レアン王国の王女ユーディドは、父王の命令により、ランベルク王国の国王、ヴァレリーの元へ嫁ぐ。
幼少時、ユーディドと三年だけ共に暮らしたヴァレリーは、王位継承争いの末に即位して以降、その冷酷さから狂王と呼ばれていた。
ユーディドは、幼い頃、子
犬のようにおっちょこちょいで人懐こかったヴァレリーが狂王になってしまったことを承知で、彼の王妃となったのだ。
だが結婚後も、ヴァレリーはユーディドの前でだけ、子犬のヴァンとして振舞うのだった。
ユーディドはヴァレリーの二面性に気づかず、彼が優しい国王であることを官吏や民に知ってもらえるよう、奮闘する。
――これは、疑いを知らぬ王妃と、裏表がありすぎる狂王の物語――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 20:02:46
43190文字
会話率:47%
ワタクシはエリーゼ・ライヒスベルク!泣く子も黙る公爵令嬢ですわー!
第1王子とその婚約者(親友)が事故死して前倒しで第2王子の婚約者になってしまいましたわー!
正直コイツ王太子の器じゃないですわー……
これほどバカ王子なら貴族の信用度が落
ちる一方!合法的にこの国の権力を握る算段が出来ますわー!最高ですわー!ワタクシの帝国爆誕ですわー!
学院に入学したらなんかよくわらない平民が第2王子に抱きついてますわー……正直どうでもいいですわー……もう第2王子に価値はありませんわー
それはそれとして舐められたら終わり、一応婚約者に近づく平民に教育ですわー!その後は第2王子と好きにすればいいですわー!
オラァ!校舎裏にいるのはわかってるんですわよ!
「これで王子は落とせた、あとは4人を落としてハーレムを作って……5人の男に囲まれて薔薇色の人生を歩むのよ……私が王妃になるのよ……ゲームの通りにね」
なんかやばそうですわー……それじゃ生まれた子供が誰の子かわからないじゃありませんの。
そもそもワタクシが建国したら国王にもなれませんわー
でも、もう第2王子は見切りはつけてるからいいですわ!欲しかったら差し上げるから卒業まで大人しくしてくださいまし!
それにしても、結構謀略家なんですわね。
これだけのことをゲーム感覚でやるなんて……楽しくなってきましたわー!
でも、なんかブツブツ言い続けて怖いから今回は引きますわー……ビビったわけではありませんの!
え、本当にただの平民ですの?
第1王子が生前に願書を?助けてもらった?誰も貴族や有力者が支援してないんですのね?本当に?
それであんなことを口に出して言ってたんですの?
もしかして……心の病……?妄想で生きてる……?世界が自分を中心に回ると思い込んでるタイプ?ん?皆様なんでワタクシを見てるんですの?
これはいけませんわー……優しく見守りますわー……皆さん手出し無用ですわー……病人には優しく、人に優しく、上に立つもののモットーですわー!放置!静観ですわ!
そして、ワタクシこそがトップに立つのですわー!
カクヨムでも連載中ですわー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 19:00:00
1045805文字
会話率:59%
“最後の地”と呼ばれるエンデラント大陸。その最古の王国、グライフトゥルム王国は危機に瀕していた。
国内では自らの利益のみを追求する大貴族が国政を壟断し、王宮内では毒婦と呼ばれる王妃が我が子を玉座につけようと暗躍する。そんな状況に国王は無
力で、心ある家臣たちは国政から排除されていた。
国外に目を向けても絶望的な状況だった。東の軍事大国ゾルダート帝国は歴史ある大国リヒトロット皇国を併呑し、次の標的としてグライフトゥルム王国に目を向けている。南の宗教国家レヒト法国でも、野心家である騎士団長が自らの栄達のため、牙を剥こうとしていた。
小国であるグライフトゥルム王国を守ってきた“微笑みの軍師”、“千里眼《アルヴィスンハイト》のマティアス”は病と暗殺者の襲撃で身体を壊して動きが取れず、彼が信頼する盟友たちも次々と辺境に追いやられている。
そんな風前の灯火と言える状況だったが、第三王子ジークフリートが立ち上がった。彼はマティアスら俊英の力を糾合し、祖国を救うことを決意した……。
■■■
第12回ネット小説大賞入賞作品「グライフトゥルム戦記~微笑みの軍師マティアスの救国戦略~」の続編となりますが、前作を読まなくとも問題なく読めるように書いております。もちろん、読んでいただいた方がより楽しめると思います。
■■■
カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 12:00:00
686433文字
会話率:38%
3年の間、王妃殿下に子どもが生まれなかった故に側妃になった伯爵令嬢のエリザベスを母に持つレナードは、待ち望んだ子どもになりそびれた第二王子である。
