古代日本、同じ飛鳥時代ではあるが、その始まりの時。日本史的には邪馬台国(やまたいこく)から大和朝廷(やまとちょうてい)が形作られ、ようやく国家の体をなしてきた時代。
まだ、朝廷の力は確立されておらず、各地方の豪族《ごうぞく》とよばれる一
族が、倭の国の支配をもくろんでいた。また、現在の中部・関東以北においては、異民族とされる蝦夷《えみし》といわれる者達の勢力下にあった。
大和の国で権力の中心にあったのは、大和朝廷の他に、蘇我氏(そがし)、物部氏(もののべし)などの豪族《ごうぞく》と呼ばれる一族、勢力等の存在もあった。
大和朝廷の聖徳太子は、一族が豪族の蘇我氏に殺され操られ、叔母が蘇我氏の意向に沿った女王になる条件として、摂政につかせてもらったのでした。そして、倭の国(わのくに)という一つの国としてまとめようと、大陸の中国に習い、仏教の教えを中心に、ひとつの強力な律令国家として、この国を統治していくことを目指しておりました。
その後、自身の皇子、長男は、蘇我氏により殺されて大和朝廷は、蘇我氏によって思うがままに操られていくのでした。
蘇我氏に、天皇家は次々に殺されてゆき、傀儡の皇極女王の時代、その長男、中大兄皇子と弟、大海人皇子は、蘇我と戦い、北の民、蝦夷と戦い、大和朝廷を確固としたものとしてゆくのです。中大兄皇子は、蘇我入鹿を暗殺。大化の改新で、日本の基盤を強固なものにしてゆく。そして、日本として大陸、中国と対峙してゆくのです。
皇子達に流れるⅮNAは、聖徳太子の十七条の憲法。
中国、唐に攻められ壊滅してゆく朝鮮半島の百済の国。
昔からの友好国。
助けを求められれば、負けると分かっている戦いでも臨む。
日本、初の大惨敗、朝鮮半島での白村江の戦い。
自分の思う事を通し続ける兄、妻の父親、政治上での協力者まで自殺に追い込む。非情な戦いを続ける兄に、弟、大海人皇子は、反発出来ない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 18:45:12
29751文字
会話率:13%
古代日本、同じ飛鳥時代ではあるが、その始まりの時。日本史的には邪馬台国(やまたいこく)から大和朝廷(やまとちょうてい)が形作られ、ようやく国家の体をなしてきた時代。
まだ、朝廷の力は確立されておらず、各地方の豪族《ごうぞく》とよばれる一
族が、倭の国の支配をもくろんでいた。また、現在の中部・関東以北においては、異民族とされる蝦夷《えみし》といわれる者達の勢力下にあった。
大和の国で権力の中心にあったのは、大和朝廷の他に、蘇我氏(そがし)、物部氏(もののべし)などの豪族《ごうぞく》と呼ばれる一族、勢力等の存在もあった。
大和朝廷の聖徳太子は、一族が豪族の蘇我氏に殺され操られ、叔母が蘇我氏の意向に沿った女王になる条件として、摂政につかせてもらったのでした。そして、倭の国(わのくに)という一つの国としてまとめようと、大陸の中国に習い、仏教の教えを中心に、ひとつの強力な律令国家として、この国を統治していくことを目指しておりました。
その後、自身の皇子、長男は、蘇我氏により殺されて大和朝廷は、蘇我氏によって思うがままに操られていくのでした。
蘇我氏に、天皇家は次々に殺されてゆき、傀儡の皇極女王の時代、その長男、中大兄皇子と弟、大海人皇子は、蘇我と戦い、北の民、蝦夷と戦い、大和朝廷を確固としたものとしてゆくのです。中大兄皇子は、蘇我入鹿を暗殺。大化の改新で、日本の基盤を強固なものにしてゆく。そして、日本として大陸、中国と対峙してゆくのです。
皇子達に流れるⅮNAは、聖徳太子の十七条の憲法。
中国、唐に攻められ壊滅してゆく朝鮮半島の百済の国。
昔からの友好国。
助けを求められれば、負けると分かっている戦いでも臨む。
日本、初の大惨敗、朝鮮半島での白村江の戦い。
自分の思う事を通し続ける兄、妻の父親、政治上での協力者まで自殺に追い込む。非情な戦いを続ける兄に、弟、大海人皇子は、反発出来ない。
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50380文字
会話率:18%
俺には幼馴染がいる。かわいくて料理が得意でちょっと記憶喪失なだけの普通の女の子だ。
ところがあるとき幼馴染は邪悪な教団に捕らえられ、触手を操る化物に体を作り変えられてしまった。
そんな特別な存在になった幼馴染は色々な連中から狙われている。味
方になれるのは俺しかいない。だから俺は、朝廷の忍としての立場を捨てて、二人きりの逃避行を決意した。
――絶対にお前を人間に戻してみせる、そう誓って。
『最強の抜け忍』ジンと『人外化少女』カエデの紡ぐダークアクションファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 14:04:28
120695文字
会話率:41%
※この小説は、源義経の生涯に関するものです。
「なんだ。また義経かよ!」と言わず、ちょっとだけ時間をください。
みなさんは、頼朝が義経に刺客を送り込んだ「夜討ち事件」を聞いたこと、ありませんか? 歌舞伎の「堀川夜討ち」にもなった、結構有
名な事件です。
義経との関係が悪化した兄、頼朝は、土佐坊という御家人とその郎党一味を京に送り込み、義経を暗殺しようとしました。ただ、この事件については、関連史料に以下のような腑に落ちない内容が存在します。
① 義経は自身への暗殺を事前に知っていたのに、襲撃当日に館の護りを手薄にした(義経はなぜ自身をわざと危険にさらしたのでしょうか?)
