30歳になる馬渕東海は、高校卒業からアルバイトや自動車メーカーの期間工として、あてのない日々を送っていた。そんなある日、SNSで「美大の学内に住んでいる学生がいる」という投稿を目にする。「それなら家賃を払わなくていい」と安易な考えで、馬渕は
なんとなく美大のAO入試を受けることに。提出したのは、生成AIを活用したイラスト。なぜか合格通知を受け取った馬渕は、こうして波乱に満ちた美大生活を始めることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 14:05:12
11196文字
会話率:36%
【午後三時、職場のトイレから戻る途中─俺は”どこか”に迷い込んでいた。】
そこは、誰もいない大学の廊下だった。
夏の日差しが差し込む快晴の午後。だが暑さはなく、不気味なほど快適だった。
遠くから聞こえる笑い声。だが人影は一つもない。
時
計は止まり、空気は静止し、存在しないはずの”気配”だけが付きまとう。
これは夢か?妄想か?
それとも、
誰もが一度はすでに踏み込んでしまっている、名前のない世界なのか。
記憶にないのに、どこか懐かしい。
見覚えがないのに、帰ってきたような気がする。
仕事に疲れた三十二歳の男が迷い込んだ、
「なつかしらぬ」空間を描く、静謐で幻想的な現代ホラー。
▼ジャンル:ホラー(リミナルスペース×心理幻想)
▼キーワード:折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 13:55:08
1168文字
会話率:11%
主人公、高坂久登(こうさか ひさと)は現在、35歳のフリーランスの通訳。久登は一流国立大学卒業後に通訳案内士の資格を取って、フリーとして仕事をしている。現在は英語だけでなく、韓国語、中国語も通訳できることから、生活は安定して、同年代の男性の
3倍ほどの年収がある。家族は可愛い二人の娘と優しい妻。久登の人生は回りの人からは順風満帆に見えるだろう。しかし久登には驚くべき過去があった。13歳だった中2の時に、自分に対して凄惨なイジメをしてきた3人を下半身不随の大ケガを負わせたのだ。あまりにもショッキングな事件であり、新聞、ニュース等、世間を賑わせた。事件後、久登は18歳になるまで医療少年院にいた。職員たちの暖かい協力もあり、久登は人生をやり直し始めた。それと同時にイジメの報復をした相手を電話で挑発して、屈辱感を味あわせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 13:39:17
187548文字
会話率:1%
コロナ禍が顕在化してきた令和二年四月…。勤めていたバイト先に余裕が無くなり待機状態になる僕、『竹下元太(たけしたげんた)』。
大学もしばらくは登校できる状況にはないし、これから先の生活費も心配。だから、人があまりいなさそうな深夜に二十四時
間スーパーで半額値引きされたパンやお惣菜などをたくさん買い込み、なるべく質素に家で一人大人しく過ごそうと考えていた。
しかし、帰宅した部屋の一部が見慣れない屋外の風景とつながっているのを発見。他にやる事もないので行ってみると、中世のような町に辿り着く。
元太はその町で家を火事で失った老婆と出会う。互いに助け合いながら冒険者ギルドで半額で買ったパンを売り始める。
これは異世界と日本、二つの世界の産物を通して心優しい青年が紡ぐ地味だけど、人を大切にする日常の物語。
異世界のあらゆる者が挑み、解明出来なかった真理。ほんの一握りの者しか享受出来なかったものさえ、青年は惜しむ事なく人に与えた。
町の人は口々に言う…、彼こそ『大賢者』と。
作者より
この作品は私の敬愛し大好きな作品『ドラえもん』のような
展開ができたら良いなと思っています。
主に日常を描き、日本(イメージは神奈川県川崎市)と異世界を行き来をするゲンタの目を通じて『産物(品物)』にスポットを当ててストーリーを進めていきます。
そして時々、毎年春の映画であるいわゆる『大長編ドラえもん』のような英雄譚や冒険譚を時折挟んで展開していきたく思います。
皆さん、よろしくお願いします。
《各章の主な内容》
第一章 主人公竹下元太、異世界にたどり着き様々な苦難に遭うも、冒険者ギルドでパンを売り出すまでの話。
第二章 パンを売り始めたゲンタ。様々な出会いはゲンタに、そして人々に新たな日常をもたらす。
第三章 新たにやってきたドワーフの一行。マオンの家を建て直す為に逗留する彼らと過ごす日々。
第四章 人々の困り事につけ込む奴がいる、解決しようとする者(ゲンタ)もいる。ゲンタの商人として矜持を今ここに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 13:31:35
2020621文字
会話率:52%
いくら戦闘してもなぜかレベルが上がらず仲間はおろかギルド関係者にまで役立たずと言われる俺の名は紀伊国文佐(きのくにふみすけ)。新人ながらレア職業者だけで構成された冒険者パーティ『伝説になる者』に属する荷物持ちである。
パーティの一員
として必死に役に立とうとしてきたが、パーティの面々からは仲間とは思われおらず都合の良い召使いくらいにしか思われていなかった。