そんな彼は、王宮の片隅でひっそり生きて、幼馴染で公爵令嬢のヒルダの家に婿入りする事が最大の目
標なのだけれど、ヒルダは聖女になるし、王妃はやらかすし、第一王子のオースティンはわがまま放題だし、第三王子は病弱だし、と前途多難。
国王陛下やその側近は、同じ歳の息子たちの資質を見極めようと立太子は学園を卒業後に、と考えているのだけれど王妃は納得していない。
自分が国王になるのが当然だと考える第一王子に対して、継承権を放棄して臣下に下りたい第二王子と病弱と言われた第三王子のお話です。
タイトルは、イギリス首相で鉄の女と言われていた人故マーガレット・サッチャー氏の言葉より。
訳は《最終的に自分の思い通りになるなら、私はいくらでも忍耐強くなれる。》そんなお話になる予定です。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-05 08:00:00
49026文字
会話率:34%
ルーロライト王国には、シトリンが国を代表する宝石として祀られている。
"友愛"を意味するこの宝石は、鉱床から採掘されたものではない。
書物には、この国の国王と王妃を助け、国王の御子に祝福を授けた人魚から贈られたものだ
と記されている。
その人魚はまるで、"夕陽を閉じ込めたような瞳"をしていたという。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 13:55:06
50726文字
会話率:25%
――目が覚めたら十年前。まだ幸せだったころでした。
ヴェッセル王国の「お飾り王妃」と呼ばれていた女性フライアは、二十五歳の若さで亡くなった。
夫である国王陛下やその寵妃、王宮の大臣や使用人たちに虐げられてきたフライアの死因は過労死。
そ
して、フライアが次に目を覚ますと何故か十年前に時間が巻き戻っていた。それを知った時――フライアは決心する。
――もう、あんな奴らのために働いて命を落とすことはしない、と。
フライアは元旦那との婚約解消に動き出す。すると……何故か、たくさんの事件に巻き込まれていく。
隣国からの留学生。裏表の激しい侯爵家の次男。幼馴染の辺境伯の令息に、フライアの心の支えだった『彼』。さらには魔界の魔王様。
ちょっとワケアリな人たちや騎士団の人たちと関わっていく内に……フライアは、自分の幸せを見つけ出す。
――今度は、自由に生きてみせる。
愛されなかったお飾り王妃が、やり直しの二度目の人生で自分の幸せを見つけ出すラブファンタジー。
※マルチエンディングです。エンド数は5+9です。
※リメイクバージョンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 20:30:00
88324文字
会話率:44%
キュロッシア王国の若き国王アビシウスは、戦争の賠償の一環としてルベシア帝国の皇女ミリエールを娶る事になった。
ところが彼女は馬に乗って駆け回るようなお転婆で、しかもアビシウスよりも十三歳も歳下だったのだ!
自由奔放なミリエールに悩まされ
るアビシウスだが、その彼女の行動が、次第に戦争に疲れ果てた王国の人々の様子を変えて行くことに気付くのだった。
遊牧少女と堅物国王の、果たして恋物語になるのかどうか?というお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 17:28:05
95076文字
会話率:18%
綺麗な薔薇には棘がある──。
これは四人の妻たちが笑顔になるまでの物語。
一章 ー解放ー
フィオーネは辺境に嫁いだが辺境伯であるサフィードが戦いがなくなりすっかりと腑抜けてしまう。
酒と女に溺れて堕落した生活を送るが、妻のフィオーネは懸
命にサフィードのために尽くしていた。
フィオーネが十六歳の誕生日にあることを提案する。
『わたしの願いを一緒に叶えてください』
サフィードはフィオーネと共に彼女の願いを叶えていくがやがて──。
二章 ー欲望ー
平民のアスファルは将来を約束したフラーという女性がいた。
二人で支え合って家族を養っていたが、アスファルはチャンスを掴んで男爵となる。
「フラー、君とはもうやってはいけない。僕はラウラと結婚するこになった」
アスファルは家族の世話をすべて任せていたフラーを捨てて、貴族の女性との結婚を選んだ。
けれど半年後、フラーがアスファルの前に現れて──。
三章 ー猛毒ー
次期宰相であるチェルヴォニは裏表が激しい男だった。
「うるさいっ! 今はそれどこれではないんだよ」
「私の言うことが聞けないのか!?」
「口答えをするんじゃねぇよ」
隣国から嫁いできたエリュテイカは彼に惚れており言うことに従っていた。
何をしても怒らないエリュテイカ。彼女に隠れて不貞行為を繰り返していた。
けれどチェルヴォニはエリュテイカの本当の顔を知らなかったのだ。彼女は──。
四章 ー絶望ー
