森の古屋で、カインは病に苦しむ母親と暮らしていた。青年は母親から聞かされていた、両親の冒険譚に外の世界を夢見ながら、母親の看病のため、変わらぬ毎日を探していた。
そんな彼はある日、森の中で魔物に襲われていた薬師見習いの少女エレナと出会う。
彼女との出会いをきっかけにして、カインは両親の過去を知り、一つの指輪と願いを託される。
これは勇者であった父がなし得なかった困難を、青年の葛藤と仲間の支えにより克服し、世界が闇に閉ざされる事を阻止しようとする物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 18:00:55
115345文字
会話率:31%
「怪物が徘徊する校舎を抜け、彼女を守れ!」
新月町高等学校の夜間警備員、ヒューマノイドのアキラは校舎の安全を守る日々を送っていた。だが、ある夜、突然校舎は一変する。無数の怪物が徘徊し、空間は歪み、出口は閉ざされる。そんな中で図書室に取り残
された女子生徒・カナと遭遇する。彼女を守るため、アキラは怪物に立ち向かい、夜の校舎を駆け抜ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 00:00:00
56029文字
会話率:27%
かつてアズラントの大地には、眩いばかりの太陽の光が降り注いでいた。
しかし “白月(ホワイトムーン)” が訪れたその時、人々の光は奪い去られ、
世界は永遠の闇に閉ざされることとなった。
ヴァルデマール・ヴェルニー――
石の
天井に覆われた地下ではなく、果てしなき空が広がる新たな世界を
同胞のために見いだそうと夢見る若き魔術師。
だが、地底に築かれたアズラント帝国では、
いかなる異端も容赦なく粛清される。
不死なる闇の領主のひとりの前に引き立てられたヴァルデマールは、
拒み得ぬ選択を突きつけられるのだった。
その一方で、剣士マリアンヌ・レナールには、
かつて滅び去ったはずの邪教団に残る
数多の謎を解き明かす任務が下される――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 09:22:59
27574文字
会話率:27%
風邪を引いた。考えて見たら一年前も同じ時期に風邪を引いた。本当に面倒臭いな。
やる事を終わらせて布団に潜り込むと、不思議な夢を見た。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
儚い和楽器の
曲を聴くと、子守唄の様に思えるんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 21:37:40
905文字
会話率:7%
“君を招待するよ。僕の創出したー――…君の魂を捕らえる、ゲージプラネットへ”
満島和晴、鷲見透子、林真理、高荒紫苑は四月下旬の麗らかな日、校門までの下り坂を和気あいあいと下校していた。すると突然男の声が響き渡り辺りは漆黒に閉ざされる。
和晴達は宇宙空間に放り込まれたと同時に宇宙空間を超高速で移動し、見知らぬ銀河系へとたどり着くとその銀河に向かい吸い込まれーーーやがて目の前に出現した未知の惑星へとバラバラになりながら墜落していく。
たどり着いたのは天空にいくつも島が浮く、地球とは全く違う惑星だった。お互いバラバラな場所に不時着した一行は、約300年前、かつて存在した古代セフィラ文明の星系をも巻き込んだ大異変に、訳も分からないまま巻き込まれていく。
謎の鳥の巣頭の男―――蛇と融合したような巨大な異形の女―――言葉を話す獣人ーーー左腕に浮き上がる光の装飾文様―――悪魔を模したような姿の異形の人々ーーー妖しく嗤う死神の様な謎の男ーーー―…
巻き込まれたのは和晴一行に止まらず、7つの惑星の檻に閉じ込められた少女達は自らの生還を賭け一人きりのまま、古代セフィラ文明の宿業とそれぞれ遭遇することとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 19:41:58
88375文字
会話率:43%
中学の入学準備も整い、式を待つだけだが、反面不安も、押し寄せる。
母が倒れ、病院へ、意識を取り戻し、帰宅する。
数カ月経過し、姉の結婚が決まり、次男は、高校卒業を目前。
そして・・・・
この作品は、「ライブドアブログ」に、掲載しております
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 17:43:38
37438文字
会話率:22%
クリーニング店を、営む末っ子として、誕生する純子。甘え上手で、小学校では、人気者。楽しい学校生活が、終わる目前。父が倒れる。それをきっかけに、純子は、心を、徐々に閉ざしていく。
クラスメイトの吉田君が、心の支えの存在になる。
父、他界により
、環境は一変し、兄・姉に嫉妬が、芽生え始める、無意識である。
吉田君の引っ越しを知るが、告白できず、引っ越す。
中学に向けての準備が進む
この作品は、「でこボコ人生をゆく」は、「ライブドアブログ」にも、掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 16:18:25
2222文字
会話率:6%
スーリヤ国では、貴人が死ぬとその妻も埋葬されるという風習がある。
王妃アイシャも、若くして病死した夫の亡骸と共に墓室に入る。愛する夫にお供できるのは妻として名誉であり幸せのはず──だが、墓室が閉ざされる直前に、アイシャは夫の死の真実を知
らされる。
アイシャの侍女で、夫の側室でもあったダミニが夫を裏切って毒殺していたというのだ。
信頼していたダミニの裏切りに怒り絶望し、夫を助けられなかったことを悔やみながらアイシャは息絶える。やり直したい、と強く願いながら。
そして気付くと、アイシャは十年前の夫との婚礼の席にいた。時を遡った奇跡に驚きつつも、彼女は決意する。今度こそ夫を陰謀から救い出し、共に生きるのだ、と。彼女の決意は、夫との「未来」を、国の在り方を変えることができるのか……!?
