【プリンセス・ロザリアンロード】という乙女ゲームの世界に転生したロザリアンヌ。
攻略対象の男達もゲーム内での攻略対象者だったから多少は熱を上げる事もできた(容姿と声は好みだった)が、現実には血筋が良いだけの王子と結ばれて一生窮屈な王城暮らし
とか、正義感が強いだけの脳筋近衛騎士候補や参謀タイプの賢者候補に、間違いなく亭主関白気取りそうな俺様英雄候補などと結ばれるなどまっぴらごめんだ。
だいたいがどいつもこいつも既に婚約者がいるというのに、主人公に現を抜かすなどもうその時点で私的にはあり得ない。
現実問題そんな誠実さに欠けた男と結ばれたとして、本当に幸せになれるのかって話だよ。
例え誰とも結ばれないトゥルーエンディングだったとしても、聖女となって一生世界の安寧を祈りながら教会で暮らすなどもっと嫌!!
もっともバットエンディングで魔法学校を追い出されるという方法もあるが、それは自分の人生に傷がつく様で我慢できない。
と言うか、在学中ステータスも上げずにダラダラと過ごして何が面白い。
ただでさえ短い青春時代を男に振られるために無駄にするなど考えたくもない。
折角転生できたのだから誰かに選ばれ縛られる人生ではなく、自分の思った通りに自由で気ままな人生を自分の手でつかみ取りたいと息巻いたが、あいにくロザリアンヌは主人公では無かった。
しかし折角だからゲームの知識は活用させて貰う。
10歳になったばかりのロザリアンヌは今日も一人密かに張り切り、ダンジョンへと足を運ぶのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 10:00:00
528123文字
会話率:35%
●漫画アプリ『マンガUP!』様で2020/01/17よりコミカライズ連載開始
人類の生存圏を脅かす異形の化け物「魔物」との戦いが繰り広げられる世界。
史上最年少で賢者の称号を得たキースは、第十一騎士団に所属して一年で多大な戦果を挙げていたが
、無能な上官ブノワと揉めた結果、クビを宣告され騎士団を追放されてしまう。その後、学生時代の友人であるアラン王子に呼び出されたキースは、賢者という身分を隠しながら王都にある王立騎士学校の教師を務めるように言われ、事実上の左遷をされる。
しかし教師となったキースは、持ち前の賢者としての技能と知識をフルに活用していき、担当したクラスの生徒を常識外れな強さに育て上げていく。
一方キースを失った第十一騎士団は一気に弱体化し、魔物との戦いで大きな被害を出した責任をブノワは問われることとなる。
これは魔物に生存圏を奪われ続ける人類が、徐々に反撃の狼煙を上げていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 07:38:34
352670文字
会話率:45%
平安の世。春の陽光に包まれた縁側で、若き天才陰陽師・安倍晴明は退屈を持て余していた。学びを極めた彼にとって、刺激のない日常は生き地獄――そんなある日、黄金に輝く謎の甲虫に触れた瞬間、彼は閃光に包まれ、意識を失う。
目覚めたのは、針葉樹が鬱蒼
と茂る異国の森。見知らぬ空、未知の匂い、異質な気配。そこは魔法と騎士と王族が支配する異世界〈ヴァレンティア王国〉だった。偶然、野盗に襲撃される王女の護送隊に遭遇した晴明は、自らの術で彼らを救う。晴明が助けたのは、気高き姫君・マルグリットと、忠義の騎士・ティボー・ド・シャロン。王女たちは、ある目的のために移動していた途中、襲われたのだった。
やがて、晴明は、この国が直面する問題を知ることになる。それは、次期王座を巡る4人の王子たちの争いと暗黒宗教(クリムゾン・オクスプリム(KO))の存在である。王国は、王都を囲むように東西南北に建国された4つの公国から成り立っていた。また、KOは、世界は闇から生まれ、光は一時的な幻影に過ぎないと主張。再び闇が世界を覆いつくす時、闇を受け入れた者だけが救済されるという思想を持った危険な宗教で、再生を意味する黒いスカラベをシンボルとし、特に王国内で共存している人外族の存在も否定していた。KOは、現政権に不満を持つ一部の諸侯や貴族たちが信奉していた。
これと並行するように次期王位をめぐる4兄弟の対立が起こり、KOは、一部の王子と手を組むことで、この国を手中に収めようとしていたのだった。マルグリットたちは、その異変に気づき、今後の助言を得るために引退した大賢者・サリエル・ヴォルティクスを訪れた帰路に襲われたのだ。一行は、再び、KOの放った黒魔術師に襲われる。その度に晴明は、術を駆使して対抗、なんとか危機を乗り越え、マルグリットの父親で、第4王子・ミシェル・ド・ローゼンブルグが待つエルムフィールド公国の公都・ルクセリオンを目指した。立ちはだかるKOの黒魔法師たち、陰陽師VS黒魔術師の壮絶なバトルがこの異世界で始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 04:07:16
29869文字
会話率:44%
お婆ちゃんは十六歳の時に聖女様として、勇者様や賢者様と一緒に魔王を倒すための旅をしていたんだって。
つまり! 私も!
