小学三年生まで『ガキ大将』として名を馳せた俺は、二度の転校を経てぼっちで陰キャの『ガリ勉メガネ君』になった。
そして高校の入学式。ガキ大将時代に喧嘩の限りを尽くした宿敵にして初恋の相手を偶然にも見つけてしまう。
彼女は絶世の超絶S級
美少女に変貌を遂げていて、ガリ勉メガネ君の俺が声を掛けていい雰囲気ではなかった。
結果、声を掛けることなく1年が過ぎた──。
でも──。
ずっと両思いだったとしたら?
ガリ勉メガネ君でも関係ないとか言われちゃったりなんてしたら?
腕に抱き着かれて、たわわに実ったましゅまろを押し付けられて! こんなセリフを吐かれてしまったりなんてしたら!
「Gカップだぞ~? どーん!」
──感無量です。ごちそうさまです! ドリャアッ!
……とは、ならない。今の俺は彼女の隣を歩くのには相応しくないガリ勉メガネ君(しかも彼女より遥かに成績が悪い)
だから俺は決意する──。
彼女の気持ちに応えるためにも、Gカップを触るに相応しい知将系メガネ男子になることを!
これは俺が陰キャにサヨナラを告げて、Gカップをパフパフするまでの物語だ!(……たぶん)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:18:28
53112文字
会話率:33%
花火の夜、ようやく伝えあえた“好き”の気持ち。
高校最後の夏に、恋人になった彩織(さおり)と咲太(さくた)。
だけど、付き合うって──
もっと簡単なものだと思ってた。
名前の呼び方も、距離感も、ふとした沈黙も。
嬉しいのに、うまく言葉に
できなくて、
すれ違いそうになることもあって。
それでも、ひとつひとつ“ふたりだけの答え”を見つけていく。
この関係を、大切にしていくために──
“付き合う”って、こんなに嬉しくて、むずかしい。
これは、そんなふたりの、恋人になってからの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 15:02:01
3235文字
会話率:39%
「……気持ち悪い。どうせ、この婚約も嫌なんだろ?」
――それは、婚約者との初対面で言うセリフじゃなかった。
貴族の義務で結ばれた政略婚約。
アーデン伯爵家の次男ノエルは、婚約者リヴィアに一目惚れするも、動揺から暴言を吐いてしまう。
謝る
間もなく彼女は留学し、以降のやりとりは一切ナシ。
「これはもう婚約破棄確定だな……」と覚悟していた数年後──
「ご無沙汰しております、ノエル様」
戻ってきた彼女は、誰もが振り返る“完璧な淑女”になっていた。
近づきたいのに、近づけない。
謝りたいのに、言い出せない。
なのに毎回エスコートされるのは、僕の方!?
やがて二人は、魔石に秘められた謎と学院内の異変に巻き込まれていく――
これは、不器用な少年と完璧すぎる令嬢が、すれ違いながらも心を通わせていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 12:10:00
152692文字
会話率:34%
(アズヴァルト・イーステイン公子様は、私の婚約者です)
今日は憂鬱な社交界の日。アフィリナ・エルファント伯爵令嬢は己の婚約者を見て、嫌な気分になった。令嬢に囲まれて苦笑を浮かべているアズヴァルトは、瞳の奥には嫌悪が滲んでいる。そんな中下
を向くと、愛しているアズヴァルトの瞳の色——薄群青色のドレスが目に入り、嫌になった。
そんな中で唯一の友達であるオーロラ・コルネレーラに勇気づけられ、アズヴァルトのところへ行き彼を連れだそうとするものの、オフィークという令嬢により阻止された。
「愛し合って、いるの………」
アフィリナとアズヴァルトは両思いだ。けれど、オフィークが彼の腕に自分のそれを絡めている姿を見ると、そうポツリと言ってしまった。
会場内にいる全ての貴族たちの視線が、アフィリナへ集まる。それは毎回壁の花になり婚約者の人気っぷりを滲めに見ている彼女にとって、恐ろしいことだった。
「……………」
過呼吸になり、心配そうにアズヴァルトが声をかけて来る。
だがそれも、否定してしまった。
「……っ」
我慢の限界になり、アフィリナは出入り口まで全力で走った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 10:56:42
19201文字
会話率:36%