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 09:10:00
76585文字
会話率:32%
これは、世界が閉ざされるまで見つめつづけた物語――、
白亜へと至る、|白紙の記録《ホワイト・ルポルタージュ》だ。
******
イルフォールは、島ひとつを丸ごと教育機関にした学園島だ。
奇病で故郷を失ったアイはイルフォール孤児院に拾
われ、いまは平穏な学園生活を送っている。
そんなときに現れたのは、時季外れの入学生イナサ。
彼の“秘密”を知ってしまったアイは、ある取引をもちかけて――!?
安寧の孤島から子どものまま世界へ放りだされた、
少年少女らの幻想終末譚。
******
※当作品はビターエンドです。
※当作品には戦争や災害、グロテスクな表現が含まれます。
※当作品はボーイズラブの要素を含みますが、主軸ではない旨ご了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 05:00:00
111266文字
会話率:46%
売れない小説家の長谷川真治は昴皇子という売れっ子作家の替え玉として、とある祭典に参加することになる。その祭典とは資産家百瀬光一氏が主宰し、最優秀者には彼の全財産を与えるというものだった。
祭典の参加者は『これからの日本を変える若者50人』
に選ばれた人間で、その中から百瀬氏がさらに選りすぐった人達であった。百瀬氏はその中から一人を選んで最優秀者にするという。
百瀬氏はメディからは隔絶された山奥にある麗美山荘と言う名前の山荘に住んでいる。そこで『選択と対応』といった一風変わった催しで祭典が進行されていく。
祭典参加者は6名で全員が癖のありそうな人たちである。
そして祭典が始まる。
部屋決め、食事などを参加者が選択していく形になっており、それによって対応が変わって行くという。
夜になって事件が起きる。なんと主催者の百瀬氏が殺されるのだった。さらにはそれは密室殺人であった。山荘の責任者でもある執事の与那が言うには百瀬がこの殺人を予見していたという。つまり百瀬氏の祭典目的は犯人を見つけてほしいということになる。
続いて山荘までの道が崖崩れで閉ざされる。完全なクローズドサークルになってしまうのだ。
はたして長谷川真治は犯人を見つけ、謎解きが出来るのか、はたまた真治にまとわりつく謎の美女中村知里は何者なのか、登場人物すべてがあやしく見える。
さらに惨劇はこれだけでは収まらない。その後連続して起きる殺人事件。はたしてそれはどういう謎を秘めているのか、真治は謎解きをして生き残ることが出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 14:56:41
122012文字
会話率:57%
乙女ゲームの世界に転生した私は|驚愕《きょうがく》した。
ゲーム登場キャラクターではない、平民のパン屋の娘・サラに転生したのだ。
けれど、私の推しこと平民から王族へと駆け上がる、乙女ゲームのヤンデレキャラクター・ルークに早く会いたくて
、ゲームの学園生活が始まる前に会いに行ってしまう。
晴れて両思いになったのに、最高のエンディングを彼に与えたいと考えてしまった私は、ルークを王族入りする算段を立てる。
彼の気持ちを考えずルークを王族にしてしまった為に、平民のサラは彼の命令に逆らうことも、異論を唱えることすら出来なくなってしまった。
捕まえられた鳥は飛ぶことを許されず、籠の中に閉じ込められ憂愁に閉ざされる。
※この話は『転生令嬢策に溺れず、花が咲く』の対の話になります。
※16000文字まではハッピーエンドと共通。その後、ED分岐により話が分かれます。ハッピーエンドとバッドエンドの違いが楽しめたら幸いです。
※通常、私生児に王位継承権を与える事はないと思いますが、あくまで乙女ゲームの中の世界という事を念頭に置いてください。
※目標3万文字以内!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 18:46:52
28184文字
会話率:36%
とある町の暮らすシスターはある寒い朝、教会の前に捨てられていた子供を見つける。
子供を捨てた親に憤る彼女に、教会の神父は静かに語りかける。
「親とともにいることで子供の未来が閉ざされるなら、……私としては『捨ててくれてありがとう』と、言い
たいがね」
初めは神父の言葉を理解できなかったシスターだが、話を重ねるにつれその真意に気づかされる。
子供を捨てるという行為を納得はできない。だが、それでもここに愛があったのだとしたら――それは神さまのはらわたのように、優しさと傲慢の上に成り立つ行為だったのだろうか。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 22:13:14
4479文字
会話率:36%
あなたがパラレルワールドに行ってしまったら、どうしますか。
それが青春時代の自分だったら、どうしますか。
再出発として、喜ぶでしょうか。
あなたは過去に戻りたいですか?
