【第一話~最終話までのあらすじ ※ネタバレあり】
神之川大学の三年生である、イラストが趣味の主人公「弥生冬葵(やよいふゆき)」に突然告白してきたのは、正体不明のヒロイン「賀茂海乃(かもうみの)」。彼女の巧妙な誘導によって、冬葵は初対面同然
の彼女と時間を過ごしていく。
ある時は二人でネイビーの街横須賀を散策し、またある時はスケベ根性を隠さぬ悪友「鮎喰(あくい)コウ」、ダウナーでニヒルな哲学系美女「丸子哲(まるこあきら)」、元気溌剌とした冬葵の妹「弥生棗(なつめ)」とその穏やかな親友「桜戸(さくらと)こはる」の計六人で由比ガ浜で海水浴し……。
海乃の見目麗しさと底抜けの明るさに冬葵は惹かれ、夕焼けの海で「海乃が好きだ」と思いを告げる。
後日、告白の返事として彼女から伝えられたのは、「すべては人間の愚かな『感情』を利用した、あなたを捕食するための私の誘導だ」という暴露だった。そもそも海乃は人間ではなく●●●●●であり、それゆえに人間の感情を理解せず「バグだらけの不誠実なもの」と蔑視していたのだ。
しかし、冬葵の描いたイラストを通して「感情の中には美しいものも存在する」「冬葵から真っ直ぐ向けられていた恋情を、自分は踏みにじっていた」ということに気が付き、後悔の念から涙を流す。
海乃は冬葵に謝罪するために、伊豆諸島の式根島に出かけることを提案するが、彼女の出自にまつわる「人間を愛してしまえば、この世から完全に消滅する」という予言通り、澄み切った蒼い海の前で、冬葵をはじめ、全ての人間の記憶・記録から消滅してしまう。冬葵に残されたのは、離島での優雅な一人旅の記憶と、なぜかイラストが全く描けなくなってしまうという手枷だけだった。
「感情とは何か」という哲学的な問いを下敷きに繰り広げられる青春群像劇の、初めの一編。
※小説投稿サイト「カクヨム」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 15:00:00
94481文字
会話率:56%
舞たちボート部の部員は合宿で本荘海水浴場に来ていた。初日は親睦会みたいなもので自由に過ごしていると、部員の一人が沖に流されてしまう。二次被害を恐れて救助に迷う舞。
そんな中、リン子の乗ったヨットが通りがかる。リン子が颯爽と部員を救出するが、
浜から向かい風が吹いている状況でヨットの性能を活かして岸まで無事に送り届けることができるのか。
★二次創作について★
F0023-5 黄桜すいプロジェクト様
これは『黄桜すい物語』から派生した二次創作です。以下のURLの利用ガイドラインに沿って投稿しています。
https://kizakurasui.jp/dl/#i
★登場人物★
【 黄桜(きざくら) すい 】
東京から秋田県東由利に引っ越してきた、鳥海高校の一年生。
後に、水の女神として覚醒して活躍するがそれは別の話。普段はのほほんとした天然系。
【 浜梨(はまなし) リン子 】
すいと同じ高校の二年生。ヨット部所属。公式の小説で、すいの鞄に付けた自作の牛のマスコットをブタだと主張して曲げなかったため泣かせた前科がある。
【 霜下 舞(しもした まい) 】
ボート部所属。リン子の幼馴染。しっかりしたお姉さん的な性格。リン子がすいを泣かせた現場では優しく介抱した。
【 ミキ 】
リン子のヨットパートナー。スキッパーを担当。リン子とは高校で知り合った。リン子の帰りを舞が待っていたりするので二人のことはよく知っている。
【 ミカサ 】
鳥海高校二年生、ボート部。ポジションは調整。ボート部で一番力がある(物理)
★ヨット用語★
登場するヨットは『セーリング・ディンギー420』を想定。
クルー:まわりを見たり艇のバランスを保つ。リン子はクルー
スキッパー:方向を決める舵取りと風を受けるセールの管理をする
ハイクアウト:艇にしゃがんでバランスを取る状態
トラピーズ:艇から身を乗り出してバランスを取る状態
沈(ちん):艇が横転した状態。沈没のように逆さまではなく横倒し
クローズホールド:風上に斜め45度に向けて進む
タック:進行方向が風上時の方向転換。右方向クローズホールドから風上に艇を向け、そのままの勢いで左方向を向く。するとセールが風を受けて左方向クローズホールドになる。この一連の流れをタック(タッキング)という。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-24 20:58:12
