誠一は父のお通夜の日、住職から長年放置している墓の存在を知らされる。
その墓はなぜ忘れられ家族のだれも墓参りをしなかったのか。
調べるうちにある事実がうかんでくる。それをきっかけに、墓とはなにかを考えるようになる。
キーワード:
最終更新:2017-03-01 10:00:00
13476文字
会話率:46%
面妖な顔つきを持って生まれ、親に捨てられ、寺で育てられた音丸。
住職がこの世を去り、天涯孤独となった彼は、村人と交流することもなく、その奇っ怪の顔つき故、村人からは幻妖丸と渾名され忌み嫌われ疎外される。
人里から離れひっそりと暮らす音丸は、
鳥獣達と仲良く繰らす。
ある年の春、村を嵐が襲う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-20 03:00:08
4156文字
会話率:0%
流行病によって相次いで夫と幼子を亡くした千代。
その二年後、三回忌の折に寺の住職に、その寺の山門脇にある石に花や菓子などの供え物があるのを不思議に思っていた千代はそのことを尋ねる。
住職は、子供を亡くした檀家のご婦人がその石に供え物をしたこ
とから、他の檀家も供え物をするようになったと言う。その石は見ようによっては母が子を負ぶさるようにみえることから、『母子石(ははこいし)』と呼ばれるようになり、いつしか、子のない婦人らが子授け祈願に訪れたり、妊婦が安産を祈願したりするようになった、と言う。
その翌(あく)る日、千代は母子石を確かめに寺を訪れる。丁度、その時、出かけていた住職が寺に戻ってきた。住職は幼子の手を引いていた。幼子はつい先日、父を亡くし、身寄りがなくなっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-13 17:36:58
11932文字
会話率:46%
伊都と伊ヶ谷大社を守護する庵は、都民から昼行燈と比喩されていた。
伊都誕生以前から続く八百一族でもあった。
旅をする彼と、伊都に居る弟の伊藤住職。
それぞれがーー思惑に飲み込まれていく。
※こちらはカクヨム投稿作の完結済みの
ものです。
これから再構成と、再編集を行って掲載します!
のでので、更新は遅いかと……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-06 00:00:00
29016文字
会話率:39%
小児がんに侵され余命いくばくもない少年・優太が自宅の庭で死にかけていた子猫を助ける。
ゴロと名付けられた子猫は毎日餌を貰いに来るようになり、優太はそれが生きがいで子猫との絆が深まっていく。
子猫は成長し、やがて妊娠し出産するが、子猫の存在は
まったく分からず死んでしまったかと懸念する。
実際、野良猫は産まれても大人になるのは数少なく、天敵に殺される事が多いからだ。
しかし優太はゴロが子猫を連れて会いに来てくれる事を信じてやまない。
いっぽう優太の症状は進みベッドに寝たきり状態になる。
ゴロが出産して一月ぐらい経った頃、ゴロが子猫を連れて優太の元にやってくる。
やせ細った腕で子猫を抱き上げる優太ではあったが、その夜、優太の命は失われてしまう。
優太の両親は息子の納骨も済み、挨拶に伺った菩提寺で住職から思いがけない事を聞いて、その事実に驚愕する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-17 16:34:04
4951文字
会話率:27%
ごく普通の冴えないサラリーマン。
ある日、もう一つの世界へ導かれてしまう。
そこで待ち受けていた非現実的な試練を受ける。一方、この世界を暗黒の闇へ引きずり込もうと封印されていた邪神が復活しようと企らむ。それを阻止しようと、仲間達が命をかけて
闘っていた。そんな中、ついに邪神と闘いへ。
闘いの最中、女神様の様々な思い、邪神の思い、それらを受け入れていくことで、この世界での最高位の神が、主人公と同化する。
最高位の神、全能の神となった主人公は、それぞれの全ての思い・憎しみ・怒り・苦しみを受け入れながら、数千年にわたり繰り広げられてきた闘いに、ついに終止符をうつことができた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-21 17:11:04
50825文字
会話率:6%
高校一年の春休み、幽霊が見える俺、九鬼流斗(くきりゅーと)は住職の父に転校を命じられる。聖霊学院高等部という何ともお坊ちゃんが通うような高校に行くことになるのだが、そこは幽霊を召喚し、怨霊を倒す召霊士(サモナー)を育成する施設であった。な
ぜ、親父が俺をここへ送ったのか?疑問が残る中、僕は仲間と共に召霊士になる為の訓練を受けていく。そんな非日常の中で俺は
