王国の南の外れに住む田舎令嬢であるウルフィアズ男爵家のコリンナは、王太子殿下の婚約者に迎えたいので王城へ来るようにという書状を受け取る。けれど、一家の誰もがこの呼び出しには裏があるとしか考えていなかった。コリンナは王太子殿下と接点すらなく、
ウルフィアズ家は社交界での一切の社交をしていない。何より、一族の誰もがウルフィアズ家の者が『この国の貴族家と婚姻を結ぶことなど有り得ない』と考えていた。何故なら、彼らは『獣人の血を濃くひいたこの国唯一の貴族』だったから。
狼獣人のおてんば令嬢と、初恋の彼女を逃したくない王太子のお話です。
呪われた王国シリーズの10作目です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 13:19:13
20479文字
会話率:36%
女子高生の和倉惇子(あつこ)は弟である惇未(あつみ)をいつも溺愛して、自分自身みたいに大事にしている。
4月になって、惇未も高校生になって、やっと一緒に高校に通う日が訪れてくる……
……と思ったら、入学式の朝、惇子が目覚めたら、自分は惇
未になった!?
しかも惇子自身の存在も消えてしまった。まるで惇未(今は自分)は最初から姉がいなくてただ一人息子であるということになっている。
この変わった世界では惇子は存在せず、惇子だった人格は惇未になった。なら、本来惇未である人格はどこにいる?
事情がまだ把握できないまま、惇未になった惇子は惇未として高校に通ったら、岩倉栄子(えいこ)という超絶美少女クラスメートに出会った。
なぜかわからないが、栄子はすぐ惇未(惇子)に興味を持って接近してくる。しかもまるで最初から惇未のことを知っているような……何より、彼女は惇子という姉の存在のことまで知っている。
もしかして、いや……間違いなく、栄子の正体は……。
TS(女⇨男、男⇨女)ですが、精神的でも肉体的でもGL(百合)やBL(やおい)ではない。普通に男女のスクールラブ(?)ですよ。
一応主人公は『ショタコン&ブラコン』ですが、弟(惇未)がまだショタっ子だった頃の話は作中あまり出ません。
『逆転TS企画』に参加する作品です。(詳しくは https://ncode.syosetu.com/n6126gu/2/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 21:29:18
51435文字
会話率:52%
剣と魔法のファンタジー世界を舞台に人里離れて隠遁生活を送っていた最強の武闘家と魔術師の老夫婦に育てられた孫が外の世界で嫁探しのために頑張るお話です。
国家と言う概念も、法律も貨幣も何も知らない少年が世界に出たときに何を思うのか。
そして何よ
り、理想の嫁は見つかるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-27 08:00:00
28481文字
会話率:35%
一目惚れしたと言われ、無理やり侯爵令息と婚約させられた侯爵令嬢のリディア。
向こう側の強い要望で婚約中から相手の屋敷で暮らす事になったのに、たった一ヵ月で婚約者は他所に女を作り浮気して浮気相手と暮らし始めた。それでも政略結婚なのだとリディア
は耐えて半年したある日……婚約者は浮気相手を屋敷に連れてきて「彼女と結婚する。今直ぐ屋敷から出て行ってくれ。君とは婚約破棄する」
と言われ終いには……
「なんか思ってたのと違った。君は可愛げないし、つまらない。それに何より、私よりも強い女は無理だ」と告げられ屋敷から追い出されてしまった……。
リディアは婚約破棄され悲しみにくれ……る事はなく、寧ろ浮気してくれてありがとございます!と礼を言いたいくらいだった。
*この作品はアルファポリス、魔法のiらんどにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 18:49:45
201578文字
会話率:40%
いつもの車両でいつも会う。
そんでもって俺に抱きついて満員電車を
凌いでいる女子高生がいた。
銀髪ロングヘアの美少女にして、超巨乳。
スタイル抜群の彼女。
「私の名前は真島マヒロ。16歳だぉ」
ある日、電車内で俺と目が合うなり、
抱き
ついてきてそう自己紹介された。
「お、おい、離れろ...」
「やだよー、おにーさんカッコいいから
一目惚れしたの。何より、こーしてくっついていると、私の専属ボディーガードみたいで
安心する」
「今日も頼むよ...?おにーさん」
「いいけどな、、流石に夏の密着は
俺的に暑苦しくてさ、、、」
口ではそう言うが俺は嬉しい。
やっぱり、男だからな。
胸を押し当てられてたら自然と顔もニヤける。
「埼京線はさ、こーやってると、