あと二年したら王子様や勇者様が迎えに来てくれる、はず!
最終更新:2025-01-25 22:33:46
300913文字
会話率:28%
【注意:この物語は『転生王子と白虹の賢者』の続編です。前作を先に読むことをお勧めします。】
オタクで干物女である早川涼子が三十五歳を目前に交通事故で死亡、グレイシス王国第七王子ハーシェリクに転生した。
転生し七歳となった春、帝国軍が
侵攻してきたとの知らせが王都を揺るがす。同時にハーシェリクの懐柔も暗殺も失敗した大臣が暗躍し、その魔の手がハーシェリクと仲間達に忍び寄る。
運動神経なし、魔力なし、あるのは持ち前の行動力と前世の経験と(オタク的な)頭脳だけの王族の中では残念仕様な金髪碧眼王子ハーシェリクと、元凄腕密偵の執事クロ、元不良の騎士オランジュ、新たに性別詐欺のツンツン魔法士シロを加えた一行が巨大な悪に立ち向かう物語。
【続編-転生王子と軍国の至宝に続きます】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 16:14:51
146492文字
会話率:37%
【注意:この物語は『転生王子と黄昏の騎士』の続編です。前作を先に読むことをお勧めします。】
オタク女である早川涼子がグレイシス王国の第七王子ハーシェリクとして転生して七年近く経とうしていた。
相変わらず運動神経なし、魔力なし、王族の中で
は残念な金髪碧眼王子だが、いつまでも大人しい王子を演じているわけにはいかない。前世の某世直し時代劇の如く行動を開始した中、ハーシェリクにお見合い話が舞い込んだ。更には薬事件に関与したと思われる教会も動き始め、美女が現れて……持ち前の行動力と前世の事務員スキル、そして(オタク的な)頭脳を武器に陰謀に立ち向かう王子の物語。
【続編-転生王子と光の英雄に続きます。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 16:01:10
180815文字
会話率:37%
【注意:この物語は『転生王子と憂いの大国』の続編です。前作を先に読むことをお勧めします。】
交通事故で死んだ早川涼子(享年三十四歳)はファンタジー世界の大国の王子に転生する。その転生先であるグレイシス王国第七王子ハーシェリクは五歳となり、
王国は夏を迎えようとしていた。
相変わらず魔力なし、運動神経なし、王族の中では残念な金髪碧眼王子の元に、筆頭騎士の話が舞い込む。多くの候補者の中から選ばれたのは、学院もギリギリで卒業できた王家を嫌う不良騎士だった。同時に王都では不審な薬が流通し始め……
持ち前の行動力と前世の事務員スキル、そして(オタク的な)頭脳を生かしつつ、自分から事件へ突っ込み周りも巻き込んでいく王子の物語。
【続編-転生王子と白虹の賢者に続きます】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 13:59:50
119331文字
会話率:34%
完結済み長編小説『賢者はいつもお腹が痛い』の番外編。本編のキャラクターによる短編集です。
本編の内容はこちら↓
胃腸の弱い主人公(男)が、聖職者の女の子と仲良くなったり、王子様に口説かれたりしながら異世界の公衆衛生と栄養状況を向上させる召
喚ファンタジー。恋愛要素は一方通行。人を信じる心が薄い主人公の成長のお話です。
※本編にはシリーズのリンクからお入りください。
<メインキャラクター>
城崎亘希(きのさきこうき):主人公。常にトイレの位置を把握したい。
イオリス:快楽主義の魔術師。性格が悪い。好奇心には勝てない。
エルファム:苦労性の騎士団副団長。自覚はないが手の掛かる子が好き。
スフェン:人当たりの良い治癒師。皆に好かれる優しいお兄さん(仮)。
ラディオ:ゆるチャラ系騎士。周囲の愛が重い。いつも困っている。
