「わおちゃんの、かみのけが、すっごく、ふわふわなのは、わおちゃんの、おかあさんが、シャンプーしたあとに、すっごく、ゆあげタオルで、すっごく、わおちゃんの、かみのけを、ふくからなんだよ」
子供のわたしが当時まだ若かった自分の母親に和音(わお
)のことを告げている。
「わおちゃん、わおちゃんの、おかあさんに、かみのけを、ふかれているとき、あたまが、ぶんぶんするって、いっていたもの。ぶうん、ぶん、ぶうん、って……」
当時わたしはどんな気持ちで、その内容を母親に告げていたのだろう?
単に和音のふわふわした髪の毛が羨ましかっただけからなのか、それともその後続いた会話のように、当時もいまも比較的わたしに無関心だった母親に同じことをして貰いたいと、つまりは関心を惹きたかったのか?
「ういこも、わおちゃんと、おんなじような、ふわふわの、かみのけに、なりたーい!」
最後にわたしは飛び上がってそう主張した。すると――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 07:56:33
32447文字
会話率:39%
地球収奪戦争にて、帝国軍は負けた。しかし国が生き残るため、選ばれし人類は宇宙船を使い地球から脱出した。
それから約500年。人類は新たな星へとたどり着いた。
帝国貴族の1人アレクセイは、土地の統治のため後続で星に降りるはずだった。
しかし何者かの手により、見知らぬ場所へと着陸させられてしまう。そしてそこで1人の少女と出会い、国々の戦争へと巻き込まれて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 17:00:00
1532文字
会話率:50%
短い話は超短いです。ちょっとした息抜きに、お酒のおつまみに。そんな何でも屋の<俺>の日常。2017年12月12日、改題してみました。一話完結です。
■□元のあらすじ□■
一日ヒマ無し忙しい。太陽が逃げる、月が追う。そしてまた太陽は昇り、西に
向かって逃げて行く。そんな忙しない日々を送る、真面目でぽややんなバツイチ子持ちの何でも屋<俺>の日常──。
こちらには、『逃げる太陽 一年で一番長い日』本編後のお話を置いていきます。楽天の自ブログからの転載です。<俺>の名前は出てきません。作者は、ブロンジーニの『名無しの探偵』テレビシリーズと『金鳥小説・父子水』のファンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 07:17:08
404291文字
会話率:30%
寒い冬、奇跡のマスク売り少女の物語
冬の寒さの中、マスクを売る少女が現れた。最初は売れなかったが、少女がつけているマスクを高額で買う男が現れ、その後続々と他の男性たちも買いに来る。
最終更新:2024-07-05 12:16:24
354文字
会話率:42%
ジョアンヴィル商会の商会長ライアン・ジョアンヴィルにはある秘密があった。
それは名家オレオール家の長男であるということ。にもかかわらず10歳のときに従兄アーレン・オレオールの策略によって姉を殺され、家を追われて6年間 路地裏暮らしをしていた
ということ。
そして、アーレン・オレオールとその父リガロ・オレオールへの復讐を画策しているということ。
失われた魔法王国とこの国の成り立ちの謎。アーレンのさらなる野望。
彼の復讐はやがて世界を巻き込む大きな渦へと発展していく。
【第1章】オレオールの過去:ライアンの姉ルディア・オレオールの物語。
【第2章】路地裏のネズミたち:ライアンが路地裏に墜ちてからジョアンヴィル商会長になるまでのお話。
以後続章折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 21:45:10
44399文字
会話率:25%
「賞金は金貨一〇〇〇枚?」
貧乏子爵家の長女ナディア・エイジャーは、今後続々とノーブルスクールに入学してくる妹達の学費を稼ぐために、女子持久走大会に参加した。ナディアは見事優勝、金貨一〇〇〇枚を手にしたが、それは副賞に過ぎないのだった。正賞
は一体何だったのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 07:22:26
4811文字
会話率:42%
この夜、俺は野球場に来ていた。野球など興味がないにもかかわらずだ。
それは草野球にしろ、このプロ野球の試合にしろ変わりない。
むしろプロ野球には昔、試合時間の延長だとかで後続の番組を潰された恨みしかない。
そもそもが長いんだ。九回もする
な。三回にしろ。それで全員出番は回るだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 16:00:00
4680文字
会話率:25%
一生遊べるVRMMORPGと銘打たれて発売したゲームである『ある星の物語』略して『ホシモノ』は一世を風靡した。
本編の内容としては中々重いところはあるが、無理に進める必要は無いし、割とキャラメイクが自由なこともあり自分がしたいことをして冒険
しているかのような気持ちで遊ぶことが出来るとVR機能付きのハード第一世代のソフトとしては後続が追いつかないほどの売れ行きを達成していた。
キャラメイクの仕方によって、本編のストーリーに違いがあるため、それらを見たいがために10周をこなすことになった。他にも色々と変えられることが出来たので、その違いも楽しめる。
「で、なんでゲームの中にいるんだ!?」
レベルとスキルのある世界を、遊ぶのが下手な少年が色々と事件にあって解決をしていくゆるっとした物語です。
「善人が死ぬだけは見捨てられないから助けるけど、ストーリー修正が働いていつか始まるなら物語は始まりますように…」
////////////////
色々と書いていますが、スキルポイントを使って色々なことをするって話を書きたかっただけです。ほぼ設定同じの話をもう一度書き直してます。内容は少々変えていきます。
スキルポイントを稼ぐことが出来るようになったら、あっという間に強くなります。が、それまでの話はスローなのでご了承ください。軽い気持ちで読むことはお忘れなく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 20:00:00
1279832文字
会話率:51%
これより出で増したるは作者である千夜狩猫が若かりし頃、または投稿を始めてから衝動の赴くままに書きなぐった思い付き作品群です!