王太子妃であるカーラーは妹のリリアンと王妃である母を虐げているようだ。
なのに彼女は初夜を拒んで国王である父に色目を使っているという。
そんなカーラーを嫌っていたシュヴァルツだったがある〝真実〟を知ることになる。
彼女とやり直そうとした時にはすべて手遅れだった。
(次は……ボクの番だ)
シュヴァルツを襲う恐怖と絶望。そしてついに──。
【注意】
*連作短編です。一章ずつ登場人物が違います。
*クズ男へのざまぁがたくさんありますが溺愛要素は皆無です。
*苦手な方はご遠慮ください。
*誤字報告はコメントからお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 07:20:58
102250文字
会話率:22%
近代ヨーロッパの、ようなある大陸のある帝国王女の物語。
30才で断頭台にかけられた王妃が、次の瞬間3才の自分に戻った。
1度目の世界では盲目的に母を立派な女帝だと思っていたが、よくよく思い起こせば、兄妹間で格差をつけて、お気に入りの子だけ
依怙贔屓する毒親だと気づいた。
だいたい帝国は男子継承と決まっていたのをねじ曲げて強欲にも女帝になり、初恋の父との恋も成就させた結果、継承戦争起こし帝国は二つに割ってしまう。王配になった父は人の良いだけで頼りなく、全く人を見る目のないので軍の幹部に登用した者は役に立たない。
そんな両親と早い段階で決別し今度こそ幸せな人生を過ごすのだと、決意を胸に生き直すマリアンナ。
史実に良く似た出来事もあるかもしれませんが、この物語はフィクションです。
世界史の人物と同名が出てきますが、別人です。
全くのフィクションですので、歴史考察はありません。
*あくまでも異世界ヒューマンドラマであり、恋愛あり、残業ありの娯楽小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 09:20:00
222505文字
会話率:28%
生まれてすぐに母である王妃を亡くした第一王女は、母の遺言を守るため、一般家庭で男装しながら普通の少年として育てられていた。
強力な魔力を持つ彼女は、うさぎの従魔・ルルにコントロールしてもらいながら、自由な日々を送っている。
しかし、彼女を
探し続けている現国王が、王族会議の場で『私の娘を見つけた者には次期国王の座を与え、娘との結婚を許す』と宣言する。
その会議以降、王子たちは『必ず見つけ出し、稀少な天使族の血を引く貴女と結婚する』と固い意志を抱き、執拗に彼女の行方を追い続けるようになる。
運命を拒む彼女は正体を隠し通し、自由を守ることができるのか?
それとも愛や友情が彼女の心を揺さぶるのか?
ファンタジーとラブコメディが融合し、『秘密』『誘惑』『使命』がチョコレートのように絡み合う。笑いと涙、ドキドキが詰まった甘くロマンチックな少女漫画のようなお話。
※FSI(ファンタジア・サイエンス・イノベーション)と同じ世界観で、第一王女視点でのお話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 01:00:00
280413文字
会話率:37%
母親は側妃、でも僕は第一王子なので、王位継承権は第一位。
ようやく思考と肉体が繋がって、思い通りに体を動かせるようになったんだけど、どうにも僕の環境はよろしくない。
どうやら父親の国王陛下は、最愛の王妃様との間に出来た第二王子を自分の後継者
にしたいようで、第一王子とその母である側妃を放置。放置というか無視。
なんかこれってどこかの小説で見たようなテンプレじゃないか?
国王陛下から邪険に扱われる側妃を母親に持つ王子様が、自分は愛されてないとかなんとか拗ねまくって、あれは嫌だこれは嫌だ我儘放題に成長した挙句、学園の卒業式で、国王陛下が王命で決めた、家柄も容姿も性格も完璧な婚約者の令嬢に婚約破棄を突き付けて、ご立派な人格者な弟王子に婚約者を横取りされて、ざまぁされる王子様。
冗談ではない。
そんなやべーフラグは折るにに限る。
自分の将来のほうが大事。
まずは王子様をやめようかと思う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:00:00
818150文字
会話率:43%
アンジュール国第1王女
フィリティ・アンジュールは15歳でデビュタントを迎えた。両親の国王夫妻によってフィリティの知らぬ間に婚約者を決め、デビュタント当日に婚約者を発表される。
両親は、サプライズのつもりだったがフィリティには想いを寄せる
人がいた…。
母であり王妃であるミシェルには、前世の記憶があり、田舎暮らしに憧れて、婚姻の条件に前世の【日本】での暮らしに近い田舎暮らしを持ちかける。
生まれた娘フィリティも母に連れられ田舎暮らしを満喫。
そこで出会ったひとりの少年に心を惹かれていくフィリティ。フィリティの恋の行方は?