今の人生をやり直したいですか?
そんな世界を肯定できますか?
これ
は僕の日記にも近い物語。
突然与えられ奪われた、記憶のメモとも言える。
当たり前と思っていた幸せ。
それは、嘘のように消えてしまった。
価値をなくし、生きる意味を失ったその世界。
なんの希望もなく、絶望と失望に消えた未来。
そこに現れた、憐(れん)との再開。
未来を取り戻したかに思えた、光。
それでも世界は異なるものだった。
消えてしまった支えに、閉ざされる未来。
何もない世界に、無意味な人生。
失われたそこには、憐との思い出だけが残っていた。
最悪の世界と、最低の未来。
そんな世界に、何の未練があるのだろう。
憐のいない日々に。
この世界で経験した、異なる未来とその結末。
そこに感じるもう1人の自分。
2つの世界と、2人の憐。
戻されてしまった僕が見た、異世界の憐の人生。
2度と戻ることはできないかもしれない。
でも、もし戻れるのならば戻りたい。
幸せになってもらいたい。
これは僕が残す手記であり、記憶。
戻れる時までのメモ。
僕の大切な、異世界の君へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 19:00:00
120901文字
会話率:34%
兎萌は5歳の幼稚園児。冬には雪に閉ざされる高原に住んでいる。ある日、友達の男の子がダンゴムシを雪の中に埋めて進化させる実験をしているところを見つけ、彼と一緒に色んないきものを進化させる夢を見始めた。
最終更新:2023-01-06 21:37:55
4332文字
会話率:59%
人生の可能性は無限大である。
自らの意思で運命は切り開ける。
自らの行動で未来が切り開ける。
それ故に人生は不自由である。
誰かの意思で運命は閉ざされる。
誰かの行動で未来が閉ざされる。
誰もが自らの道程の選択権を他者
に奪われまいとする。
そのために他者の道程の選択権すら与えまいとする。
それが人生。人族の世界。
故郷を失った主人公が人の世で暮らしながら友を作り、
仲間を作り、自らの在り様を貫こうとする物語。
最後まで自らの意思を貫けるのは誰だ。
自ら賽を投げることが出来るのは誰だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 00:28:54
154457文字
会話率:28%
惑星調査船が、惑星フローラへ到着する。
調査船は惑星への降下中、惑星上から上昇してくるロケットの姿を確認する。
調査漏れの住民がいたのか、それとも同じように調査船なのだろうか。
能力者である主人公は惑星フローラの一次調査を開始する。
超感覚
に身を委ね、惑星上に関知できる気配を探る。
そのとき、彼女の超感覚を受け入れない領域があった。
それどころか、そこが閉ざされる瞬間、その中に地球人の少女のものと思われる意識を感じとっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 02:00:00
94970文字
会話率:29%
※この作品の主要人物の大体全員口が悪く、子供にそりゃあもう悪い影響を及ぼします※
半人前の銃職人カメリアは今日も銃のメンテナンスをする。
もうすぐ秋が終わり冬が来る、雪で山が閉ざされる前にムースやグリズリーを狩るために銃の仕事が山ほど来
ていた。
仕事に忙殺され、やっと一息ついた時、二人の令嬢がカメリアの店を尋ねた。
「無理強いします。やって下さい」
店内に響く言葉、そしてその言葉が指し示す先にある景色をカメリアはまだ知らない。
この作品はカクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 20:00:00
106208文字
会話率:63%
ヘルデンと呼ばれる大陸の中央部に、その、強大で、老いた帝国はあった。
タウゼント帝国。
その歴史はあまりにも古く、正確な年数については誰も確かなことは言えないが、少なくとも千年もの間、ヘルデン大陸の中央部に確固とした存在としてあり続
けてきた。
そのタウゼント帝国の北方、冬になれば氷に閉ざされるフリーレン海のほとりに、被選帝侯の1つであるノルトハーフェン公爵家が治める小国、[ノルトハーフェン公国]はあった。
タウゼント帝国の海からの玄関口であり、家名の由来ともなった天然の良港、ノルトハーフェンを中心として公爵家は栄え、帝国と共にその長い歴史を歩んできた。