よって今後続きを書くこともないであろう、本来なら日の目を見る事も無かった作品群を作者の『鶏肋精神』(鶏肋の意味が解
らないひとは三國志の曹操の逸話を調べてみよう!)が働いて、恥も外聞も完結させる責任すらもかなぐり捨てて投稿しよう!と決めたものたちです。
すなわち『投げっぱなしジャーマンスープレックス』
なのでこれらを読む際には期待をせずに暇をつぶすために読む気持ちでいてくださいね。
ちなみに作者はかの名作『レッスルエンジェルス』では永原ちづるが大好きです!(笑)
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-05-01 12:00:00
124782文字
会話率:47%
エレノア・リットンは教会に所属する治癒術士。
教会での日々の『お勤め』を
無難にこなす日々を過ごしている。
時折回ってくる外の巡回だけが、数少ない楽しみだ。
治癒術士は日々の勤めと勉学、後続の教育で
1日が終わるため、一人につき一人、
付
き人が付くことが慣例となっている。
他の術士の付き人は、主人との中も良好で、
異性同士なら恋人になる、なんてことも多い。
だがしかし、エレノアの付き人、フェリは違った。
まともに言葉すら交わしてくれず、
とにかくつれないのだ。
笑えば絶対可愛いと思うのに。
そんなことを思って、
エレノアは今日もつれないメイドにため息をついた。
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ひだまりの猫様主催、『つれないメイド企画』参加作品です。
残酷な描写あり、の表示は、念のためです。作品中、少し痛々しい表現の記述があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 13:01:01
6275文字
会話率:27%
平和を維持をしようとする軍に所属する青年と国際組織のやり方に疑問を持つ組織に所属するする少女。
相反する二人の話。
注意:今後続きを投稿するかどうかは分かりません。
最終更新:2022-08-28 19:47:52
6125文字
会話率:33%
「あなたがユウさん?」
プレイヤーネームを呼ばれ、顔を上げると目の前に立っていたのは学園の天使様!?
サービス終了から始まる普通な男子と学園の天使様が織り成す甘々な恋愛物語!!
ゲーム内で長年一緒にプレイしてきた気の合うパート
ナーが思いもよらない人物で、今までの生活がまるっと変わる!そんな感じの作品となっております。
作者自身、恋人なんていたことないですし、初の小説ということで、拙い部分が多々あるとは思いますが、誤字脱字報告、またご意見等々して頂けたら幸いです。
私の脳内にある2人の甘いストーリーを少しでも皆様と共有出来たら嬉しく思います。どうぞよろしくお願いします!
