魔王討伐を果たした勇者パーティーに、荷物持ちとして所属していたフェルト。
ありふれた生産職の彼は、地味な活躍しかできずに周囲から勇者パーティーの腰巾着と揶揄されていた。
そのため反感を買わないように魔王討伐の褒美をすべて仲間に譲って姿を消
す。
しかし彼こそが魔王討伐において最大の功労者で、勇者をも凌ぐ実力を持っていた。
そんなフェルトは前世の経験から、しがらみに囚われずに自由に生きたいと思い、正体を隠しながら世界各地を気ままに巡っていく。
幼い頃に助けた白犬と再会したり、各地の素材をのんびり採取したり、異世界グルメを満喫したり……本人の知らないところで名前が知れ渡っているような、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 00:00:00
87132文字
会話率:26%
規格外の天才魔導具師ヴェルナーは、賢者の学院にて、日々魔導具開発にいそしんでいた。
その魔導具は民の生活を豊かにするほど画期的で、学院の名声を高めに高め、資金面でも潤った。
だが、ヴェルナーの才能を妬み、魔導具利権に目がくらんだ学院
長によって、賢者の学院を追放されてしまう。
しかし、ヴェルナーはあまり気にしない。お金はあるし、魔導具のロイヤリティ料の収入もある。
一人で楽しく研究に精を出す。
一方、ヴェルナーのいなくなった学院は、大変なことに。
そして王宮では優秀なヴェルナーを取り込もうと色々と考え始める。
同時に、ヴェルナーの作った魔導具目当てに、暗黒教団も動き出す。
安心安全、快適、目立たないひきこもり研究ライフを目指す、若き天才ヴェルナーの前途は多難なのだ。
※カクヨムにも投稿しています。
※タイトル、あらすじ試行錯誤中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 11:50:00
312767文字
会話率:48%
魔道具作りは金がかかる。素材はもちろん加工のための設備や拠点。知識や技術を習得するためにも教本、指導料、研究用の素材代など、何をおいても必要になるのは金だ。腕が良ければ魔道具を売って金を稼ぐこともできるが、その技術を得るためにはやはり金が要
る。金さえあればどんな凡人でもそれなりの技術を身に着け、良い素材と設備でそれなり以上のものを作り出すことができるのが魔導技師の世界だ。
新米魔導技師の少年ウルは金持ちの後輩たちに次々追い抜かれていく状況を打破しようと、一攫千金を求めて危険な迷宮都市を訪れる。しかし世界は彼が思っている以上に世知辛く過酷で……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 13:00:00
691988文字
会話率:48%
魔道具作りの天才と謳われた伯爵令嬢オルジネティア。
彼女はある日、同じ学園の生徒、男爵子息クオントロッドの才能を見出した。
高い魔力を持つがその出力が極めて低い彼は、彼女の研究に役立つことに気づいたのだ。
魔道具の研究を手伝わせると、彼はた
ちまちその優れた能力を発揮した。
このままクオントロッドが魔道具作りを覚えていて能力を開花すれば、他の魔道具工房に引き抜かれてしまうかもしれない。
思い悩んだオルジネティアは、お付きの侍女に相談した。侍女は答えた。
「それなら婚約などはいかがでしょう?」
果たしてオルジネティアはクオントロッドと婚約することができるのか?
最後にオルジネティアが自覚したこととは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 06:40:00
29711文字
会話率:37%
ハイパーネガティブ少年:相原友也は、ある日マンションの階段から落ちて意識を失う。
目が覚めたらそこは、ファンタジーな異世界。
町はずれの廃屋で光の精霊と一緒に錬金術師として生活をしていく事になった友也だが、コミュ障をいかんなく発揮し、生計を
立てられない。そこで行った苦肉の策が、まさかの女体化!
しかも妖精に男にモテるという魔法を掛けられてしまう!
女の姿では商人として資金集め。
男の姿では錬金術師として自活生活の為の道具作り。
果たして友也は、無事異世界で引きこもり生活が出来るのか!?
