思いがけない切っ掛けで高校の吹奏楽部でコントラバスを弾くことになった長身の少女、江崎千鶴。
その千鶴の中学時代からの親友で吹奏楽部でフルートを吹く少女、小阪未乃梨。
そして、千鶴に興味を持つ艷やかな長い黒髪の大人びた少女。
ディスコードと
は時に音楽を鮮やかに描き、時に聴く者の耳を惹き付けるクライマックスを呼ぶ、欠くべからざる「不協和音」のこと。
これは、吹奏楽部を切っ掛けに音楽に触れていく少女たちの、鮮烈な「ディスコード」に彩られた女の子同士の恋と音楽を描く物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:48:21
731723文字
会話率:40%
メロディ・ヒストリア伯爵は、類希なる容姿や実力をもって「氷柱の白百合」と謳われている少女だ。
幼少の悲壮な経験とともに順当に実績を積んできた彼女は優しい婚約者とともに貴族として果てると思っていた、のだが……「真実の愛を貫かせてほしい」と婚約
解消を提案されてしまった。
平然と受け入れてみせたものの、数少ない気を許せる存在だった婚約者の心変わりに動揺し、年若い乙女は人知れず涙を流した。
一夜明けて、ぐっすり眠ったメロディは気持ちを切り替えると憧憬を胸に真実の愛を解明しようと決意。周囲を巻きこんで研究を進めていく。
そんな彼女の言動に導かれるように時代を揺るがす大事件、運命の歯車は動き出した。
【エレアの子守唄】
綾なす波に誘われ
炎にくべた言葉 集めて旅路を紡ごうか
とこしえ待てず 影は征く
凍りついた静けさは 焦がれる地に綻ぶ花
あせない調べにつつまれて
ささやかな風にゆられよう
重なる季節の訪れを
八千代の夜をこえて 願う
昨日は 舞い降りた光抱き
あなたはひとりねむるのでしょう
夜のまにまによすが得て
涙雨がさらう心 奏でて記憶を綴ろうか
奮い立たせて こだま聴く
悠久に流るるは 宿木知らぬ渡り鳥
ちとせの灯に花が咲き
蝶はわらう宝に留まる
待ちわぶ季節の過ぐときを
八千代の時をこえて 祈る
明日は 光る風に迎えられ
あなたはひとりさめるのでしょう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 20:00:00
478122文字
会話率:63%
真胴《まとう》と呼ばれる巨大な鎧人形が戦いあう不二の国。紅城の真胴者、天野泰輝は隣国である蒼司との戦闘中危機におちいったところで、唐突に少女の声を聴く。レディという名の声に「体を貸すのであれば現状を打開してあげる」と提案された泰輝がそれを受
け入れるとそこには髪を七色に染め分けた少女が現れた。
この作品はカクヨム・ノベルアッププラスにも投稿しています。
何事もない限り毎週月曜、十四時更新予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 11:00:00
105067文字
会話率:69%
青年リュートは傭兵団「銀狼の群れ」のメンバーの一人だった。
傭兵団は人類を守る組織の一つで、基本荒くれ者の集まりだが、この傭兵団だけは仲間うちの絆意識で「家族」を形成し、時には小馬鹿にしあい、時には全力で助け合うなどの他の傭兵団では見ること
のない特徴を誇っていた。故に、誰もが仲間内で「裏切り」が発生するとは思ってなかった。
ある日の出来事、仲間の一人にお酒をたらふく飲まされたリュートは深く眠ってしまった。
翌日、目を覚ませば拠点には火の手が上がっていて、外に出ればたくさんの仲間が地面に倒れている。
その中で息をしている者は無く、遠くから聞こえる剣戟の音に導かれて近づけば、団長と仲間の一人であるガーディが戦っていた。
ガーディのそばには謎の四人組と、小脇に抱えられた妹がいて、リュートはすぐさま裏切りが起こったのだと理解した。
リュートは妹を取り戻そうと奮闘するがそれは叶わず、瀕死の重傷を負って谷底へ落とされてしまった。
しばらくの後、リュートが目を覚ませば、そこは病室だった。
彼は全てを失ったと理解した時、彼のそばに学院長と名乗る人物が現れた。
その人物は彼の事情を聴くと、彼に提案した。
リュートを学院所属の傭兵として雇う代わりに、君が求める妹の情報を集めて提供することを。
それを受け入れたリュートは、その人物が妹の情報を集めている間、後の未来に起こる魔物の大襲撃を防ぐために各地に派遣した生徒を呼び戻す依頼を受け、その人物達を探しに旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 22:48:33
388186文字
会話率:28%
CDたくさん持ってるんですよね。
聴く気はあります。
ちゃんと聴きたいんですよ?
