一人きりの部屋で女性が失われたものを挙げていく『壊れている時計にかんしていえること』
自分の人生を青年が見つめる『靴跡』
歪んだ家族の形を描いた『惑乱』他、全235編の短編集です。
最終更新:2024-05-16 12:36:09
351296文字
会話率:12%
短いお話を綴っていこうと思う。
ハッピーなストーリーは得意じゃないので、読んで気が晴れることは多分ない。
最終更新:2024-05-02 10:43:54
294265文字
会話率:28%
人生が枯れる。
焦燥感に駆られて今日も僕はベッドで一日を過ごす。
創作物上の活躍と躍動に心弾ませ、一時的に己を啓発する只の一消費へと落ちていく苦しみは、深夜に重たい足を外へ向けるに充分だった。
文学は素晴らしい。文学的寓話を通じた批評は特
に甘美である。
一度目は悲劇として。二度目は喜劇としてだ。
戦後文学は資本主義化する近代社会の物象化を批判するメタファーに富んでいる。さらに先鋭化した現代社会とは幾分乖離する側面もあるが、現代社会を舐めてはいけない。
片手間にネットの波に乗れば、巨人が解説してくれるのだから。
その意味で、阿部公房・星新一の系譜は超時代的に思える。
痛烈なモダニズム批評作家としての顔は、時代の特殊性を極限まで捨象して現代社会の息苦しさに瑞々しい切れ味を誇っている。
あの教室の朝、そんな人間に、僕はなりたかったんだと思う。
※純文学エッセイ及びSF作品、批評などを書きます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-22 01:56:55
995文字
会話率:11%
世界は寓話に満ちている。
『門』
それが何かは誰も知らないが、そのための戦争で南アメリカ大陸は全滅しかけていた。
大人たちが死に絶えて、兵器化された子どもたちがジャングルで無軌道に殺し合う。
クラウディオとイヴ。
同じ殺戮兵器の少年と
少女は戦場で出会う。
そこにはひとりの老教師。
再生と絶滅。
夢とナイフ。
潰える未来の物語が始まる。
※ 本作品は既に完成させています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 23:46:21
50600文字
会話率:30%
『ナウ』『アベック』『ちびくろサンボ』……。
そこには言葉が捨てられる。
使われなくなった言葉、使ってはいけなくなった言葉、ただ忘れられた言葉。
ある日、わたしは捨てられた言葉のなかに『哀しい』を見つけてしまう……。
最終更新:2021-02-06 00:00:00
2529文字
会話率:7%
繁栄と子どもたちのあいだに何らかの関係がある証拠はない。
だが、その繁栄には拭い去れない何かがある。
最終更新:2020-01-04 00:00:00
2440文字
会話率:0%
ここはポッカリと空いた深夜に訪れる、お話レストランで御座います。
お気に入りのメニューは有りましたでしょうか?
ご注文が御決まりになりましたら、お呼び下さい。
幾ばくかでも満足頂けましたら、それに勝る喜びは有りません。
ではでは、
まず一皿目は……
PS 友人から、いい加減メイン・タイトルを変えろと言われた^^;
前タイトル『季節の童話&寓話集』でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 00:34:34
48326文字
会話率:17%
童話や寓話の暗黒面へ『doüdy(ドウヂ)』という少年が足を踏み込むお話です。
まぁ、本作は『ホラー』や『ミステリー』では有りません…May Be !
さぁ、皆さんも黒い童話や寓話の世界に旅立ちませんか?
