時は明治四十五年。
舞台は東京銀座。
貧乏文士の神宮寺雄座は、銀座の一角にある不思議な神社で人外の存在である月丸という妖霊(ようりょう)と出会う。
妖怪である月丸の美しくも愛嬌のある物腰に興味を持った神宮寺雄座は、月丸の神社で様々な怪
奇な出来事を体験する。
二人が織り成す日常や事件を綴った物語となります。
架空の明治を舞台にした和風ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 21:06:03
677518文字
会話率:37%
転生先は関東大震災直後の大正時代だった。
最終更新:2024-07-12 00:00:00
264483文字
会話率:26%
明治中期。
いまだ幕末の昏さを残す、帝都郊外。
瑞香は町外れの、小さな貸本屋のひとり娘。
生まれつき身体が弱い彼女は、店番をしながら少しずつ物語を綴り続けてきた。
あるとき、憧れの作家に送った原稿が文芸同人誌に掲載されることになった。
あ
あ、冬には、あの文士さまと、同じところに……。
だが、彼女は知っていた。
身体は秋までもたないと、医者が言っていることを。
生きたい。生きていたい。
はじめて心から願う彼女に、父親はある決断をした。
瓦斯灯がほのかに照らす明治の夜を。
巨大な月が運命を削りだす、激動の時代を。
そのあやかしは、生まれ出でて、跳んだ。
ねえ、あたしの喉を噛み切っておくれよ。
あんたの肝を喰ろうてやるからさぁ。
*完結済、最終話投稿済です。
*毎日正午に更新。
*最終回は2024/7/2となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 12:00:00
103123文字
会話率:39%
人魔都市クルシブル。
吸血鬼シャーロット・ヘレナ・オームは、そこに居を構える探偵である。
学生にして人間のジョナス・ワッツを助手に従える彼女の元に、一人の依頼人が訪れる。
彼女の名前はマーガレット・サーフ。若くして勇者となった女騎士であった
。
「生き別れになった弟を探してほしい」
その切実な願いを叶えるべく二人は立ち上がったが、そこにはクルシブルをも巻き込む巨大な陰謀が渦巻いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 16:00:00
89019文字
会話率:56%
文士Mの俳句・短歌集です。
自作の俳句・短歌を1000文字程度の解説と共に投稿します。
また、当方のブログにて短歌4コマ漫画を掲載しております。
興味のある方は是非下記URLから遊びに来てください。
https://kbayashize
mi.hatenablog.com/
なお、短歌四コマで使用した短歌をこちらで紹介することもあります。逆も然り
それでは拙作をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 19:45:01
6218文字
会話率:1%
本書は『アイダシャフト』という概念を提示する哲学書です。
私の人生で感じてきた全てを、スクールカーストの物語の中にぶちこんでいます。
物語のあらすじは、
超イケメン陽キャラ高校生の時舛君が、超モテモテライフを送っていると、
ひょんなことか
ら、なぞなぞクラブと風紀委員会にダブルブッキングで入会してしまい、
それが原因で、風紀委員長のDQN女子先輩にボッコボコにされ、更にリアルスクールカーストの陰キャラガチ勢の女の子にボッコボコにされ、
それでも翌朝には健気に立ち直る時舛君でしたが、学校はこの時舛君ボッコボコ事件をきっかけに、世界大戦さながらの大論争に発展する。
というお話です。
また、本書では普通の青春小説にはないような概念を取り扱います。
例えば以下のようなトピックです。
・学校の中の笑いと舞台の笑いの違い
・リアルな空気感を加味したうえでのコミュニケーション
・体育会系と不良系のスクールカーストの違い
・陰キャラという言葉の真実
・硬派恋愛主義に対するヤリチンの弁明
・スクールカーストになぞらえた天皇批判
・性を見せ合った男女は対等の関係でいられるか
・組織の目を通した時の高校生キャラクターの幼さ
・指導者として政治をする人の精神
このように本書では様々な話題を取り扱いますが、それらの根底にあるのは『連続性VS超越性』の構図です。
本書は人の世には決して超越の力はありえず、あらゆる局面で連続性が優位とした上で、
『連続性VS超越性』の中に、新たに『アイダシャフト』という概念を提唱します。
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本作は2023年春の星海社FICTIONS新人賞の落選作品を微修正したものです。
またカクヨム様にて同一内容の作品を投稿しております。
(https://kakuyomu.jp/works/16817330659490406369)
長い作品ですが読んでいただけると嬉しいです。
皆様から率直な感想をいただけると更に嬉しいです。
作者の気持ちなど考えなくてもよいので、めっためたに批判してください。
-------------------------------------------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 07:34:47
