甲はいつから夢を見るようになっており、いつしか夢の中で夢だと認識できるようになっていた。
その結果、夢の中で自分の意識を自分の意思でコントロールする術を身に着けていた。
幼馴染の関係はやがて変化していく。ずっと傍にいるから気付かないの
か、気付いていながらも見ないフリをしているのか…。
※Aは短編として投稿しました。
4/17日より本編の総編集開始。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-19 21:53:24
61458文字
会話率:28%
高校生活も終わりに近づき、どうも自分は世に馴染めないと感じていたら、どうやらそれなりの理由があったらしい。私は空に属するのだという。生まれながらにそうなのだという。しかも世界の大半は土に属しているから、空の面々は孤独に陥りがちなのだという
。
ある時、奇妙な緑色の生き物が、使者としてそれを告げに来て、私をどこか奇妙なところに連れて行った。神殿のような研究所のような奇妙な建物の中で、直感で仲間だと知る者たちと出会い、奇妙な老人から与えられるべき知識を与えられ、私は生まれて初めて、心の底から幸せだと感じた。
ただし、その幸福を覚えていられるのは、奇妙な緑色の生き物が私の傍にいるたった1日だけのことで、その後は私が空の種族であることも、出会った仲間たちのことも、学んだことも、全て忘れてしまうのだ。そして再び孤独の中で、土の人々のふりをして生きるのだ。
私は、ふとしたことから、たまたま、あの変な生き物のことを思い出した。だから急いでその記憶をここに綴ることにする。おそらくは苦しんでいるはずの私の同朋が、これを読んで何かを思い出さないとも限らないから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-17 21:00:00
34958文字
会話率:49%
その娘は、芽生えた願いを叶えたかっただけだった。
人間になりさえすれば、上手くいくものだと信じて疑わなかった。
愚かな事だと止められても、産まれた恋心を止める事が出来ず。
昔教えられた『運命の恋人』が彼だと信じ、その身を投じた。
よって、自らに与えられた役目を放り投げ、男に走った娘に重い罰が下された。
命ある者達に興味を抱かず、何も知らずその場にいたら、苦しみを味わう事などなかったろうに。
罰に抗い、胸に抱く熱い想いが真実だと知る為に奔走してきた娘の物語は、これで終る。
娘は、罰を受け入れた。
仕方がない、仕組まれた罰から逃れる術など、持ち合わせていなかったのだから。
幾度も転生を繰り返した。
彼に会う為、彼好みになる為、一目見る為、言葉を交わす為、邪魔せず傍にいる為、嫌われても近くにいる為、自然に傍にいる為、彼に逢いに行く為。
願いを変え続け、娘は最終的に「勇者」に辿り着いた。
自らが所持する途方もない力を発揮出来、人の役に立つ「勇者」というモノに焦がれた。良い事をしたら、少しは褒めて、認めて貰えるのではないかと懸命に考え辿り着いた結論だった。
娘は、最初から願いを間違えていたのだ。
「古の、光を。
遠き遠き、懐かしき場所から。
今、この場所へ。
暖かな、光を分け与えたまえ。
回帰せよ、命。
柔らかで暖かな光は、ココに。
全身全霊をかけ召喚するは、膨大な光の破片。
私の力を、貴方に。
私から貴方への、愛の証。
私の唇から漏れる言葉は、貴方の為に。
私から溢れる全ての力は、貴方の共に。
貴方によって生かされる私は、貴方の物。」
そうして勇者は、最期に「魔王」を選ぶ。
※注意※
この物語は、全章全てが一連の流れとなっております。その為、ここから読んでも意味不明です。読まれている方を前提に書いておりますので、ご注意ください。現在リマスターを追っている方でも、理解不能の状態です。
☆☆この物語は章で投稿を分けていますが、別作品ではありません。続きものです、同じ登場人物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-31 20:40:42
1646文字
会話率:7%
現役女子高生の椎奈柚葉には、ある秘密があった。
それを隠し通すために『普通』であろうとして、黒縁メガネに
腰まで届く長い髪を二つに束ねて、どこにでもいそうな委員長に装う柚葉。
そのため、勉強は普段通りにして運動はほどほどに。
でも、そん
な澪の傍にいるのは『九尾狐』『氷雪狼』『鬼神』etc…
普通ではない紛れた異形たちと生活をする柚葉。
そんな異常な光景でも平穏を保つ柚葉の前に現れたのは
自分達の敵であるはずの1人の『鬼《おに》狩《かり》』で自分のパートナーとなる
1つ上の先輩だった。
その鬼狩に秘密を知られ、甘い脅しにかけられていく柚葉。
そして二人の気付かぬ間に、静かに回りだす千年前の約束