以前投稿していた改訂版です。カクヨム先行投稿中。
基本コメディのほのぼのです。色々ツッコミを入れながら読んでくださると嬉しいです。
主人公が男なので、BL要素有り。男の子の方でも、女の子の方でも、たまにえっちな目にあいます。
目指しているのは、昔のBL臭のあるちょっとエッチなラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 22:20:00
215177文字
会話率:37%
遥か東方にある『転生者』が身を寄せ合ってできた国『工国』は、そこに住む者たちが前世の知識を生かして様々な魔道具を作り、他国に売ってひっそりと、だが豊かに自分たちの生計を立てている。外貨獲得には、世界にどのようなニーズがあるのかを知り、それ
に合わせた魔道具の開発とテストが定期的に必要となるため、『工国』では若いうちに外の世界に出る制度がある。今回、年若いシウとバリー、カナタの3人は留学生としてドミナント国に渡り、人や文化について学ぶことになった。ちょっと怪しい彼らはステキな魔道具を作れるか。
*1話完結のスタイルで書けるかチャレンジのパイロット・エピソードです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 19:17:20
8803文字
会話率:56%
幼い頃から男の子が苦手で、引きこもって魔道具ばかりいじっていたカーティス伯爵家の次女、パレンティアは、十三歳でアカデミーの魔道具学部に入学する。
しかし、自分の作っていた魔道具の試作品を、同じゼミに所属する某伯爵子息に盗まれた上、逆に
『盗作』の濡れ衣を着せられて、一年も経たずに退学した。
アカデミーの一件で、男嫌いと引きこもりを拗らせすぎたが故に、パレンティアは「結婚なんてしたくない!」と、領地に籠ってひたすら趣味の魔道具作りに没頭することとなる。
そんな彼女に、突如、『完璧公子』と呼ばれるラウル=クレイトン公爵子息から求婚の手紙が届いた。
どうも数日前に、偶然山で山賊に襲われていた令嬢を助けたことがきっかけのようだが、男嫌いで引きこもって好きな事をしていたいパレンティアは、是が非でもその話を無かったことにしたかった。
一方結婚を申し込む完璧公子は、令嬢姿で囮捜査をしていた際にティアに助けられた騎士だった。
ラウルはあの手この手でなんとかパレンティアに近づきたいと柵を弄すも、中々上手く行かない。
『結婚をしたくない令嬢』VS『女装してでも男嫌いの彼女と距離を詰めたい公子』のドッタンバッタンラブコメディです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 00:02:22
127841文字
会話率:47%
ここは東にバルドハイン帝国、西にエルファスト魔法王国という二大強国に挟まれた小国、クリトニア王国。病で倒れた父である国王陛下の代わりに国王代理を務めている第一王子のローランド兄上は、今日も第四王子である僕―イアン・クリトニアの部屋へやってき
て、政務の様々な愚痴をいう。
イアンの上にはローランド第一王子の他に、エミリア第二王女、アデル第三王子がおり、現在、王国内では、法衣貴族と地方貴族がローランド王子派、アデル王子派と分かれて、王位継承争いが勃発していた。
そこへ間が悪いことにバルドハイン帝国軍が王国との国境線に軍を派兵してきた。
国境での両国の小競り合いはいつものことなので、地方貴族に任せておけばいいのに、功を焦ったアデル兄上が王宮騎士団と共に国境へ向かったという。
このままでは帝国と王国との全面戦争にもなりかねないと心配したイアンとエミリア姉上は、アデル兄上を説得するため、王宮騎士団を追いかけて王都を出発した。
《この物語は、二強国に挟まれた弱小国を、第四王子のイアンが前世の日本の知識を駆使し、王宮や周囲の人達を巻き込んで、大国へと成り上がっていく物語である》 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 16:30:38
32720文字
会話率:32%
前世に妹に勧められた小説。魔力暴走させてしまって引き篭もっている姉を外に出てもらおうとする主人公の話を呼んで、引き篭もっているなら引きこもらせておけばいいと感想を抱いた世界にまさか転生しているとは、しかも引き篭もっておる姉の住んでいる小屋の
隣の住民として。そんな茶番じみた光景を見つつ、近所づきあいをしていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 13:00:00
7549文字
会話率:42%
入学祝に魔道具作りが趣味の妹からもらったブローチ。婚約者が居るのに想い人にあげるようにと言われたが、意味が分からなかった。その想い人が出来るまでは……。
で、妹のくれた魔道具をあげてみたら。
最終更新:2023-04-25 13:00:00
2461文字
会話率:32%
地底世界に住む獣人の男の子「レン」は学園の検査で魔法なしと診断されてしまった。
しかし、彼には魔道具を作るという趣味があり、生活に役に立つ魔道具を一人で作ることができていた。
その中で課外活動紹介というイベントで魔法技術部という魔道具を作る
部活に出会う。
レンは魔法技術部を見て、この道で生きていくと決める。
魔法技術部で出会うヒトとどんな学園生活を送っていくのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 17:23:46
200875文字
会話率:54%
「商人って凄いわね。誰にも出来なかった世界の仕組みを、たった一人で変えて幸せにしちゃった。とっても素敵なお仕事だと思うわ」
『守銭奴』と呼ばれる彼女は、とにかくお金とロマンが大好き。
『きっと明日はもっと良い日になる』『商売で人助け
』をモットーに、彼女が思い付くアイデアはちょっと変わったビジネスばかり。
モンゴルでシルクロードを復活させる。
リスボンからインドへの大航海。
ロンドンで産業革命を始めよう。
オスマン帝国を列強に押し上げて、世界大戦を防ぐために奔走する。
そのためなら、トンデモ魔改造だって魔道具作りだって、やってやる。
……だって、そこにロマンがあるから。
でも、英国面だらけの変人達はもう沢山なのよ!!