しかし、帝国の貴族たちの間で幾度もくりかえされて来た、血で血を洗うような陰惨な謀略は、ノルトハーフェン公国でも無縁ではなかった。
先代の公爵が時の皇帝カール十一世が行った親征に従軍し、そして、戦死してしまったことをきっかけに、ノルトハーフェン公国で公爵位をめぐる策謀が動き出したのだ。
新たな公爵として地位と領地を継承したのは若干14歳の少年に過ぎず、両親を失った少年公爵は何の後ろ盾も頼れる者もない。
そして、その少年公爵から公爵位を簒奪しようとする謀略は、密かに、着実に進みつつあった。
主人公である少女、ルーシェは、そんな公国の陰謀とはまったく関係のない、ノルトハーフェンの貧民街で生まれ育った貧しい少女だった。
身寄りもなく、誰に知られることもなくひっそりと消えて行くはずだった少女は、しかし、運命のいたずらによって、少年公爵、エドゥアルド フォン ノルトハーフェンに仕えるメイドとなる。
そしてその小さな出来事が、ノルトハーフェン公国の運命を大きく変え、そして、老いた帝国に新しい風を吹き込むこととなる。
〇作者他作品紹介
:オーク35歳(♂)、職業山賊、女勇者に負けて奴隷になりました
小説家になろう様において、文芸(アクション)で月間1位になったこともある、本格的なファンタジー作品です。
:妹でもヤンデレでも幽霊でも、別にいいよね? お兄ちゃん?
ヤンデレと化した妹幽霊、星凪(せな)に虎視眈々と狙われる主人公、丈士(たけし)の運命やいかに?
:イリス=オリヴィエ戦記
レシプロ戦闘機を主役に置いた戦記作品になります。読み応え抜群の大長編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 19:00:00
394512文字
会話率:17%
子梅は、水が嫌いだ。
息が出来ない。
地上のような重力もない。
沈めば沈むほど視界は闇に閉ざされる。
故に、理解らなかった。
否、だからこそ、興味があるのだ。
かつて自分を助け
てくれた、"人魚"という存在に―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 21:27:56
2040文字
会話率:28%
小学生の時、大人しく引っ込み思案が原因でいじめられ人間不信になった天野樹。そんな樹を救ったのが転校生の吉永翔太だったが、翔太は病気で入院して樹は親友のために毎日お見舞いに行くも、卒業前に病気で亡くなってしまい樹の心は閉ざされる。その後、高校
生になってできた友達、宮橋たちと生徒の悩みを解決したとき翔太以外から初めて言われた「ありがとう」という言葉。それ以来、宮橋たちと過ごす高校生活で少しずつ人との暖かみとホンモノの自分を取り戻す。そんな、樹たちの日常と成長を描いた青春ストーリー
P.S彼らの日常を傍観したくて物語を作成しました
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 19:00:00
169868文字
会話率:42%
田舎の小貴族の令嬢『レジーナ』は、冬が始まるある日の午後、見てしまった。
自分の婚約者と異母妹が、庭園の草影で、肌を重ねて愛を育んでいる浮気現場を……。
――結果。開き直った婚約者からは婚約破棄され、入れ替わるように異母妹が彼と結婚す
ることに。そしてレジーナには、父が適当に決めた新しい縁談『金持ち爺さんへの身売り結婚』の命が下される。
「今まで領主家の娘として、真面目に生きてきたわたくしが……父が目先の欲で決めた老人と結婚だなんて……! もう少し時間の猶予があれば、絶対にもっと条件の良い縁談が舞い込んでくるはずなのに!」
自分と家の将来を憂いたレジーナは、身売りを回避し、新たな縁談が舞い込むまでの時間を稼ぐべく、ひと冬の家出を決行する。
場所は『冬の間、深い雪で閉ざされる山間の街の修道院』。物理的に嫁入りを回避する、雪国籠城作戦だ。
日記と暇つぶしと趣味とを兼ねた『夢と妄想を書き綴った、ものすごく恥ずかしいノート』をたずさえ、レジーナはこっそりと旅に出た。
――悪魔のように性格のひねくれた、麗しい幼馴染の護衛を連れて――……
■令嬢とツンデレ従者の家出の記録。そして家出先での新しい出会いと、愛のお話。
じわじわとざまぁ有り(ですが、ざまぁ主軸の物語ではありません)。中~長編です。
毎日投稿。感想欄は区切りの良いところで開く予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 20:21:09
313548文字
会話率:23%