ユークリート:手が早い王子。気になる子には粉をかけるタイプ。
セラフィス:笑顔が怖い宰相。ヤリ手の美形。何事もコスト管理。
※この作品は他の投稿サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 09:42:27
30615文字
会話率:54%
「毒キノコを食べるし、カタツムリを飼うし、おまけに畑に馬糞を撒くし……! 君みたいな変人とは婚約破棄だ!」
伯爵令息の俺には日本で農業に取り組んでいた前世の記憶がある。異世界転生したあとも、その記憶をもとに農業を続けていたら第一王子から婚約
破棄を言い渡されてしまった。
その後、農業に関わることを父親に禁止された俺は慌てて家を出奔した。
そしてたどりついた辺境の村で農業知識を生かして農地改良を進めていたら、いつのまにか「畑の賢者」と呼ばれるようになった。
そんな俺のもとに、王城からキーランドという名前の騎士が賢者の知識をもとめてやって来た。なんでも、王都の近くのぶどう畑の様子がおかしいとかで、俺は正体を隠して王都へ戻って……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 19:22:54
36172文字
会話率:48%
卒業パーティでの婚約破棄が成される中、運命の番を求め飛び込む。が、獣王は風邪気味な上に鼻にネギ突っ込んでいた。風邪とネギで嗅覚ツーアウトの獣王は「多分、運命の番」と言い渡し、悪役令嬢に婚約破棄をした王子を連れ去ったのだった。
最終更新:2024-03-10 00:04:38
3603文字
会話率:65%
百年前に大聖女として尽くして亡くなったシンシア。
転生した彼女は大聖女を祝うパーティーで、第三王子のエリオに身に覚えのない罪を着せられ、婚約破棄を言い渡される。
「私の後ろを歩けない女に、価値があると思うなよ」
第三王子エリオの代わりにすべ
ての公務を肩代わりしてきたシンシアは、最後に仕事仲間たちへお礼を告げて王都を去っていく。
そして、なぜか共に付いてきた第三王子付きの騎士テイル・ヴァーミリオン。彼は「エリオ様と喧嘩して、クビになっちゃった」と言って、傷ついたシンシアの心を癒すように溺愛し始める。自然と二人で旅をしていくうちに、徐々にシンシアの心の傷も癒え始める。
一方で、シンシアが居なくなった王都では、第三王子エリオの仕事が一切回らなくなり、重要な来賓で大失敗を犯し、「すべてシンシアが悪い!」と言い出したエリオ。シンシアを見つけ出し、全ての失敗をシンシアのせいにしようとするのだが、そこでテイルが本当の身分を明かしだして────。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 00:03:08
11739文字
会話率:42%
気づいたらドハマリしていた乙女ゲー『幻想迷宮グローリーフィア』の主人公だった。これはたくさんいる攻略対象とパーティを組んでフラグを積み上げながらダンジョン深奥の魔王を倒してハッピーエンドを迎えるの。
これが、これが物語のオープニングであれば
、素敵な恋と冒険の旅が始まると思うのに、前世の記憶を取り戻したのはこの国の第一王子のノーマルエンドの結婚式の最中。
ちょっとまって、これはない、絶対にない。だってこれは最悪だ。ウォルターはポンコツ過ぎて国が滅ぶともっぱらの噂、前世の掲示板でも散々叩かれていた。
それにそもそもウォルター王子は私の推しじゃない。私の推しは騎士アレクか賢者のソル。他にも色々いるけれどもこの第一王子は生理的に受け付けない。
それなのに、それなのに私はこの未踏破のダンジョンを途中下車して針のむしろのように王宮内で息を潜めて行きていかなければ行けないというの⁉