いくつもの異世界を冒険して、見知らぬ場所で出会った偉人・変人達と織り成すトラブル。
ロマン成分がたっぷりで、ちょっと変わった異世界でのドタバタ商売物語。
……名も無き人々は手を携えて、当然の様に見果てぬ明日に向かうのだ。
それは、とてもたいへんな、あいとゆうきのものがたり。
※不遇な職業『商人』
ある時はラスボス扱いされ、もしくは主人公にアイテムやお金を提供するだけの便利屋的な存在。
ゲーム内でも大体二軍扱い。
そんな地味で微妙な『商人』にスポットを当てる。
ほぼ史実でのリアル商売系。もちろん奴隷商人や死の商人もNG。
マイナーな偉人を中心にした話や史実商人の紹介も有ります。
(注)各エピソードや設定は、SF作品やレトロゲーム等の内容をベースにしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 22:55:24
52656文字
会話率:13%
幼い頃から霊と交流ができるララは、社交界で『呪われた令嬢』と呼ばれ、忌み嫌われている。
自分の体質のせいで両親に迷惑をかけたくない。その一心で婚約者からのひどい仕打ちに耐えてきたのだが、ある日、一方的に婚約破棄されてしまう。
これからは
自分の気持ちを大切にしよう。決意を新たに魔道具作りに励もうとした時、一つの依頼が舞い込んだ。
「――死んだ俺の最後の願いを、叶えてほしい」
依頼主はグラント公爵家の嫡男、テオドール。以前から面識のある仕事人間だが……現れた彼は、どう見ても半透明だった。
「仕事がしたい」
「正気ですか?」
いじわるなテオドールによって依頼を断れない状況に追い込まれたララは、彼が神の元に帰るまでの六十日間、願いを叶えることになる。
まずはテオドールの職場、王立犯罪捜査局にて、彼の存在を信じてもらわねばならない。
ララは半透明なテオドールに、こっそり提案を持ちかけた。
「グラント卿。――私の体、使ってみませんか?」
これは【一途に愛した霊体令息×役に立ちたい霊感令嬢】が、互いを幸せにするために奔走し、二人だけのハッピーエンドを見つけ出す、六十日間の物語。
◇設定はオリジナル要素があり、ふんわりしております
◇R15設定は念のためです
◇他サイトにも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 07:03:06
217776文字
会話率:51%
寡黙な元Sランクの凄腕冒険者――〝竜断〟のラルクは周囲に惜しまれながらも35歳で冒険者業を引退。
ラルクは故郷である、海と山に囲まれた辺境の村へ帰る途中で、邪教徒による儀式の生贄にされそうになっていたダークドラゴンを助けてしまう。
翌
日、ラルクの下に現れたのは――黒髪の美少女だった。
「先日救っていただいたダークドラゴンのディアです! お礼にしにきました!」
「……帰ってくれ」
一人で静かに暮らせると思っていたラルクはディアを追い返そうとする。
しかし、〝命を救われた竜は、恩人に一生を尽くさねばならない〟――という竜の掟に従わないと竜界から追放されるとディアに泣きつかれてしまい、最終的にラルクは渋々彼女を家に住まわせることになった。
村人達からは夫婦だと勘違いされながら、ラルクは家の修繕、家具作り、荒れ地の開墾や漁業の為の道具作りに精を出すのだが、手伝いを申し出るディアの規格外なドラゴンパワーに振り回せることになる。
ディアの重力波で荒れ地を開墾して畑を作れば、竜の魔力のせいで謎の作物やドリアードが生まれ、釣り道具を作ってみるもディアが海中に電撃を放った方が早いと言ってやった結果、魚が大量に採れすぎて処理に困ったり。
ラルクのライバルを自称するSランク冒険者のダークエルフ少女とディアが喧嘩したり、竜の魔力に惹かれてやってきた海や山の魔物を追い払ったりと、騒がしい毎日を二人は送ることになる。
それでも、いつだって困っている村人達の為に働く二人はいつしか村の中心的な存在になっていく。
そうして不器用で寡黙なラルクと、素直で感情表現豊かなディアの二人は、少しずつ絆を深めていくのであった。
しかし海中に住む種族や、ディアの過保護な家族もラルク達に興味津津で?