無事、やり過ごせるわけよ...!」
「なにしろ、昔、私は男の人で嫌な思いをしたから、私なりの防衛策っていうか...!」
「おにーさん、何気に強面じゃん。
肩幅もあってがっしりしてるし、、
この、マッチョな感じがいいのよね...」
「ちょっとした隙を見て、この、ぎゅうぎゅう詰めに乗じて接近(色々とイタズラ)してこよーとする輩がいるわけだからさ、、、」
「いや、それはいいけどな、俺の胸筋から腹筋にかけて、人差し指で撫でてくるな!くすぐってぇ...そーゆー、刺激を与えるのはマジで止めろ!頼むから、、、!」
小声で慌てると、マヒロは、
フフッとイタズラっ娘の目をして見せた。
「やだよぉ敏感ー!!www」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 09:30:37
5243文字
会話率:38%
『貴方の運命をお返し致します』
手紙に書かれていたその一文が、全ての始まりだった。
その言葉を始まりとして、一人の少女の物語は動き出す。
◆簡単なあらすじ◆
黒髪ロングの活発な美少女がガンカタ(拳銃を使った格闘)で暴れ回る物語。
◆真
面目なあらすじ◆
とある小さな町。孤児たちが暮らす教会で育った少女、オウカ。
救国の英雄と同じ黒髪黒眼という異端として見られてしまう容姿を持ちながらも、オウカはいつも明るく前向きな少女だった。
変わらない平凡な日々を過ごしながら、しかし、その日常に幸せを感じていた。
大好きな教会の子供たちや、親切にしてくれる町のみんな。
そして何より、親代わりのシスター・ナリアと過ごす日々は、彼女にとってかけがえのないものだった。
そんな彼女の十五歳の誕生日に、一つの小包と手紙が届く。
小包には、この世界に存在しないはずの紅白の拳銃と、謎の言語が刻まれた小さな指輪が入っていた。
そして手紙には、不思議な一文。
『貴方の運命をお返し致します』
自身の生まれと手紙に書かれた不思議なメッセージの意味を突き止る為に、馬車で王都に向かう途中、オウカは魔物の群れと遭遇してしまう。
通常であれば複数人で対処するべき敵。冒険者のパーティでも手を焼くような相手。
それを単独で撃破出来た自分に対して、更なる疑問を抱く。
全ての謎を解決する為、手紙の送り主に会うために冒険者ギルドに向かうオウカ。
自分は何者なのか。運命とは何か。
そして、手紙の送り主とは何者なのか。
これは、一人の普通の町娘が。
日常を送り、戦ったり、料理したり、冒険したり、周りの人にお菓子を貰ったりして。
やがて、御伽噺の英雄や国全体を巻き込みながら。
慌ただしい日々を過ごしていく物語。
◆注意事項◆
※基本的に主人公がガンカタ(拳銃を使った格闘)で戦う話です。
※とりあえず0話を読んだら大体の流れが分かるかと思います。
※戦闘3:日常3:料理2:冒険2くらいの割合です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 16:40:14
610312文字
会話率:41%
励ましの言葉が嘘にならぬよう、何より、僕が信じてみよう
最終更新:2021-10-28 13:00:00
621文字
会話率:0%
靴を履き、なんてことない一日がはじまった。「いってきます」
玄関で母に声をかける。母はいつものように、おはようとだけ返してくれて、そのまま洗面所へ行ってしまった。
父はもう仕事に出かけたようだ。今日は朝から会議があると言っていたのを思い出し
た。
玄関を出るとき、ふと、昨日のことが頭に浮かんだ。
あのとき、ぼくに何ができただろう? あの子はどうなったんだろうか? 気になったけれど、ぼくにはそれ以上知るすべはなかったし、何より、そんなことを考えている余裕もなかった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-10-26 10:30:01
936文字
会話率:46%
※初投稿作品です。
書きたい物語を淡々と書いていきます。
もし宜しければ読んで頂けると嬉しいです。
〜〜〜あらすじ〜〜〜
日本に生きる35歳 男。
北条 善隆(ほうじょう よしたか)は、一人暮らしをしているただのオタク会社員。
猫好き
な彼は今日も自宅のマンションで、ペットの猫を膝に乗せて本を読んでいた。
アニメや漫画の様に、冒険をしたいと憧れを抱くが、今の平凡な日常も気に入っている。
何より、飼っている猫を危険には合わせたくない。
憧れは憧れのまま、趣味の範囲で楽しむもの。
だがそんな平凡は突如崩れ、突然現れる謎の光と共に異世界へと旅立ってしまった。ペットの猫と共に……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 19:38:26