違う、違うの、諦めたらそこでおしまいと偉い人は言っていた。だから私はダンジョンを目指す。
私は闘う! 私のトゥルーエンドを求めて!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 08:17:57
583228文字
会話率:42%
侯爵家の娘アリアは八歳の時、自分が千年前に魔王を倒した四賢者の一人、聖女エスタであったことを思い出す。驚きはしたものの、まず思ったことは『満喫できなかった前世分も満喫しないと損だよね……!』ということだった。エスタは魔王討伐後、数日で死んで
しまった。今世はその分まで充実させよう。そう思いはしたものの、気がかりなことが一つある。それはアリアが生まれた時に持っていたという指輪のことだった。その指輪はかつての仲間だった王子が婚約者に贈ろうとしていたもののはず。自分が持っている理由はわからないが、せめて墓前に返却しようと考えるものの、四賢者の墓地は王族や騎士以外立ち入れないらしい。
ならば騎士になるしかない! もとより剣や騎士服にも憧れていたアリアはさっそく騎士になることを決意し、第一歩を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 12:00:00
149191文字
会話率:41%
ヴェンデラー伯爵家の娘、リリーは、父の後妻とその連れ子によって冷遇されていた。18歳を迎えたその年、貴族の娘は必ず受ける聖女適性の儀式に行くことになる。
儀式の結果、なんとリリーは『聖女』だけでなく『勇者』『賢者』の適性まで持っていること
が判明! しかし連れ子のフレサが儀式を監視する神官を殺害したことで、その罪をリリーに被せてしまう。
追放されたリリーは、呪われ傷ついている騎士を発見、呪いを解く。まさか王国の王子であるフォルティスと知らずに……。
王子を拾ってしまったリリーは猫被りをするも、拾われ王子フォルティスもまた猫被りであり、お互いにしか見せない姿に、互いに意識していく関係に。聖女で勇者、賢者のリリーの最強無双は、やがて王国を救う。猫被りカップルの最強不器用恋愛、その行方は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 17:13:56
39345文字
会話率:37%
〈魔導院〉の賢者マイニエリの代行依頼で「内海における船舶失踪および沈没事件」の調査隊に参加することになった魔法使いの少女パティと小ザルのモカは、王都枢機院の騎士バレンツエラ、ダグラス、ステファンとともに内海西岸の町――〈珊瑚礁の町〉にたどり
つく。
そして、内海東岸――草原の国の〈はずれの港町〉でくすぶっていた沙漠の国の一行アルバート、ディレンツァ、ルイもまた、外遊さなかの火の国の王子ジェラルドとその従者たち、そして老船長マッコーネルの助力を得て、内海へと漕ぎだす。
おなじく王都をめざす盗賊組織〈鹿の角団〉の刺客ザウター、ティファナも、狩人のごとくそのあとを追っていた。
作曲家エドバルドと歌い手ニーナの密やかな恋路にかくされた時空をこえた絆とは――。
深い霧につつまれた幽霊船へとたどりついたルイたちは、内海を途絶させた意外な魔法の真相、そして〈最後の人魚〉をめぐる謎にせまる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 13:44:08
214706文字
会話率:12%
自分の家族、周囲の人間に辟易し、王都から逃げ出したプライスは、個人からの依頼をこなして宿代と食費を稼ぐ毎日だった。
ある日、面倒だった為後回しにしていた依頼をしに、農園へ行くと第二王女であるダリアの姿が。
そこでダリアに聞かされた
のは、次の王が無能で人望の無い第一王子に決まったということ。
何故、無能で人望の無い第一王子が次の王になるのか?