メロディスは、豪華な寝室でため息をついていた。
いけ好かない夫、ビシアンが浮気を繰り返すのだ。
確かに二人は政略結婚だが、こんなのやりきれない。
幼馴染のレオナルへ連絡を取り、ビシアンと別れるための工作をする。
続々と嵌めていくために、色々
と動く。
やがて、夫は評判を落として離婚がしやすくなった。
別れると、両思いになったレオナルと共に手を取り合い、新天地へ。
もう、元夫なんて思い出せないほど幸せ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 06:30:00
4992文字
会話率:28%
(7月22日完結予定。短編の姉のやらかし3つと、あげていない最終話をまとめて連載版にしました。【続】までがあげてるもの、【終】が新しいエピソードです)
ブシロードワークスから発売の『平凡な令嬢ですが、旦那様は溺愛です!?~地味なんて言わせま
せん!~アンソロジーコミック』に収録されています。よろしくお願い致します。
浮気相手と結ばれるため、婚約者を悪役令息に仕立て上げ、夜会で彼を断罪して婚約破棄を目論んだ第一王女が修道院行きに、そして、その夜会に参加していた皇子に見初められた第二王女が帝国に嫁いでしまったため、留学していた第三王女アリシアは、次期女王となるため急遽国に戻ることになる。そこで待っていたのは、第一王女の元婚約者でアリシアの新しい婚約者となった、公爵家の子息フィリップだった。誰からも好かれ、温和な雰囲気を纏ったフィリップだが、実は彼の真実の顔は違っていて────。これは、愛しいアリシアを手に入れるために人知れず暗躍し、ようやく手に入ったので一刻も早く彼女に触れたい男と、そんな彼の好意にうっすら気付いていながら無意識に翻弄する王女の密室での攻防戦と、そして一年かけてフィリップに陥落させられるお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 18:00:00
62189文字
会話率:28%
【コミカライズ記念に、続き書きました。】
フィリップへの好意は自覚しており、仲も睦まじいものの、まだ完全にフィリップに陥落してはいないアリシア。そんな中、フィリップから、前にアリシアがしたいと言っていたデートに誘われる。
一日一緒に過ごすう
ちに、これまで知らなかった彼の側面を見つけたりしつつ、彼女の想いもフィリップに近付いていくのだが……。
ゆっくりと確実に堕としにかかりたい男と、いつも彼を翻弄する王女。そんな二人が少しずつ、気持ちも関係も深めていくお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 07:00:00
10291文字
会話率:39%
アリシアが帰国して二週間が経ち、その日もフィリップは彼女と二人、帰国してから日課になりつつあったお茶会をしていた。今日も今日とて愛らしいアリシアに、感情の赴くまま触れたくなるのを理性で押し止めていると、ふと彼女が言葉を漏らす。「思えばあれが
全ての始まりだったなぁ」と。その言葉に、フィリップは彼女と出会った日からこれまでの記憶を呼び起こす──。これは、フィリップ視点で紡ぐ過去と、相変わらずアリシアに翻弄されながらも、前作からほんの少しだけ進展した?二人のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 14:56:00
17670文字
会話率:20%
「蒼くんは完璧すぎるんだよ〜っ!!私つらい!」「はあ!?どこが!?」
理想が高すぎる高スペック(彼女曰く)男子、神宮蒼と、学校中の男子が懸想する美少女、水無瀬柚花。誰もが羨む恋人同士の2人の時間は、柚花の別れで終わりを告げる。復縁しようとあ
れこれ画策する蒼だが、様々な災難が降りかかるーー。
「完璧なわけじゃない。1日頂戴の化け物だぞ、アイツ」(友人談)
これは完璧なのか完璧じゃないのか分からない不器用な男が元カノ相手に繰り広げる成長系ラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 15:32:23
4261文字
会話率:51%
アニメ、ゲーム大好きな姫宮さくの20歳大学生、ドハマリしている『銀の乙女』のイベントに行く際に事故で死んでしまった。
次に目が覚めた時には自分が令嬢!?