最終更新:2024-03-14 10:00:00
14120文字
会話率:26%
これは駅前で実際に遭遇した人物をモチーフにした寓話なんだけど、なぜ裸足なのか、二年にわたって考えてきたが合理的な理由がみつからない。遭遇時期は大寒のころだから暑いわけじゃない。いや暑いからっていまどき裸足なんてね。アスファルトなんかだとかえ
ってやけどしちゃう。本人に直接聞けば早いのだけど、あれ以来、姿を見かけない。帰っちゃったのかなあ。え。どこへ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 02:17:38
3757文字
会話率:40%
有名な『ウサギと亀』の寓話———————。新しき『シン・「ウサギと亀」』をあなたに。
キーワード:
最終更新:2024-02-18 16:53:47
1272文字
会話率:50%
「そうだ、魔王を作ろう」
世界平和のために大陸統一を目指す帝国は、その頃、内外にいくつもの問題を抱えていた。
そこで、人類が一丸となるために魔王を作ることにした。
魔王に選ばれたのは、若い騎士だった。
全ては国のため、世界のため、騎士
は悪の魔王となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 17:04:07
9992文字
会話率:38%
黄金色の果実
昔、あるところに大きな樹に黄金色の果実が実っていました。果実の樹の持ち主である男は人々にこの果実は今まで食べたこともないほど美味しく、高らかに宣伝して色々な人達が果実を食べました。
男はこれは商売になると思い、果実を食べ
るためにお金を払わせるようにしました。
しかし月日が流れ、果実に変化が……
警句付きの童話です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 22:54:12
951文字
会話率:12%
あるところに樹を大切に育ててる猫がいた。猫は樹から実った果実を収穫して森の動物たちに振る舞い、やがて自分たちも樹を育てたいという動物たちの想いを聞いて猫は樹の育て方を動物たちに教えていく。
そんななかで、樹を育てるのは面倒だが果実を手に入
れて猫のようにみんなに美味しいと言ってもらいたいと想うキツネが現れ……
イソップ童話風の警句付き寓話です。恐らくいろんな物事に共通することかもしれません折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-03-27 21:30:25
816文字
会話率:7%
むかし、北の大地が深い森に覆われていた頃。森の中の集落に、土器職人が住んでいた。
最終更新:2024-01-10 00:00:00
1601文字
会話率:25%
アテナイに、コモスとトラゴスという二人の男がいた。
最終更新:2022-12-01 00:00:00
577文字
会話率:0%
とても甘い果実の生る木があった。
最終更新:2021-09-08 00:00:00
1082文字
会話率:0%
白樺がなんで生えたかについてのある種の幻想。
最終更新:2023-12-26 05:32:11
620文字
会話率:0%
壊れない魔法を手に入れた3兄妹と、その顛末を3000字程度の寓話に仕立てました
※フレイバー程度のクトゥルフ神話要素があります
最終更新:2023-12-26 00:16:20
3192文字
会話率:0%
ゆうくんは、不思議なおじさんから見たことのないきれいな石をもらいます。
ゆうくんはきれいな石を集めるのが好きだったので、大喜び。けれど、もらった石はおじさんの家でしか見ることはできませんでした。なので、石を見るためには毎日おじさんの家に行か
なければなりませんでした。
おじさんの家にはゆうくん以外にもたくさんの子供たちが遊びに来ていて、石をもらったり、おもちゃで遊んだりしていました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 13:36:21
9496文字
会話率:47%
それぞれニャンタ王とポメコ女王が統治するニャンタランドとポメコビアの風変わりな王国では、後継者であるニャンタ王子とポメコ王女の婚約を通じて同盟の可能性が構想されています。 マタタビ畑と毛糸の塔で知られるネコ科の王国は、指導者たちがマタタビの
森で連合を発表する盛大な祝宴の準備をする中、興奮でざわめきます。 しかし、彼らには気づかれないように、ウィスケリウスという名のいたずら好きな猫の魔術師が影に潜んで、今後の章での挑戦と冒険の舞台となるいたずらを計画しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 14:36:58
1609文字
会話率:0%
童話や寓話で語られる乙女達が語る、ほんとうのこと。
最終更新:2023-11-09 17:11:24
2272文字
会話率:0%
ガチョウと黄金の卵という寓話の翻案です。
一話読み切りなのでぜひ気軽にお読みいただければと思います。
寓話の翻案ということで、この物語に含まれた教訓を受け取っていただけたら嬉しいです。
最終更新:2023-10-26 18:00:00
1928文字
会話率:37%
2022/12
生態系の寓話
キーワード:
最終更新:2023-09-23 02:50:15
7995文字
会話率:0%
2022/7の作品
南米圏文学風のなんちゃって寓話
最終更新:2023-09-23 01:31:37
3170文字
会話率:43%
※第二話までは連続更新。
以降は超気まぐれペースで更新予定です。
◇◇◇◇◇
「本作を全ての寓話好きへ捧げる」……ラインバッハ・アンダーソン
こちらの作品は、著者であるラインバッハ・アンダーソン氏がかつて旅した世界『ファンタジイド』
にて見聞きした寓話、民話、噂話から成り立っています。
氏が何者であるのか、かの世界でどのような旅路を歩んだのか、私はけして知りえません。
原稿をお預かりし、代理として投稿致しましたが、ご興味があればご一読くださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 23:00:00
72101文字
会話率:44%
エリクサー症候群。
貴重なアイテムを重要な局面で使えずに持ち腐れにしてしまいがちな現象。
もったいない精神に囚われた日本人ばかりか、海外のゲーマーまでをも汚染し、誰もが一度は罹患する人類共通の病である。
しかしこの物語は、コスパになん
て囚われない。がぶがぶエリクサーを呑んで無尽蔵に湧いてくるHP/MPでゴリ押しながら数多の死闘をゴリ押していく二人の英雄の寓話、そして、これまで使われずに成仏できずにいる、皆のエリクサーたちの怨念を晴らす葬送なのである!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 00:51:11
12176文字
会話率:27%
おっぱいしか認識できない状態で異世界に放り込まれた俺は、おっぱいを基準に仲間たちを集めることになった。
会話も戦いも、おっぱいが全て。そんなお話。
※あくまでもコメディですので、モロな性愛描写はありません。
最終更新:2022-10-19 06:02:41
27398文字
会話率:23%