ある日庭先に子猫が迷い込んできた。
すぐに保護してジークと名付けられたのだが、このジーク、とんでもない猫だった。なんと、念話で会話ができ、しかも自分を天界から転生してきたと自称するのだ。
そして、ボクの能力を伸ばすために転生したと言う。
『
魔法が使える』その言葉に食いついた僕はその日から迷宮ダンジョンに突入していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 12:10:00
143014文字
会話率:50%
「ノエル・スプリングフィールド。役立たずのお前はうちの工房にはいらない。クビだ」
名門魔術学院を卒業後、体調を崩した母を看病すべく故郷の魔道具師ギルドに就職したノエル。
母は無事元気になったものの、ギルド長の偏見と嫌がらせのせいで職場での
待遇は悪化する一方。
遂には、解雇されてしまうことに。
「生きるって大変だなぁ……」
途方に暮れつつ仕事を探すノエルに声をかけたのは、学院時代の友人だった。
王宮魔術師として歴代最速で聖金級魔術師まで出世。
今や有名人の彼はノエルに言う。
「これまでの人生で、僕が唯一勝てなかった君に力を借してほしいと思って」
かくして、王都に出て王宮魔術師として働き始めたノエル。
日の当たるところに出た彼女は大活躍。
気がつくと王国中から注目を集める存在になっていって――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 12:09:08
576379文字
会話率:28%
名門魔術学院を卒業後、体調を崩した母を看病すべく故郷の魔道具師ギルドに就職したノエル。
母は無事元気になったものの、女に良い魔道具が作れるわけがないというギルド長の偏見と嫌がらせのせいで職場での待遇は悪化する一方。
遂には、役立たずと言われ
解雇されてしまうことに。
途方に暮れつつ仕事を探すノエルに声をかけたのは、学院時代の友人だった。
王宮魔術師として最年少で聖金級魔術師まで出世。今や有名人の彼はノエルに言う。
「これまでの人生で、僕が唯一勝てなかった君に力を借してほしいと思って」
かくして、王都に出て王宮魔術師として働き始めたノエル。
日の当たるところに出た彼女は、宮廷の問題を次々と解決していき、王国中から注目を集める存在へとなっていって――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-17 19:37:10
8444文字
会話率:39%
気がつけば、無数の白い糸が光の中を舞っていた。
「おまえの糸は、人と未来を織り、世界を豊かにする。
その使命を、この新たな世界で果たしなさい」
女神の言葉とともに、私は異世界ヴァルディア王国に転生した。
田舎農家マーヴェル家の次女リィナ
。まだ三歳。
だが、繭に触れた瞬間、かつての知識と記憶が蘇った。
桑の葉、蚕の育て方、繭から絹糸を引く技術。
そして――糸で人と国を豊かにするという夢。
虫嫌いの姉、陽気で頼れる兄、幼馴染の木工職人グレンと力を合わせ、
小さな農家で養蚕を始めた。
やがて事業は製糸へ、そして魔道具技術を取り入れ産業革命へと広がっていく。
だが、旧貴族や軍部は変革を恐れ、妨害を仕掛けてくる。
「糸は、人を傷つけるためではなく、人を守るために使う!」
努力と知恵、そして仲間と家族の絆で、少女は国家を変えていく。
目指すはただの成り上がりではない。
『農家の娘、異世界で国家改革始めます ―糸で国を変えた少女―』
産業と知恵が未来を織りなす、異世界産業改革ファンタジー開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 12:00:00
280760文字
会話率:50%
三十路のおじさんが、異世界で幼女に転生するも余命宣告済み。
余命、幾ばくかでもせっかくの異世界ライフ。
前世の社畜人生みたいな生活はもう懲り懲りです。
魔法あり、魔道具あり、ついでに魔獣もありの世界。
なんとしても今世を満喫してみせようとド
タバタの毎日を送る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 12:00:00
4257392文字
会話率:24%
世界が滅びるその時に聞いたのは寂しがり屋の邪竜の声だった。
人類は敗北した。
99個のゲートをクリアせよという不思議な声と共に平和だった世界はモンスターが現れる危険なものへと変わってしまった。
覚醒者と呼ばれるモンスターと戦う力を持った
者が必死に戦ったけれど人類は邪竜の前に滅ぼされてしまったのである。
たった一人を除いて。
愛染寅成(アイゼントモナリ)は人類最後の一人となった。
けれどトモナリもモンスターの攻撃によって下半身が消し飛んでいて、魔道具の効果でわずかな時間生きながらえているに過ぎなかった。
そんな時に新たなスキルが覚醒した。
戦いに使えないし、下半身が消し飛んだ状況をどうにかすることもできないようなスキルだった。
けれどスキルのおかげで不思議な声を聞いた。
