したいことをようやく見つけられた僕の話。
最終更新:2024-02-18 23:59:34
4112文字
会話率:25%
私、アマービレは、音楽一家カランド伯爵家に生を受けた。優秀な兄弟達の中で、唯一自分だけ音感がない。ピアノも弾けない。
長男ブリランテは、そんな私を何とかしようと、厳しいレッスンを続ける。
他の兄弟達は、みんな優しく見守ってくれるのに。どう
して?
だけど15歳になった頃から、彼は私を避ける様になった。ピアノへの情熱も捨て去り、固く心を閉ざして。
他の兄弟達が、難曲 “涙珠のワルツ” を弾きこなし音楽家として旅立って行った頃。
私はようやく、自分の使命に気付いた。
「ねえ、ブリランテ。今度は私が、あなたにレッスンをしてあげるわ」
アマービレとブリランテが再びピアノに向かう時、最高に美しい連弾が始まった。
※ 聴音は、和音から単音の聴き取りへ移行していくものを、物語用にアレンジしています。
作者に音楽の特別な知識はございませんので、ファンタジーとしてふわっとお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 23:09:20
8493文字
会話率:39%
明るい茶髪に銀のピアスを着けた、見た目はチャラい男子高校生・遠野純の密かな趣味は、ピアノでアニソンを弾く事。
ある日、放課後の音楽室のピアノでアニソンを弾いていると、一人のギャル・風祭雛子に見つかってしまう。
しかし、そのギャルもアニ
メとピアノが好きな、同類だった。
その日から始まる、チャラ男とギャル子の、アニソン連弾。
サッカー部の彼氏持ちの雛子。
恋など、してはいけないはずのギャル子に、純の心は……。
これは、アニメソングによって雛子に出会ってしまった純が、オレンジの香りを手に入れるまでのお話(ざまぁもちょっぴりあるよ!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 21:04:07
52907文字
会話率:27%
『美しさ』と聞かれたらなんて答えるべきなのだろうか?
そう聞かれたら迷いなくあの子の笑顔を思い出すだろう。
あの屈託なく笑うあの子を。
今のわたしを創ってくれたあの子を。
ハーメルンにも上げてまーす
https://syosetu.
org/novel/282024/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 12:08:19
2095文字
会話率:43%
呪われたけれど、おおむね元気です――
ひょんなことから両耳からネギが生える呪いに見舞われた侯爵令嬢と、婚約者の第四王子殿下による解呪までのゆるふわカウントダウン。
オーキッド侯爵家の令嬢イザベルとヘンリー第四王子殿下。
幼い頃から婚約者同
士である二人は、ピアノの連弾をしたり、長椅子に並んでおしゃべりしたり、猫と仲良くなる作戦会議を開催したりと、今日ものんびり交流中。
「何よりお前を見つめる殿下の眼差しはいつだってやさしい色をしているよ――」
おっとり幼なじみ婚約者コンビと二人の保護者の皆さんによるほのぼの物語。オールウェイズゆるゆるのんびりしております。
▼2/12 本編完結しました。ありがとうございました。
Twitterで連載していた本編前日譚や昔話、ちょっと未来のおはなしの掌編格納は少々お待ちください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 21:00:00
48385文字
会話率:43%
2/12に連載が完結した『タイニー・ベル令嬢と慰めの報酬』の掌編集です。
オーキッド侯爵家の令嬢イザベルとヘンリー第四王子殿下。
このほど婚約を結んだばかりの幼い二人が奏でる穏やかなエチュード。
ピアノの連弾をしたり、長椅子に並んでおしゃ
べりしたり、猫と仲良くなる作戦会議を真剣に開催したりしていた二人の幼少期と少しだけ未来のおはなしです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 21:00:00
48595文字
会話率:42%
「O機関」、通称「セクション・ゼロ」と呼ばれる組織に所属している杜萌は、年初めの元旦の夜、デモンストレーションとしての狙撃の命令を受ける。しかし、彼女が引き金を引くより前、彼女の照準の視界の中で別の狙撃事件が発生した。
最終更新:2020-01-12 11:41:30
2423文字
会話率:37%
入学したその日に出会ったその先生に恋をしてしまった私。初めは見ているだけで満足していたのですが、とうてい届かないことがだんだん苦しくなってきてしまいます。ところが、ある日先生の方から連弾に誘われて二人きりの音楽室で一緒の時を過ごすことに……
そして卒業の時を迎えます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-28 17:41:37
9431文字
会話率:39%
これは、あたし「柳田千聖≪やなぎたちさと≫」が殺されたことから始まる物語。
理不尽な殺され方、死に方をした人が集まる世界、通称「Himmel(ヒメル)」。殺されたあたしはそこで目覚める。そこで出会ったやつから願いをひとつだけ叶えてやろう、
というメッセージを受け取る。あたしは迷わずこう送り返した。「あたしを殺したやつに復讐がしたい」ってね。
その願いは承認され、あたしは宮沢優希≪みやざわゆき≫として生まれ変わり、現実世界へ降り立つことになった。
どうしてあたしは殺されなきゃいけなかったのか。
どうしてあたしが男を怖がるのか。
どうしてあたしが、あんな思いになったのか。
全てがつながった時、あたしの心の中には何が芽生えているのか。
人間の醜さ?愚かさ?理不尽な死に対する悲しみ?それとも……大切な何かを守る使命感?
