とある小説投稿サイトに『異界のおみくじ』という短編怪奇小説が投稿された。
実際に語り継がれる京都の伝承を元にしたこの作品では、文壇を目指す栗彦という名の男が、夢を叶えると言われるおみくじの内容を不服とし、底が着くまで引き明かした挙げ句、最
後にはその肉体を狐に奪い去られるという結末を迎える。
ある日“怪奇蒐集家”であり骨董屋の店主であるメザメの元へと、栗彦の妹だと名乗る女が、兄の魂を取り返して欲しいと依頼に来る。
ツユと名乗った女曰く、『異界のおみくじ』はフィクションではないという事である。
怪奇に目がないメザメは興味を示し、ツユの依頼を受ける事に決めた。
ツユはメザメの助手だというフーリという男と共に、怪奇を追う旅に出るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 20:00:00
114668文字
会話率:41%
仕事のいい加減さにかけては定評のある主人公:常松は、お酒が大好きな中年サラリーマン。
面倒な仕事のせいで残業が続き、“飲み屋日照り状態”に陥りテンションはだだ下がりだった。
しかし、持ち前のいい加減さを発揮した常松は、ネオンとナオン(注:
死語)に導かれ、
夜の街に繰り出してしまう。
夜の神様に導かれるように入った飲み屋ビルで常松が見た光景は。。。。。
なーーんと、そこは、飲み屋ビルなのに異世界だった。
そんな飲み屋ビル(異世界)で、次々に襲いかかる不思議な甘い罠。
男のロマンを踏みにじるかのような手口に打ち勝ち、
常松はこの飲み屋ダンジョンを攻略できるのだろうか。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 22:30:00
83717文字
会話率:36%
ナナは男日照り〇年のファイター見習いである。男寄せに、かわいい系のマジシャン見習い・マユを連れて今日も元気にイケメン・ウォッチング。そしたら発見しました、街角に佇むロマンスグレー。こんな機会、めったにないぞ、と思って近づいてみたら、突然、
唾をくれといってきた。変態かよ。
ふ ざ け ん な !折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 05:00:00
91581文字
会話率:51%
雨の女神に祝福された聖女エレオノールは、婚約者であるレオンハルト王子から「辛気臭い女だ」と言いがかりをつけられて祖国を追放されてしまった。すべては異母妹カタリナの企てらしい。
聖女、そして公爵令嬢としての身分を捨て、国を出て西に向かう旅の
道中で、エレオノールは野盗の襲撃に遭う。いよいよ死んでしまうのかと覚悟したとき、白馬に跨る精悍な青年に窮地を救われた。
「俺はロラン・フォン・ブロワ。一応は砂漠の国の王をやらせてもらっている」
「わたくしは……エル。ただのエルでございます」
青年の正体は、隣国の国王であるロランであった。
エレオノールがロランの下女として居場所を得る一方、祖国である緑の国は雨が降らず長い日照りに見舞われて――
これは祖国を追放され、己の名さえも捨てた聖女エレオノールが、幸せを掴むまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 18:10:00
10193文字
会話率:51%
公爵令嬢に転生したオディールが得たのは【お天気】スキル。それは天候を操れるチートスキルだったが、王族にはふさわしくないと馬鹿にされ、王子から婚約破棄されて追放される。
元々サラリーマンだったオディールは、窮屈な貴族社会にウンザリしていたの
で、これ幸いと美少女メイドと共に旅に出た。
倒したドラゴンを従えて、広大な砂漠を越えていくオディールだったが、ここに自分たちの街を作ろうとひらめく。
砂漠に【お天気】スキルで雨を降らし、メイドの土魔法で建物を建て、畑を耕し、砂漠は素敵な村へと変わっていく。
うわさを聞き付けた移民者が次々とやってきて、村はやがて花咲き乱れる砂漠の街へと育っていった。
その頃追放した王国では日照りが続き、オディールに頼るべきだとの声が上がる。だが、追放した小娘になど頼れない王子は悪どい手段でオディールに魔の手を伸ばしていく……。
女神に愛された転生令嬢とメイドのスローライフ? お楽しみください。
※以前連載していたものの改稿版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 06:48:14
208131文字
会話率:37%
降らない雨、日照りの日々。
その原因は本殿の奥深く、神の住まう間に引きこもった龍神にあった。
「さぁ、龍神さま! 都で買ってきたお菓子ですよ。こちらに出てきて食べませんか?」
「こっちは流行のお着物です! 袖を通してみたくはありませんか?