その約束が果たされる時、新たな力が目覚める折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-29 13:33:51
12010文字
会話率:38%
遠い昔、今よりも科学が発展していた時があった
だがそれと同時に 人間達は世界の命を貪っていた
ある時は勝手な正義を掲げ、都合の悪いものを消そうとする戦い
又は欲に駆られ、略奪や殺戮という虚しいだけの戦い
その世界は争いが耐え無かった
愛する者を失った者達の声が、悲しみから嘆きへと変わり怒りに、そして憎しみから復讐心となる
そんな永遠のループが続いた
そして時代が進むと同時に科学も進歩して来た
生まれるものは便利で人の為になる物もあったが、同じくより簡単に人を傷つける兵器も生まれた
遂には人間は自然、つまり世界の命さえも貪り始めた
世界の命が尽きようとした時、人間達はお互いを責め始めた
そして己が生き残るため、略奪を目的とした戦争が全世界で起きた
また醜い争いが始まった
その時、何処かともなく白と黒の竜が現れた
そしてその二匹の竜は世界を滅ぼした
いや、正確には最初に戻したというべきか
それからこの世界ができた
ん?何でそんなことを分かるのかって?
それは一度世界が滅ぶ前の文献が見つかったんだ
当時、少人数だが人間が生き残る事が出来たからね
その人達が書き残したんだ
でも解読が大変だったっぽい
字が今とは違うからね
今でも分かってない事が沢山ある
この僕でもね
おっと、そろそろ時間だ
少年、君はいずれ全てを知ることとなる
その時、きっと僕の元へ辿り着く
僕は何者かって?
ハハッ それは僕の元へ辿り着けたら教えてあげよう
それでは少年、最後にヒントをあげよう
全ての鍵は君の傍にいる
その子が道を違えないように気を付けるんだよ?
また会おう 少年折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-11 21:07:03
6077文字
会話率:46%
廃墟で見つけた紙の切れ端には、以下のとおり記されていた。
壱 卵憑ノ巫女に出会ってはいけない。不幸になってしまうから
弐 もし卵憑ノ巫女に出会ってしまったのなら卵を受け取ってはいけない。やがて卵から何かが孵ってしまうから
参 もし卵が
孵ってしまったのなら傍にいてはいけない。生まれた何かに殺されてしまうから
肆 もし殺されたくないのなら卵憑ノ巫女を見つけて卵を返せばいい。彼女は、あなたのすぐ傍にいるのだから
そして、俺たちの手元には卵があり、
今、一人死んだ。
もはや逃げ場などどこにもない。陰惨たる死をまき散らす呪いの行方は――。
古の鬼伝説と呪いが絡み合う伝奇サバイバルホラー。
※過去にcomico様で連載した伝奇ホラー作品です。
権利が戻ってきましたので文章の形で再掲です。(一部、改稿しています)
現在、comico様では全部無料で(http://novel.comico.jp/1204/)にて掲載しておりますが、こちらは普通の文章ではなく、アイコン吹き出し+イラスト演出つきです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-01 23:00:00
250526文字
会話率:38%
アーシュカ、君は気づかず、受け入れず、ただ私が傍にいることを許して欲しい。
嫌われ拒絶されたくもなく、受け入れて欲しくもない。面倒臭く嫌な私にどうか気づかないで。
番を見つけた女竜人の独白。
最終更新:2018-12-28 17:21:31
2927文字
会話率:37%
いつも誰かの後ろで誰かに従って動くばかりだった。
それが一番楽だったから。
でも、本当にそれで良かったのだろうか。
僕は自分の人生をちゃんと生きていない。
だから、今度こそは僕だけの人生を僕自身のために歩むんだ。
僕は僕の意思で君の傍
にいることを誓うよ。
いつか別れる時が来たとしても、僕は最期のその時まで君と共にありたい。
※バトル要素はありません。
※モンスターが出る予定もありません。
※各話の間に新しい話を割り込ませる場合があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-12 00:00:00
158807文字
会話率:35%
華琳と別れ現代に戻った北郷一刀が、再度外史の世界に降り立つ。
だが時は逆戻り、傍にいるのは美羽と七乃。
一刀は誰の為でもなく、自ら天の御遣いとして時代に立ち向かう。
最終更新:2018-11-14 15:16:54
411765文字
会話率:37%
「ジョゼはアレンの隣家に住む幼馴染であり、執拗なストーカーである」
これが学校や近所での不本意な評判だった。だがジョゼがアレンの傍にいるのはどうしようもない事情があった。