11341文字
会話率:45%
僕らの家の近所に草原さんという人が引っ越して来た。彼は何故か家の中に海水魚をたくさん飼っていて……
最終更新:2020-02-22 12:24:45
3585文字
会話率:28%
人気のない海へ、海水浴へ行った僕ら。そこで僕らはとても可愛い女の子と出会う。遊びすぎて、遅くなってしまった僕らを、彼女は自宅に招いてくれたのだけど…
最終更新:2009-06-07 00:01:53
2092文字
会話率:27%
瀬戸口ゆかりは長崎県の青林島に住む中学二年生の少女です。ショートヘアーの髪形でスポーツが得意ですが、勉強が苦手な女の子。
青林島は過疎化が進み、中学生はゆかりを含めて七人だけでした。中学を卒業すると本土の高校に行くために島を離れることに
なります。漁業以外で働く場所も無く、若者が住めない青林島の将来をゆかりは憂えていました。
学活の時間、ゆかりは青林島を明るくする方法を先生に尋ねます。すると先生は簡易型の水力発電機で道路に外灯を灯す方法を教えてくれました。
青林島は夜になると港の付近以外は暗闇に閉ざされます。だが、外灯が灯れば島の人の心も明るくなるはず。ゆかりはそう考え、青林島活性化応援部を創設します。仲間と共に水力発電機を製作し桜並木通りに外灯を灯します。
たった一基の外灯でしたが、それが評価され、村役場から補助金を貰い増設することになりました。さらにゆかりの提案がきっかけで、桜並木通りで夜桜祭りを行うことになったのです。
青林島には樹齢四百年の降龍桜があります。この桜は県指定の記念物です。ゆかりたちは降龍桜をLED照明で照らし、その美しさをテレビで知らせ、観光客を島に呼び込みます。
観光客の一人に大野仁美がいました。彼女はゆかりと意気投合し、ゆかりの親友となります。
夜桜祭は仁美の助けもあり大盛況でした。
ゆかりは大野仁美を島に呼ぶために、今度は蛍祭りを提案します。そして水力発電機が増設され、LED外灯は島の中央まで達します。さらには海水浴場を設立し、海の家を建てるのです。
蛍祭りの日、多くの観光客と共に仁美が島に来ます。その夜二人で蛍を見に行くと、多数の蛍が沼のあちこちで光を放ちます。天空には天の川、周りには無数の蛍のきらめき、仁美はまるで異世界の風景のように感動します。
このときゆかりは将来の目標を決めます。
その目標はとても大変なものでした。
ゆかりはその目標に向かってひたむきに努力します。そして…その夢が、ようやくかなうのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-10 12:00:00
100036文字
会話率:41%
トオルたちは、観光地にある島を、6年振りに訪れる。親しくしている山崎が島で営む旅館の閉館セレモニーに招かれてのものだ。
セレモニー前夜、歓待を受けたトオルたちだったが、翌朝、山崎が死体で発見される。趣味にしている陶芸の作品で頭を殴られた
らしい。
その死に不審を感じたトオルは調べを始める。前夜、旅館の生け簀の海水が抜かれ、セレモニーの客に出す魚が大量に死んでしまったことが関係していると睨み、座員たちの協力でひと芝居打つ。
さらに調べを進めると、事件の背後に、大掛かりな地上げの集団の存在が見えてくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-06 10:00:00
22748文字
会話率:41%
度重なる偶然に運命を感じた波多野美歩は、彼が働く江の島の店「しおさい」を訪ねる。そこで提案されるアルバイトの誘い。
ひと夏を共に過ごすことになったふたりだが、関係はなかなか進まない。
そして明かされる彼の秘密、秘めた思い…湘南・江の島を
舞台にした女子大生の夏の恋。
※この作品はHP[ https://novelsofkatara.web.fc2.com/ ]にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-29 16:00:00
9056文字
会話率:49%
ある日、サメを運んでいた輸送車が事故を起こした。
だが後日――不思議なことに、事故現場でサメの死体が出てくることはなかったのである。
一方ここは異世界――龍の統治する水の王国フリムローダ。
その海岸は今日も海水浴客で賑わっていた。
青い海、白い砂。