幽霊に恋をした。
これは俺と透明な彼女(?)の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-28 14:03:39
5720文字
会話率:50%
とある時代のとある村に住む少女日澄(ひずみ)。
彼女は父親代わりになってくれている寺の住職の玄海さんしか、心を許せず、学校では酷いイジメにあい、孤独を感じていた。
そんなある日、学校から逃げ出した日澄は村で禁忌とされている橋を渡り、化け物達
の住処に入ってしまう。化け物と触れあうことで日澄の頑なな心が少しずつ溶けていってー。
日澄は幸せを手に入れることが出来るのか。
青春ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-04-16 15:02:27
4246文字
会話率:29%
「その方は、どんな男が好きじゃ?」
「龍を愛する人です」_____
私は鳥、空を自由に羽ばたく小さな燕。
貴方は鳥、一箇所で獲物を狙う大きな鷹。
私は巫女、貴方をお慕いする者。
貴方は住職、私の面倒を見る者。
好きです。届かなくても、
思っています。
牢屋の外で、空の下で、この宮殿で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-12 15:13:07
8231文字
会話率:38%
時は平成の時代。少し言い過ぎではあるが、働く事こそが精神でありお金こそが神様となっている現代。
都会では忘れ去られてしまった「自然」という田舎の美しい風景が残る村。
この村で生まれこの村と共に育った自分。
家がお寺だったという理由で何の疑問
も懐かずに進んだ僧侶という進路。
本山修行を終え住職の資格を得ると暫らくして父と母が亡くなってしまう。
一人でお寺を護っていかなくてはならなくなり多忙な日々を送っていた。
そんなある日の事、お寺の隣に在った鳥居と小さい祠だけが残されている神社で束の間の休息をとっていた。
祠に一礼をし帰ろうとしたその瞬間、祠の扉が開き中から尻尾と耳の付いた少女が出て来た。
信じ難い突然の出来事に翻弄されながらも彼女に事情を聴くと「幻想郷」という場所から来たと言う。
こちら側の世界に行って人々の生活、技術力を調べてくるように仰せ付かったらしい。
更に大昔にいたという「妖怪」がまだ生きているのかという事も……
こちら側に待たせている人物がいたらしいが会えなかったようで、その人物に会いたいとの事。
お金も住む場所も右も左も分からない彼女を一人で行かせるのは危ないと思い少女を家に住まわせる事にした。
色々と聴いていくと「幻想郷」という場所が、あの彼女が出て来た神社と関係があるように思えた。
信じられないが彼女と一つ屋根の下ドタバタしながら生活していく事になるだろう。
とりあえず、「博麗霊夢」という人物と会わなければ。
これからどうしようか私も分からない。
そんな春先の出会いだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-02 09:21:23
7075文字
会話率:41%
鎌倉時代末期、「菜河落(ながおち)」という小さい村で産声を上げた男の子。名は「栗田 草太」
後に天台宗の僧侶として村を護って行く。
そんな或る日、突如として武士に因って村は焼かれてしまう。村の御本尊の薬師瑠璃光如来から夢枕で御告げを受けてい
た御蔭で村人は誰一人欠ける事無く避難する事が出来た。
村が焼かれている中で再度、御本尊からの御告げで西に向って村人達を連れて逃げよと受けた。
四日逃げる事、空腹と疲労で此処までかと思われた時、空から星蓮船(せいれんせん)が降り立ち、村人達を乗せると今まで見た事も無い様な御馳走を振舞った。
尼僧が申すに争い無き地へ降ろすと申すが、物の怪多き処だと云う
そうして降り立った地は後に幻想郷と呼ばれる場所だった。
其の頃は未だ幻想郷とは呼ばれぬ「博麗大結界」も無く、況してや「幻と実体の境界」すらも無かった時代である。
今日知られている人里では無く、山を一個隔てた、後に博麗大結界に含まれる「片品村(かたしなむら)」という所であった。
その村で主人公は元々住んでいた村人達から強い反発を受けていた。突然現れた人間を住まわす事は出来無いと……
其の村人達と仲良くしようと試みる主人公は仲良くする事が出来るのであろうか?
今日の幻想郷に深い関わりは無いが決して何も無かった訳では無いそんな物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-22 02:28:21
2555文字
会話率:0%
親父が死んで寺家業を継ぐことになったヤンキー某(なにがし)
毎日をめんどくさがりながら続けていたお寺にちょっと変わった女の子心愛がやってきた!
