幼い頃から人のために尽くそうと、回復魔法を独学で学んだ私。
成人の日を迎え、舞い込んだのは、聖女になるということだった。
しかし第一王子のマルス王子に偽の聖女だと言われ、婚約は破棄され魔王討伐に挑む軍の戦場に送られる。
それは第二
王子のルイス王子が手配してくれた私の昔からの願いでもあった。
劣悪な環境で死んでいく兵士たちを癒し、後続の回復魔法の担い手も育てながら、私はいつしか戦場に舞い降りた真の聖女だと呼ばれる。
だから私はこう言うのだ。
「聖女とは、美しい花を咲かせるだけの者ではなく、苦しみあえぐ者のために戦う者のことだ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 12:27:08
147153文字
会話率:37%
帰り道にふと見上げたら、近所の家の庭先、少し背の高い木の上の方でリラの花が咲いていました。
結構長く住んでいる地域なのですが、リラの花が咲いているのは初めて知りました。
毎年咲いていたんだろうなあ、と思うと気がつかなかった自分はどれだけ間抜
けだったのだろう、下ばっかり見てたのか?とちょっとおかしくなりました。
今年は花を見に出かけたかったのですが、それも叶わず。
でも、ご近所でもこうして花を楽しめるのはありがたい限りです。ご近所の皆様、ありがとう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 20:11:01
421文字
会話率:0%
とある国のとある町、後に伝記にもなるような少女は生まれた。
家族、友人たちとの別れ、凄惨な過去。彼女は何を思うのだろうか。
普通の温かい家庭で生まれた少女が色々と苦難に立ち向かっていく話です。恋愛要素、残酷な描写有。
最終更新:2019-01-27 19:00:00
4851文字
会話率:41%
私には片思いの幼なじみのお兄ちゃんがいましたが、今日は彼の結婚式。
アテンション!
失恋話です!苦手な人はGo Back Please!
最終更新:2015-03-02 01:04:42
2973文字
会話率:15%
エルフの霊薬師ディルクは、友人ロンドの紹介で、人間の街エシグイの領主分家、サンドロ家に招かれる。
その屋敷の隠された部屋で出会った、盲目の少女、フランソワーズ。
「お嬢様の目を、治して欲しい」
全盲の主に仕える侍女アレイディアから
告げられた、不可能な依頼。
そして来る惨劇に、ディルクは誓う。
少女へ、光を取り戻すと。
『黒月に涙哭を』第52~56部サイドストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-17 20:57:28
24484文字
会話率:42%
これは09年春・花小説企画参加作品「リラの花・咲く季節(とき)」の創作記である。本編をお読みでない方には全く意味をなさない文章なので、スルーして頂いた方が良い。かの作品に興味を覚えた方のみ読んで頂ければ幸いである。
最終更新:2009-05-03 21:15:10
14471文字
会話率:0%
お祖母ちゃんは一週間に一日だけ開店するパン屋さん。本物のバゲットを焼く、と知る人ぞ知るお店として有名だった。そのお祖母ちゃんが亡くなった。10冊余りの日記帳を残して。私は白紙で残された一冊に書き始めた。ライラックの季節、時に熱く時に無情な季
節を見つめて・・・『春・花小説企画』参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-15 22:33:03
96170文字
会話率:35%
私には厄病神が2人いる。そいつらのおかげで、私は学校でカミと呼ばれるようになってしまった。恋愛・人生のカミ、妊娠して中絶、今では歓楽街でも一目置かれているそうだ。ばか言ってるんじゃない。私はまだ処女だってば・・・『リラの花、咲く季節(とき)
』のスピンオフ短編。春・花小説企画参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-09 21:57:38
5692文字
会話率:31%