離れて初めて自分の想いに気づくのは、ジョゼか、はたまたアレンなのか。
女神の呪いに巻き込まれたふたりの真実の愛とは…!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-30 23:40:03
13030文字
会話率:33%
魔術師が衰退し始めた結果、ただの人間に歩み寄り、魔眼として力を発現させることに成功した世界。
三歳になれば遺伝子に魔眼適性があれば魔眼が発現する世で、一人の少年の左眼には禁忌が宿る。
――それは、見た者すべてを死に至らしめる、悲しき魔眼。
それに取り憑かれた少年は、命の恩人である少女のささやかな願いを叶えるためにとある学園に入学する。
――平凡な生活をしたい。
そう願った彼女のために、傍にいる。
たとえ、自分の手が血に塗れようと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-07 17:41:50
117867文字
会話率:46%
乙女ゲーム『キミキス〜計略と打算と恋の輪舞(ロンド)』の中に転生した私、ソフィーはキスをすると相手の能力を高める特異体質。そのせいで不埒な輩に狙われまくり。幼馴染のアルバートが護衛をしてくれているけど、ある日彼の「ソフィーの傍にいるのは打算
」という言葉を聞いてしまう。彼も私の力が目当てなの!? 計略と打算と恋の輪舞(ロンド)開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-20 19:00:00
3932文字
会話率:46%
_________私にはイケメン系幼馴染みがいる。
その子は女子でありながらも、同性すら魅了するような主人公補正を生まれ持っている。
もちろん、同性すら魅了するのだから異性だって魅了する。とにかく老若男女問わず、キラキラ輝くその笑顔で魅
了していくスーパーイケメン系幼馴染みなのだ。
そんな幼馴染みの傍にいる私は対称的に昔から普通だった。何をしてもパッとしない。秀でたところもない。テストも平均より少しいいくらい。運動神経も普通よりまぁいいくらい。容姿も普通よりまぁいいよねくらい。友達もそこそこで、家だって特別お金持ちでもなく平凡。そんな私は幼馴染みと比べられては裏でこそこそ言われ、そんな幼馴染みがいながら、いや、いるからこそなのか影が普通の人より薄い。
あぁ、だめだ。だめだめだ。
なぜそんな私とイケメンスーパーな人が幼馴染みなのか。
なぜ彼女は私なんかとずっと一緒にいるのか。
まったくもって不明である。
ただ、まぁそんな傍にいる幼馴染みと違って、だめだめな私の日々は時と共にどうでもよく過ぎていく。
だけどある日、私は出会った。否、出会ってしまった。
だめだめな私がついに恋に落ちてしまう人と。
あぁ。私なんかに恋をする資格はない。
だって隣にいる幼馴染みにみんな惚れていくんだから。
私なんかを好きになる物好きなんているわけがない。
どうせ叶わない。どうせ振られる。失恋する。
権利以前に私に恋をする意味などないのだ。
むしろ、その人に迷惑をかけてしまうだけだろう。
あぁ。どうして出会ってしまったのだろう。
_________苦しい。切ない。悲しい。辛い。もどかしい。
どうせ幼馴染みに惚れるに決まってる。
そんなことわかってる。
でもその人に触れないで、その人に微笑まないで。
その人を惚れさせないでほしい。
頼むから、お願いだから、幼馴染みに影からそんな風に願うのみ。
幼馴染みが惚れさせようとしてしてないのはわかってる。
_____________これは私のエゴだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-28 23:04:58
4441文字
会話率:17%
眼鏡を掛けた少女とその傍にいる少年の話。 マグネットにも掲載中。
最終更新:2018-06-02 22:03:10
4021文字
会話率:38%
少女の傍にいる私の話
最終更新:2018-04-23 22:56:41
2236文字
会話率:18%
考助は、仕事帰りに車に轢かれてしまう。その際に魂が弾き飛ばされて、別世界へと行ってしまう。別世界で出会った女神さまに見送られて女神さまの管理する世界へと転移するが、その世界にある塔を攻略して管理することになる。
塔に様々な種族の亜人たち(人
間含む)を受けいれて、塔を発展させていきます。
主人公自身は、直接的な戦闘能力は高くありませんが、傍にいる二人がチートです。
主要登場人物:主人公、チート二人、吸血姫、人間、エルフ、サキュバス+セイレーン(+吸血鬼少々)、モフモフ担当二匹、ドラゴン一匹(?)。
モフモフ担当二匹が順調にチートの道へ。他の人間、亜人たちは今後成長するかも?