130230文字
会話率:37%
中学2年生の蒼井 空(あおい そら)は期待に胸を膨らませていた。なぜなら明日は待ちに待った花火大会の日だからだ。何より、同級生の荻野 翔平(おぎの しょうへい)と一緒に行く約束をしているということが嬉しかった。
そして、そんな彼女の瞳に映る
のは、幸せな恋の景色だったーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 16:00:00
4211文字
会話率:50%
『この世界は、ゲームだ』そう聞かされた公爵令嬢エリヌス。彼女はその中の悪役令嬢。
攻略対象であり、彼女より王位継承権が上の、6人の誰かによるエンディングを迎えれば、自身は破滅する運命にあると聞かされた。
そして何より、その後のストーリーでは
全てのエンディングにおいて、国政は腐敗し、彼女を追うように国も滅ぶという。
王位継承権第7位であり、公爵家に生まれたエリヌスにとって、それは受け入れがたい未来だった。
「私の破滅は受け入れられる。けれど、この国の破滅は許せない」その想いが、今日も彼女に引き金を引かせる。
たとえ自身は破滅しようとも、国を破滅などさせはしない。その想いを胸に。
大筋に関わらない、一話を切り取った読み切り版です。
短編として成立させていますが、色々投げっぱなし部分はあります。
どうぞ応援よろしくお願いしま~す!
◆◇この作品は、ノベリズムでも掲載しています◇◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 17:00:00
10553文字
会話率:55%
室町時代の終わりから戦国時代へ移り変わる頃、中国地方のある場所に鬼姫とあだ名される姫がいた。剛力無双、武力では男にもひけをとらず、また知識も豊富であった。そして何より、獣と意思疎通できるという特殊能力で、彼女は戦場でも負けなしであった。しか
し、そんな彼女の前に訳ありの若武者が現れる。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-27 00:29:25
7326文字
会話率:37%
空飛ぶことを夢に抱いたまま病死してしまった夜刀衣 蒼太(やとい そうた)は、気付いたら空に浮かんだ島で生活をする世界ーーエル・ド・ラドに転生していた。
定番のギルド! 美人の受付嬢! ファンタジーな魔法! 男心くすぐる蒸気機関! そして
何より、飛空船の存在! 飛行機とも飛行船とも違う空飛ぶ乗り物に惚れない訳がない。
健康な身体になった蒼太、改めソータは飛空船に乗るため日々努力……しているはずなのに、一向に飛空船に乗れない。なぜだ? 転生格差か?
そんな時、ひょんなことから少女を助けたことをきっかけに、思いもよらぬ方法で空を飛ぶのであった。
運命の歯車に組み込まれていくソータの視点(たまに他者視点)で語る、飛空船と魔法とスチームパンクの異世界冒険譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 16:00:00
128517文字
会話率:29%
「東南アジアに位置するケバナフ共和国。
美しい自然が現存する中、都市部の観光資源開発も進み、毎年多くの観光客で賑わうことで知られる。
そして何より、この国では毎月素数日に、殺人が合法化される」
逃げるようにケバナフへ移住して来た日本人作家
「倉上小休止」と、ケバナフで生まれ復讐のために人を殺し続けている「森尾辰巳」、そしてさまざまな現地民たちが殺人行為の善悪と向き合いながら日常を過ごしていく様を描いた小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 00:10:50
13672文字
会話率:41%
我々の国は発展途上であり、物資が豊富にあります。
国民の多くはSNSとAIに接続できる小型デバイスを携帯しています。デバイスは連絡だけでなく、音楽や電子書籍などあらゆる娯楽を提供してくれます。しかし時には悲しい事もあるでしょう。そんな時でも
私たちはデバイスによるサービスのおかげで笑うことが出来ます。
何より、私たちはデバイスさえあればその日の予定の把握ができます。
なぜなら、デバイスには独立したAIがいるからです。そして、AIが全ての予定から推定してあなたに最適な娯楽を提供するのです。
なので、我々の国では皆幸せです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 23:59:50
1058文字
会話率:22%
ミステリ×異能バトル×百合