人類が滅びたことを嘆くような声。
この世界に存在しているのはトモナリと邪竜だけ。
声の主人は邪竜だった。
邪竜は意外と悪いやつじゃなかった。
トモナリは嘆くような邪竜の声に気まぐれに邪竜に返事した。
気まぐれによって生まれた不思議な交流によってトモナリと邪竜は友達となった。
トモナリは邪竜にヒカリという名前を授けて短い会話を交わした。
けれども邪竜と友達になった直後にトモナリは魔道具の効果が切れて死んでしまう。
死んだのだ。
そう思ってトモナリが目を覚ましたらなんと信じられないことに中学校の時の自分に戻っていた。
側には見覚えのない黒い卵。
友といたい。
そんな邪竜の願いがトモナリを過去へと戻した。
次こそ人類を救えるかもしれない。
やり直す機会を与えられたトモナリは立ち上がる。
卵から生まれた元邪竜のヒカリと共に世界を救う。
「ヒカリと一緒なら」
「トモナリと一緒なら」
「「きっと世界は救える」」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 10:00:00
600604文字
会話率:37%
「ほどほどに働いて、趣味で絵を描いて暮らしたい」と願うローエンは貴族の生まれを捨てて町で暮らしはじめる。絵を描くのは好きだけど、画家になりたいわけではない。なにかと中途半端なローエンだけど、周りの人たちに助けられのんきに暮らしていた。ある日
、勤め先の修理工房の親方が病気で倒れ、王都で働いていた息子のヴィゴが帰ってくる。魔力持ちで魔道具も作れるヴィゴが来てからローエンの絵から描かれていたはずのものが消えるという現象が起こるようになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 08:44:13
6208文字
会話率:17%
事故死したところを別の世界に連れてかれた陽キャグループと、巻き込まれて事故死した事なかれ主義の静人。
神様から強力な加護をもらって魔物をちぎっては投げ~、ちぎっては投げ~―――なんてことをせずに、平和に生きると決めた静人は、勢いで作ってしま
ったホムンクルスにお店を開かせて面倒なことを押し付けて自由に生きることにした。
作った魔道具はどんな使われ方をしているのか知らないまま「のんびり気ままに好きなように生きるんだ」と魔物なんてほっといて好き勝手生きていきたい静人の物語。
「まあ、そんな平穏な生活は転移した時点で無理じゃけどな」と創造神は思うのだが―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 08:06:02
2887387文字
会話率:46%
魔女のお店に解体屋が来て、お客が増える話。
最終更新:2022-02-08 22:06:41
499文字
会話率:34%
魔女のお店に冒険者ギルドの副マスターが買い物に来る話。
最終更新:2022-02-06 00:52:05
560文字
会話率:50%
この屋敷は、わたしの居場所じゃない。
薄明かりの差し込む天窓の下、トリノは古びた石床に敷かれた毛布の中で、静かに目を覚ました。肌寒さに身をすくめながら、昨日と変わらぬ粗末な日常が始まる。
かつては伯爵家の令嬢として、それなりに贅沢に暮
らしていたはずだった。だけど、実の母が亡くなり、父が再婚してから、すべてが変わった。
「おい、灰かぶり。いつまで寝てんのよ、あんたは召使いのつもり?」
「ごめんなさい、すぐに……」
「ふーん、また寝癖ついてる。魔獣みたいな髪。鏡って知ってる?」
「……すみません」
トリノはペコリと頭を下げる。反論なんて、とうにあきらめた。
この世界は、魔法と剣が支配する王国《エルデラン》の北方領。名門リドグレイ伯爵家の屋敷には、魔道具や召使い、そして“偽りの家族”がそろっている。
彼女――トリノ・リドグレイは、この家の“戸籍上は三女”。けれど実態は、召使い以下の扱いだった。
「キッチン、昨日の灰がそのままだったわよ? ご主人様の食事を用意する手も、まるで泥人形ね」
「今朝の朝食、あなたの分はなし。ねえ、ミレイア? “灰かぶり令嬢”には、灰でも食べさせればいいのよ」
「賛成♪ ちょうど暖炉の掃除があるし、役立ててあげる」
三人がくすくすと笑うなか、トリノはただ小さくうなずいた。
夜。屋敷が静まり、誰もいない納戸で、トリノはひとり、こっそり木箱を開いた。中には小さな布包み。亡き母の形見――古びた銀のペンダントが眠っていた。
それだけが、彼女の“世界でただ一つの宝物”。
「……お母さま。わたし、がんばってるよ。ちゃんと、ひとりでも……」
声が震える。けれど、涙は流さなかった。
屋敷の誰にも必要とされない“灰かぶり令嬢”。
だけど、彼女の心だけは、まだ折れていない。
いつか、この冷たい塔を抜け出して、空の広い場所へ行くんだ。
そう、小さく、けれど確かに誓った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 07:30:00
98194文字
