小六男子の藤城皐月は異性への意識とモテ期が同時にやってきた。修学旅行から帰って来るまでは複数の女子と恋愛をしていても、淡い付き合いでトラブルは起きなかった。だが、それぞれの彼女との仲が深まるにつれて皐月は苦しむようになってきた。親の都合で一
緒に暮らしている女子高生、年下の美少女、幼馴染、児童会長、芸妓などの女性たちとの恋愛の行方はどうなるか。全4部作の最終章です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 05:00:00
35946文字
会話率:61%
主人公の少年、藤城皐月は小学6年生の男の子。憧れの芸妓や幼馴染の同級生と恋愛関係になった。その後、年下の美少女や同居している女子高生とも仲が深まる。
複数の恋愛を同時進行する中で、皐月の心は自己嫌悪と陶酔の間で揺れながら、モラルにとらわ
れず成長をする。
小学生男子・藤城皐月の日常生活や学校生活を描いた物語です。小学校卒業までを描きたいと思っています。
舞台は愛知県豊川市です。この作品はフィクションです。登場する人物や学校名等はすべて架空のものです。
この作品は「透明なフリージア 2 順風編」の続編です。「カクヨミ」「エブリスタ」にも掲載をし、「皐月物語」として「note」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 22:20:00
525282文字
会話率:61%
小学六年生の男の子が女の子たちに恋をする物語。
少年は幼馴染や同級生、年下の女の子、美しい芸妓、同居している女子高生などを異性として意識し始めた。
この作品は「皐月物語」としてnoteにも掲載しています。
最終更新:2023-11-02 07:23:41
218493文字
会話率:64%
文久三年(1863年)。八・一八の政変で長州は京の都を追われた。だが政情は混迷を極め、都は血と怨嗟に塗れ混沌としていた。
そんな中、京都の治安を護る新撰組は猟奇的な殺しに直面する。将門流陰陽術の術師である新撰組副長・山南敬助はその事件
の裏に呪術的な因果を感じた。
沖田総司と共に事件を追う山南敬助の前に、紅い瞳の妖艶の芸妓・弓月が現れ事件の闇はますます深くなっていく。
時間を追う万荒事屋・葛城柔志狼、西欧帰りの錬金術師天羽四郎右衛門…それぞれの思惑が絡まり合い事態は混迷を深めていく。
やがて京都を覆う術式「だびでの六芒星」により洛中は魔界と化した!
切支丹の秘宝、聖月杯とはなにか?
天羽四郎右衛門の正体とは?
火花を散らす剣と拳!唸りを上げる牙と爪!洋の東西の魔術と呪術がぶつかり幕末京都に神は蘇るのか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 17:54:38
252325文字
会話率:37%
【あらすじ】
新之介は仕事帰りに知人の売れない文士(小説家)、茶川弥太郎と出会い、そのあまりのやつれように驚く。聞けば、骨董市で櫛箱(くしばこ)を買って以来、寂しげな表情を浮かべた娘が、毎晩夢に現れるというのだ。弥太郎には悪縁の骨董に惹か
れる妙な癖があり、櫛箱と因縁のある悪霊に憑かれたのだと考えた新之介は、高い霊力を持つ観風寺の住職、良月に除霊の相談をする。ところが、良月の見立ては、弥太郎がやつれたのは悪霊の祟りではなく、すでに亡くなっている娘に恋をしたせいだというものだった。この恋煩いを治すには、新之介と藤奴が弥太郎を過去に連れてゆき、娘と会わせてやるしかないと言うのだが……。
【登場人物/レギュラー】
澤口新之介 本編の主人公 三十五歳
浅草橋のたもとで骨董屋「嘉月堂」を営む。士族出身だが、親とは絶縁
骨董品にまとわりつく因縁の糸を見る能力を持つ。(良縁は白、金色。悪縁は黒、濃紺)
藤奴 新之介の古馴染み(愛人?) 実は妖狐である。
年齢不詳 外見は二十代後半。
柳橋一の人気を誇る売れっ|妓(こ)芸者。日本舞踊と三味線の名手。
新之助が見つけた因縁の糸を、時空を越えて辿る力を持つ。
茶川弥太郎(さがわやたろう) 小説家 二十七歳
骨董好きだが、いつも悪縁の品物をつかんでしまう。才能の割に売れないのは、呪われた
コレクションのせいとも……。
良月和尚 観風寺住職 五十歳
霊能者。新之助から呪われた骨董品の封印を押しつけられている。
八重 江戸時代の木綿問屋、田端屋の下女 池袋村出身 十六歳
田端屋|仙右衛門(せんえもん) 田端屋の主人 四十歳
太吉 八重の異母兄 二十七歳
平次 化粧道具売り 二十五歳
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 16:33:20
20023文字
会話率:57%
時代劇の要素を加味したタイムトラベルSF、開幕!
