私たちの間に恋はなかった。それでも、温かな関係は築いてきたと、そう思っていた。
最終更新:2025-05-05 19:43:21
9213文字
会話率:31%
ねぇ。
昔話を、しようか。
今よりずっとずっと昔、幸せの在り処を誰も知らなかった頃の、小さな脆い硝子細工のような。
最終更新:2024-01-14 20:40:01
15616文字
会話率:20%
人として扱われることなく生きてきた少女は、だから人である青年の名を呼ぶことができなかった―――。
空から降ってきた雪が、いつか必ず地にたどり着く話。
最終更新:2021-11-28 10:00:00
13243文字
会話率:24%
理解されない無価値な言葉だ
最終更新:2025-04-18 10:14:18
295文字
会話率:7%
高校1年生、浅野は友人である倉橋と一緒にいつものように学校から家へ下校しようとした
しかし、とある女性によって止められる
彼女は深山桜、同じクラスメイトでもなく、違うクラスの子だった
彼女からは告白!?
同級生という関係だった2人には何があ
ったのか
そして、彼には秘密があった
とある日
「実は俺の名前は倉橋愛なんだ」
眼鏡を外した浅野は言う
「倉橋愛・・・可愛いわね」
「いや、それ俺の名前!!浅野!俺の名前を言うんじゃねえ!!!!」
「あら、可愛い名前なのにね」
「お前は黙れ」
と4人の会話があったとか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 22:03:13
10588文字
会話率:82%
妄想力だけは強いポンコツアホの子・深山桜には、幼い頃から竜などの幻想の存在が視えていた。
他人には信じてもらえなかったものの、親友アイリスと出逢って人生が変わる。原因不明の奇病から生還後は健康体となり、明るく楽しい人気者に。
ある
朝現れた全身甲冑の不審人物は、幻想世界の竜騎兵。狙いはアイリス。彼女は不思議な術で桜の自作小説に登場する武器を召喚。それを手にした桜は作中の架空の剣術を使って撃退する。
次々と打ち明けられる真実。幻想世界とは? アイリスの正体とは?
妄想力――もとい、想像力が世界を救う。
悪ノリして書きました。今も反省はしていません!
11万文字弱・全20話の完結作です。
毎日2話ずつ、6:00/18:00に公開していきます。
公募戦績:
第36回前期ファンタジア大賞:二次
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 19:00:00
104496文字
会話率:42%
第一幕
刀根田村。
古来より。独自の神、八千矛神(やちほこのかみ)を祀るその村は、毎年神事に供物を捧げていた。
だが、十年に一度。
八千矛神に生きた贄を捧げていた。
そして今年、選ばれたのは『椿』という名の妙齢の女。
咲いたばかりの百合
の花の様に美しく、今にも散ってしまいそうなまでに儚げだ。目線は虚で視線は定まらない。
されど、椿は己が生贄の花嫁である事を知っていても尚、逃げる意思はなく、手を引かれるままに歩く。
その先にあるのは、八千矛神がいるとされる大きな蔵。
椿は七日、そこで花嫁としての勤めを果たす事になる。
日の光も届かぬ蔵の中にいる、神の花嫁として。
蔵の中。蠢く暗闇の存在と出会う――
第二幕
蔵から出た二人は、互いに人とは違う存在でありながらも、決して手放せない存在に寄り添って生きる。
春。
とある宿場町。
そこは山桜が有名で、特に丘の上から見る水鏡に映った山桜が絶景と有名だった。
二人もまた、その名所へと足を運んでいた。
だが、絶景と言われた山は枯れ野の様相。
何が起こったかは知らないが、旅籠で椿は山の方角を眺めるだけ。
そんな時、椿はしとしとした声を聴く。
今も、椿の耳は不可思議な声を拾うままだ。
その声に気取られて耳をすまそうとするも、朧が阻害する。
同調しすぎてはいけない。
二人は早々に街を出ようとするも、想いもよらぬ人物に足止めを喰らう。
春を嘆く女。その正体とは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 20:48:36
90990文字
会話率:31%
没落令嬢であるミュリエルは、幼馴染の叔母である未亡人の保護を受けレディースメイドとして使えていた。
幼馴染であるヴィンスの独立に伴い、幽霊屋敷へと引越すことになった彼女の不思議な日常と冒険。
最終更新:2024-02-02 16:28:48
14009文字
会話率:22%
日常にどこか物足りなさを感じていた17歳の高校生・高野瀬南《たかのせみなみ》のもとにある晩、電話がかかってくる。それは、町中から人気者の同級生・藤白皐月《ふじしろさつき》からの電話だった。
不思議な美しさを持つ藤白皐月に魅せられて主人公は殺
人の隠蔽に加担することになるが…。
※百合ではありませんが、読者様が自由に解釈してくださって大丈夫です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 18:00:00
7279文字
会話率:36%
(51話)『雪を見ながら』
「雪を見ながらする花見は危険が多すぎる」
僕にそんなことを言っていた友人の遺体が、山桜のそばで発見された。……
最終更新:2023-10-25 15:52:29
430文字
会話率:37%
本居宣長の「敷島の詩」に含まれる「匂い」に関する考察です。
専門家でも無いので、気楽に読んでいただけたらなと思います。
最終更新:2023-10-15 13:24:00
3700文字
会話率:4%
君がいなくなって季節は移り変わって
最終更新:2023-04-09 04:00:40
260文字
会話率:0%
仕事で失敗した「俺」を誘ってっくれた課長。課長の一言が「俺」を救ってくれた山桜の季節のお話です。
最終更新:2023-03-22 07:24:33
2314文字
会話率:26%
どこにでもいるオッサンだった「俺」は、目が覚めると清楚系美少女・春山桜花になっていた!