② 土佐坊は鎌倉を出立する際、頼朝から九日後に暗殺を実行するように命じられています(頼朝はなぜ日程を指示したのでしょうか?)
③ 義経の叔父、源行家が襲われた義経を助太刀していますが、実は源行家は襲撃の前日に義経館の近場に引っ越しています(タイミングが良すぎると思いませんか!)
これらは全て、鎌倉幕府が編纂した歴史書「吾妻鏡」や、当時の貴族として最高位にあった藤原兼実の日記「玉葉」に記載されているものです。
義経は自身への襲撃に対して、なぜ奇妙な行動に出たのでしょう。どうして、頼朝は義経襲撃日を限定したのでしょう。また叔父の行家は、なぜ襲撃事件の前日に義経の近場に移れたのでしょう。
これらの疑問を、この小説の中で一緒に解き明かしてみませんか。その謎解きの先には、昔から多くの日本人が不可解に感じてきた「義経の死」の真相が見え隠れしてくるに違いありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 15:39:03
96017文字
会話率:23%
これは、少女ウシワカの滅びの物語――。
神代の魔導と高度文明が共存する惑星、ヒノモト。そこは天使の魔導鎧を科学の力で蘇らせたロボット『機甲武者』で、源氏、平氏、朝廷が相争う戦乱の星。
混迷を深める戦局は、平氏が都落ちを目論み、源氏がそ
れを追って首都キョウトに進撃を開始。そんな中、少女ウシワカは朝廷のツクモ神ベンケイと出会い、神造の機甲武者シャナオウを授けられる。
育ての親を討たれ、平氏討滅を誓い戦士へと覚醒するウシワカ。そして戦地ゴジョウ大橋で、シャナオウの放つ千本の刃が、新たなる争乱の幕を切って落とす。
【illustration:タケひと】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 22:27:57
251340文字
会話率:29%
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
時は1521年正月。
後奈良天皇の正室の第二親王に逆行転生した主人公。
お荷物と化した朝廷を、血統を武器に自立した朝廷へと目指す物語です。
逆行転生時代もののテンプレは踏襲しますが、知識チートの知識内容についていちいち説明はしません。
浅い知識で書いてるので、この作品に致命的な間違いが有ったら指摘して下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 15:25:26
60178文字
会話率:71%
青園国の中枢、朝廷にはまことしやかに語り継がれる怪談話がある。ーー曰く、「書庫に幽霊がでる 。」と。
書庫の管理人・天泡は、仕事ほっぽり投げて毎日趣味の読書に勤しんでいた。だが、とある事情で読める書物がなくなってしまい。仕方なく、そ
んな本狂いが暇つぶしに赴いた先で出会ったのは、第七皇子・瞭昊。
皇子にもかかわらず、後ろ盾のない瞭昊は、後宮では邪魔者扱いをされていて。天泡はそんな彼の境遇を目の当たりにして、ほっとくことも出来ず……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 06:16:04
3370文字
会話率:17%
かつて世界を恐怖で支配した鬼神の息子。
彼は地上から鬼神が去って百年後の世界に降り立った。
目的は、誓いを果たすため。
しかしとある偶然から弱小地方大名(仮)の侍になってしまう。
怪物が巣食う山地、竜が棲む山脈、侵略を狙う隣国、不穏な噂の絶
えない朝廷、等々。
弱小領地が抱える問題は大量……だが! 彼にとっては好都合だった。
今日も彼は敵を求めて戦場を駆ける。
ただ、鬼神になるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 11:12:57
17173文字
会話率:46%