664361文字
会話率:39%
『西堀の隠居』セイベイの友達のヒコイチは、街をながして物を売る商売をしている。まえに、このセイベイにかかわることに首をつっこみ、この家にいる黒猫の『中身』が、死んだ乾物屋のじいさんだとわかってから、ヒコイチのまわりでは、うすら寒いようなこと
が起こったり見聞きするようになった。
今回も西堀の隠居によばれてきてみれば、知り合いの『池』で、蓮の上をただよう『煙』をみてほしいなどと頼まれるが・・・。 そしてけっきょく、寒気のする嫌なはなしにまきこまれるヒコイチでございました。。。。
『西堀』のじいさんと『黒猫』の乾物屋については、よろしければ、シリーズの最初の『西堀の 』をながし読みしてみてください・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 16:53:17
44352文字
会話率:37%
公爵令嬢リアーヌ・ベネシュは子供の頃から未来の夢を見るという力があった。彼女はその力を使って未来に起こるであろう悲劇を未然に防ぐために奔走していたのだが、それは傍から見れば我儘で人を振り回しているようにしか見えないものだった。
ある日、
彼女は婚約者であり幼馴染であるロイク王子が自分を裏切って、別の女と一緒にリアーヌを処刑する夢を見る。リアーヌはどうにか王子の心を自分に留めておこうと画策するが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 07:27:59
6004文字
会話率:23%
元伯爵令嬢、現パン屋の店員のエステル・シャローは侯爵を名乗るロニー・グラティクという男に突然求婚される。母が結婚詐欺師に騙されて地獄の幼少期を過ごしたエステルは、何の接点も思いつかない身分の高い美男子が落ちぶれた自分のもとに来るはずがないと
詐欺師と断定。しかし男は本当に侯爵で……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 08:04:18
6948文字
会話率:39%
クワンテン王国の第一王子、ティムは幼少期から人を笑わせることが好きだった。彼はパーティがあるたびに大道芸を披露し皆を楽しませていた。そこでパーティに全く笑わない令嬢を見つける。ティムはなんとか彼女の笑った顔をみたいと彼女の元に通いつめるが、
彼女はもう長くは生きられない状態だった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-22 07:04:00
2943文字
会話率:29%
ここは、リュウジュの心臓。
白銀の巨龍は時の勇者に討伐され、封印された。
巨竜伝説も御伽噺として風化した頃、人々はリュウジュの心臓が持つ龍脈エネルギーに関心を寄せ、心臓の上で定住を行った。リュウジュは次第に生命力を取り戻し、その地で生まれる
人々はリュウジュの生命力にあやかることができた。リュウジュの民は鼓腹撃壌の如く、幸福な生を送ることができた。
そんなリュウジュの末端に一人、龍脈を持たない少女が一人。その名はソウナギ。
背が小さく、目つきの悪い、白銀の少女。リュウジュの心臓に適合することない、弱く、脆い、異邦の身体。
そんな彼女はしがない文士であるウミヒコの家に居候させてもらいながら、つつましく生活を送っていた。
しかし、ひょんなことから一人で心臓の中心部へとウミヒコの書いた小説を届けなければならなくなった。
今、白銀の少女の一人旅が始まる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-08 20:45:07
45163文字
会話率:49%
大正八年。三文文士の浦部征一は雨の中をずぶ濡れで彷徨うひとりの女学生に出会う。
それが運命を変えてしまう出会いとも知らずに……。
最終更新:2023-01-13 17:58:30
20436文字
会話率:41%
伊達敏雄(45歳)の職業は、大手写真週刊誌「文士」のベテラン記者で、主に事件や事故について取り扱うことが多い
そんな敏雄は、若手記者の青葉と一緒に、去年発生した「A市女子中学生いじめ自殺事件」を追っていくうち、彼から告白され、付き合うよう
になる。
そこからは、仕事はしんどいながらも充実した日々を送っていた。
しかし、かつて敏雄と関係を持っていた中堅記者の横居は、それを快く思わない
加えて、青葉との関係が進んだ矢先に、横居が書いた記事がきっかけで社内には不穏な空気が流れはじめ…
かつて対立したタレントへの執着を捨てられない記者と、その記者に片想いする2人の若い記者の話です
今作は実際に起きた事件を元に書いていますが、犯罪行為を賛美、推奨する意図はございません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 22:51:08
100679文字
会話率:33%
西海に浮かぶ島国アキツ。マエナガ藩藩主の長子にして、男子として育てられたユキヒサはやむをえない事情で藩からの追放を申し渡された。ユキヒサは武士としての生き様を貫くため、婚約者からの制止や幼なじみの求婚も振り切り、母の仇である「大悪」を討つた