大正の世。浅草橋のたもとで骨董店「嘉月堂」を営む澤口新之介は、勘当された元士族。彼には骨董品にまとわりつく、良縁、悪縁の紐を見る特殊能力があった。しかも、古馴染みの芸者、藤奴(実は妖狐)
の力を借りれば、因縁の紐をたどって過去へと遡(さかのぼ)ることもできるのだ。もちろん、過去に干渉することは、重大な危険を伴うのだが……。いわくつきの逸品を抱えた人々が、今日も嘉月堂にやってくる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 11:54:03
13903文字
会話率:61%
掌編。雨の下の芸妓の話。
※「カクヨム」との重複投稿です。
キーワード:
最終更新:2024-05-26 10:31:40
999文字
会話率:7%
舞台は古都の花街、知る人ぞ知る古き良き茶屋「やなぎ荘」。重ねた歳の分だけ貫禄を纏いつつある男、「東山純一」は、ここでひとりの舞妓、「四つ葉」と出会う。大阪の現代的な街並みに生きてきた彼だったが、この瞬間、彼女の雅さ、淑やかさに魅了され、と
うとう花街の世界にはまり込んでしまう。様々な舞妓や芸妓と語らう中で、四つ葉が他にない魅力を秘めていることに気づくと、いつしか彼女との対話を夜毎に愉しむようになった。しかし、四つ葉には誰にも言えぬ「暗い秘密」があった――
時を同じくして。喫茶店やおしゃれなものが大好きな女子大学生、「深草杏」は、ある日、祇園のスタジオで舞妓体験をし、舞妓というものにすっかりときめいてしまった。浮かれながらの帰り道、ひょんなことで、ホンモノの舞妓――四つ葉と出会う。いくらか喋った後、何やら手書きの本を手渡された。それは、舞妓の芸を細かくまとめた手帖であった。それ以来、杏は自室でその技術を独学する。
純一と杏、そして四つ葉の物語が、花街の茶屋で交差する。彼らの抱える過去、秘密、そして運命の行方やいかに。
【第4・5回 京都文学賞に応募していた作品です。一話1500〜2500字程度】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 14:00:00
54580文字
会話率:33%
神力を持つ皇家が治める帝国では、先の大戦により財閥が解体された。
帝都で芸妓を務めながら皇家の懐刀である隠密集団に身を置く少女ヒツギは、不思議な縁に導かれて自分の生き方を見つけていく――。
最終更新:2023-09-19 23:24:19
83708文字
会話率:38%
大学生のさつきは親戚の営む画廊の留守番を頼まれた。そこへ一人の客が訪れる。
その人の語った昔々の恋バナは、さつきがよく知る人に関わるものだった。
以前から少しずつ書いていたものです。旧盆が近いので投稿してみました。
時代背景が古いので、現
在とは倫理観等が違うと思いR15にしました。
花柳界に関しては想像や理想によって書いているので実情とは合わないこともあると思いますが、ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 07:00:00
7609文字
会話率:54%
拡大を続ける大国・朮《じゅつ》国の端に位置する天険の地・天崖郷《てんがいきょう》。
そこには、自らの肉体の一部を捧げることで庇護の力を与える存在、「似神」が居るという。
第一次天崖山討伐から五年が経過し、隻眼の将軍・悌夏《ていか》は
都への道すがら、奇妙な芸妓を拾う。その名は瞬華《しゅんか》──軍師・何首烏《かしゅう》の懐刀であり、間者から将へ異例の昇格を果たした彼女は、計を阻むとされる悌夏を害する任を帯びていた。
怜悧な一匹狼にして、悌夏の強面をものともしない瞬華に、命を付け狙われているはずの彼は次第に心惹かれ、ついには瞬華を軍師の下から引き抜くことを約束するのだが――。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 02:32:52
156788文字
会話率:43%
加賀・山代の温泉旅館「近江屋」にやって来た京都の仏語の教授、榊三吉は、フトしたことから、芸妓(げいしゃ)の小春と出会う。小春は自分を身請けして女房にしたいが、それができない「紙屋の治兵衛」という嫉妬深い男に心中話を持ちかけられ、悩んでいた。
榊はそれを助けようとするのである。
それを快く思わない治兵衛は、嫉妬のあまり、榊をつけ狙うのであるが……。
温泉地でのこの愛憎話は、近江屋の女中お光と榊との軽妙なやり取りを伏線に、意外な結末を迎える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 07:59:02
25498文字
会話率:46%
東京の歌舞伎の女形、清之助は、知人の招待を受け、京都にやって来る。今夜にも東京へ帰らなければならないという日、祇園の子持ち芸妓であるお桐にあちこち案内してもらった後、最後に黄昏時の清水寺を訪れる。
お桐には同じ芸妓の姉がいたが、ついこの