浅瀬ではしゃぐ金髪の美女エルフ。
平和な日常の一枚。
そんな彼女の足元に――恐怖の影が忍び寄っていた――
異世界vs異能のサメ
それぞれの生存をかけた戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-21 22:00:00
100353文字
会話率:25%
海に浮く巨大な島で、男はアスパラを育てる。
そして、空に穴を開けて集荷に来るAI。
販路を拡大しようとするパラレルワールドの自分。
容赦無く増え続ける、総海水量。
だから、みんな世界を出ていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー
一話完結型。
それぞれ400から1200くらいの短編。
マツコの知らない世界で、アスパラの特集と万年筆の特集が放送され、
「アスパラと万年筆」
ツイッターで語呂がいいね、あーなんか書こうかー、という知り合いとのやりとりから適当に15分くらいでできた小説。
それが思いのほか、続いてしまったのでまとめたもの。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-05 06:00:00
9380文字
会話率:12%
むかしむかし。満潮を迎えたとある漁村でのこと。
その日の潮はいっとう足が長く、普段に比べて何町も伸びたその海水が、家の中へ入り込み、床をしとどに濡らした。
これまで無かった事態に戸惑いを隠せない村人だったの前へ、沖合に出ていた漁船の一隻が
帰ってくる。
そこに乗っていた者が持ち帰ったのは、奇妙な話だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-02 20:00:00
3834文字
会話率:0%
お盆過ぎのある平日。とある海水浴場の浜辺の一角に、二人の男が並んで座り、海を眺めていた。一人は初老、もう一人は青年。二人の男の間には会話が無く、沈黙がはびこっている。
親子にしては顔が似ていなく、友達にしては齢が離れすぎている二人。二人はど
んな関係なのか?それはだんだんと明かされていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-03 13:48:17
9123文字
会話率:57%
私たちの“人体”という城と、”脳“という王。内部は海水で満たされ、“細胞”という海洋生物たちが命を育む。
そして、この世界の何処かでまた一つ、新たな城が産声をあげた。
ちょっとした好奇心のせいで、早々に呼吸停止、命の危機に晒されたりと次
々とパニックに陥る主人公だったが、その都度何処からともなく届く声や、補佐官らのサポートのお陰で何とか切り抜けていく。
声の主は何者なのか。
自分は何故“王”なのか。
様々な出会いと別れ、恋愛を通して、“人体”として、そして”人“として成長していくストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-25 11:41:26
17547文字
会話率:25%
インド人が黄金の国を旅している時、珍しい物を目にします。
それは……?
この小説は、伊賀海栗様主催【インド人とウニ企画】参加作品です。
最終更新:2019-06-30 00:35:45
1121文字
会話率:56%
南海の孤島の火竜島に二匹の火竜が産まれる。そして時を同じくして、大陸を半ば追放された人間の一団が火竜島に上陸する。
黒曜(コクヨウ)と名乗った火竜は強大な力と現代日本の知識を持っていた。そして、もう一匹の桜(サクラ)は精霊の知識を持って
いて、火の精霊・椿(ツバキ)を従えている。上陸した人間の一人、王女ユズと彼らは出会い、島での生活を共同で行っていく。
島での生活にコクヨウの現代知識が生活に役立ってはいるものの、広く浅いその知識は微妙な事が多く、そして肝心の最強火竜・コクヨウの中身がへっぽこだった。
「よし、魚を取るぞ!」「火竜って泳げるんですか!?」「ぶへっほ、海水が鼻に入った!」
「昆布先生は偉大だ、食べれる、お茶になる、気球の皮にもなる!」「無理です」
奇抜で奇怪な発想と行動をするコクヨウと、それに突っ込みを入れるユズたちの島暮らしスローライフが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 17:26:59