この見た目なら人生楽勝! 人生超イージーモード確定!
最高の美少女JKライフが今、始まる!!!
……はずだった。
実はこのヒロイン
、元オッサンです。オッサンから美少女になったのですが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 13:00:00
6211文字
会話率:33%
大正十五年、春。
急に他所の家に婿入りしろと実家に呼び付けられた坂元誠吉(さかもとせいきち)は、自身の出身集落の調査を行っていた。誠吉の出身地、瀬原集落(せばるしゅうらく)は、『苗の神教』を信仰する人々の住む、隠れ里である。其処が、何故
隠れ里になってしまったのか、誠吉は幼い頃から、其れが疑問だった。
婚約者になった富(よし)、集落の長、瀬原修一(せばるしゅういち)。富の父、操(みさお)。
様々な人物の事情が交錯し、事態は、大正三年の桜島大噴火の頃に起きた事件まで遡って、大きなうねりを見せる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 00:32:19
20545文字
会話率:17%
地獄の底から逃げ出した子供たちと、彼らの人生に責任を持つ大人たちが、色彩豊かな未来の王国を求めるお話。
最終更新:2022-07-17 19:00:00
51491文字
会話率:40%
『メアリース』の姉『ユリアナ・コルネイト』を演じることになった『月光』(元・本人)と、職務のついでに彼女の心の傷を解決し、望むものを与えようと脚本を書き上げた『暗月』、そこに自分の事情をぶち込んだ国王、そして愉快な仲間たちで上演する、『メ
アリース』に故郷へお帰り頂く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 19:00:00
58667文字
会話率:50%
白山桜はどこにでもいる普通の少女だった。それが突然異世界に召喚されてしまって、聖女だと言われて、魔王を倒して欲しいとお願いされて、国を、世界を救って欲しいと頼まれて、もう何が何だかわからない。
とりあえず勇者と神官を伴って魔王討伐の旅に
出ることになったが……「え? わたしが彼らを守るんですか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 12:30:35
138796文字
会話率:59%
幾度となく墓地へと足を運ぶ八重山桜(やえやまさくら)の諦めと願い。
その日の日課は彼女の癇に障り、いつもと違う日常をもたらした。
長く待たされた結末に、来世の幸せを見出す悲恋の恋人達の物語。
最終更新:2022-05-30 22:50:58
2601文字
会話率:32%
山桜の名探偵桜が推理をしながら小さな恋を応援します。
最終更新:2022-05-12 23:58:33
2126文字
会話率:0%
幼い頃に体験した記憶を確かめようと僕は幼少の頃に過ごした地にやって来た。
かつて山の中で迷いその時に見た山桜と祖父がつぶやいた言葉――オチは境界。
あれは何を意味したのか?これはその真意を求める僕の探求の物語。
最終更新:2022-05-04 16:39:42
4697文字
会話率:52%
春の日差しに誘われて
目のまえ浮かぶは
夢か現か
遠い故郷変わらぬが
変わるは人の
心ばかりか
最終更新:2022-04-22 23:56:38
434文字
会話率:0%
雫は高校一年生。人付き合いが面倒になった彼女が唯一全開に自分を出せる場所がカラオケアプリ。そんな雫の歌声に虜になった『助さん』と呼ばれる男、実は雫の高校にやってきた隣の席のイケメン転校生だった……!!
お互いの正体を知らぬまま、今日もそれぞ
れの一日が始まってゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 11:12:35
103233文字
会話率:34%
『うら若き乙女のコンプレックス。』の修学旅行編です。
ようやく恋人同士になれた康太と柚子。親友である優と康太と同じ水泳部で女は見た目だと信じて疑わないマイウエイな斎藤くんに加えて、何故が担任の吉岡にぴったりと張り付かれ……?! ラブラブな2
人にあやかって孤独に震える寂しい三人に新たな恋は訪れるのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-13 20:27:21
35330文字
会話率:48%
柚子は貧乳に悩む高校二年生。
家も隣同士で生まれた時からから幼馴染の康太には小学校4年生の頃から片想いをしている。
康太とは毎日のように私の部屋を行き来していても、その関係は一向に進展することはない。
イケメンで、勉強も出来て優しい康太とい
つも一緒にいても周りの女子たちに僻まれることもなくむしろ微笑ましい視線を贈られているのはそもそも私が女として周りに認識されていないから……?!
好きなのが自分だけなのが悲しい……どうしたら女の子としてみてもらえるの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-15 19:17:02
73303文字
会話率:42%