宮で薬草を育てる暮らしをしていた。
長じてから、若き辺境伯カールに嫁ぐことになった。
王宮では王女らしからぬ暮らしをしていたが、辺境伯領では一変する。
辺境伯領には飛竜がいて、ク
ラリスが育てる薬草に興味を示した。
クラリスは必要とされ、役に立つことで、自分を取り戻していく。
カールと気持ちを通わせる。そんなある日、カールがふと不思議に思うことがあり、ふたりは事実を少しずつ手繰り寄せて行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 10:40:11
114624文字
会話率:42%
猫を適した環境に送り込む猫秘密結社の調査員。
彼らは、飼い主に愛されていた。そして、その飼い主と離別した猫である。
柏木洋輔はひょんなことから、そんな調査員の仲間となった。
異動し、慣れない営業に四苦八苦しながら、猫といっしょに奔走する。
深い愛情、やさしさ、ひたむきさ、そして真っすぐな信頼に、精いっぱい応えようとする。
そうして、幸せを派遣していた洋輔こそが、彼らから幸せをもらっていた。
そして、知らず知らずのうちに、調査員の猫たちにも幸せをもたらしていた。
※ものすごい異能もチートもなく、派手な活躍もしません。
ブラック会社勤務でもありません。
真面目にコツコツと積み上げた毎日の頑張りが、報われる話です。
全25話です。
毎日19時投稿で、土日は12時にも投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 19:00:00
68705文字
会話率:39%
春の国チェラズスフロウレス。
とても温かな気候で、一年中桜の花が咲き誇る平和な国。
その国の東に位置する辺境の村には、ミア=スカーレット=シダレと言う名の五歳になったばかりの美少女が住んでいた。
ただ、美少女であるミアには一目……いいや。一
聞きで分かる変な特徴があった。
それは、喋り方がお年寄りっぽいのと、一人称が「ワシ」な事。
容姿に見合って声が可愛いのに、まるでお爺さんの様な喋り方なのだ。
そして、ミアには将来の夢がある。
それは結婚もせずに、のんびりとした引きこもりスローライフを送る夢。
とても残念極まりない夢ではあるが、ミアは大真面目だ。
しかし、そんなミアには、夢を目指す為には隠し通さなければならない秘密がある。
それはミアがTS転生者であり、その昔この世界に平和をもたらした“聖女”と同じ魔法が使えると言う事。
TS転生者の方は隠しても隠さなくても変わりないように思えるが、聖女と同じ魔法は大きな問題だ。
この世界は新たな聖女の誕生を待ち続けていて、もしミアが同じ魔法を使えるとなると、間違いなく聖女として表舞台に担ぎ上げられてしまうだろう。
だと言うのに、とある事件をきっかけにして、ミアは表舞台に引きずり出される事になってしまう。
この物語は、引きこもりしたいTS転生のじゃロリじじい聖女の波瀾万丈な物語である。
※他の小説投稿サイト『ノベルアップ+』様でも掲載している作品です。
※作者更新報告用Twitter → https://twitter.com/kon_guma折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:19:15
1945027文字
会話率:61%
この世に蔓延る怪奇な現象。
人々の心から忘れ去られていく“おばけ”や“幽霊”や“妖怪”の類。
それ等が詰まったこの世の不思議は、
時が経つにつれ薄まっていく。
だが、そんな不思議が今でも集まる場所がある。
それが、世界に名だたる名門女子校【
私立妖花威徳女学園】。
幼稚舎から大学までエスカレート式に通える少女達の学び舎。
“妖花”や“威徳”などと言う可笑しく奇怪な名の学園ではあるが、
設立当時はこの名前が【徳女】と略されて話題となり、
徳を積む事の出来る学園として、名家のお嬢様方からの注目を集め、
今では名門と呼ばれる学園となった。
しかし、時が経ち、今では若者たちから【妖女】と呼ばれ、
その名に釣られた一部マニア達からも一目置かれた乙女の園。
この物語は、そんな可笑しな名の学園に通う幼女『狐栗《こくり》』の、
奇妙で不思議な妖が満載な物語である。
※他の小説投稿サイト『ノベルアップ+』様でも掲載している作品です。
※作者更新報告用Twitter → https://twitter.com/kon_guma折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 19:00:00
119133文字
会話率:43%
私の名前はジャスミン=イベリス。
前世でおっさんだったTS転生をした10歳の女の子だ。
そんな私だけど、9歳の時に不老不死になろうと決心して、見事に不老不死になったんだよ。
おかげで成長が止まった私は、9歳の姿のままなのだ。
目
標だった不老不死にもなれたし、楽しい毎日を過ごしていたのだけど、大変な事になっちゃった。
大親友でチートなリリィに振り回されて、こんな事になっちゃうなんて……。
よーし! 決めた!
「神々残滅大作戦? ううん。お友達大作戦だよ!」
これは、TS転生後に記憶を取り戻して不老不死になった女の子が、変態達に振り回されながらも頑張るギャグテイストで中途半端な戦闘要素のあるお話です。(たまにまじめ)
主人公は前世の記憶を思い出した時が9歳だった為、前世がおっさんのわりには、おっさんぽくないです。(多分)
※『ブックマーク登録』『評価』など、とても嬉しく励みになっています。本当にありがとうございます。これからも読むと楽しくなる時間を皆様に提供出来るように頑張ります。
※47話から後書きで物語とは関係ない裏話【ジャスミンが教える幼不死マメ知識】を導入しています。
※前作の『幼女になったので不老不死になりに行きます』の続編になりますが、前作を読んでいない方でも気軽に読める様に配慮していますので、前作を知らない方も是非読んで下さい。
※前作が気になる方はこちらへどうぞ「https://ncode.syosetu.com/n2010fc/」
※一応報告です。完結済み前作の『幼女になったので不老不死になりにいきます』を他サイトのノベルアップ+様で投稿開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-14 10:23:25
519348文字
会話率:39%
誰もが憧れる……とは限らないんですよ。国一番の華やかな職場だとか、エリートだとか、そんなものよりですね、褒美は現金とか現金とか現金とかが良いと思います。そして、私は、辺境の地味な職場で、誰にも叱られないで自由にニヤニヤしながら過ごしたいので
す。
王城なんて王城なんて!厳しい上司とか、激務とか激務とか、意地悪な鬼畜王族とか、激務とか激務とかで、楽しくニヤニヤしている暇なんてないに決まってます!嫌です!
だけど、実際に勤めてみれば、某意地悪鬼畜王族はともかく、他の皆は優しい?
命じられた任務を嫌々果たしたら、嬉しくない褒美をもらって困ったが、案外どこででも楽しく生きていけると気づいたある女性のお話です。
見切り発車です。*外部サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:18:12
9908文字
会話率:63%
気がつけば、異世界転生を果たしていたエリザの人生は、その時から恐怖、破滅と隣り合わせなものとなった。
一瞬たりとも気を抜いてはいけない。気付かれてはいけない、知られてはいけない。なのに、異世界転生者の本能なのか、全てを忘れたように純異世界人
として生きることもできなくて。
そんなエリザの隠密転生者ライフをコソコソっとお届けしようと思います。
*一話短めです。
*完結済みです。
*外部サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 20:15:33
12862文字
会話率:25%
婚約時に両家で決めた、毎月1回の婚約者同士の交流を深める為のお茶会。だけど、私の婚約者は「彼が認めるお茶会日和」にしかやってこない。そして、数ヶ月に一度、参加したと思えば、無言。短時間で帰り、手紙を置いていく。そんな彼を……許せる?
最終更新:2024-06-09 23:28:56
15829文字
会話率:16%