間自死した。それが自分のせいであるとの思いから、自らも死ぬ覚悟でいる。
その気持ちを知った清之助は、何とか思いとどまらせようとするのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 07:14:32
53891文字
会話率:44%
時は大正。
戦時中の大日本帝国では、機械産業が盛んだった。
生産されていたのは、貴族や華族に向けられた機動召使(オートマタ)。
彼らは人々の生活を助け、陰では戦いに身を投じられていた。
これはまだ、「人」と「機械」と「神」が共存してい
た時代のお話。
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華族の西園寺 眞子都(さいおんじ まこと)は、厳しくも優しい両親と使用人に囲まれて暮らしていた。
しかし突然、芸妓との浮気が発覚し、父が蒸発。しかも財産を持ち逃げされてしまう。
娘しかいない西園寺家は家督が継げず、このままでは家計は傾くばかり。
許嫁の高千穂 総一郎に助けを求めるが、
父が浮気した娘は要らないと婚約を破棄されてしまった。
総一郎には他に愛人がいたのもあり、その口封じに母を娶られてしまう。
代わりにと渡されたのが男性型機動召使のⅡB‐SA(ツービー エスエー)だった。
ひとりと一体は、静かな西園寺家でひっそりと暮らすことに。
『ツバサ』と名付けたそれは、肩甲骨から白い翼を背負っていた。
天使を象られ、神の声を聞けるのだと豪語する。
【大正ロマン×SF】
少し不思議で、ほのかに優しい。
愛を知らない者たちの、それぞれの表現の形。
人は機械を、機械は人を、本当に恋い慕うことができるのだろうか。
これは歴史の澱に埋もれた、真実の愛を求める物語。
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※こちらの作品は「ノベルアップ+」様、「カクヨム」様、「魔法のiらんど」様でも
公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 15:39:18
107593文字
会話率:49%
生まれてすぐに母親を亡くした千代は、乳母の佐江に育てられた。十八年後、千代は芸妓になると、松枝の男に近づいた。
最終更新:2020-12-16 11:22:29
12858文字
会話率:48%
横浜でフリーライターとして働く結婚3年目の三浦美砂子 36歳。
しかし、夫とはすれ違いの毎日、子供にも恵まれず、仮面夫婦を演じていた。
そして、遂に夫が不倫、美砂子自身もその寂しさから不倫をしてしまった。
その罪悪感から、美砂子は不倫相手と
別れ離婚を決意して若い頃を過ごした京都に心を癒しに来た。
美砂子にとって、ここ京都は高校を卒業してすぐに就職した懐かしい街だった。
美砂子が京都に来たのには、もう一つ理由があった。
それは結婚する時に戸籍謄本を見て初めて知った、幼い頃に死別した母親の出生地を訪れる事だった。
そして、美砂子は母親の出生地で一人の少女と出会う。
その夜、美砂子は、元同僚の松倉早紀に再会する為に訪れた高瀬川の畔のカフェレストラン「ノスタルジア」で一枚の古いモノクロ写真と出会う。
その写真には、進駐軍の将校と美しい芸者が写っていた。
この写真に不思議な親近感を覚えた美砂子。
あくる日、美砂子は、ノスタルジアのオーナーシェフ稲垣陽一からこの写真は彼の義父の遺品だと聞く。
そして美砂子は、その日の夕食で訪れた先斗町の小料理屋で元芸妓の老婆岸本チヨからこの写真にまつわる悲恋の物語を聞く事とになるが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 18:44:45
10237文字
会話率:40%
これは、ちょっと信じられないような、私に起こったお話。
−−−−タイムスリップしちゃいました。
そんなの、誰が信じてくれるのだろう。
でも、だれも信じてくれなくてもいい。
幕末の京都で、芸妓として生きたほんの少しの時間は、いま
でも心の中に残ってる。
私の恋を、覗いてみませんか。
時を越えたその先で、三味線に恋をした−−−−。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 01:35:36
33489文字
会話率:34%
名家・本田家。
京都の高級住宅地に代々続く豪邸には、1人の最強主婦がいる。
本田実里。55歳。
敷地八百八十八坪、16LDKの屋敷を1人で仕切る家事能力。
独学で始めたデイトレードで月収300万円を稼ぎ出す智力・財力。
二男四女を知
名度全国区の有名芸妓や大学助教、ミス京大に育て上げた育成力。
人として、女として、全てを手に入れたかに見える実里だが、大きな悩みがあった。
「人生、何か一つくらい大きなことを成し遂げてみたいわね」
なんと!実里の周囲には彼女以上の超スペック人材ばかりが集結しており、実里は自分を「大したことのない人間」と思っていたのだ!