* * *
はじめまして。
この作品にお立ちよりいただきありがとうございます!
本作、処女作となる予定です。(完結目指して頑張ります!)
今まで素敵な作品を読む側だったのですが、自分でもお話を書いてみたいと思い立ち、思い切って書いてみることにしました。
メンタルが豆腐の私です。この投稿における第一歩もかなり勇気を出して挑戦しています。
完結できるように頑張りますので、応援していただけたら嬉しいです。
小学校の作文ぐらいしか物語を書いたことがありません。
至らない点が多々あり、皆さまに《ん??》と思うような表現もあるかと思いますが、温かく見守っていただけると助かります。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 22:57:22
838908文字
会話率:50%
下級貴族同志の結託により起こされたクーデターによってリューテ王国の最高貴族『レーヴェ一族』の一人にして現国王・シックザールと現王妃レーアが死去。護衛隊も他国の乗り込んできた部隊に殲滅され、残された希望は12歳の王女アイリスと護衛隊の唯一の生
き残りのカイのみ。王女を連れて逃げるように言われたカイはアイリスと共に大陸の果てまで逃走する。
各地で身元を隠しながら隠居生活を送る二人の元にある人物が現れる。
目指すは王国の再建か、静かな暮らしか。
最後に二人が選択した結果は大陸に大きな波乱を巻き起こす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 22:07:24
2528文字
会話率:26%
レイラ・ローザンは元公爵令嬢の王太子妃。
王太子ディレスに愛され、国王と王妃にも認められ、父にも愛されていたが、後妻と異母兄妹、ディレスの弟と妹に目の敵にされ、敵視されていた。
しかし、常に味方がいてくれ、愛されていた為レイラはその日までは
其処まで傷つくこと無く過ごしていた。
その日も、ディレスと語り合っていたが、侍女長のメリッサに呼ばれ王宮の自室に向かうと自分のドレスや母の肖像画など私物が全て燃やされていた、犯人は──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 22:02:39
2628文字
会話率:60%
エイリーンは聖女にしてローグ王国王妃。
だったが、夫であるボーフォートが自分がいない間に女性といちゃついている事実に耐えきれず、また異世界からきた若い女ともいちゃついていると言うことを聞き、離婚を宣言、紙を書いて一人荒廃しているという国「真
祖の国」へと向かう。
実際荒廃している「真祖の国」を目の当たりにして決意をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 20:14:16
3608文字
会話率:60%
王妃として、政治を行ってきたアデリナは、あるとき、国王ディランから離婚を申し出られる。
短い作品です。
最終更新:2025-06-23 19:01:10
3433文字
会話率:52%
……宮中には口にしてはならないことがある。
「王女様は、本当に王の子なのか」
セシリア・オルレアン王女は、王族の誰にも似ていなかった。王妃様を溺愛していた国王陛下は彼女を憎み、亡き王妃様の不貞を囁いたものは処刑した。その真相は闇の
中だと、誰もが思っていた。
────王女様本人を除いて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 07:06:10
7023文字
会話率:40%
王妃とのお茶会をしている所に、浮気相手の子爵令嬢と共に現れた婚約者の王太子から、虐めの冤罪を掛けられて婚約破棄された公爵令嬢。
彼女は冷静に自分の無実を証明してから、すんなりと婚約破棄を受け入れる。
しかし騒ぎを聞いて飛んできた宰相で
ある父から叱られ、王太子に謝罪して婚約を続けるように怒鳴りつけられた。
彼女がそれを拒否すると、祖母の元へ行って反省しろと命じられた。
彼女の祖母はかつて女魔王と呼ばれていた元女公爵で、公爵家で最も恐れられている人物。
そして現在祖母の住んでいる領地は、一族の子供が悪さをすると再教育のために送られる恐怖の場所だった。
公爵令嬢は父と共に現れた超美形の長兄によって、その領地へ連れて行かれる。
そこで彼女は、祖母と初めてともいえる触れ合いの時間を持つ。
そして会話を交わしていくうちに、祖母もかつて前国王の婚約者候補だったという過去の話を聞くことになるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 19:00:00
234677文字
会話率:15%
自身は国益のための政略結婚よりも真実の愛を選び、幸せな家庭を築いたのに、家臣や国民には王家のために尽くすのが当たり前、個々の家庭よりも王家に尽くせ!と宣う国王がいた。
そんなブラック環境の王城で働いていた国王の側近達が、愛する者のために
、密かに抵抗をし続け、その国を崩壊させ、新しい国を興すまでの話。
「真実の愛は政略結婚よりも尊いのです」と、かつて宣った王妃の行く末はどうなったのか……
かつての王太子とその恋人によって冤罪をでっち上げられ、国を追われた元令嬢が、その後王妃になった彼女のことを回想する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 22:00:00
18029文字
会話率:14%
かつてベトワールには、平和を愛する国王と二人の王子に恵まれた一輪の花、王妃マーガレットがいた。
だが七年前、王妃マーガレットが城下街のスラムでイグランの刺客に暗殺されたことをきっかけに、ベトワールとイグランは戦争状態となった。
そし
て、現在。大国イグランを相手にベトワールの戦線は窮地へと陥っていた。
そんな折、ベトワール参謀総長に連れられ現れた一人の少女が、落とされた戦線をいとも容易く取り返してしまった。
神の声を聞いたと言い、戦場で兵を導いた少女は、たちまちベトワールの聖女と言われ、希望の花となった。
だが、彼女には誰にも言えない秘密があった。
城下のスラムで生まれ育った彼女は、七年前マーガレット王妃が殺される瞬間を唯一その目で見ていたのだ。
そして、彼女は、息を引き取るマーガレットをこう呼んだ。
――お母さん……っ!