会話率:33%
猫族のレンは国外調査隊に入隊するのが夢だ。
しかし、普通なら魔法を持って生まれてくるはずがレンにはそれがなかった。
魔法を持っていない身でありながらも夢のため学園に入学し、ノーマジ(ノーマジック:魔法無し)のレッテルを貼られながらも日々奮闘
する。
魔法がなくても魔道具があれば戦える。
教室、魔法技術士、その他の大人達と出会い、
調査隊へ憧れを強く願うようになるのである。
ケモノの姿をした少年少女たちのノンビリとした、けれどハラハラもする物語をお楽しみくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 07:03:11
21545文字
会話率:36%
地底世界に住む獣人の男の子「レン」は学園の検査で魔法なしと診断されてしまった。
しかし、彼には魔道具を作るという趣味があり、生活に役に立つ魔道具を一人で作ることができていた。
その中で課外活動紹介というイベントで魔法技術部という魔道具を作る
部活に出会う。
レンは魔法技術部を見て、この道で生きていくと決める。
魔法技術部で出会うヒトとどんな学園生活を送っていくのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 17:23:46
200875文字
会話率:54%
私、クリスティーナは、前世で国税調査官として残業漬けの日々を送った後、どうやら過労でぶっ倒れそのまま今の世界に転生してきたようです。仕事中毒だった前世を持つ私は、転生してちょっと歩けるようになるとすぐに家業を手伝って家族をびっくりさせてしま
いましたが、大らかな両親は前世の記憶を持つ私を優しく受け入れてくれました。そして前世で汚部屋生活をしていた私は、今世で断捨離に目覚め、断捨離で友人達を助けながら魔法を駆使して自分のときめく未来を模索していくお話でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 06:10:00
41226文字
会話率:49%
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました
。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けいたしました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまいました。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 15:15:23
103540文字
会話率:43%
京都の町でカフェ「ムーンロンド」を営む紫水。
幼いころの記憶と共に異世界へ帰還することになる。
月の女神の後継者として、ゆがみ、壊れ、散らばった石の記憶を紡ぎ
失われた神の眷属と魔道具をよみがえらせていく。
扉によってつながれた異世界の
もう一つの「ムーンロンド」
二つのカフェで紡がれる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 01:30:41
100393文字
会話率:26%
高校生の佐倉遥斗は、修学旅行中に突如として異世界に召喚される。そこはステータスと職業がすべてを決定する世界だった。召喚された「戦士たち」の中で唯一、遥斗は「最弱」と呼ばれる「アイテム士」の力を与えられる。
アストラリア王国の魔道具科に入学し
た遥斗は、持ち前の科学的思考と観察力を活かし、アイテム生成の秘密に迫っていく。クラスメイトのエレナや、同じく召喚された仲間たちと共に、遥斗は魔法と科学の境界を探求し始める。
しかし、世界は「闇」と呼ばれる脅威に侵食されつつあった。遥斗たちは冒険を繰り返す中で、この世界の真の姿に迫っていく。アイテム生成の本質が「世界の法則の一部を書き換える」ことだと気づいた遥斗は、その能力を極限まで高めていく。
「闇」の正体、異世界の真相、そして自身の能力の本質——全てが繋がっていることを理解した遥斗は、ついに「世界の理」そのものを把握するに至る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 01:17:21
995484文字
会話率:33%
エルリック・ヨルバ・フォージウィンは、ギルド『黎明の蒼狼』副団長の事務仕事と全世界冒険者協会から理不尽に押し付けられる『冒険者クエスト』(強制)を嫌々こなすミスリル級冒険者である。
本人は「半引退(セミリタイア)冒険者」と愚痴る。
「パー
ティメンバーやギルドメンバーに劣るクソ雑魚弱者」などとのたまう彼だが、彼にはとある秘密が‥‥
本物の『引退』を求める彼に、世界は様々な苦難が投げつける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 23:30:00
16872文字
会話率:47%
「ダンジョン × 素材集め × 生産職人」
生産職人と歩むダンジョン攻略!