め旅に出る。旅の仲間は巨大な戦斧を振るう女豪傑バンゾク。戯作者を名乗る謎の少女メガネ。これは、ユキヒサが二人の仲間と共に数々の悪を討ち、やがて「大悪」を討伐するまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 19:34:20
88340文字
会話率:42%
「源氏物語漫画版」を読んでいる理夏子は、隣のお兄さんに恋をした。
ホットパンツを履いて、月矢の近所の道を歩く、理夏子。
早稲田大学時代のサークルの女の子を思い出す。志木詩織、彼女もホットパンツを履いており、外資の銀行に勤めた。
小説は
、90年代に対魔族用に作り変えられ、国家を意識したものに変えられた。
月矢は、この流れ、魔族うんぬんはまだ良いが、国家の呪縛を私小説で変えていけるのか、月矢の戦いは、国家対国家である、大満法戦争の最中、個人を守る良質なファンタジー小説を書く、書いていく戦いが始まった。
魔族を叩けば、国家側の人達、精霊、仙を含む厄介な人達、個人的に見て、そう悪い人ばかりではないが、が、「声」で話し掛けてくる。その人達寄りに立てば、「魔族」が攻撃を同じく「声」でしてくる。
若手作家諸君、若手作家志望の賢明なる読者諸君、ファンタジーの将来は、義理で言うけれど、バランス感覚にかかっている。下手したら、マジで、世界の破綻である。
教養の護りの厚からん事を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-08 17:00:34
3425文字
会話率:0%
高校から東京に出て来る学生が暮らす寮がある。男女別棟だが、食堂などは共有だ。
高校一年生のリュータはこの春に入寮し、ひょんなことから同い年のノバナに、書いた文芸作品の批評をしてくれと依頼される。
引き受けたリュータだが、その作品はあま
りにつまらなかった。
しかし、受けた以上は真剣に応えるべきだと、ノバナにありったけの改善点を伝える。
彼女のことが気になっていたリュータはこれで嫌われてしまったと、彼女の反応を見て肩を落とす。そんな中、ノバナから連絡が入る。
青春文学小説。
全二十五話、毎日17時更新。
この小説は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 17:00:00
109952文字
会話率:65%
大腸菌工学コンテストで惨敗したアルフレッドとチェイス、そして同じコンテストで優勝したハージは、国際学会で再会した。アルフレッドは避妊具メーカーの社員として、チェイスは微生物工学の准教授として、ハージは健康管理会社の社員として。ハージが発表し
た新た健康管理デバイスは、学会後全米で大ヒットしたがバグが見つかり……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-09 21:00:00
15510文字
会話率:55%
村瀬龍星は大学教授になることを夢見ているが、いまだ非常勤講師のままで複数の大学を転々として不安定な生活を送っていた。そんな時、郷須都雷太という名の得体の知れない男と知り合い、彼が束ねる組織で大学教授が発表する論文のゴーストライターをやって
生計を立てている。村瀬は学生の頃は一流大学として名高い帝都大学で美学を専攻したが、表象文化論という分野にも興味を示していた。これは目新しいことに興味を持つ若者を魅了し、たちまち有力な派閥を形成したが、その急進性は指導教官の大宮を初め保守的な研究者から異端視された。そこで村瀬はうわべでは美学の研究をしているふりをしながらゴーストライターとして表象文化論の論文を書いていたのだ。そんなある日、大宮から本郷大学の専任講師に推薦されるという辞令が舞い込む。村瀬はこれからは自分の名義で著書や論文を書いて論壇の寵児になってやるんだという気概に燃え、妻の雪奈と喜びを分かち合う。同時にゴーストライターをやめることを郷須都に告げ、その組織を去る。しかし、本郷大学を訪れた村瀬は初めから講義の内容をめぐって主任教授の山岸と対立し、その一方で助手の北沢から指導教官の後ろ盾を失って万年助手に収まったと打ち明けられて、専任講師になっても自由に研究できないんだと思い知らされる。実際に本郷大学に赴任してからも卒業論文を書く学生たちと面談をして、美学と表象文化論の対立に巻き込まれる中で自分の将来におびえて萎縮し、大学院に残るために書きたいテーマで卒業論文を書けない姿を見て、大学では学問の自由なんて保証されていないんだと実感する。そして、ある学生の指摘から山岸が発表した論文が実は自分がゴーストライターとして書いたものだと気付き、このことを告発して山岸を主任教授の座から追い落としてやろうかと画策する。こうして悩んでいることは雪奈にも見透かされるが、雪奈にも自分らしい人生を歩んでと言われ、自分は何をしたいのかをあらためて考え直す。そして、ゴーストライターをやっていることを初めて告白して雪奈にプロポーズした日のことを回想し、自分の本当の気持ちを取り戻す。最後は本郷大学の専任講師を退職して、何にも囚われない自由の文士としてゴーストライターに戻るのだった。
この作品は他のサイト(エブリスタ、comico、novelabo、ストリエ、カクヨム)にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-01 08:38:52