時に人を騙し、矢の雨さえ舞う様に避ける彼女は、聖女か、悪魔か。
今、復讐の物語が幕をあける――。
作品情報を編集する
※戦記もののため、人が死ぬ描写や一部残酷描写があります(生々しい表現や、グロ表現はありません)
※戦記もののため、念のためR15を設定しています。
※作品内に、主人公が宗教を否定する表現がありますが、現実の宗教を否定するものでは一切ありません。あくまでも、作品はフィクションであり、主人公の個人的意見です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 13:04:16
177683文字
会話率:60%
12歳で〈聖女〉の判定を受けたステラは、7度の惨死ループを経て婚約破棄破棄イベントも乗り切り、現在は19歳。8度目の人生を謳歌中。
急に隣国皇族と婚約が発生したので、乗り込んで婚約破棄するぞ!
妹が現代からの転生者なので、最近は現代知識も
結構いけます!
※※※シリーズ「聖女ですが何度ループしても悪役令嬢に婚約破棄破棄されます」の続編です。前作エピローグのおよそ1年後からの本編スタートです※※※
〈登場人物〉
【アルス王国】
ステラ・ツー・グランス……アルス王国の聖女
エルミナ・ファスタ・セレーネ・ツー・グルナート……グルナート公爵家当主・アルス王国宰相
ユナ……ステラの妹・平民・異世界転生者・竜騎士・アルス魔法学園二年生
セイラ……スレイ皇国元剣聖三位
キサキ……アルス王国王妃・国王
【スレイ皇国】
ミヤ……スレイ皇国第一皇女
ユリアナ……スレイ皇国第二皇女
ユリウス……スレイ皇国元第三皇子
イオリ……剣聖一位
キリヱ……剣聖二位
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 23:17:19
72075文字
会話率:47%
二十歳の頃に婚約者に捨てられた第一騎士団所属の騎士ジャックは二十六になる今も婚約者がいない。
黄色の強い明るい金髪に澄んだ青い瞳、少し厚めの唇の下には色気を醸すほくろがひとつ。そんなジャックに夢を見る女性は多いがジャック自身を見てくれる人は
いない。
特に困らないしもう結婚はいいかな…そう思い始めた頃、ジャックの心を動かす人がいた。
『ある王宮の日常とささやかな非日常について』シリーズ5作目。
『王妃付き侍女と国王付き侍従の恋文とその顛末について』の後のお話。
1話あたり2500文字~3500文字、12話完結。毎日更新して土曜日完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 12:11:13
34101文字
会話率:50%
王妃付き侍女のハリエットは今日の職務を終えて帰るところだった。
今日は何をしようかしら?嬉々として歩いていると見知った顔から声を掛けられた。国王陛下の侍従ダレルだった。
様子のおかしいダレルに話を聞こうと着いて行くと、困ったように眉を下げて
とんでもないことを言い出した。
「恋文を、いただきたいのです…」
今日も国王陛下に振り回される気の毒な侍従と、愛する王妃殿下のために毎日を生きる侍女の十四日間のお話。
シリーズ『ある王宮の日常とささやかな非日常について』の4作目。
更にその後のお話です。
※ 1話3千~4千字程度、10話予定(もう少し長くなりそうな予感です)
少し長いので日曜日までに完結させます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 21:36:38
90520文字
会話率:42%