連載したいとは思っておりますが、リアルでの事情もあるので1話投稿後続きは少し間が空いてしまう可能性があります。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 19:00:00
368934文字
会話率:67%
あらすじ
人類の40%が死亡するという壊滅的なパンデミックの後、60年の時を経て人類不老不死化プロジェクトがスタートした。申請券と共にシティオフィスに向かったムムニイは・・・・。
この短編は2021年5月、アメーバブログの「小説(?)」
テーマとして投稿されたものです。
https://ameblo.jp/mm21s-b/entry-12671689673.html?frm=theme
一応完結した短編ですが、この後続く「夢見る機械」のプロローグに位置付けられる作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 16:57:40
3611文字
会話率:14%
8月20日に行われた甲子園大会の二回戦を兄が投げてて七回まで失点ゼロで二点リードしてたのだが、三番の山本くんに向かって兄が投げたボールがすっぽ抜けてキャッチャーの頭上を遥か通り越して背後のボードに跳ね返った。明後日の方向に転がったボールを
キャッチャーが追いかけたけどその間に三塁ランナーがホームインして1点、というのを見ていた大半の観客は、すっぽ抜けの大暴投を投げた直後に右腕をおさえてマウンドに蹲った兄に気づかなかった。ボールデッドののちにすぐにタイムがかけられて兄が担架で運ばれていく。試合は兄の後続のピッチャーが打ち込まれて三対二で負けた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-04-26 10:09:40
1399文字
会話率:0%
友人が運転する車で深夜の高速道路を走行していた。
ハイビームで急接近してきた後続車。
俗にいう煽り運転か。だが何かが違う。いや違い過ぎた。
俺たちは想像もできない恐怖に叩き込まれていった。
最終更新:2022-01-24 17:00:39
15449文字
会話率:14%
幼い頃から人のために尽くそうと、回復魔法を独学で学んだ私。
成人の日を迎え、舞い込んだのは、聖女になるということだった。
しかし第一王子のマルス王子に偽の聖女だと言われ、婚約は破棄され魔王討伐に挑む軍の戦場に送られる。
それは第二
王子のルイス王子が手配してくれた私の昔からの願いでもあった。
劣悪な環境で死んでいく兵士たちを癒し、後続の回復魔法の担い手も育てながら、私はいつしか戦場に舞い降りた真の聖女だと呼ばれる。
だから私はこう言うのだ。
「聖女とは、美しい花を咲かせるだけの者ではなく、苦しみあえぐ者のために戦う者のことだ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 12:27:08
147153文字
会話率:37%
とあるコンサート会場の入場列。
その先頭を占めるガチ勢のうしろには、いったいどのような「勢」が続いているのだろうか?
あらゆる勢力どもが跳梁跋扈する、群雄割拠の行列模様。
※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しています
。
https://tmykinoue.hatenablog.com/entry/2021/11/24/181204折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-24 18:39:27
1793文字
会話率:0%
私はいままでたくさんのweb小説を読み始めて、途中でつまらなくなって、読むのをやめました。
なぜ読むのをやめてしまったのか…… このエッセイでは、離脱ポイントを分析解説しています。
あなたの執筆に役に立つこと間違いなしです。
毎日夜9
時に、1章更新。
全4章ですが、今後続きを書くかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 11:00:00
7874文字
会話率:8%
「三羽ちゃんねる」は三名の動画配信グループの名前である。一時期物凄い人気だったチャンネルも後続の勢いに押され、人気が停滞している。由々しき事態と考えたリーダーの青日は起死回生の動画を撮影し、学校の屋上で事故を起こす。そしてメンバー同士で言い
争いになった挙げ句、ついに学校裁判が開廷してしまう。依頼人の弁護を引き受けたものの、水無月の弁護はどこか消極的な様子だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 23:24:42
3489文字
会話率:49%
この話は、自分が19才から21才の時の、交通事故に関する心霊現象を書いたものです。
3部構成になっており、1話目が、車で事故多発地点を通ると、2話目が、交差点に供えられた花、3話目が、惨死した出前のあんちゃん、という別々のお話を、交通事故
の後に見えるもの、という、くくりで、まとめてみました。
第1部は、1991年(平成3年)の8月の事で、自分が19才時の事です。
心霊スポット特集の本にも紹介されていた、環状7号線の事故多発地点を車で通った時に、杖を持ったお爺さんを見かけました。
以前に、心霊スポット特集を読んでいたので、だいたいの場所と現象は覚えていたのですが、その本と同じ現象に出くわした時のお話です。
第2話は、1992年(平成4年)の9月の事で、自分が20才の時の事です。
午後9時頃に、蔵前橋通りで東京から千葉方面に、車で走っていた時の出来事です。
途中、大通りの交差点で信号待ちをしていると、その近くで事故があったのか、右側の歩道の隅に花が供えられているのが見えたのです。
その花を、ずっと見ていたら、事故の様子が脳裏に入り込んできたのです。
事故に遭う瞬間が、その時の音と共に鮮明に見えたのです。
信号が青に変わり、後続車がクラクションを鳴らすと、我に返りました。
慌てて、発進しましたが、その後どうなったのか?
という、お話です。
第3話は、1993年(平成5年)の8月の事で、自分が21歳の時の事です。
実家では、よく出前を取っていたのですが、その中でもひいきにしていた、そば屋があったのです。
その、そば屋のあんちゃんが、とても感じのいい人で、近所でも人気がありました。
ある日の夜、バイクで出前をしていたあんちゃんが、悲惨な事故で亡くなったのです。
その事故の後から、事故現場の路地を通った近所の方から、夜になると路地に幽霊が出るという噂を聞いたのです。
幽霊の話が広がると、近所の方は路地を迂回(うかい)するようになりました。
自分も、しばらくの間、夜にその路地を通らないようにしていましたが、よく行くコンビニの近道だったので、ある日の夜、その路地を通ってしまったのです。
その時、どんな事が起きたのか?
という、お話です。
それでは、本文へどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 12:18:01
8998文字
会話率:25%