116533文字
会話率:49%
飲み干したラムネ瓶に、海水を注いで
透き通る白い海と青い空に染めて
混ぜて水色
最終更新:2019-05-27 01:18:34
207文字
会話率:0%
十五歳でこの世界に来たエルフの少女フィン。
家主のフースークとの徹夜明け、いきなり押しかけて来た委員長は、
正体不明の「大帝」が、この銀河を席巻すると云う。
世界シミュレーション「アガスティア」を庇護する委員長は、
帝国の門番であるフースー
クこそが、その原因だと考えていた。
人類版図「ガラクティクス」の常識と非常識、エルフ女子の倫理観が交錯する中、
フィンたち一行は銀河の果てに海水浴に出掛けるのだが…
あらすじを、書いても読んでも、何のことだかさっぱりわからない。
取り敢えず、シリーズ前々回のお話はこちら。
https://ncode.syosetu.com/n7805fg/
それでもって、前回のお話はこちら。
https://ncode.syosetu.com/n1886fi/
方向は少し違いますが、前日譚はこちらです。
https://ncode.syosetu.com/n0374fg/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-13 23:31:47
17910文字
会話率:30%
これは、帝国内乱中のお話。
もしお宝が出れば戦費になるからと、テレーゼの案内で未知の地下遺跡の探索を始めるヴェンデリンたち。
ところがその地下遺跡にはお宝など存在せず、ビー玉ほどの大きさのガラス玉が埋まった、石碑のようなものしか存在しなかっ
た。
ガッカリして帰る支度を始めるみんなであったが、ヴェンデリンとエリーゼがそのガラス玉が光り始めたことを発見、それを伝えようとした瞬間、二人は意識を失ってしまう。
目を覚ました二人は、地下遺跡ではない場所に飛ばされており、さらにヴェンデリンはその場所に見覚えがあった。
「(なぜ日本に戻っているんだ?)」
エリーゼと二人、日本に飛ばされたヴェンデリンは、生活費を稼ぎながら元の世界に戻るヒントを得るべく一宮信吾を探すことを決意する。
そしてようやく見つけた彼であったが、時間軸のズレがあったようで、ちょうど二人は同じ年。
信吾は高校生であった。
「俺、幼馴染の美少女とかいなかったけど……あと、美少女転校生と仲よくなんてした経験ない」
「金髪巨乳美少女を嫁にしている君が言う?」
中身が違うだけなのに、リア充高校生になっていた信吾に嫉妬するヴェンデリン。
逆に、大貴族になり奥さんが複数いるヴェンデリンに驚愕する信吾。
時期はちょうど夏休み、元に戻るヒントすら掴めないヴェンデリンたちと信吾たちは海水浴へと出かけ、エリーゼたちが飛び入り参加したミスコンの商品で、無人島キャンプへと移行する。
ところがその無人島には、ヴェンデリンたちと同じく別の世界から来た招かれざる謎の客たちがいて……。
はたして、ヴェンデリンは元の世界に戻れるのであろうか?
入れ替わった二人の長いようで短い夏休みが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-11 19:00:00
141458文字
会話率:47%
宇宙船強奪を目指しドイツと蘭国は連携し日本攻撃に踏み切った、首都攻撃を目指して潜水艦隊が房総沖に浮上したが情報を入手していた日本軍が急襲し一気に撃沈、同じころ駿河湾にはドイツ軍が蘭国の潜水艦で到着ーゴムボートで上陸を果たせたが大間港でロボッ
ト軍に捕獲された。
陽動作戦失敗を知らず新潟港沖に到着した輸送船団から上陸部隊出撃、青海のミサイル基地から核ミサイルが発射され全面戦争の火ぶたが切られたが待ち受けていた帝国軍の装備で固めた日本軍に一気に攻められ一夜で殲滅された。
蘭国は帝国軍の装備に震えあがり軍を撤収させ休戦、日本国民は戦いが有ったことを知らずに過ごしていたがついに地球規模で災害が始まった。
大平洋の海底が割れ島々は海に飲まれ日本はじめ各国の沿岸に海水が押し寄せた。
東京の下町地区は水没し地下鉄や鉄道網は全滅、霞が関は月のアルファー基地に移転、市民も山の手地区に避難した。
それから間もなく中部地方が割れてマグマが噴出、住民は銀河鉄道と幸子の船団により助け出されギニアに植民したが驚いた他に住む国民は一斉にギニアへ植民しようと銀河鉄道のステーションに押しかけた。