これはうっかりダークドラゴンを救ったばっかりに、ちょっぴり規格外で騒がしいスローライフを送ることになる、一人の冒険者の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 17:00:00
120624文字
会話率:52%
不注意と事故が重なって……異世界に伯爵令嬢として転生していた私、ロゼスタ・ラシェル。何がなんだかわからないが、ここは精霊と魔法のある世界らしい。
とりあえず文字通り生まれ変わったチャンスです。就職活動失敗した前世を繰り返さないためにも、
自分の居場所は自分で掴まねば。
まずは自分のスキルあげて将来に備えよう!
──と決意したのに何故か魔法に関して教えてくれないんですがどうして?
これは、転生した伯爵令嬢が夢を掴むまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 14:20:38
502989文字
会話率:37%
※ハッピーエンドです。
※完結確約。全30話書き溜め済です。
※毎日18時過ぎに更新です。
※初日は18時から22時まで5話連続更新します。
敗戦国の辺境伯令嬢・ルチアは、降霊術を使って死者の記憶をのぞける聖女。10年前の戦争で召喚され
た巨大な黒龍に故郷と家族を焼かれたトラウマに苦しめられていた。
引き取られた叔父の家では、「魔道具作りの聖女」としてもてはやされる従妹と比べて虐げられる日々。
そんなルチアの元に舞いこんできたのは、元敵国の皇太子・ロレンツォとの縁談。「冷血皇子」と噂のロレンツォとの結婚を嫌がる従妹の代わりに、ルチアは自分が嫁ぐ事に決めた。
しかし、結婚早々にルチアはロレンツォから溺愛される。噂はロレンツォが意図的に流したデマだったのだ。黒龍のトラウマを癒してくれるロレンツォに支えられ、ルチアは徐々に自信を取り戻していく。
降霊術で死者の記憶をのぞき、遺された人々に慰めをもたらし前を向かせていくルチア。一方、忘れてはならない記憶を忘れようとしていた従妹たちには異変が降りかかる……。
そこにロレンツォの父にして黒龍召喚の元凶である皇帝・チェーザレの陰謀が待ち受ける!
これは、自分だけ悲劇を生き延びた罪悪感に囚われていた令嬢が、自分も他人も癒して幸せをつかむまでの物語。
※時々残酷な描写があるのでご注意下さい。
※主要登場人物は、歴史上のいかなる人物とも関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 18:05:46
66273文字
会話率:39%
親である国王達に捨てられたマリーナリアは、大賢者と呼ばれているカーリーという女性に拾われる。
カーリーから、マリーと名付けられ、カーリーの娘として育てられていく。魔道具屋を営んでいるカーリーの仕事、魔道具作りに興味を示したマリーは、将来、カ
ーリーの様な魔道具職人になることを決心する。
12歳になったマリーは、国の決め事によって王都の学院に通い始める。そこで、自分を捨てた国王と対面してしまう。
国王は、マリーを疎ましく思っており、マリーを暗殺するために暗躍し始める。
マリーは、どんな障害があっても、絶対に夢を諦めない。学院で得た頼もしい仲間と協力して数々の障害を乗り越えようと足掻く。
これは、捨てられてしまったマリーが、自身の夢を見つけ追い掛けていく、成長の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 07:00:00
398568文字
会話率:60%
一部一章。この後、②に続きます。
【あらすじ】
「スカートまくりま扇」や「スカート覗きマッスル君」など主人公タカトが作る道具はどこか変?