これはたった2週間の物語。
何色にも染まらない、あたしの心に潜む闇。
誰か、助けて。この闇の連鎖から、あたしを、解放してくれないか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-25 17:50:26
3839文字
会話率:48%
文化祭で連弾演奏をする、ハルとナナ。
二人の演奏はぴったり重なっていても、心まで重なっているとは限らない。
私は彼女にとって、どんな存在でいたいんだろう。
最終更新:2018-03-16 19:57:19
17332文字
会話率:51%
人間とエルフと魔物が暮らすギリシア大陸を舞台としたファンタジーアクションです。二丁拳銃を扱うギルドマスター『ダブルエックス』が、史上最恐の許嫁アテナから逃げつつ様々な依頼をこなしていきます。時にユーモア、時にシリアス。最後に感動。そんな物語
でありますように?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-27 23:06:08
144481文字
会話率:34%
憧れだった天才ピアニスト、三崎由絃と同じ高校に入学したことを知った立川碧衣は胸が高鳴っていた。
そんなある日、三崎が音楽室でピアノを弾いていて思わず音楽室に入ってしまう。「どうしたの」と言われるが頭が真っ白になって、連弾をすることを頼んでし
まった。このことをきっかけに三崎と碧衣の仲は深まっていく。そんな2人が描く青春ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-28 16:44:57
859文字
会話率:35%
ネコさんは語る。「吾輩は猫である。名前はまだない。が、宿主は吾輩のことを「ネコさん」と呼ぶ。」
いつも見晴らしの良いところにいるネコさんと宿主の関係その3。
エイプリルフールネタ3連弾。
「かぶりネコと中の人」の三作目。
最終更新:2016-04-01 07:00:00
1848文字
会話率:42%
連弾・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
最終更新:2015-10-02 22:34:03
3946文字
会話率:1%
胸に抱いた想いは、好きだという気持ちだった――
最終更新:2015-05-23 17:00:00
5776文字
会話率:27%
高校に通う高校二年生の入山 蒼。下校途中に市民会館にあるピアノを趣味で弾いていた。そんなある日。一人の女の子が話しかけてきた。蒼が弾くピアノの音色に引き寄せられるかのように集まるヒロインたち。色んな出来事と向かい合いながら絆を深めていく。
演奏×青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-30 13:16:39
47366文字
会話率:68%
その日は雨が降っていた。
最終更新:2014-05-08 11:05:50
707文字
会話率:58%
その日は雨が降っていた。
最終更新:2014-05-05 15:35:04
1227文字
会話率:27%
連弾三題噺と称して、全六章の物語を作ります。
お題は一章ごとにもらいます。
完結予定は4月下旬です。
最終更新:2014-03-23 23:14:31
4011文字
会話率:39%
奏と彩音は小さいころから大の仲良し
ピアノの連弾を通して仲良くなった二人だが、
彩音が東京に引っ越すことになり離れ離れに…
「あなたはなんのためにピアノを弾いていますか?」
最終更新:2013-11-15 17:25:48
5897文字
会話率:48%
独学でピアノを練習してきた美音にとって、校内合唱コンクールの伴奏者となることが密かな夢だった。
中学の最終学年のクラス分けでそのチャンスが回ってきたかのように思えたのだが、担任はたまたま転校してきたピアノコンクールでなんども入賞している
実力者を伴奏者に指名してしまう。
コバルト短編小説新人賞、もう一歩の作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-12 22:45:24
9546文字
会話率:43%
かつての恋人を忘れられず、自分の音を出せなくなっていたピアノ教師、エルヴィンのもとに、一人の調律師、テレーゼが現れる。
テレーゼは、ピアノの調律でエルヴィンの音を取り戻してみせるという。
エルヴィンは半信半疑のまま仕事をまかせるが、テレーゼ
の思いもよらない調律で自分の音を取り戻す。
しかし、テレーゼには真の「仕事」があった。
コバルト短編小説新人賞もう一歩の作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-30 21:00:58
9817文字
会話率:40%
音大に通う木戸武は、大嫌いな花重祥子と連弾するはめになる。――おれが欲しくてたまらないものをあの子は持っていて、いともたやすく披露している。
魂がぶつかり合う連弾の後に、木戸は始めて自分の気持ちを自覚した。
*サラバンドは様々にアレンジされ
ていますが、この話はオイゲン・キケロの「ロココジャズⅡ」―組曲第四番よりサラバンド―をモデルにしました。※TIINAMIより転載作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-02 11:51:29
3344文字
会話率:38%