わたしは責任をとって、駆け落ち相手が殺した弟の死体を埋めることにした。――ミロクが駆け落ちを幇助した姉を訪れたのは駆け落ちからちょうど二年後のこと、暴風雨が吹き荒れる日のことだった。姉カユリは駆け落ち相手のシバエと協力しミロクを介抱する。そ
れが誤りだったとは、昔語りに話を弾ませていたとき。彼の受け答えがだんだんと狂気を帯び始め、ついに両親が死んだことを打ち明ける瞬間まで、わからなかった。彼は笑いながら、凄惨な二年間を姉に告げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 18:34:48
9875文字
会話率:65%
むやみに、感情だけで生態系に手を加えてはいけないというお話
最終更新:2019-10-27 14:12:52
657文字
会話率:0%
寝たきりの“私”は、何故か自分の元に足繁く通ってくれるようになった青年に対し、人恋しさと、何か懐かしさのようなものを覚え、ついつい勧められるままに昔語りを行ってしまう。
――それは、今まで誰にも話したことのない“私”の赤裸々な生涯――。
――倫ならぬ恋にその身を捧げる全ての人に、その覚悟を問う――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-08 11:51:08
9704文字
会話率:3%
サーカスにいた者のとある昔語り。
この作品はノベルアップ+でも公開しています。
最終更新:2019-06-14 11:33:15
680文字
会話率:16%
「情念(エコー)の収集を優先しますか?観光も視野に入れて動かれますか?」
「観光に興じられるならば実に重畳よ。まあ、無理だろうが」
「そうですね。敵性体(ノイズ)の反応が間違いなく出るでしょうから。では私は?」
「いつでも臨戦できるようにし
ておくれ」
「了解しました」
――――――装甲輸送車に乗り込むまでの二人の会話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-11 14:28:56
5739文字
会話率:47%
この一世紀で、人と人との距離は、近くなったか、遠くなったか。
※『悪気が無いとは分かっていても(https://ncode.syosetu.com/n7151fg/)』の続きです
最終更新:2019-02-05 08:00:00
1200文字
会話率:0%
共通点は◎。冴えない男の昔語りです。
※某ライトノベル発のキャラクターソングとは関係ありません。
最終更新:2018-08-30 21:00:00
1163文字
会話率:0%
最初は絵を描いていた。
昔は漫画家になりたかった。
そう思っていた僕は彼に出会った。
そしてそれが小説の道にシフトするきっかけになった。
そういう僕の昔語りです。
最終更新:2019-01-08 01:46:37
2441文字
会話率:5%
雪女の始まり。とばっちりで都が滅亡するかもしれない。
雪ん子、雪鬼ほか出演。
純和風の、美しくも少うしグロい昔語りです。
最終更新:2018-07-13 22:03:26
2633文字
会話率:4%
迷路地町で暮らす少女・新川希は、友人の宮下が熱心にピアノの練習をしていることを知る。
宮下がピアノを弾くのは、ある特別な思いがあるからだった。新川は宮下の昔語りに耳を傾ける。
最終更新:2018-06-24 13:00:00
6877文字
会話率:48%
『器物百年を経て、化して精霊を得てより、人の心を誑かす、これを付喪神(つくもがみ)と号すと云へり』(付喪神絵巻)
長い時間を生きてきた物には、魂がやどって付喪神と成るモノがあります。あなたが今所持している物も、百年後、千年後、あるいは何万
年も経てば、命をもって喋りだすかもしれないのです。
海中ドーム都市、テイケオ。人類のほとんどが地球を捨てた、残り物と残り者達が、穏やかに終末を待っているセカイ。
悠(はるか)も、とある理由でアースに残ったひとりでした。最後の修理屋として、多種多様な付喪神と関わり、心に触れていくのです。
これは今となっては、もう昔の話。
――少女と人々と付喪神のおりなす、どこか寂しげな、昔むかしの物語り。
(毎週土曜日を目安に更新していきます)
(カクヨム様にも掲載しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-16 21:23:56
18938文字
会話率:37%
稀代の婆娑羅大名、佐々木道誉は老年にしてかの男を思い出す。全くもって理解のできぬ、遠い昔に死んだあの男を。
最終更新:2017-10-12 20:28:33
3932文字
会話率:43%
少年はいたんだってさ。
最終更新:2015-12-16 20:28:26
5303文字
会話率:17%
花街で十年、娘の時を過ごし、琵琶の名手と呼ばれた元:華姫が居た。
これは、今は亡き家族への昔語りーー。
*・゜゜・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゜・*
【和モノ春花企画】参加用に、短編初挑戦。
気づけば【
春の花】として山桜、水仙(雪中花)、クロッカスが咲きました*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-05 20:36:39
5069文字
会話率:18%
ひょんなことから、天使と行動を共にするようになった神の一人ヘルメース。
彼は今日も自らの理念にそった行動と言動で、周囲を手玉に取っていた。
そんな彼でも時には感傷的になる、これはそんな少しホロリとする昔語り。
最終更新:2017-02-11 21:39:05
9617文字
会話率:65%
とおいむかしのみらいの話、王様と森に住む魔女のかなしくもおかしい恋物語?
基本ハッピーエンド目指しますよ。
安心してくださいませ。
最終更新:2016-11-07 18:32:06
14720文字
会話率:61%
嫌いな祖母が倒れた。ただそれだけだと思っていた男子高校生のお話。
最終更新:2016-09-25 21:52:25
4828文字
会話率:55%
それは、とある二人の物語、遠い昔の昔語り継がれた物語は今ここで再び動き出す。
最終更新:2016-09-15 00:00:00
16904文字
会話率:59%
滝田聡司は、学校祭でドラムを叩いてくれないかと頼まれた。吹奏楽部での日常に不満があった聡司は、軽音部からのそのオファーに応じて――。
これは湊鍵太郎が吹奏楽部に入る一年前。川連二高吹奏楽部、ハーレム形成の失敗例にして成功例――滝田聡司の昔語
り。
こちらは拙作「川連二高吹奏楽部~ここがハーレムだと、いつから錯覚していた?」の過去番外編になります。本編を読まなくても大丈夫ですが、本編とは密接にリンクしていますので、そちらを読んでいただければ、よりお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-24 16:02:23
140828文字
会話率:25%
私、カルカナ王国第一皇女はリーファ・カルレアンは隣国への贈り物として箱に詰められております。
転生トラックに撥ねられた数奇な人生、よろしければ昔語りにお付き合い願います―――
皇女・転生トラック・ケモミミの三単語がテーマのお話です。
最終更新:2016-04-11 19:00:00
3893文字
会話率:3%
老婦人が語る幼いころの昔話。
お宮の境内で行われる夜市。しかしそれは、妖たちの集まる市だった。
ヒキガエルに案内をされた夜店の並びに見つけたのは美しい飴。どうしてもその飴が欲しくなった女の子は、草餅と交換しようと店主に持ちかけるが。
後味
はあまりよろしくないと思います。
子どもの死に関する描写がありますので、苦手な方はご遠慮ください。
同じ作品をカクヨムにも投稿します。
全5話。 「夜の市場企画」のつもりで大遅刻しました。 http://nightmarkettale.tumblr.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-29 12:00:00
22895文字
会話率:31%
寒い冬の日、山村に伝わる雪女の冷たく艶やかで切ない短編を書き散らしました。
昔語りを聞いたような、そんな読了感を持っていただけたなら。
最終更新:2016-02-08 13:07:35
10039文字
会話率:30%