坂本はアラタマ教団で向井や寺島広三達と別れた後、岸田洋の実家による。岸田洋の不在を知ると常滑まで直行する。
坂本の調査は何故伊勢に天皇家の宗廟として天照大神を祀る事になったのかを調べる事にある。そしてソロモンの財宝は島根に秘匿されたが、
日向の女王アマテラス一族の勢力が島根に及ぶにつれて四国の剣山に移された。
しかし神武天皇を頂点とした日向一族が大和を支配した時、剣山に隠された秘宝は伊勢に移される。伊勢こそニギハヤヒの長子猿田彦の支配地で、彼は磯部一族の祖先であった。
それと前後して、天照大神の御霊は大和の朝廷から出されて、各地を転々とする事になる。そして天照大神の御霊は最終地伊勢の地に鎮座する事になる。この時の天照大神はスサノオの子ニギハヤヒの御霊だった。時代が下り、天武天皇の皇后が持統天皇になるに及んで、天照大神の御霊は日向の女王アマテラスと宣言される。さらに時代が下り平安朝になると嵯峨天皇はスサノオ、ニギハヤヒを皇国の本主と宣告する。これは日向の女王アマテラスの否定であった。実際世間は内宮の天照大神をニギハヤヒと信じていたのである。天照大神が女王アマテラスとされるのは明治になってからである。
伊勢神宮は内宮と外宮に分かれる。
昔は外宮優位であった。今でもその名残としてまず外宮を参拝してから内宮を参拝する。しかし明治になって内宮優位が確立される。しかし外宮は伊勢の町に寄り添う様にして建立されているが、内宮は街から離れた場所に鎮座している。その理由を坂本はソロモンの財宝の秘匿場所と関係があるのではないかと推理した。
内宮が天皇家の宗廟として確立され20年ごとの遷宮が定められるのは天武天皇の頃である。そして持統天皇は伊勢行幸を何度となく繰り返す。
ソロモンの財宝の秘匿場所を知る磯部一族が常滑にやってきたのもこの頃と考えられる。
坂本は磯部一族は内宮外宮の建立場所を逆利用して、財宝の在り処を、常滑の地に封印したのではないかと考えた。
そして、坂本太一郎は岸田洋の行方が気になる磯部珠江、岸田洋の妻と共に伊勢に行こうと計画を立てた時、岸田洋殺害の悲報が飛び込んでくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 10:08:28
62930文字
会話率:9%
平成18年9月、城之内敏夫は白河清二郎の訃報に接する。
彼は奈良県桜井市の三輪山の麓に住んでいる。妻の冴子と2人暮らし。彼の家は千数百年続く名家である。
後日、城之内は白河邸を訪問。冴子は多忙で留守。賄婦の二階堂妙から白河清二郎の死は自
殺である事。彼の書斎の机の上に習字紙に――大化改新――と血文字で書かれていたと告げられる。
城之内が白河邸を始めて訪問したのは20年前の事。以来白河清二郎から聞かされていた事は、
日本の古代史――奈良朝は新羅系天皇家、平安朝は百済系天皇家が支配していた、というものだ。しかも大化改新は当時の新羅の国内事件であって日本には大化改新は無かったと主張していた事だ。
そして中大兄皇子と天智天皇は別であり、中大兄皇子のモデルは新羅の太祖武烈王であり、彼こそが白河家の先祖であると明らかにした。
奈良朝末期、新羅の滅亡により、奈良の朝廷はその後ろ盾を失い滅亡。代わって百済系の桓武天皇の平安朝になる。
以後、武家の台頭により百済系から新羅系天皇家に代わる。明治になり明治天皇すり替えにより百済系天皇となり現代に至る。
奈良朝で栄華を極めた新羅系渡来人(白河家の先祖)は平安朝以降百済系渡来人にとって代わられ、地獄の日々を送る事になる。
この悪夢の連鎖を断ち切るために白河清二郎は彼の代で白河家を終わらせようとしたのだ。しかし白河家傍流の縁者たちの抵抗にあい、自殺を強要され、冴子もまたその後を追う事になる。
白河清二郎亡き後、実弟の娘が白河家を継ぐ。彼女は城之内に古代史の研究を許すが、それを世間に公表してはならないと厳命する。そしてお目付け役として二階堂妙との結婚を命じるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 15:04:13
