王宮に仕えていた純金錬金術師のシレナイの一番弟子であるエズ。彼女は自分の夢である【錬金術師のお店を開く】という大切な目標を叶えるために王宮都市から周囲に錬金術屋がない、田舎の【イイ村】へ引っ越してきた。
【エズの錬金術屋さん】というお店を
開いたのは良いもののイイ村の人たちは錬金術師のことをあんまり知らず、そこでの日々は苦戦の連続であった。
そんな生活の中でも村の人たちと交流を持ち、錬金術師として頑張っていくお話。
——私はみんなの救世主じゃない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 17:30:00
80501文字
会話率:35%
わたし、レナータは、海の幸と織物だけが名物の小さな村に住んでます。でも、不器用で機織りが苦手だから、家族にも村の人にも冷たい目で見られてる。だけど、わたしも十五歳。成人を迎えたから、結婚話だってくるんだよ。お相手は――村と契約している、海の
神様!?
でも、知ってる。二十年に一度、村から選ばれる『海神さまの花嫁』。あれは嫁入りなんかじゃない、生贄だって。ついにわたしは、花嫁衣装で海に沈められてしまうのでした……って、生きてる!?
「ここでの暮らしに耐えうる器か、見極めさせてもらおう」
気がついたら海底神殿にいた私の前に、威厳たっぷりなコワモテの海神さま。さっそく夫婦の契りを結ばされて、やっていけるかなあ――って、土下座された!?
「我はもはや、姿を保つことすら危うい。どうか力を貸してはくれまいか」
必死にお願いされて、うなずいたけど。海神さまが力を取り戻すには"清らかな愛の力"が必要らしくて。恋したことのないわたしたち、本当の夫婦になれるかな。
わからないけど――意外とへたれかわいい海神さまとの生活は、村暮らしよりずっと楽しいです! あの人たちが今のわたしを見たら、どんな反応するかなあ。
※この作品は『エブリスタ』でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 19:15:41
70875文字
会話率:51%
「ゲルトルート・ハリエラ。君との婚約は解消する」
父が横領と脱税の罪を犯したことを理由に、ゲルトルートは婚約を破棄された。
誠実な父がそんなことをするはずないと訴えるも聞き入れられず、僻地へと追放されてしまう。
山道で行き倒れたゲルトルート
を拾ってくれたのは、農村の少年レオン。
「働かざるもの食うべからず。仕事するならうちに置いてやる」
ゲルトルートはゲルダと名を改めレオンのもとで働くことに決める。
令嬢として何不自由なく育ち、甘やかされてきたゲルダにとって農村の暮らしは未知の事だらけ。
スパルタ指導をうけて、農村暮らしにどんどん馴染んでいく。
レオンと暮らすようになってしばらく経った頃、ゲルダの前に元婚約者クリストフが現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 14:11:09
26497文字
会話率:34%
ここ冒険者の街には活気あふれた若者と酒を酌み交わす仲間、それと希望に満ち溢れた冒険譚がある。
ある冒険譚では勇者が魔王を一刀両断し、
ある冒険譚では大賢者が人々を病と飢餓から解放するべく神から授かりし魔法を誕生させる。
ここで
語られるのはそんな誰の目に触れない一人の冒険者・・・でもない
一人の青年の話である。
青年は生まれた時から不遇だった。
貧しい農村暮らしであり、強い力もない。周りからは疎まれる出自だったため
友人もろくにできなかった。
15歳の時に訪れる成人の儀で彼は神から与えられたとされる”時越しの水晶”に導かれる。
かれのステータスはすべてが無茶苦茶だった。なにもかもが伏字だった。
水晶に触れた瞬間、彼は力が解放されたように感じた・・・
しかし、彼はさらに疎まれ、ついには親からも村からも追い出されてしまう。
青年の名前は”エデン”
その名は大陸エルドラに轟くことになるのだが・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 05:53:15
6271文字
会話率:26%
僕と、一切食事をしない彼女は、田舎で農村暮らしをしていた。
最終更新:2009-10-18 11:55:01
4869文字
会話率:52%