斉の皇子高長恭と梁の将軍王琳の娘王青蘭は、鄴都で出会い恋に落ちた。苦難の末婚姻を果たした長恭と青蘭は、高洋崩御後の陰謀渦巻く斉の朝廷で生きていくことになる。
新帝高殷の即位後、斉の朝廷では、高演を擁護する勲貴派と楊令公を擁護する漢人派が、熾
烈な争いを繰り広げていた。
新帝の従兄に当たる高長恭も、皇族の一員として高一族に執政権を取り戻すべく、高演に手をかすことになる。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 12:00:00
48881文字
会話率:40%
魏晋南北朝時代、梁の再興を目指す王琳将軍の令嬢王青蘭は、政略結婚を画策する父の意に背き、江陵を脱出して斉の都に脱出した。そこで出会った貴公子こそ、斉の皇子高長恭であった。
様々な苦難の末、婚儀を挙げた二人だったが、宮中の女人の注目を集める長
恭は、酷薄な皇帝高洋により、命の危機に見舞われる。
酒毒に侵された皇帝の昏迷により、斉国の政は危機的状態に陥っていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-20 12:00:00
39183文字
会話率:40%
魏晋南北朝時代。梁の将軍王琳の息女王青蘭は、斉の皇子高長恭と出会い恋に落ちる。反対する父王琳と斉の皇太后を説得し、やっと婚約にこぎつけた。一方高敬徳は、青蘭が文叔であったことを知って、青蘭への恋心に気づくのだ。敬徳が凱旋してほどなく、長恭と
青蘭は、婚儀を挙げる。
美貌で知られる長恭と婚儀を挙げた青蘭に嫉妬する者達により、いわれなき噂が立ってしまう。二人の婚姻は、政略により皇太后によりむりやり押し付けられたものであるとの噂であった。噂を払拭しようと奮闘する青蘭であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 12:00:00
34844文字
会話率:38%