天使富慈美は神様に愛された少女だった。才色兼備で聖人君主、何より、彼女は死なない身体を持っていた。
夏川水姫はそんな天使のことが大嫌いだった。できることなら殺したい。
それでも水姫は天使の死体を無視できない。無視
できないから巻き込まれる。
天使を殺す様々な特殊能力を持った人間相手に水姫は平穏にやりすごせるのか。
刺され、燃やされ、切り刻まれ、天使は一体誰に殺されたのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 21:15:42
51145文字
会話率:49%
異世界転生者(記憶なし)であるヒトミは、「慈愛神授」と呼ばれる「女性に甘やかされると魔法が強くなる」加護を持った貴族の娘であった。そして何より、ヒトミは甘やかされるのが大好きであった。そんな愛嬌ある我儘なヒトミが、甘やかされる人生を過ごすた
めだけに奮闘する物語。とにかく甘やかされて、甘やかされて、甘やかされるために頑張る少女の日常を書いた作品になります、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 07:00:00
18322文字
会話率:48%
2021年 7月1日。地球は謎の声と共に、モンスターが溢れる世界へと変貌した。
その日、世界全体で日食及び大地震を同時に観測。
その地震はただの地震ではなく、世界中であらゆる人があらゆる言語でこの言葉を直接聞いた。
『これより、世
界No.21911の大規模アップデートを開始します』
頭に直接この言葉が響くと、世界は徐々に暗闇に染まり──大地震が起きた。
地震が収まると、空は明るさを取り戻す。
だが、明るくなって徐々にわかっていく世界の変化。
外には見たこともない異形の怪物「モンスター」が蔓延っている。
モンスターを倒すと人はレベルが上がり身体能力が向上したり、スキルというものが発現したり、何より『魔法』という力が現れた。
大地震によって電気が使えなくなり、水道、ガスもダメ。
そして何より、インターネットが使えなくなった。
完全に変わり果てたこの世界で、生き残ろうと抗う。
そんな男の冒険譚。
カクヨムでも公開しております!
現在、「カクヨムWEB小説大賞」に応募しております。
そちらも応援よろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 21:00:00
114629文字
会話率:23%
変わる世界、忘れてしまった古い思い出、きれいなものたち――
――たぶん、わたしたちは昔ほどきれいじゃない。
子供の頃にあった、純粋さとか、希望とか、単純さ、そんなものはいつのまにかなくしてしまったり、元の形を変えてしまったりしている
。それでも、わたしたちは日常を通過させていく必要がある。惰性的に、よんどころなく、いくぶんかは愉快に。だって、それが世界というものだから。
ある日の教室で、わたしはふと彼女に目をとめた。特別な形をした星座を目にするみたいに。彼女は一人でじっと、本を読んでいる。その姿は不器用で、危なっかしくて、頑なで――何より、傷つきやすそうに見えた。
先生から頼まれたこともあって、わたしは彼女と接触する。何しろ、ずっと昔は友達だったのだ。その時のことは、もうほとんど思い出せなくなっていたとはいえ。
でも、彼女との会話はうまくいかない。彼女が何を抱えているのか、わたしにはわからない。その瞳には、とても大切な時間と、大切な場所のことが映っているような気がしたのだけど。
そして、ある雪の日のこと――
わたしは思い出す、彼女の瞳に映っているもののことを。
(17/8/23~17/8/30)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 00:00:00
23708文字
会話率:32%
魔法少女、それは超常の力を自在に振るう権能を持つ少女達であり、美しい少女達であり―そして何より、我々人間を脅かす存在である魔界の生物に対して対抗可能な、唯一の少女達である。
魔法少女はその双肩に我々の世界の命運、もしくは親しい人たちの健康を
背負って日夜極秘裏に戦っているのだ。
非日常に憧れる高校生の三浦はある日、眼前に現れた珍妙な魔法生物ディゼルと契約して魔法少女ミューラーとなる。
しかし大いなる力に伴う責任に彼は耐えきることができず、魔法少女ミューラーとして魔法(重火器)を用いて己の欲望のまま大暴れする。
果たして欲望のまま暴れる彼に未来は有るのだろうか?
初めて小説書いてみてます。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-08 01:02:42
66575文字
会話率:31%