戦えない仲間のために素材を集めていたら、気づけば最強に──!?
風の精霊に愛された少年ハルは、ある日命を落とし、気づけば赤ん坊にタイムリープ。
今世では、風の加護
をその身に宿す“特別な存在”になったけれど……
本人が夢中なのは、チート能力じゃなくて拾い物と素材集め!
草むらに光るきのこ、ダンジョンの奥に眠る鉱石——
ちょっとドジで心優しいハルが、仲間の職人たちと一緒に“とんでも魔道具”を生み出していく!
今日もハルは進化するポシェットと共に、ダンジョンの奥へと潜っていく!
これは、戦うだけじゃないダンジョン攻略。
拾って、集めて、繋いでいく。
優しさと魔法の素材で描かれる、生産系冒険ファンタジー!
この物語は、いくつかの物語と世界観を共有していますが、本作単体でもお楽しみいただけます。
どの物語から読んでも問題なく楽しめますが、全て読むと、より深く世界のつながりを感じられるかもしれません!
⚫︎ 異世界で手仕事職人はじめました! 〜創術屋ツムギのスローライフ〜
https://ncode.syosetu.com/n3980kc/
⚫︎ハルの素材収集冒険記・序章 出会いの工房
https://ncode.syosetu.com/N4259KI/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 22:08:51
265978文字
会話率:37%
異世界で貴族令嬢として育ったミレイユ。しかし家族や使用人に蔑まれ、探索者となっても仲間に見捨てられ、迷宮で命を落とす――はずだった。
目を覚ますと、そこは現代日本に転生。そのままプログラマとして十数年を過ごし、プログラミング能力を武器に生
き抜く力を身につけていく。
しかし未来からやってきた女性・エリーによって、ミレイユは再びあの異世界へと転移する。死んだ直後の、あの迷宮の中へ――
死んだはずの未来を、再び歩み始めるミレイユ。
探索者ギルド、魔道具制作、そして魔法式を書き換える能力。
現代の知識と異世界の知識を活かし、ミレイユは過去の自分を「上書き」していく。
これは、元令嬢で現代プログラマの私が、“異世界”と“人生”をやり直していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:03:46
21874文字
会話率:42%
魔法の道具や美術品、武器などの鑑定マニアだった貴族令嬢が冤罪で転移追放刑に。遠く離れた辺境の地下迷宮奥深くに飛ばされたところ、偶然居合わせた冒険者たちと出会ったことで第二の人生が始まる――
最終更新:2025-07-25 20:26:11
560191文字
会話率:48%
母の連れ子だった私、リリーノは幼い頃は伯爵である継父に可愛がってもらっていた。
継父と母の間に子供が生まれてからは、私への態度は一変し、母が亡くなってからは「生きている価値がない」と言われてきた。
捨てられても生きていけるようにと、家族には
内緒で魔道具を売り、お金を貯めていた私だったが、婚約者と出席した第二王子の誕生日パーティーで、王子と公爵令嬢の婚約の解消が発表される。
涙する公爵令嬢を見た男性たちは、自分の婚約者に婚約破棄を宣言し、公爵令嬢に求婚しはじめる。
その男性の中に私の婚約者もいた。ちょ、ちょっと待って!
婚約破棄されると、私家から追い出されちゃうんですけど!?
案の定追い出された私は、新しい地で新しい身分で生活を始めるのだけど、なぜか少し変わった魔道具ばかり作ってしまい――!?