じゃあ聴かねば!
最終更新:2025-02-16 14:08:19
3336文字
会話率:0%
卒業式で伴奏を頼まれた奏は、ピアノを弾いている動画配信者に出会う。彼女のピアノからすぐにその正体が不登校になった幼馴染だとわかった奏は、とあるコメントを送る。
キーワード:
最終更新:2025-02-14 13:00:00
4000文字
会話率:27%
これといった特徴のない平凡な男。
そのはずだった俺、朝宮 日向は目を覚ますと怪物になっていた。
異世界転生したのかと心を躍らせていたのも束の間、剣も魔法もなく、これまで日向が育ってきた現実世界のままだと気づく。
怪物に成った日向は、どう
生きれば良いのかと絶望していると刀を携えた一人の少女が日向の前に現れる。
突如襲い掛かる少女を返り討ちにし、事情を聴く日向。
どうやらこの世界、意外と魔法や怪物、妖怪等の神秘的あるいは超常的存在もいるようで、日向は少女の式神となり戦いの日々を送ることとなる。
あれ?俺強くね…
敵対する怪物共と戦う中で日向は自分の強さが常軌を逸していることに気づく。その強さは人を救うために使うのか…己の欲望のために使うのか…日向の選択は如何に…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 21:59:32
9628文字
会話率:14%
岐阜県高山市の高校に通うJKたちを主人公にした一話完結の物語です!JKたちのカタルシス満開の大活躍をお楽しみください。
物語はすべてボイスドラマになっていますので、それぞれのエピソードの後書きからリンクでご視聴ください。
最終更新:2025-02-04 13:19:49
51037文字
会話率:23%
人生に置いてやり残した事は無いかと言われれば、沢山ある。あり過ぎるかも知れない。
夜の大都会を歩きたい。夜の水族館に忍び込みたい。夜の岬で踊りながら歩きたい。
あ、起きた。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳
御座いません。
注意事項2
自慢ですが、私の選曲に狂いはないと思ってますよ。
メジャー、マイナー問わず、様々なところから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 21:26:48
972文字
会話率:40%
風邪を引いた。考えて見たら一年前も同じ時期に風邪を引いた。本当に面倒臭いな。
やる事を終わらせて布団に潜り込むと、不思議な夢を見た。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
儚い和楽器の
曲を聴くと、子守唄の様に思えるんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 21:37:40
905文字
会話率:7%
以前は『アホダクション』という作品をこのサイトで連載していました。
(現在は削除済み)
仕事の都合上、再びクラシック音楽を聴くようになったので、
その記録を残しつつ、いつかまた小説を書き上げる日のための足がかりに(できれば良いなぁ)。
ちなみに少し分かりづらいのですが、二段階評価方式を採用しています。
(左:鑑賞直後、絶対評価 右:余韻や印象点、相対評価など)
評価点は2024年2月以降に聴いたものに対して記載しており、
4月からは再生環境をより良くしたため、評価基準も(少し甘めに)変わっているかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 23:00:00
158582文字
会話率:1%
市の有害鳥獣対策課に勤める柴山は毎日が晴れなかった
市民のクレームを聴くのが苦痛だったのだ
秘境にハイキングした柴山は消滅集落の跡であることを思いつく
まさか本気では聞いてくれそうになかった
防災課の若手の協力のもと極秘裏にプランは進められ
た折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 13:20:35
3081文字
会話率:32%
放送開始100年 ラジオは常に私たちの身近にありました
私にとっては聴くだけでなく、取材を受けたこともありました
その時のエピソードです
最終更新:2025-01-04 15:20:31
1047文字
会話率:23%
盲導犬を連れ、地元の酒祭りに参加した作者に待つ、数々のハプニング。主目的は知り合いの三味線の演奏を聴くことだったが、勘違いして別の会場に足を運んでしまった。
(この作品は「カクヨム」にも掲載しています)
最終更新:2022-08-14 16:38:32
2375文字
会話率:24%
「……なんの曲聴いてたの?」
「……4分33秒、かな」
内気な女子高生の藤堂はクラスメートの高瀬からの質問に咄嗟にそう答えた。その曲は楽器が演奏されない沈黙の曲ともいうべきもので……。
沈黙の曲を聴く女子高校生の甘酸っぱい青春ラブストー
リー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 19:14:05
9948文字
会話率:28%
【誰が興味あるねん!】
他の作家のひともやっていた企画なので、なんか自分もやりたくなってムズムズ。
新旧洋邦問わず、雑多に音楽聴くマンのゲブラさんが、自己満足全開で、自分の好きな曲をただただ羅列していくだけのいやがらせエッセイ。
万が
一、同じ趣味のひとがいたら、それは奇跡なのでブクマすると良いよ?