33168文字
会話率:51%
んあ? 今なんか視界に肌色のなにかが見えたような。
それまで普通の高校生だった文士。叔母が亡くなってから不思議な力を授けられたのであるが、その能力を嗅ぎ付けてきた友人ユースケの美人刑事の姉に捜査協力を頼まれて――。
最終更新:2017-05-19 15:01:18
50839文字
会話率:45%
褐色肌の女悪魔はかく語りき。
「なあアンタ、人の魂は産まれながらにして善と悪、どっちだと思うね?」
口達者な地獄娘メフィストが創造主を相手に全人類の魂の所有権を賭け、大勝負に挑む。選ばれし男の魂は天国か地獄、果たしてどちらへ堕ちるのか。
堕落と戒めをフル稼働して、天魔は彼の魂を誘惑する。
悪魔によってデブの中年インチキ教祖源田一は完全無欠のイケメン一ノ瀬タケルに転生する。己の魂と引き換えに悪魔と200日の奴隷契約を結び、人生をやり直す。彼の願いは三つ。「桁外れの名声」「有り余る富」そして「誰もが振り返る美人との恋愛」。馬鹿でスケべで体力なし。全てメフィストにおんぶに抱っこ。
悪魔と天使、人と人、カルト教団 や麻薬密売組織を巻き込み、それぞれの思惑が入り乱れた混沌劇が幕を開ける。
悪魔視点で綴られる、真約 魂の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-25 08:07:44
236406文字
会話率:53%
20XX年。
世界はバトルの海に包まれる!!!
繰り広げられる異能バトルの数々!!
果たして、主人公の運命やいかに!!!!
こんなんでいいかな?正直大した内容じゃないので書くの面倒ですm。
Twitterフォロワーさん1000人突
破企画です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 11:32:12
12897文字
会話率:49%
とある会議室に集められた男たち。彼らはみな一様に、奇妙な共通点を持ち合わせていた。
人には言えない、理解してはもらえない人の物語
最終更新:2016-06-25 10:00:02
3013文字
会話率:51%
夜の街で出会ったMさんは、風変わりで時代錯誤な文士のような風体をして、いつも少し悲しそうにしている大人だった。彼は小娘である「私」を構って遊んでくれたけれど、彼自体の話はしようとはしなかった。
ある夜、酒を飲みながらMさんは「今から、誰にも
言ったことのない話をしても、いいですか」と言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-16 01:10:39
10037文字
会話率:43%
毒舌和尚として親しまれた今東光は、天台宗の大僧正にして直木賞作家、かつ国会議員にもなるなど各方面で八面六臂の活躍をした人物である。津軽藩士の血筋を受け継ぎ、父は外国航路の船長で、母は教養豊かな妻女であった。しかし、東光の学歴は中学中退でし
かなく、しかも母親との間に激しい葛藤を抱え、世に出てからも周囲との衝突の絶えない問題児であった。
そんな東光は、若き日、文学に志し、小説家になろうと独自の努力を重ねていた。しかし、母親の綾はこれを嫌い、様々な方法で妨害した。その弾圧ぶりは強烈だったが、東光はあくまでも文学に執着した。以後、母子の葛藤と文学修行が続く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-27 07:50:25
90508文字
会話率:38%
アカシアの果実。それは人類に人知を超える力を齎すと同時に、人を幻想神話の怪物へと変化させる因子でもあった。怪物に成ってしまった人々を討伐すべく、人造のアカシアの果実を持って産み出された者の一人である啄木鳥司狼はアトラク=ナクア出現の一報を受
ける。しかしそれは彼の死んだはずの恋人アラネアの変わり果てた姿だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-07 00:34:57
86463文字
会話率:66%
二三九九年七月七日。秋津が恋人のかぐやからの手紙を鵲から受け取った翌日。
七月八日、神門竜明は社長に叩き起こされて工藤瑞姫から姉である工藤一姫の捜索依頼を受けた。その日の夜、捜査の為に以前より人身売買を行っているオズ社のビルに仲間のQの助力
を得て侵入し何とかデータを盗み出す事に成功する。
その後、瑞姫が拉致されるが、相棒の猫又のキキと共に竜明は死ぬ様な目に会いながらも救出に成功する。
七月九日、瑞姫が事務所を訪ねてくる。昨夜の不可思議な恐怖体験の質問と姉が帰って来たという報告の為だった。
また、魔王が現れ一時、一触即発の状況に陥る。だが瑞姫の説得により法術と呼ばれるこの世界の未知の力の説明をする事になり、魔王の目的が竜明の骨格を形成する銀であることを知った。
七月十日、竜明は秋津に呼ばれて皇居の地下へ向かう。竜明が自分の悩みや魔王の事を話している一方、学校帰りの瑞姫とキキは死神七人みさきの襲撃を受ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-01 22:02:36
128081文字
会話率:52%