白瀬は危険が迫っている地区から脱出を指示したから嵐の中でもモクモクと歩いてステーションに向かう日本人特有の規律正しさで避難が進んでいた頃、世界各地では生き残りを掛けてあらゆる策謀戦闘が行われ、アメリカではテロリストと麻薬関係者をひそかに処分しギニアに脱出させなかった。
脱出の様子を眺めていたエミリヤはヨーロッパの壊滅を命じたためサーシアは核爆弾をアルプス山脈に投下して粉砕、ヨーロッパ各都市は噴石の雨の中に埋もれ生き残った人たちはギニア目指してロシアへーしかし国境線では軍が砲口を避難民に向けていた。
その頃辺境星域では一人のシリウス軍の女性士官が任務中に現地人の警官に射殺されたが彼女には日本に一人娘が待っていた。
母が亡くなった事を知らない少女は避難命令が出ている中で一人部屋で泣いていた時防衛隊の兵士に救出されギニアにたどり着いたが誰も世話してくれる大人はいない、空港を一人で出て野原をさまよい川の水を飲みながらとぼとぼ歩いていくと建物を見つけた。
今後少女を援け育ててくれる神田良子の住まいだ、良子は少女を部屋に連れて行き食事をさせるとスヤスヤと寝入ってしまい良子は夫の帰りを待った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-03 13:25:24
68118文字
会話率:58%
夏、海水浴をしに来たトーカ達。
のんびりバカンスとなるはずが、気がついたら緑のタコと戦っていた!?
これから私たち、どーなっちゃうの~!?
最終更新:2019-02-17 20:29:18
36330文字
会話率:72%
西暦3333年。
人間の過ちにより、地球上の大地は海水と砂嵐に沈んでいた。
人間は天候から守るドームと地下に逃れ、新たな人類、人型ロボット『マイド』と、マザーコンピューターHi-Storyによって管理された『台本システム』により、ひと
びとは人口を大きく減らしながらも、からくも種を存続させていた。
比較的規模の大きい0024番ドーム、通称『オリオン座』は隕石の衝突により天井部を損傷し、砂の被害によってひとびとは苦しんでいた。
天井の損傷をオリオン座存亡の危機と捉えた中央ドームは、若き女技術者アイリス・リデルを派遣する。
しかし、ドーム修理の障害は物理的な問題だけではなく、それに携わるひとびと、人間やマイドたちの織りなす蜘蛛の糸が複雑に絡み合ってできたものだった。
砂の舞台で演じられる奇妙なシナリオの数々。
修理のために奔走するアイリスは陰謀に触れ、次第に巨大な存在に飲み込まれそうになっていき……。
未来の地球の地下で巻き起こるSFディストピア作品。
毎日、朝7時過ぎ(寝坊したら8時)に更新です。
※補足
完成後の投稿なので完結はします。本文中に演劇用語を多用していますが、劇中劇オチではないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-25 07:05:57
293546文字
会話率:28%
「近藤事件」の決着がついて「法術」の存在があからさまにされた世界。そんな緊張にも当事者でありながら相変わらずアバウトに受け流す遼州司法局実働部隊の面々はちょっとした神前誠(しんぜんまこと)とカウラ・ベルガーとの約束を口実に海に出かけることに
なった。海に着くやいなやサイボーグ娘の西園寺かなめの意外なもてなしに戸惑う誠。ただそのかなめの好意は本心なのか気まぐれなのかわからないまま翌日の海水浴を楽しむ隊の面々から抜け出した誠とかなめの二人を襲ったのは謎のアロハシャツの法術師だった。そしてそんなふたりの窮地を部隊長嵯峨惟基(さがこれもと)の娘と言う嵯峨茜(さがあかね)が救う。原隊復帰後誠の安全の確保の必要性から西園寺かなめ、カウラ・ベルガー、アイシャ・クラウゼの3名の誠の住む寮への引越しが決まる。引越しのドタバタにアメリカ海軍出身のロナルド・スミスJr、ジョージ岡部、フェデロ・マルケス、レベッカ・シンプソンの4名の新入隊員の配属、上司の突然の婚約等様々なお祝いごとをかねての飲み会ではいつもどおり酔潰れる誠。そのままの勢いで引越し作業に勤しむ彼らを監視する外国ナンバーの外車。今後の展開に絡む重要なキャラクター達が次々と現れてくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 15:14:44
211260文字
会話率:54%