39520文字
会話率:6%
妻の志保と古川を拉致された波多幾雄は気力を振り絞って太秦のお宝探しに奔走する。
崇神天皇、神武天皇等を調べる。結果この2人の天皇は1人の大王(ニギハヤヒ)の事蹟を2人に分割したものと推量する。そしてニギハヤヒの父スサノオは失われたユダヤの
十支族の長ではなかったかと結論付ける。日本にもスサノオの伝説が牛頭天王(エジプトのバアル神)として伝わっている。
太秦のお宝=ユダヤの神との契約の聖櫃アークを日本に持ち込んだにはスサノオでそれを大和に運びいれたのがニギハヤヒと結論した。
その後、歴代の天皇によって契約の聖櫃アークは大和から各地を転々とする。最終地伊勢の内宮に納められる。
しかし平安京が出来ると、桓武天皇によってアークは宮中に納められる。それ以後鎌倉時代になると武家の力が朝廷を圧倒する。各地に内乱が勃発する。アークは秘かに伊勢の地に運び込まれる。
伊勢のどこかにあるのでは・・・波多がここまで推理した時、波多は志保と古川に再会する。
そして3人は伊勢に移される。その直前、謎の人物は”太秦のお宝の隠し場所を解く鍵は伊雑宮にある”と告げる。
3人は伊雑宮について調べる。伊勢の内宮、外宮、伊雑宮も秦氏の創建によるものと知る。そしてこの3社は元々3社一体で存在していた事を知る。
しかし伊雑宮の何処をどう調べれば、太秦のお宝と結びつくのか全くの不明であった。
3人は一旦常滑に帰る事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-18 09:30:15
44909文字
会話率:8%
行き遅れ気味の彼女の追求を外(そ)らすために、始めた歴史推理。
情報溢(あふ)れるネット社会から、有益な情報を取捨選択して、推理します。
まずは、日本の神代から、邪馬台国、やまと朝廷のつながりの謎へ挑戦します。
歴史推理、時々ラブコ
メ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-13 11:00:00
13990文字
会話率:49%
舜国で国王の長男が後継者として立つ日が来た。王権を象徴する神玉を守る斎女が、王都が誇る壮麗な大聖堂で、廷臣たちの前で立太子を宣言しようとしたそのとき、聖堂の扉が開いた。「神玉に選ばれしものよ」斎女が見つめる先は国王の長男ではなかった。遅れて
きた男が辺りを見回す。「え? 俺?」思いがけない事態から王朝の崩壊が始まる。外敵の侵攻による混乱の中、王家、聖宮、朝廷、二大侯家、それぞれの思惑がぶつかる争乱記。
※スキルやレベル、魔法、魔物、異種族は存在しない、和洋中の文物が混在した世界を舞台にしたファンタジー小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 12:30:16
252702文字
会話率:32%
朝廷で失脚し、西の地に追放されて半年。
神経衰弱した白狐は、ある夜を境に海の幻を見るようになる。
波の音に誘われるままやってきたのは、謎めいた漁民たちの村だった──。
明後日の空模様シリーズ番外編。まだ翔にも皓輝にも出会うよりずっと前の白
狐の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 08:00:00
68370文字
会話率:37%
東大陸の辺境、長遐の山で暮らす三人の世捨て人。
春が間近に迫った雪解けの季、平穏な日々を揺るがす波乱が幕を開ける。
世捨て人の家の主である白狐が或る夜、隠密隊”七星”に拉致され、無残にも家は焼かれた。
六十二年前に朝廷で失脚して
以来、世を棄て、長遐で隠れ暮らしていた彼が何故今狙われたのか?
命からがら七星の追手から逃れた先で、奇妙な男が密約を持ちかける。
「白狐を救いたくば、七星が一人、司旦を殺せ」
彼の密約の真相とは? かつての白狐失脚の裏に隠された陰謀とは?