これはいわゆる転生!?ラッキー。
あれ?まって、この顔見たことがある……
これって銀の
乙女に出てくる悪役令嬢じゃん!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 22:51:55
769600文字
会話率:49%
小学校6年生までは有名子役の俺、しかし、中学受験のため芸能界を引退することにした。中学受験は成功し合格した無事、私立星霧(ほしぎり)中学校では自分の正体がバレないように陰キャとして生活していた。
その後、高校受験も成功し無事に私立鳳翔(ほ
うしょう)学園高等学校に合格することができ、中学3年でいるのもあと2ヶ月ほどしかないときに国内大手企業に務める父親(ちょっとした金持ち)が新しくできた海外支社への転勤することになり、母親もついて行くことになった。そんな俺が親からの仕送りに頼らないで生きられるように芸能界に復帰することを決めた。芸能界に復帰してから2週間ほどたったとき、隣の一軒家に恋心を寄せている幼馴染が引っ越してきた!!!
いったいこれからどんなことが起きるのだろか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 18:01:41
5701文字
会話率:65%
前世で愛したキャラを幸せにするために転生したかったのに条件として女神から役目を押し付けられてしまう。役目を果たさないと再転生?理不尽だけど愛する人のため、いざ旅へ出発。
10才で成長が止まったせいで大好きな人が子供扱いしてくるけど旅の間に両
思いを目指す!!
そんな愛する人のことになると暴走する変態と愛が重い変態のすれ違ってるけどラブラブな2人の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 23:07:12
150595文字
会話率:76%
「ダイヤ王国女王ソフィーリア・ラウンドルフ・フランシス。貴女との婚約およびダイヤ国とスペード夜王国との同盟を白紙に戻させてもらう」
婚約者であるシン・フェイ王子に裏切られ、ダイヤ王国ソフィーリアは悪役女王として国を滅ぼし殺される。13回目の
タイムリープも彼女が即位する18歳から繰り返すと思ったら、まさかの8歳からのスタート!?
フェイ王子との婚約破棄が運命の転機と気づきソフィーリアは「恋なんかしない」と決意。13回目は恋慕の情は捨て「ダイヤ王国の滅亡を回避する!」そう決めたはずなのに「ソフィ、私を選んで欲しい」なぜか猛烈なアタックをかける婚約者のフェイ王子。「この人、本当にシン様?」と困惑している間に、外堀も埋められて婚約してしまう。さらに学でフェイ王子と一緒に暮らすなんて今までなかった展開に発展。
ソフィーリアを悪役女王に仕立て上げた聖女の姿も不在?12回目までと全く異なる展開に、いつの間にか隣国の皇太子や王子たちに求婚されまくることに。
※以前投稿していた内容から話数など大幅に変わってしまったので、リメイクし直して投稿し直しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 11:48:36
113862文字
会話率:41%
伯爵令嬢のアリシアは半年後に結婚する予定だった。
公爵家次男の婚約者、ルーカスと両思いで一緒になれるのを楽しみにしていたのに。
ルーカスにとって腹違いの兄、ニコラオスの突然の死が全てを狂わせていく。
義母の願う血筋の継承。
ニコラオスの婚
約者、フォティアからの横槍。
公爵家を継ぐ義務に縛られるルーカス。
フォティアのお腹にはニコラオスの子供が宿っており、正統なる後継者を望む義母は
ルーカスとアリシアの婚約を破棄させ、フォティアと婚約させようとする。
そんな中アリシアのお腹にもまた小さな命が。
何があってもこの子を守らなければ。
大切なあなたとの未来を夢見たいのに許されない。
ならば私は去りましょう。
たとえあなたに選ばれなくても。
私は私の人生を歩んでいく。
これは普通の伯爵令嬢と訳あり公爵令息の、思いが報われるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 18:20:00
179417文字
会話率:29%
いや、実はあるかもしれない。いや? やはり無い……のか?