⇒順調に成長しています。主人公は戦闘はそうでもありませんが、他でチートの道に(?)。道具作り頑張ってます。
R15は一応つけていますが、必要ないかも? 念の為付けています。
2014/12/20 第一部完 第二部からは塔から離れて活動したりします。
2015/5/17 おかげさまでなろうコンで受賞いたしました。書籍化決定です。
2015/10/13 書籍版一巻発売。
2018/3/16 完結いたしました。
※書籍化による本編のダイジェスト・削除はございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-15 21:00:00
4221486文字
会話率:30%
主人公リョウ・フラトロス、帝国に仕える軍人の一人である、その右腕として傍にいるハイラ・ロニーが何故彼に従い続けるのか…歪んだ忠誠の裏を見る。
オリジナルキャラクターを使用してはじめての小説を書きました
最終更新:2018-03-14 23:47:56
14630文字
会話率:50%
書籍化が決まりました。どうもありがとうございます! ファミ通文庫様より12/29に一巻が発売されます!
――この世界の伝説の武器は、俺が育てた。
青年ラグナ・スミスは毎日、夢を見ていた。オンラインゲームという遊びを運営している青年の夢
だ。そしてラグナは、夢の中でプレイしていたゲームキャラと自分の名前や装備が同一であることに気づく。更にはこの世界のシステムもゲームと同じで、夢の中でレベルマックスまで育て上げた武器と同じ名前の女性が、傍にいるということにも。
この世界に適合する大量の知識、そして力と経験を手にした彼は、レベルマックスの武器少女を相棒にして、自分らしく生きていく。
(カクヨムにも重複投稿中です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-20 23:52:24
109575文字
会話率:43%
人類の希望である召喚師の少女パルムはのんびり屋さん。彼女が勇者の召喚をさぼっている間にも魔王軍は人里に歩を進め、ついにパルムが住むお屋敷までやってきた。魔王と対峙した少女は初めて勇者召喚を行うのだが・・・・・・。
魔王との決戦の舞台に召喚
されたのはひとつの高校生のクラス丸ごとだった。彼等はパルムの世話役であるキキに魔王がすぐ傍にいることを教えられて混乱する。そんな中、主人公はその状況を負けイベントかなと捉える。いいえ、負けイベントじゃありません。ここで勝たなければキミ達に明日はないのだ。
ステータス画面を見れば【特技】の項目に≪リセット≫と≪セーブ≫の文字が。果たして彼等はこの特技を活かして魔王を倒すことができるのか!?
※注意
主人公達の名前がとてもいい加減です。ご了承ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 11:37:48
142178文字
会話率:68%
狗は傍にいると誓った。
小さな主の手をとったその日から。
<ムーンで連載していた同作品のR-18なしのものです>
多少手直ししてありますが本編やストーリーの変更はありません。
本編13話で完結+番外編(番外編は不定期更新)
<!!注意!!>
どのようなシーンであれ、前書きでの警告はほとんどいたしません。
暴力表現、虐待表現、流血、グロがあります。
ムーンの番外編ではR-18展開の内容のものを載せていますがキャラクターのイメージを崩したく無い方はそちらをお読みにならないことをオススメいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-29 14:33:06
53036文字
会話率:17%