」
「やだっ!」
「「りゅ、龍神さまぁー!」」
東郷と輝子は、果たして引きこもった龍神を現世に引き摺り出す事は出来るのか?
また、龍神が引きこもった理由とは?
新感覚コメディここに爆誕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 12:00:00
9014文字
会話率:54%
小さな国モルシェルに王国から遣わされたラングラム伯爵は日照り続きで穀物の育たない大地に日々頭を悩ませていた。
ある日伯爵は国で一番の老婆の元を訪れ、この地の言い伝えとなっている龍神の存在について話を聞いた。
「龍神は確かに存在する」と老婆に
言われ、神の住む谷を目指し足を踏み入れた伯爵は遂に龍神と対面する。
そしてこの国に雨を降らして欲しいと懇願する伯爵に対し、龍神は伯爵の娘を捧げよと条件を突き付ける。
伯爵には4人の娘がおり、生け贄となったのは娘達の中で唯一婚約者のいない地味な娘のアメリアだった。
約束の日、アメリアを連れて龍神の元を訪れた伯爵に対し、龍神は「このような醜い者を何故連れてきた!」という怒りの言葉を放つのだった。
果たしてアメリアの犠牲で雨を降らすことは出来るのか。
*30000文字以内の短編連載です。
*プロローグと全10話で完結予定です。
*一応ラブコメ要素ありのざまあ話となっています。
*少し暴力的な表現やラブシーンを入れているのでR15とさせて頂きます。
*アルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 23:11:38
28636文字
会話率:36%
水害の翌年には日照りになり不作が続いた村で、六つになるスエは『特別』な役目を任された。
美味しいご飯を食べて、綺麗な着物を着たスエの役目とは。
***** ハッピーエンドではありません。ご注意ください。
最終更新:2023-10-05 16:00:00
5715文字
会話率:35%
昔々、日照りで困っていた村の衆は「雨神さま」を頼る事にする。しかしその裏には……。
最終更新:2023-10-02 12:00:00
2182文字
会話率:34%
台風のあと、雨はまた降らなくなった。日照りが続いている。雨雲を見たりもするけど、雨はここにはいないらしい。これも、人の仕業だとしたら、何も言えなくなる。わかってはいても、そうではないと思いたい。
最終更新:2023-08-22 06:38:07
492文字
会話率:0%
神様、アンタと相撲がしたいッ
どこぞの村では、神と相撲をして雨を降らせたなんて話があるらしい。
日照りに泣く村にたつ社のその前、神などいるかも知れぬまま、男は神が現れるのを待っていた。
「俺の名は、日はまた昇るの昇十郎ッ! 神様、アン
タと相撲がしたいッ!」
そう啖呵を切って三日三晩、立ち続けに仁王立ちし、ついに神が現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 18:57:16
17988文字
会話率:17%
龍神様が、お怒りになっている。怒りを鎮めるには人柱を立てるしかない。
村の巫女として、龍神様を祀っている主人公細波は、日照りが続いた村を救うべく生贄になることを申し出る。
夢の中に出てきた龍神様は、寂しがり屋だったので、村人達が恐れるよ
うな酷い神様だとは思って居なかった。
出会った龍神様は、数百年前に細波と同じように人柱として来た少女に心を奪われ、ていた。
神様の凍った心を細波は、溶かすことができるのか?