そんなある日、俺は一仕事終わった冒険者ギルドで分け前も与えられず、それに文句を言うとパーティから追放。さらにはパーティとグルになったギルドからは冒険者資格すら剥奪されてしまう。
「どうしたら良いんだ…」
俺は途方に暮れた。と言うのも俺は日本から異世界転移をしてきた大学を卒業したばかりの一般人。異世界に転移する際、最初は戦わなくても暮らしていけるように職業を商人と決めた。
ところが突然の異世界転移をしてきた俺には何の後ろ盾もない。それゆえ保証人もいないので店を開く事はおろか商人ギルドに登録も出来ない。それで前歴不問の冒険者ギルドに加入したのだが戦闘では役に立たずレベルも上がらない。しかし、パーティだけでなく冒険者ギルドにも色々と役に立とうと無償で色々とやってきた。それなのに…。
しかし、生きていかなけれはならない。そこで俺は金を得る為に森で採取をしていると一つの出会いがあった。
「いくら戦ってもレベルが上がらない?それは当たり前、あなたは商人。商人の本分は稼ぐ事、それが成長につながる」
言われて見れば当たり前、そして俺はレベルアップを果たす。さらには稼いだ金を使って自己投資、様々なスキルを獲得していく。
一方、俺を追放した奴らはだんだん雲行きが怪しくなってきて…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 11:13:46
429356文字
会話率:58%
山で出会った日本人形のような女の子。
その正体は遥か遠くの宇宙からやってきたエイリアンであった。
余命8億年をわずかな時間という彼女。
そんな彼女に振り回される大学生の女の子のお話。
最終更新:2025-06-30 13:21:53
430412文字
会話率:30%
2025年、大学生の佐藤タクヤは彼女・彩花とのドライブ中にケンカになり、そのせいで事故に遭い死亡してしまう。直後、異星「灰燼の星」に鱗と毒針の尾を持つ異形の体で転生。溶岩と灰の過酷な世界で、地球への執念を胸に戦う。熱血戦士ザルク、純粋な植物
娘セリスら仲間と銀河を渡り、機械生命体、液体生命体など様々な異星人と出会う。道中で得た情報、地球への鍵「ワープコア」を求めるが、ワープコアの所在地であり全宇宙の大戦場である「鉄血の星」での血戦と喪失が待ち受ける。帰郷の果てに待つのは希望か絶望か。ダークファンタジー×SFの銀河冒険譚!(挿絵付き)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:48:35
52214文字
会話率:37%
大学生の新一には、他人には秘密の特殊な能力があった。
それは、対象者の価値観そのものを変えるのではなく、「新一への献身」をその価値観の最上位に据え置く力。
例えば、警察官である結衣は、その正義感と倫理観を失うことなく、ただ「新一に仕えるこ
と」を最優先するようになる。
陽子は、才媛としての高潔な精神を保持しつつも、最優先の使命として新一への献身を行い、やがて仲間をも巻き込んでいく。
彼らは決して支配されているわけではない。
それぞれの信念や倫理はそのままに、ただ「最も大切なもの」が静かに書き換わっていく。
高潔なヒロインたちが自らの誇りを失わず、
しかしその優先順位の変化によって取る行動は、時に過激で倒錯的。
これは、彼女たちの内面に残る“私”と、揺るぎない“あなた”の間で揺れる、静かな支配の物語。
※本作は、AIによって生成され、加筆修正した小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:42:51
21063文字
会話率:28%
大学受験が終わってすぐ、父が再婚したいと言い出した。相手の連れ子は小学生の女の子。新しくできた妹は、おとなしくて人見知り。まだ家族としてイマイチ打ち解けられないでいるのに、父に転勤の話が出てくる。新しい母はついていくつもりで自分も移動願いを
出し、まだ幼い妹を含めた三人で引っ越すつもりでいたが……
2年間限定で始まった、血の繋がらない妹との二人暮らし。気を使い過ぎて何でも我慢してしまう妹と、まだ十代なのに面倒見の良すぎる姉。一人っ子同士でぎこちないながらも、少しずつ縮まっていく姉妹の距離。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:30:00
51643文字
会話率:42%
高校2年生の八神美琴は、幼い頃に両親を亡くしてからは祖母の真知子と、親戚のツバキと一緒に暮らしている。
大学通りにある屋敷の片隅で営んでいるオニギリ屋さん『おにひめ』は、気まぐれの営業ながらも学生達に人気のお店だ。でも、真知子の本業は人なら
ざるものを対処するお祓い屋。霊やあやかしにまつわる相談に訪れて来る人が後を絶たない。
そんなある日、祓いの仕事から戻って来た真知子が家の中で倒れてしまう。加齢による力の限界を感じた祖母から、美琴は祓いの力の継承を受ける。と、美琴はこれまで視えなかったモノが視えるようになり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:10:00
49579文字
会話率:49%
※残虐シーンあり。流血シーンあり
気をつけてください。
デスゲーム✖️大学四年生!!!