そこへネットで、怪しげな出版社の存在を知る実里。
「八十万円で本が出せます!出版に至らなかった場合、お金はお返しします。」
竜馬。
出版コンサルタントを名乗る、歌舞伎町のナンバーワンホストである。
ナンバーワンホストの口車に乗せられて、突然作家になると言い出した実里に、本田家の面々は大騒ぎに。
しかし、誰もが予想していなかった。
実里の作品が世の中にとんでもない影響を与えてしまうことに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-17 21:28:01
13231文字
会話率:21%
元は商家の娘だった鈿花は芸妓として、王族の前で舞を披露した。ところが、あいさつに回った鈿花の前で妃が昏倒、鈿花はそのまま投獄された。
そこに救いの手を差し伸べてくれた幼なじみたち。鈿花がかどわかされた後で起きた事件、そしてこれから起きる事件
。過去と未来が交錯する。
アルファポリスにも先行投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-02 06:32:20
89013文字
会話率:28%
舞妓になる前の女の子の、大晦日の夕方からの半日
花街…ここでは京都の五花街を差す
見習い…舞妓になる前の子女 仕込み→見習い→舞妓→芸妓 (娼妓とは別としています)
をけら詣り…京都の八坂神社で大晦日に行われる行事。をけら火という実際の火
を持ち帰る折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-29 23:53:06
4854文字
会話率:49%
有用な能力を持っているため軍に囚われている若き鬼と、鬼を逃さないために世話役を務めることになった芸妓の悲しき物語。
明治初期を舞台にお送りする悲恋ファンタジーです。
「最強の鬼と不幸で平凡な娘」の主人公、凄腕医師ショウタ先生の両親のお話で
すが、単体でも楽しんでいただけると思います。
主人公男女が死亡します。
幼児に対する虐待表現があります。
ご了承の上閲覧してください。
(C)2018 Kana Suzumoto
アルファポリスさんにも投稿しています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-15 20:36:55
16506文字
会話率:25%
明治三十年ごろ、芸妓の娘として生まれたみつは、華族の櫻澤伯爵 融に見初められ、養女として引き取られる。
みつが融がかつて心から愛した女性、異母妹のめいによく似ていたためだ。
融との子を身ごもっためいは、鎌倉にある別邸に追いやられる。当時忌み
嫌われていた双生児を出産したのち、鬼籍の人となった。
双生児はその存在を隠すため、そのまま鎌倉に住むことを余儀なくされ、ほとんど外に出ることもなく成長していった。
みつは融の妻に階段から突き落とされて大怪我を負う。みつを守るため、融は双生児の住む鎌倉の屋敷に彼女を住ませることにする。融を愛し始めていたみつも、自分がほかの女性の身代りであったと知り、彼から離れる決意をする。
双生児は、蒲柳の質で気難しい透と闊達で画才のある明の二人で、それぞれみつに惹かれてゆく。やがてみつも二人を愛し始め、三人は事実上の夫婦となる。
三人での暮らしは幸せなものだったが、明の絵が、東京帝国大学に招聘された英国人の建築家に見いだされる。
建築家は明を英国に連れて行きたいと申し出る。
明は透を残していけないと断るが、それを知った透は激怒し、明とみつに対して辛く当たる。透のみつに対する態度に明も激怒し、双生児はついに絶縁する。
明はみつを連れて出ていくが、透の本心を知りたいみつは、一人で鎌倉に戻る。
そのとき透は初めてみつに弱さを見せる。みつは日本に残る決意をする。
明はみつと透を残して渡欧し、やがてフランスに辿りつき、成功を収める。
そんな明のもとに、透とみつが関東大震災で亡くなったという知らせが入る。帰国した彼を透とみつの娘が出迎える。明は透とみつを偲び、娘と親子として暮らすことにする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-02 00:20:24
102841文字
会話率:33%
幕末の蝦夷地。江戸の豪商の娘だった椿は長州の過激派に裕福な家庭を壊され、お針子として蝦夷地にやってきた。そこへ新政府軍に抵抗し続ける旧幕府軍が上陸する。榎本を総裁とする仮政権が成立した日、旧幕府軍に理想を抱く椿はフランス語を話せる伝習隊の
士官 田島金太郎と出会い、恋に落ちた。フランスの海軍士官アンリやフェリックス、新選組の佐々木一、武蔵野楼の芸妓らと楽しい日々を過ごすが、新政府軍の進撃が迫りつつあった。
※プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』を下敷きに幕末風にアレンジしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-19 12:00:00
46566文字
会話率:43%
新選組組長永倉新八は、女にモテる原田たちが羨ましかった。
ある日、原田達と島原に行くと一人の芸妓に出会う。
永倉は、すぐに恋に落ちた。
だか、彼女にはある秘密があった。
それは、雪女ということ…
最終更新:2015-05-19 21:22:33
2886文字
会話率:69%