最終更新:2025-07-12 22:21:41
4666文字
会話率:63%
俺の名前は湯原 亮二(ゆはら りょうじ)。ゲーム会社勤務。25歳。
大学時代から俺がずっと片思いを拗らせている元同級生の美少女顔女子、成瀬 環(なるせ たまき)に、おとなのおもちゃの評価レビューを頼まれている不毛な25歳。
ある日、おひ
とりさま用おもちゃの部署から、カップル向けおもちゃの部署に移動した環が、「新商品レビューのために私、セフレを作ろうかと思ってるんだけど」と俺に言って来た。
は?
俺、お前のことずっと好きだったんだけど。
どういうつもりで言ってる?
……え、お前も俺のこと好きだった?
恋愛初心者な2人が、手探りの恋愛を拗らせながらなんだかんだ両思いになる話。
さくっと3話で終わります。
※アダルトグッズの名称を出しているので性描写ありにしていますが、具体的な描写としてはキスどまりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 21:17:08
19692文字
会話率:43%
この作品は、拙著「勇者様が帰らない(https://ncode.syosetu.com/n4756ff/)」の続編です。第1部を読んでない方は、ネタバレにご注意ください!
あらすじ――――
一度は離れ離れになり、別の道を歩まざるを得
なかった勇者リーズと、かつての仲間だったアーシェラ。だがリーズは、仲間を訪問する旅にかこつけて、人々に忘れ去られた辺境の村に住んでいるアーシェラの家を訪問し、そのまま居ついてしまう。
ひそかに両思いだった二人は、一緒に過ごしていくうちに恋心が高まり、とうとうお互いに告白。勇者リーズを連れ戻そうとする王国の魔の手を払いのけ、二人はついに結ばれたのだった。
アーシェラと結婚し、勇者リーズは今や小さな村の一員になった。
冬を前に、新しい村人たちが加わり、かつての仲間たちとの連絡も復活した。
戦いが終わって復興していく世界の中で、リーズは自分を愛してくれるアーシェラの「夢」を思い出し、その実現に向けて進んでいくことを決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 19:06:10
718065文字
会話率:49%
何となく日々を送っている高校二年の浅野紗枝は、ある日、大学のオープンキャンパスで一人の男性教師に惹かれる。それは、彼も同じ気持ちで___。二人は両思いながらもすれ違い、そして、成長していく。淡く切ない恋心を描いた現代的不思議青春ラブストーリ
ー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 15:54:56
19214文字
会話率:23%
「こんな簡単な事も理解できませんの?」
「はっ、君こそ僕の話を聞いていたのですか?」
バチバチに睨み合いながら、絶対零度のブリザードと火花を放ちまくる二人。
そんな彼らを見ながら、お互いの部下がいつものように青い顔をしていた。
ここは栄
光あるタリア国。
武王とも賢王とも呼ばれる現国王マシュー・タリアが治める大国である。
これはそんな大国の騎士と魔法師のお話。
☆両思い確定のお話です。
☆ヒロインの相方の性格がヤバいです。
☆他サイトにもup済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 00:10:03
4836文字
会話率:44%
「天の羽衣」×「人魚姫」。本来なら出会うはずのない、言葉が通じない異世界男女のすれ違い王道純愛ラブストーリーです。
マテアは月光界で月光母神に仕える者として、仲間の乙女たちと平和に暮らしていた。
月誕祭がくれば、両思いの青年ラヤと結ばれ
ることになっている。仲間たちからお似合いと褒めそやされ、その日の訪れを待ち望みながらも、内心では自分がラヤにふさわしいか悩んでいたマテアは、ある乙女の知恵を借りて地上界へと降り、そこで出会った男に大切なリアフを奪われてしまう。
