北斉の皇子高長恭と結婚した王青蘭は、公府の経営と共に学問にも取り組み、疲労困憊になる。一方皇宮で散騎侍郎として勤務する長恭には、知らぬうちに、付け文が袖の中に入れられることが相次いだ。
嫉妬していると思われたくない青蘭だったが、宮女による
付け文は命に関わると侍女に言われて、警戒を強める。
皇后李氏に挨拶に向かった長恭と青蘭は、知らぬ間に文を入れられるが、青蘭の機転で難を逃れるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 21:24:55
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会話率:42%
太白星の出現し日食が起こったことにより、北斉の皇帝である高洋は、忠臣を粛清していた。一方、北周では家臣から献策書をつのり、南朝の陳では新帝が着々と政治的な基盤を固めていた。
最終更新:2025-06-07 21:19:50
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会話率:37%
北斉の皇子である高長恭と王琳将軍の娘である王青蘭は、皇太后の助けにより無事に婚約を果たす。
そんな二人は、皇太后より平陽公主を、河南の大梁に逃がす手伝いをしてほしいと頼まれる。平陽公主は、長恭の母親をいびり殺した馮翊長公主の姪だった。
長恭に好意を寄せる平陽公主は、青蘭を中傷し二人の離間を謀るが、二人は仲直りをして、鄴にもどるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 21:33:15
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会話率:42%