そして、ヒロインのビン子ちゃん、「電気ネズミのピカピカ中辛カレー」などのファンタスティックな料理は絶
叫を誘う!
なぜかオイルパンを狙ってルパン・サーセンや尾根フジ子が追いかけっこ。
魔物素材と日常道具を融合して新しい力を発現させるの融合加工。
それは、魔装装甲と呼ばれしものなどを作り出し、人類と魔物との戦いにおいて欠かせないものであった。
主人公タカトもまた、融合加工職人を目指す。
だが……その技術を、軍事に向ければおそらくそれは超一流なのだが……向かうはなぜかエロばかり。
しかし、その下心も一緒に暮らす記憶を失った神様ビン子に阻まれる。
ビン子は働き者で頑張り屋さんなのだが、料理の腕は迷コック!
だが、この二人には、さらに大きな謎があった。
タカトの心の奥底には得体のしれないものが潜み、時折、その凶暴性を覗かす。
そして、ビン子もまた、失われた記憶に眠る本来の自分に翻弄されていく。
ビン子が好きなのはタカトなのか……
それとも、タカトの中に眠る別の何かなのか……
いや、そもそも好きという感情はビン子のものなのか……
そんなタカト達は今日も配達の仕事に出かけるのだが、なぜかいろいろな騒動が沸き起こる。
魔物の襲来のはずが、いつしかピンクのおっさんとオットセイがイケメンをめぐって奪い合う。
学校では授業をそっちのけで高校生クイズが始まってみたり。
もう、ハチャメチャな一日の始まり始まり!
注意:3年かけて書いた本作を現在書き直し中。ダラダラと無駄に長くなったため、改稿完了した1部1章の部分だけを切り出し一巻としてまとめてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 17:18:18
295271文字
会話率:20%
異世界転生ってばれたらまずいのに、あの子は今日もやらかしてる!
とある王国の第三王子であるアカシアには秘密があった。それは自分が地球から異世界転生した身であること。アカシアの国では過去に悪さをした転生者がいたため、それがバレるとまずいため
だ。
そんなアカシアにはアイビーという婚約者がいる。伯爵令嬢であるアイビーは魔道具作りの天才として名をはせ、今日も作ってきたものをアカシアの元に持ってくる。
「アカシア様!今日は風を出す魔道具を持ってきました!」
どう見てもドライヤーじゃん……王子は疑いではなく確信しているアイビーは自分と同じく転生者ではないかと。
今日も魔道具を天真爛漫な表情で持ってくる、アカシアはアイビーが転生者であることをひた隠しにするために今日も裏工作に励むのだった。
投稿から2日程度でカクヨムにも投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 07:00:00
4406文字
会話率:36%
勇者召喚で異世界へと呼ばれた美亜は、適正がなかったことで不要と判断されて”できそこない”の公爵令嬢ヴィオレッタに預けられることとなる。身分としては上位貴族になるはずの彼女は魔力を放出できず、家族や使用人にも馬鹿にされ、魔道具作りの内職で糊
口を凌ぐ生活を送っていた。
歯を食いしばり、俯いて現状に耐えるばかりのヴィオレッタに明るく楽しく前向きなギャルらしさを伝える美亜。初めての友達、美味しいご飯、親身になってくれる存在……少しずつ変わっていくヴィオレッタだが、なにやら様子が……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 19:00:00
14926文字
会話率:41%
リザリアの前世は小説家だった。
転生後も文才は健在だったようで作家として成功する。
当人は普通の物書きと思っているが、その周囲にいるのは曲者揃い。
影士と呼ばれる元スパイの執事長、仕事を貫徹する為ならどんなことだってやる編集者
作品のガチオ
タたち、魔道具作りに命を懸けてる変態発明家、策略家の王妃&王太子妃。
彼らの厄介ごとに巻き込まれ続けるリザリアの騒がしくも楽しい日々をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 10:00:00
83018文字
会話率:37%