本編【某くんとココアちゃん】の季節もの第2弾です!
本編の方に番外編を書いていく予定だったのです
がこのたび分離させていただきました。
http://ncode.syosetu.com/n6672bu/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-13 12:00:00
1898文字
会話率:44%
親父が死んで寺家業を継ぐことになったヤンキー某(なにがし)
毎日をめんどくさがりながら続けていたお寺にちょっと変わった女の子心愛がやってきた!
本編11/23完結しました。
最終更新:2013-12-25 18:00:00
6908文字
会話率:51%
12月31日の、ある小さい町の一角。その町の神社には、小さいカミサマが住んでいました。人の気持ちを感じ取れるカミサマは、町の中が悲しみでいっぱいなことに気付きます。悲しむカミサマに、住職は「外に出て、悲しくない人を探してごらん」と言います
――。
あたたかい童話となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-31 15:44:03
3279文字
会話率:54%
なんでも切ってしまう妖刀が切れぬ物を探して彷徨います。
※同ハンドルで他サイトにも投稿しています。
最終更新:2014-10-23 04:57:53
1735文字
会話率:59%
初老の男が霊園の僧侶らと死闘を繰り広げる。
最終更新:2014-09-15 15:00:00
4774文字
会話率:52%
夏祭りの夜、廃校で開かれる住職によるお話。
最終更新:2014-08-15 02:08:13
4860文字
会話率:13%
恐怖心が女の呪いから逃れるたった一つの術なのか?
就職の内定が出て最後の学生生活を満喫している栗原隆一。ある日、駅のホームで見かけた真っ赤なワンピースを着た顔を覆う程の長い黒髪の女を見かけた。会ったことがない筈のその女は隆一に不気味に視線
を送り続けていた。それ以来、女は不定期に隆一の目の前に現れる。女が現れる頻度が多くなると共に、最初は表情すら読み取れない程の距離に立っていたその女は段々と隆一との距離を縮めてきたのだった。命の危険を感じた隆一は友人の紹介で、ある住職と出会う。住職は隆一を救う事が出来るのか?そして、女の正体、女の呪いとは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-07 23:20:58
12969文字
会話率:49%
小さい頃に両親を亡くし、町の小さな神社の住職に育ててもらっていた玲(れい)。
そんなある日。
普通に目覚めた玲の両脇にいたのは、なんと悪魔‼
それからというものの、次々と襲い掛かる魔の手…ならぬ天の手⁉
果たして玲は無事な生活を取り
戻すことが出来るのか…⁉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-22 01:00:00
6468文字
会話率:56%
昼は住職、夜はドラッグの帝王、そんな寺に、興味津々と出かけていく。
住職は案外、人好きのする男だった。そんな彼に勧められ、寺の自慢である「プリンの風呂」へと入る。
最終更新:2014-05-05 11:02:02
1174文字
会話率:15%
「わしゃあ、井戸の首を切ってもうたんじゃ」
ある山間の村の神社には御神木が、そして寺には、絶対涸れないと言われている井戸があった・・・・。
------------------------------------
絵本の原作用に作った話です
。
※寺と神の2つが一緒にいますが、日本では寺と神社は同じ敷地にあったり、寺を建てるために神にその守護を頼むこともあったのでそのようにしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-24 06:40:35
1962文字
会話率:21%
犬神善梧は住職の息子であるが頭に血が昇りやすく、興奮すると左目が白くなって見えなくなる。そして最近では白くなった時だけ左目に何か別の物が映るようになってきていた。ある日左目に映った景色に手を伸ばした善梧は時空の割れ目に落ちてしまう。そこはモ
ンスターが平和に生活を営んでいる世界「ドラゴンズヘブン」だった。そして、そこにはクエストと言いながら、モンスター達を殺していく騎士や天使がいた。成り行きでモンスターの一家を助けた善梧は「ドラゴンズヘブンの魔物」として騎士や天使達との闘いに巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-28 22:59:01
11160文字
会話率:51%
修学旅行でとある寺院に来ていた長谷山麻衣は、住職から立ち入り禁止と言われた部屋にこっそりしのびこんだ。
しかし、それが恐怖の二日間の始まりだとは、麻衣自身はまったく考えてもいなかった。
最終更新:2013-07-24 01:09:31
4363文字
会話率:19%