大学のサークルの卒業旅行にて気がつくと、見覚えのない教室に閉じ込められていた。首には鉄製の輪がはめられ、それぞれに一つずつ渡された“凶器”。
そこ
に現れたのは、スダと名乗る謎の教師風の男。彼が告げたのは、「12時間以内に最後の一人になれ」という非情なルールだった。
裏切り、暴露、命乞い。教室は次第に狂気と恐怖に飲み込まれていく。だが、彼らが知らない真実がまだ隠されていた――このデスゲームの本当の目的とは?
12時間のタイムリミットの中で、誰が生き残り、何が暴かれるのか?衝撃のラストが、全てを覆す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:24:28
30209文字
会話率:30%
――ロックにギターは必要ねえ。これが、あたしらの音楽だ。
メジャーガールズバンド『サマーバケーション』の天才ギタリストである向日葵と喧嘩別れをしたベーシストの涼夏は、大学でサキソフォニストの蓮美と出会い〝(あてつけの)ギターレスバンド〟の
結成を目論む。
しかし、蓮美は高校時代のトラウマにより、誰かと合奏することに拒否反応を示していた。
持ち前の豪胆さで彼女をバンドに引き入れた涼夏は、スパダリ系イケメンドラマーの千春、声の小さい無自覚美少女ボーカリストの緋音と共に、メジャーを目指してデビューを果たす。
しかし向日葵も、新たなバンドを立ち上げて立ちはだかり――
自分の信じる“音楽”を貫いて、現代ロックシーンに旋風を巻き起こせ!
※本作はネオページにて連載していた同名作の転載となります。
※ほかカクヨム、pixivにも同作が転載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:11:33
198745文字
会話率:54%
平凡な大学生、佐藤健太(ケンタ)は、図書館で本を読んでいる時に突然、異世界に転生してしまう。見知らぬ森の中で老人と出会うが、言葉が通じない!?
異世界転生した主人公が、翻訳スキルとコミュ力だけを武器に危険な世界を生き延びていくサバイバル転生
ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:00:00
79437文字
会話率:48%
異世界転生? 転生すれば何でもできる? そんなものは都合の良い夢や幻だという事は、青年自身が良く分かっていた。できる奴はどこに行ってもできるし、できない奴はどこに行ってもできないんだ、と。
①異世界の洗礼
部屋のドアを開けると、そこは
見知らぬ森の中。
端末の電波も届かず、動物も虫の声すら聞こえない薄暗い森の中。
街道に出ると馬車に乗った家族が、人の形をした何かに襲われていた。
言葉も通じず、何の力も能力も持たない青年。
勉強もスポーツも、良く言っても平均的、馬鹿でもないし、運動音痴でもない。だが誰より秀でる程に自慢できる能力はない。
青年の性分といえば、精々仲間から「優しい」とか「良い奴」と言われる位だろうか。
周囲にとって「都合のいい奴」程度の大学生に、この世界は一体何を求めているのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:00:00
254076文字
会話率:39%
「異世界召喚」──それは、ファンタジー小説の王道にして、多くの現代人が一度は夢見るシチュエーションだろう。
しかし、召喚されるのは、たいてい若くてイケメンな高校生や大学生、あるいは社畜スキルを「戦闘力」に変換できるような、キラキラした若者た
ちばかり。
だが、もし、召喚されるのが、四十路のおっさんだったら?
しかも、チート能力が、剣や魔法ではなく、まさかの【総務部長】スキルだったら、どうなるのか?