混乱して月光界へ逃げ帰ったマテアだったが、リアフなしでは駄目だと思い知っただけだった。あの男からリアフを取り戻すのだと固く決意して、再び地上界へ降りることを決めたマテアに、月光母は彼女を待ち受ける残酷な未来の光景を見せる。
それでもマテアの決意は変わらなかった。リアフがなければ、自分には破滅の未来しかない。
地上界のことを何一つ知らないマテアは、地上へ降りて早々に奴隷商人のキャラバンに囚われる。そこでマテアは初めて知ることになる。やわらかな月光によって生きる月光界人にとって、地上の太陽は熱すぎる、全身を焼き焦がすものであると。
言葉が通じず、地上人の体熱すらも彼女の体を傷つける――愕然となるマテア。奴隷として彼女が売買された相手は、しかしあの男だった。
男――レンジュは奴隷商人のキャラバンにいる彼女を見て驚く。彼女こそ、一目見た瞬間から忘れることのできなかった女性だった。
「リアフを返して! この盗人!」
マテアは激怒し、レンジュにくってかかる。しかし月光界の言葉は地上人には通じない。
「愛してくれなくていい。ただ、そばにいてくれ。俺の命が尽きるまで」
レンジュは彼女のために生きることを決める。
やがてマテアは、レンジュを殺さなくてはリアフを取り戻せないことを知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 19:38:13
177854文字
会話率:24%
近未来――女性出生率の急激な低下により、政府は“男性を女性へと身体的に転換させる制度”を導入した。
涼(りょう)は、家族を守るため、自らの意思を犠牲にして制度の適用を受けることを決意する。
「男として生きた過去」を胸に抱えながら、涼は親
友、悠真に支えられながら生きていく。
戸惑い、逃げ、隠してきた想い。
それでも、誰かに愛されたいと願った。
「お前が好きだ――性別なんて、関係ない」
幼なじみとのすれ違い、誤解、そして告白。
これは、望まぬ変化に抗いながらも、自分の人生を取り戻していくひとりの人間の物語。
“選ばされただけの未来”が、“愛される未来”に変わるまで。
涙の先に、ほんとうの幸せが待っている――。
※本作には、国家制度によって本人の意思に反して身体的性転換を強いられる描写が含まれます。
※差別や偏見を助長する意図は一切なく、登場人物の内面と愛のかたちを誠実に描くことを目的としています。
ご理解いただける方のみ、お読みいただければ幸いです。
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 22:43:47
25158文字
会話率:19%
高校一年生の小田原唐志朗には、とある秘密があった。それは、人から出てくる白くて透明な運命の糸が見えることだ。しかも、その透明な糸は人同士を繋げて両思いにすることが出来るのだ!
その現場に何度も居合わせて、運命の糸が繋がる様を見てきた唐志朗は
、今回も自称キューピッドとして告白現場にひっそりと隠れてカップルを作る事に精を出す!
しかし、そんな唐志朗にも天敵が存在する。それは、同じクラスのクールな黒髪眼鏡イケメン・北条成史だ。
彼は幾度もなく告白してきた女子を怖がらせ、唐志朗の目の前でカップルを不成立させてきた元凶。
しかも、北条と唐志朗は何故か運命の糸で結ばれているのだから、たまったものではない!
このままでは自称キューピッドとは言えなくなってしまう!
なのに、今回の中庭での告白現場を見守る場所で、唐志朗は北条に声をかけられ、その上告白現場もどこかおかしくて?
「大丈夫だ、小田原。そのまま見守れ」
「へ?」
そんな時、何故か唐志朗は北条に耳元でそう言われて、後ろから抱き締められてしまい…!?
とある秘密を抱えて黒髪眼鏡イケメン×自称キューピッドの野次馬男子の運命の糸から始まる、ハッピー攻防戦ラブコメ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 19:00:04
2608文字
会話率:38%