※アルファポリス様でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:30:00
47250文字
会話率:49%
温暖な内海に位置する豊かな七つの島。
そのうちのひとつの島で暮らすルシールは、幼いころから兄と妹に挟まれて割を食っていた。
家族と過ごすよりも、隣の島の魔道具工房にいる方が楽しかった。そんなある日、ルシールは家を出て、魔道具師になるこ
とを決意する。
そのマーカス工房で出会った者たちが彼女を不憫がって様々に尽力してくれた結果、魔道具師への道はつながった。
なのに、ルシールは持ちあがった婚約を受け入れた。
なぜ、彼女は魔道具師になることを一旦諦めたのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:20:00
948569文字
会話率:44%
新米錬金術師の姉妹、ミオとメイはひょんなことから労働力(冒険者のおじさん)を拾った。
おじさん、ジェイクを護衛にして採取に出かけ、薬作成や魔道具のカスタマイズに乗り出す。
すっからかんである財政を立て直し、祖母が遺した工房を守り抜く
ために奮闘する。
いつか、錬金術素材一覧に発見者として名を載せることを夢見て。
しかし、魔道具のカスタマイズをするうち、思いがけない道を進んでいくことになる。
※美少女錬金術師姉妹とおじさんが一緒に住むことになりますが、両手に花、というよりも、
寄ってくる悪い虫を近づけまいとする父と娘のような感じです。
主人公ふたりとおじさんの恋愛にはなりません。
ほのぼの物語で、チートは忘れたころに顔を出すかもしれません。
※本作で出てくる物品・事柄は現実のものとは関係ありません。
興味を持たれた方は正しい知識を参照ください。
※本編に出てくる魔道具の説明の一例。
目覚まし時計です。
<コケコッコの時計>
所定のボタンを押さないと、「コケコッコッコ」というアラームが徐々に激しくなり、
最終的には「コッケェェェェッコッコッコォォォオオオ!!」という
命(タマ)を取られるんじゃないか、という勢いになる。注意が必要だ。
※本編に出てくる薬の説明の一例。
<鎮痛剤>
飲み薬。聖母の優しさでできています。でも苦い。とんでもなく苦い。
聖母の優しさ、どこへいった……。
おおむね、こんな感じです。
最後までこの調子だと思います。
格好良さそうな魔法の呪文とか考えられないですが、こういうことはいっぱい出てきます。
<コケコッコの時計>とか、出てき過ぎて、更に説明が続きます。
気になった方は本編を読んでみてください(16話くらいに出てくる予定です)。
(ちなみに、大したものではありませんが、説明自体はこの三倍か四倍くらいはあります。
もう一度言いますが、大したものではありません。……脱力系?)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 22:00:00
410526文字
会話率:48%
ドラゴンが支配する島国。リベリオス。
人々は “カラクリ” と呼ばれる魔道具の力を借り、この過酷な世界で生きながらえていた。
その最前線に立つのは、若き聖女 “サキリス” 。
孤児として差別されながらも、育ての聖女 “グラシア” のように「
人々を癒やし護る存在」になることを夢見てきた。
だが、脅威はドラゴンだけではなかった。
大陸から島流しとなった盗賊たちが暗躍。さらには、サキリスたちの足元からも、不穏な影が忍び寄る。
そんななか、彼女の前に現れたのは、無詠唱魔法を使いこなし、自由に振る舞う少年 “アレス” 。
言いたいことも言えない自分とは真逆の彼に、サキリスは知らず憧れを抱いていく。
けれど、ドラゴンに支配された島国という“籠の中”に生きる聖女にとって、自由とは手の届かぬ翼なのか。
聖女としての使命。
少女としての願望。
サキリスの心はゆっくりと、確実に揺れていく。
——これは、“籠中の聖女”が羽ばたくための物語。
世界のカラクリを知り、自由への翼を手にするまでの——。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 18:00:00
27077文字
会話率:28%
『魔道具作家』の天職を持つサグマは、通常、偶然の産物として生まれる『魔道具』を意図して作り出すことができた。
魔道具には目玉が飛び出るような高値がつく。
金のなる木である彼は冒険者ギルド『ダラープラント』で過酷労働を強いられていた。
「こ
のままじゃ壊れる……。スローライフがしたい……」
しかし、ギルマスのエルドは彼を手放そうとしない。
そこで、サグマは一計を案じた。
魔道具の暴走で頭がおかしくなったことにしたのだ。
目論見は奏功し、サグマはギルドから追放された。
晴れて自由の身となった彼はスローライフを求めて帰郷の途につく。
しかし、そんな彼を放っておかない者たちがいた。
ギルドメンバーたちだ。
彼らはサグマの作る魔道具なしでは自分たちの冒険が成り立たないことを知っていた。
そして、彼がいなければ、いずれギルドが立ち行かなくなることを悟っていた。
何より、おかしくなってしまった彼を放っておけなかった。
かくして、サグマのもとにギルメンたちが再集結し、勝手に新ギルドを立ち上げてしまう。
ギルマスに祭り上げられたサグマは、スローライフを望みつつも忙しい冒険の日々へと駆り立てられるのだった。
そして、最強の冒険者『魔道具フルアームド・サグマン』の伝説がここに幕を開けるのである――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 16:40:17
110085文字
会話率:39%