ここに、そんな「ごく普通」だったはずの四十路サラリーマン、佐藤慎一がいる。
彼は、魔王討伐などという命がけの「業務」には、まったく興味がない。彼の目的はただ一つ。異世界で、のんびり家庭菜園をしながら、可愛い女の子たちに囲まれて暮らす──スローライフハーレムを築くことだ。
しかし、物語は予想もしない幕開けを迎える。
召喚された直後、慎一の前に現れるのは、彼が培ってきた【総務部長】としての経験と知識が、まさかのチート能力として異世界で通用するという事実だった!
「──勇者よ。我と契約し、魔族の繫栄に貢献せよ。」
「良いだろう、魔王。その契約を受けよう。だが、その代わり──この世界の半数を、俺にくれ!」
果たして、四十路のおっさん慎一は、この【総務部長】チートを駆使し、魔王との破天荒な交渉を成立させ、念願のスローライフハーレムを勝ち取ることができるのか?
さあ、常識を覆す異世界総務部長物語、開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:00:00
21040文字
会話率:36%
ーーー奇妙な夢を見た。「魔女」を名乗る女性。彼女は僕たちのことを「探偵」と呼んだ。
奇妙な推理ゲームが、始まる。
主な登場人物
・|蒼《そ》|空《ら》 この物語の主人公。ある夜突然、奇妙な夢に巻き込まれた男子高校生。一人称は「僕」。
・|瑠《る》|奈《な》 怜衣と同じく、この奇妙な夢に巻き込まれた女子中学生。一人称は「ルナ」。
・|怜《れ》|衣《い》 同じく、この奇妙な夢に巻き込まれた男子大学生。一人称は「私」
・魔女 この奇妙な夢の犯人。若い女性(少なくとも、そう見える)。
屁理屈推理合戦という推理ゲームがあると聞き、連載化しました。
問題は全て自作なので、元々知っている方でも楽しめると思います!
ストーリーは薄めなのでご注意ください…
答えが分かった方は、メッセージで「回答」をどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:00:00
5000文字
会話率:75%
大学2年の春。
眼鏡にマッシュヘアの「僕」は、校門ですれ違った幼なじみ・ミサキに、ふと足を止める。
高校1年を最後に、自然と距離ができた彼女。今では彼氏がいるという噂もある。
「関係ない」と思う一方で、視線はなぜか彼女を追ってしまう。
同
じ授業、偶然の再会、就職相談に向かった学生課——
交わるはずのなかった日々のなかに、少しずつミサキの存在が戻ってくる。
かつて話さなくなった理由、それは「僕」が彼女の姉に恋をしていた過去にあった。
そのことに気づいたミサキは、自ら距離をとっていたのだ。
やがて「僕」は、大学図書館で偶然、司書インターンとして働くミサキに再び出会う。
ふと借りた恋愛小説。そのページから、一枚のクローバーを挟んだ栞が落ちてきたとき——
泡沫のように儚いと思っていた想いが、静かに輪郭を帯び始める。
これは、気づかなかった恋が、静かに動き出すまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:00:00
1373文字
会話率:29%
天空に紅い月が昇る夜。
男子大学生の神崎(かんざき)ツカサは、空から落ちてくる少女――アゼルと出会う。
浮世離れした様子のアゼルは「逃げてきた」と言って、危なっかしい足取りで歩き出す。
そんな彼女をほっておくことができなかったツカサは、つい
アゼルを助けようとしてしまう。
直後、赤い蝙蝠の入れ墨をした男たちが、ツカサとアゼルに攻撃をしかけてきた。
逃げるツカサとアゼルだが、男たちは追いかけてくる。
殺意のこもった攻撃を前に、死んだな。なんて考えてしまうツカサ。
しかしそこに「あたしの幼馴染になにしてんのよ!」と、幼馴染の飛羽(とわ)鈴音(すずね)が助けてくれる。
なんとか男たちを倒すことに成功したツカサの前に、姉貴分の北條(ほくじょう)シオリが声を現れた。
シオリ曰く「アゼルを安全な場所へ移動させつつ、ツカサに事情を説明しないといけない」
シオリの車に乗ったツカサたちは、安全な場所――白銀の城に向かう。
そこでツカサのルーツ、そして鈴音とシオリ、そしてアゼルの正体を知ることになる。
魔王が多すぎる! 幼馴染は魔王様!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:00:00
9273文字
会話率:49%
大学をある理由で休学し、現役ぬいぐるみ修繕師の、祖父の家に身を寄せることになった高橋晴翔。晴翔は小さい頃に、祖父にぬいぐるみの作り方を教えてもらって以来、ぬいぐるみ作りを続けていたため、バイトをしながら祖父の手伝いをする日々が始まった。
そんなある日、晴翔は玄関先で、いびつでぼろぼろなネコのぬいぐるみが置かれているのを見つける。不思議に思いつつ祖父に見せると、「お前が直してやれ」と言われ。なぜ現役の祖父ではなく自分が? と疑問を抱きつつも、言われるまま修繕し、元の場所に戻したのだった。
しかし、誰が取りに来るのか気になった晴翔は、その夜そっと玄関を見張る事に。そして現れたのは……。なんと、しっぽが二本あるネコだった!?