アルファポリス、noteにも、掲載しております。
以前も掲載していたことがあります!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 16:59:56
38293文字
会話率:37%
時は江戸。その年の日照りはいつになくひどかった。雨ごいのため、夜中、神社にお参りしていた百姓のせがれ、十歳の信八(しんぱち)と、その飼い犬、鳶丸(とびまる)は、奇妙な物音に導かれて、不思議な出会いをはたす。
全五話完結済み、約15000字で
す。
霜月透子様・鈴木りん様主催『ひだまり童話館』開館八周年記念祭(2023年2月22日開催)参加作品です。使用したお題は、「たぷたぷ」(メイン)、「ぬくぬく」「八」(サブ)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 13:28:38
15435文字
会話率:23%
クローディア・ウェザーは、グレイン王国出身の天気を操る事ができる聖女。天気を操つり、民が農作物を作る手伝いをしていたのだが、それしかできないからと追放される。
オーブ帝国に立ち寄り、日照りで作物が育たないところを雨を降らせた所、そこの住民に
崇められ、帝国のあちこちで天気を操り農作物の栽培を手伝っていた──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 18:28:37
2298文字
会話率:50%
タリシア姫は、姫とは名ばかり。貴族の座敷牢に監禁され、日照りが続くと引き出されて雨乞いさせられる。
確実に雨を降らせるし歳をとらないので、座敷わらしか、あやかしの類いと噂されていた。
ある日、見張りに立ったのは、新しく雇われた青年ギード。優
しく思いやりのある言葉と心に、タリシアの心は揺れた。
逃亡を企てたことも遠い昔にしあった。だが、救おうとしてくれた者は皆殺された。
それに、数度の逃亡の末、タリシアには、求婚され婚約しなければ外れない首輪が嵌められてしまっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 12:04:00
11531文字
会話率:25%
感情に左右された雨を降らせてしまう王女と、同じく感情に左右されて日照りばかりが続いてしまう皇帝。
そのため二人は、心を無にして感情抑え込んで生きてきた。
そんな二人が幸福の中で笑い合うようになるまで。
最終更新:2022-08-22 08:37:42
4230文字
会話率:28%
日照りにも負けずに、咲いていた赤い花。
やっと訪れた、めぐみの雨。
だが、その雨は激しい嵐をも連れてきた!
最終更新:2022-08-09 07:00:00
383文字
会話率:0%
ちょっと懐かしい、ファンタジー童話です。
日照りが続く、山の奥にある村で。
お殿様の使者の命令で雨乞いのために必要な御神木の松を切ることになった、木こりの重松さんのお話です。
最終更新:2022-05-25 19:00:00
2937文字
会話率:7%
生まれる前から、遊郭にいた
初めて嗅いだ匂いは噎せ返るような、華の香
週に二度、茶道と生花の習い事へ行く
帰り道、晴天の隙間から雨粒が点点と降りそそぐ
狐の嫁入り
母から聞いたお伽話を思い出す
その村は長い日照りで、沢や田畑は干上が
ろうとしていた
困り果てた村人達は雨乞いの為、贄の支度をする
「誰を、贄にしようか?」
---裏山の裾野に、人に化けるのが上手な雌狐がいる
「どうやって、捕まえようか?」
---村一番の男前、その男に求婚させよう
そうして嫁入りしたら、贄にしてやろう
男は邪気故に、雌狐に近づく
雌狐は無邪気故に、男に近づく
お互いの心が近づいた時、雌狐は村人達の意図に気が付く
雌狐は、男の元へ嫁入りする
雌狐の涙は大粒の雨になり嗚咽は雨音になり、村に降りそそぐ
晴天を仰ぐ、男の頬を濡らす
唯、一度の恋
唯、一度の愛
雌狐は、幸せだったのだろうか
※此の作品(2018)は小説投稿SNS「novelist.jp」にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-12-03 21:47:45
6560文字
会話率:20%
18歳のシルフィアナは、伯爵令嬢だというのに極度のあがり症のせいで『行き遅れ』になったと密かに民から揶揄されていた。
ある日、父親から言い渡されたのは、日照り続きの領地に雨をもたらすため、水の神の生贄になれという残酷な仕打ち。
――
せめて生贄になれたら民の役に立てる。
シルフィアナはそう考えて、水の神の元へ行くことを決意する。
ところが水の神は、シルフィアナを丁重に扱い、手の甲に口づけを落とすのだった。
※第10回ネット小説大賞・一次選考通過しました。ありがとうございます※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 07:11:50
4652文字
会話率:21%