そこには、プライスの家族であるイーグリット王国の名家ベッツ家の恐ろしい計画が関係しているということをプライスはまだ知らないのであった。
※悲しい・キャラや敵にイラッとするお話もあるので一部の話がカクヨムでのみの公開としています。
ご了承下さい。
カクヨムでは84話まで更新しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 10:13:41
287105文字
会話率:32%
魔王の娘アリスは、15才の誕生日に魔王城へ帰省した。大人の女性としてサッキュバスになるために。
だけど、10才の頃から身体的に成長していないアリスは、サッキュバス失格と魔王城から追放されてしまう。
馬車が崖から落ち、死にかけたアリスを助けた
賢者には、2人の少年の弟子がいた。
勇者と聖騎士の卵、エイトとリチャード。
二人の少年の恋心を受け止め、賢者から魔法の修行をうけたアリスは、魔王軍を殲滅するために活動する。
戦いの果てに、アリスは愛すべき人に気付き、共に歩いて行こうと決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 22:22:54
6796文字
会話率:24%
努力は報われる。デスループを続ける悲劇の王妃が、幸福へと至るまでの物語。
王妃ミレニアは、十五歳で断頭台で処刑され再び六歳時に戻るという、死に戻り(デスループ)を繰り返していた。嫁ぎ先の隣国の王に邪険にされ、無実の罪に問われ、断罪されるのだ
。王との間には愛はなく、白い結婚だった。
そうして五回目の六歳に戻ったとき、彼女はふと思いつく。「何度結婚を嫌だといっても、それを放棄しようとしても駄目だった。他人は自分の思うようには動かない。けれど、自分ならば変えられるのでは?」と。
そしてミレニアが行動を変えたことによって、運命の歯車は過去四回のいずれとも違う方向へと回り出す。
義理の兄エドワルドや、宰相フィレス、聖騎士ルーク、そして彼女の夫となる運命の隣国の王太子カイン。彼らとの関係も、今までとは違うものになっていく。
努力は報われ、やがて彼女には奇跡の力が開花する。そして、その力を伸ばし人々のためにその力を使い、その結果聖女と認定されるに至る。
ミレニアは、周囲の男性たちに愛され、そして国民からの支持を得ていく。
そんな彼女が最後に選ぶ男性は誰か。
そしてなぜ彼女は死に戻りを繰り返しているのか?
これは愛憎渦巻く王家で、必死に生き延びようとするミレニアが、自分の手で運命を切り開いていく物語である。
本作はカクヨムで完結まで先行公開後、小説家になろうで公開しています。無断転載、翻訳等の一切を禁じます。©︎yocco2021折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 20:00:00
103953文字
会話率:32%
気がついたら学生の頃流行ってた乙女RPG、マリア=クエストの世界に転生していたわたし久能貴子。アラサー事務員してたはずなのにどうして!?
いえ、今のわたくしは公爵令嬢クローディア・フーデンベルク。
フーデンベルク公爵家の長女として蝶よ
花よとかしずかれ末は王妃になるのだと王子マクシミリアンと結ばれるのを夢見ていましたのに……。
って、階段から落ちて前世の記憶を取り戻したわたし、気がついちゃいました。
クローディアって確か悪役令嬢じゃなかったっけ?