驚く晴翔に、ネコは笑いながら言う。
「よう、久しぶりだな!」
実はこのネコ、普通のネコではなく猫又で。かつて祖父母と暮らしていた時、幼い晴翔と遊んでいた野良猫だったのだ。
こうして猫又と再会した晴翔。するとこの再会をきっかけに、晴翔はもとには次々と不思議な依頼が舞い込むようになる。
そして願いや想いの詰まったぬいぐるみを繕い、人と妖の心に触れていくうちに、止まっていた晴翔の時間も、少しずつ動き始め。
これは人と妖の想いを紡ぐ、小さな工房のやさしい物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:00:00
20591文字
会話率:57%
大学2年生の猫田広樹(20)は、何故か親友に3回彼女を取られるという経験から、告白された女子に最低の断り方をして、女子の間で顰蹙を買ってしまっていた。
サークルの飲み会で友人とその話をして凹んでいたところ、サークルの先輩で学校のマドンナ、
槇村涼子(21)が「私が3回NTRの謎を解いてあげる」と言い出し…?
※カクヨムサイトでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:00:00
11962文字
会話率:52%
私立碧亜学園は中等部から大学までの一貫教育を受けられる名門私立校。
学園の理事を母に持ち、
眉目秀麗、成績優秀、スポーツ万能と個人の資質にも恵まれ、生徒達から人気の的であった俺
里見浩史郎(17)はこの学園におけるヒエラルキーのトップに位置
するものといって過言ではなかった。
しかし、モブの女生徒 森野林檎(16)と出会い美人の彼女達との二股を暴露されてからは、
一気に学園でのヒエラルキーから転げ落ち、生徒の人気も信頼も失い、居心地の悪い日々を送っていた。
そんな中、両親から因縁の相手森野との許嫁関係、同居を申し渡され?
格差カップルのスクール&同居イチャイチャラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 15:00:00
267345文字
会話率:46%
現実より多くの人々が野球に熱狂し、男女問わずプロの舞台にさえ飛び込む別の現代。
埼玉県の公立強豪校で一応ショートのレギュラーだったものの全国的にはまるで無名の選手だった月出里逢(すだちあい)は高校3年の秋、野球への未練を完全に断ち切る為、
分不相応だと自覚していながら敢えてプロ志望届を提出し、その年のドラフト会議の日を迎えた。テレビの前で同年代や大学・社会人の有名選手が次々と指名されていくのを溜息交りに眺めていたが、六巡目で逢はまさかの指名を受ける。
逢を指名したのは、日本球界12球団で"最弱"と名高い天王寺三条(てんのうじさんじょう)バニーズ。そして逢の指名を促したのは、かつての高校球界のスター投手で、現在は女子大生でありながらバニーズのオーナーも務める三条菫子(さんじょうすみれこ)。1学年違いの逢と菫子はお互いたった一度だけ練習試合で対戦したことがあった。
体格に恵まれず、実績的にも本来なら指名に値しない逢だったが、実は人間離れした身体能力を持ち、そして、その身体能力さえも霞む程の類い稀な才能を秘めていた。菫子は逢の破格の潜在能力を見抜き、球団再建に加え、ある別の目的の為に逢を引き寄せたのである。
これは、実力も精神もまだまだ未完の大器である月出里逢が、幾多の困難を乗り越え、やがてとある怪物投手と共に"史上最強"と謳われるまでの英雄譚。
(1~3日に1回くらい?のペースで1回2000文字前後くらいを予定)
twitter:https://twitter.com/best_yayoilover
表紙絵や挿絵、設定画など:https://www.pixiv.net/users/57502957
ノベルアップ+(挿絵あり):https://novelup.plus/story/160942909折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:00:00
2490929文字
会話率:63%
楓浜街には 10 年以上も前から営業している中華料理店があり、名前は「福気」という。 これまで安くて美味しい料理で周辺一帯で有名な美食店となっていた。 しかし半年前に突然閉店し、店舗の譲渡公告まで出されてしまった。 大学を卒業したばかりの薄
葉夕夏は一夜にして両親を失って孤児に…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 11:55:18
158742文字
会話率:36%