基本的には、洋楽多め?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 19:11:12
8687文字
会話率:6%
現実世界でうだつの上がらない生活を送るタロウの唯一の趣味は、お笑い芸人のラジオを聴くこと。
そんな彼が異世界に転生する際に与えられた職業スキルは「ゲイニン」。
冒険者としてのレベルアップを図るべく初期装備を手にし、最弱級の魔物を討伐し
ていくタロウ。しかしそれを何度繰り返そうとも、レベルが上がる気配はなかった。
次第にタロウは、自身が「ゲイニン」である意味に気づいていく。強くなる方法、そのヒントは芸人の生き様の中にあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 20:06:19
6797文字
会話率:46%
豊葦原中国を統べる狼の皇子である青星は、七歳になり、真神の社を訪れる。そこでは、先祖の姿に化身できない代わりに、神々の声を聴く巫子が仕えていた。
初めての都の外に、好奇心を抑えられず、青星は、巫子達の暮らす神和寮に忍び込む。えもいわれぬ
芳香をたどって、行き着いた先には、愛らしい雌子の姿があった。
巫子見習いである斎子装束をまとったその者は、名を、白梅といった。青星は、その可憐な様子に心躍り、次第に惹かれていくが――。
命を燃やして生きた、帝と巫子の悲しい恋の物語。
★毎週土曜日20時掲載(全編執筆済み)
※カクヨムサイトに掲載の同名小説と同じ内容です。
一部下記のような描写があります。
※性描写有り(喘ぎ声・具体的な性器の表現なし)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 20:00:00
42557文字
会話率:30%
幼い時のある日、大月巡(おおつき めぐる)は誰かが演奏したピアノソナタ第十四番『月光』に魅せられる。どんなにつらい生活でも、『月光』を聴くことが彼にとっての支えとなり、生きる理由であった。そんな巡は事故により意識を失う。そして目が覚めると、
あたりには知らない光景が広がっている。辺りには見たことのない植物が広がっている中、空には、自分の想像する『月光』の第二楽章とまったく同じ月が輝いていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 23:45:06
5579文字
会話率:25%
皇帝の娘ーー皇女として生まれた少女には秘密があった。それは前世の記憶を持っていることと、人には言いにくい能力(触れた者の心の声を聴くことができる力)を持っていることだった。
前世とは異なり過ぎている……一夫多妻に男尊女卑、皇族特有の能
力などの価値観や文化の違いと、陰謀渦巻く後宮争いや帝位争い。
少女は様々な過酷な問題を自分の能力も利用しながら解決(攻略)し、兄ーー第三皇子とともに環境や文化を改革していく。自分や兄、他の人たちが生きやすい世界をつくるために。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とある兄妹による、壮大な異世界攻略ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 21:00:00
19850文字
会話率:31%
大工の棟梁政五郎が大きな仕事が入ったので普段面倒を見ている、腕はいいがすこし頭の回転が遅く場違いなことを言う、与太郎の元を訪れる。
すると元気がない為事情を聴くと、家賃を滞納して商売道具の道具箱を家賃のかたに持っていかれてしまったという。そ
れを予想していた政五郎は金を貸すが八百文持ち合わせが足りなかった。
この金の不足と与太郎の言葉のかけ違いがとんでもない騒動を引き起こすことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 21:49:55
16291文字
会話率:2%
地球が昆虫型侵略兵器に侵略されてから十数年。
火星は最前線基地として開発されていた。
おかげで僕は近距離戦闘兵装のパイロットとして暇でありつつも、やや貧困寄りな生活を送っている。
まあ傭兵のウーバーイーツみたいなものなので仕方ない。
コ
オロギバーを齧りながら推しのライブ配信を聴くことだけが唯一の生き甲斐であるパイロットの日常です。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-28 07:50:18
5501文字
会話率:25%
冬なのに、春を感じる。そんな瞬間に立ち会う男女2人の恋愛ストーリー
==
「ねぇ、君は虫の知らせって信じる?」
ベンチに腰かけた女は、白い息を吐きながら寂しげな笑顔で少年に問いかける。
幸せな家庭とはよほど言えないであろう上川家の長男である
少年は、"虫の知らせ"を聴くことができる。鬱屈した日々から逃げ出すように、深夜に散歩に出かけるが、それは"虫の知らせ"が聴こえるからだ。
『今日はあの女(ひと)がいる』
河川敷の公園で話す少年と女。日々の生活に生きづらさを感じ、お互いを慰め合う中で二人は自然と惹かれあっていく。
年が明けて数日が経った頃、少年は唐突に"虫の知らせ"を聴く。
『あの女(ひと)がいなくなる』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 12:00:00
9924文字
会話率:46%