白狐を救うため、世捨て人は東の都を目指す──。
シリーズ二作目、朝廷編。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 08:00:00
455648文字
会話率:33%
花の名を持つ一族が治める国、花興。
六つの花弁が広がるように花開いたこの国は未だ七つの國をその内部に持つ特殊な政治形態をとっている。
女であることを隠して朝廷に出仕している芙蓉には、かつて皇帝の寵愛を一身に受けた天才官吏月英を父親に持つとい
う秘密があった。
芙蓉を父親同様手元に置こうと画策する皇帝や芙蓉を利用して国を掌握しようとする叔父の手を逃れ、彼女が辿り着く真実は国を破滅に導くのか。それとも新たな時代を呼ぶのか。
恋と陰謀渦巻くヒストリカルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 23:00:00
449128文字
会話率:41%
平安時代末期の日本に転移してしまった近未来人の龍彦は “上野国(今の群馬県)に国司として赴任する藤原定家” と偶然出会い、定家の下で公務員(平)として上野発展に奮闘する。
武士が台頭しはじめ貴族の権力が衰えつつある中、文学の衰退を危惧する
定家からその卓越した知識を見込まれて国風文学の普及を命じられる龍彦。
文学を庶民の文化へと昇華させるため、武士からの干渉をのらりくらりと躱しながら庶民の生活改善として食料改革、技術革新に取り組んでいく。
テーマは【自然との共存・共生】です。当時の人々の生活を科学技術を駆使してリープフロッグ型発展を遂げさせつつも現代史の反省を活かして可能な限り環境に配慮した優しい世界にしていこうと奮闘します。
*藤原定家の設定は一部改変されており、群馬に赴任したという史実はありません。
*史実通りの出来事も登場しますが源平合戦で中立を保った地域を舞台としているので朝廷や鎌倉幕府の登場頻度は多くありません。
*知識不足による矛盾、間違いなどがあるかもしれません。申し訳ありません。
*ツギクルと連携しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-13 00:09:05
125443文字
会話率:28%
犬の「わたし」が散歩して、いろんなものを見聞きします。
そのうち散歩する土地の歴史に興味を持つように。
大阪の面白さを堪能します。
(今はないYahoo!ブログなどで日記形式で書いていたのを物語形式で書きなおしてみました)
最終更新:2021-02-11 17:00:00
189859文字
会話率:1%
人食いで、角をもつ怖しい大男「鬼」。豆を投げて追い払うには、あまりにも暴力的で荒々しいすがたです。
じつは『鬼』という妖怪には、目に見えない霊的存在と、すがたある存在が入り混じっています。ーー後者、古代日本で大和朝廷や民衆から「鬼」と呼ばれ
たのはだれだったのか。佐渡島からはじまり、大江山のニッケル鉱山まで史実と伝承をご紹介します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 18:00:00
4683文字
会話率:3%
神奈備の地、大城山。
狩りに出かけた薬師の青年は、ある日山でひとりの女神と出会う。
前世の約束を果たすため、朝廷に従わぬ神に弓引く者からすべてを守るため ――青年は立ち上がり、戦うことを決意する。
これは、山神に奉じられた少女と心優しき
青年の物語。
※毎日16時に更新中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 16:00:00
106537文字
会話率:55%
神々の時代とわれわれ人間の時代をつなぐ英雄ヤマトタケルの最期を描いてみました。
最終更新:2020-12-27 18:37:59
2482文字
会話率:23%
純和風の習作です。
多分次話で完結です。
最終更新:2020-12-04 09:10:55
5169文字
会話率:49%
斉の皇子高長恭と梁の将軍王琳の娘王青蘭は、鄴都で出会い恋に落ちた。苦難の末婚姻を果たした長恭と青蘭は、高洋崩御後の陰謀渦巻く斉の朝廷で生きていくことになる。
新帝高殷の即位後、斉の朝廷では、高演を擁護する勲貴派と楊令公を擁護する漢人派が、熾
烈な争いを繰り広げていた。
新帝の従兄に当たる高長恭も、皇族の一員として高一族に執政権を取り戻すべく、高演に手をかすことになる。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 12:00:00
48881文字
会話率:40%
朱天童子。
数多の鬼を従える大獄の鬼。
配下の迂闊な行動から時の朝廷を敵に回した彼は討伐に来た女武者と差し違え、命を落としてしまう。
しかし。
死んだはずの彼が目を覚ましたのは西洋の甲冑と猫又のような獣人が戦う戦場だった。
鬼としての
妖力をいくらか損いながらも圧倒的な力を持って異世界に降り立った鬼の王。
何故、この世界に自分が飛ばされたのか?
そんなことを考えながら彼は見つけた「食料」に気を惹かれ、魔物を狩り、軍隊を蹴散らし好き放題に生きる事を選択するーー
異世界に降り立った鬼神は如何なる波乱を巻き起こすのかーーそれは、まだ、誰も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 14:59:29
40228文字
会話率:44%