まあちょい役だったしマクシミリアンルートでしか出てこないキャラだから印象も薄いけど確かそう。主人公を虐めまくるイジワル令嬢だよ……。
断罪され、幽閉されるのは嫌。
無惨に殺される未来なんてまっぴらだ。
クローディアはもう十五歳。社交界にデビューしたての御令嬢でそろそろ結婚とか考えなきゃいけない時期。
いとこのマリアンヌとマクシミリアンの婚約が解消された今なら、わたくしがマクシミリアン王子の妃《きさき》におさまるのも可能だってそう思っていた筈だった。そう、あの時までは。
前世の記憶が戻るあの時まではマクシミリアンと結婚する事がわたくしの幸せ。そう1ミリも疑っていなかったのに。
今ではそれが、怖い。
マクシミリアンに近づくことが怖いのだ。
いつか現れる主人公に恋するマクシミリアンに、断罪されるのが怖い、のだ……。
異世界で猫になった公爵令嬢は王子様から婚約破棄されましたが、実は聖女だったのでまったりもふもふ優しく騎士様に愛されます。の世界。その後のおはなしなのです♬
新年二月中くらいで終わります。
よろしくおねがいしますにゃぁ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 12:19:21
63999文字
会話率:24%
「なぜ、この子が死ななければいけないんだ!」王様と聖女の双子の弟として生まれたテルは、闇の賢者と同じ魔力があると言われ生まれた直後に『殺される』運命にあった。
聖女である母親が身代わりをつくることで、無事に逃げることができたが、義母が見つ
からないように選んだ先はこの国の底辺の街ボットムだった。
10年後、ボットムで育った主人公のテルは、まわりの人間たちからもいじめられ、はぶかれていた。
人生に楽しいことなんてないと思っていた。
『何で生きているのかと聞かれたら、死んでいないからとしかいいようがない』
希望も何もない人生だった。
そんなある日、川の中で倒れている騎士ノエルを助ける。
ノエルは王様殺しを疑われ、追われている騎士だった。
ノエルからお礼として剣術を習うことになるが、そこでテルには教えることがないと言われる。
今まで知らなかった自分の才能に気づいたテルは、騎士団の募集に応募することになった。まわりから批判され、馬鹿にされていたテルが魔法騎士になると言うと、まわりの人間たちは馬鹿にしたように笑った。だが、そこでテルが剣を振ると……。
テルはたくさんの困難に出会いながらも、それを乗り越えていく。
その途中で出会う、妖精やシスターなど仲間に恵まれる反面、その国の中では陰謀が渦巻き……。
生き別れた双子の兄や、闇の魔法使いとの因縁。底辺で育った元王子は自分の本当の夢を知り、やがて自分を殺そうとした国の救世主になっていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 22:00:00
109418文字
会話率:48%
【完結まで毎日投稿予約済】社会人2年目の普通女子が、テンプレな?異世界召喚をされた。どうやら聖女らしい。敏腕秘書とダメ上司?ヘタレを育成、構わないとネガティブ急落。仲間を増やして、あの子のハートを解き放て!注)モブ顔だって秘書にはなれます
。
あの子を救え?あの子じゃわからん。相談させて!そうしよう!……って、ヘルプボタンは、神様!?花いちもんめ!?知らない……。ググってポチれば即日配達!?いえ、聖女召喚には配送までお時間をいただきます。……注文ミス?料金不足?代送には鳥さん印の太陽神配送までご用命を。
* * * * * * * * * *
ページ下部「+注意+」の赤字部分をご承知おきください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 16:44:26
39207文字
会話率:57%
「婚約しましょう!」原作の設定は壊してやる!じゃなきゃ追放される!
転生したら悪役のクレア公爵令嬢になっていたことでクレアはそこが乙女ゲームの破滅フラグしかない世界だと気がついた。
バッドエンドを回避するには第一王子ルシファーとの関係を
修復する必要があるが、
「あれ?意外と好かれてる?溺愛されている感があるのは気のせい?」
婚約破棄を成立させてしまうとクレアは将来国から追放される運命にある上、ルシファーは魔王になり、ヒロインを殺し、その後世界を滅亡させてしまう。
果たしてクレアは無事追放されず、ヒロインもデッドエンドルートから救い出し、ルシファーを立派な魔王に出来るのか!?
※毎日投稿・更新しますので、ブクマ、感想、評価、レビューが励みになります!よろしくお願いいたしますm(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 18:34:14
175856文字
会話率:42%