この短編集に集めているのは、ヒューマンドラマです……ただし、その話の登場人物の中に、生きている者ではないナニカが混ざることがある、というだけの。
日常生活の中で、人を呪うような人に遭う頻度ってどのくらいでしょうか。
霊を見ることのできる身近
な人の話を聞いていて、幽霊というものは、人に害を為そうとしている者ばかりではなく、生きている時と同じようにただ行動している者も少なくないのだなと感じます。聞いた話の実例を挙げると、出来上がった学校でいまだに大工仕事をしている霊とか、後ろからつついて逃げるだけの子どもの霊、好みの女の子が来ているときだけその場所に顔を出す男の霊などなど。この世とあの世が交差する中には、恐怖とはちょっと位相がずれた物語がたくさんあって、私はその類の怪談話も大好きなんです。
先に挙げた例は(伝聞の)実話ですが、こちらに上げている作品は、全て創作となります。ある日突然、異界と接触してしまった人たちの想いを、丁寧に書いてみたいと思ったのです。
【2020.5.9】過去作品について、読みやすさのため空白行を追加。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 22:00:00
51967文字
会話率:24%
①この記録は全て実体験で、一切の誇張や改変を加えておりませんが、人名はイニシャル、伏字または仮名にし、商品名は極力伏せてあります。思い出した順に書いているので時系列はバラバラです。
②この記録は神秘・心霊的現象の全てを否定(または肯定)す
る目的のものではありません。信じていても、いなくても、有るものは有るし無いものは無い、という考えのもとに、見たこと、感じたことをそのまま述べた、あくまで「記録」です。
③この記録を読んだことによって、いわゆる「霊障」と呼ばれる事象など、ご自身の身の回りに学術的に説明のできない異変が起きたとしても一切の責任は負いかねますことをご了承ください。
④この記録は、悪夢ばかり見ていた私が悪夢を克服し、安らかな眠りを手に入れるまでの戦いの記録でもあります。少しでも、同じように悪夢に悩んでいる方の役に立てれば光栄です。
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 19:00:00
5433文字
会話率:25%
◆作品紹介文(冒頭)
午前零時。古書店「しじま堂」の帳場に、ひとつの灯りがともる。
店主・藤堂梓馬が読み語るのは、かつて人の手に渡り、そして封印された“本にまつわる怪異”。
「……さて。語らせてもらいましょうか。これは、とある本にまつわる
話です」
静かに頁がめくられる――
その向こうに潜むのは、語られるべきではなかった物語。
⸻
◆概要・形式
・一話完結型の連作怪談掌編
・語り部=古書店の店主が怪異を静かに読み語る形式
・ジャンル:ホラー/オカルト/怪談/実話風ファンタジー
・物語を通して、店主の過去や“本に潜むモノ”の全貌が少しずつ明らかに
・時に、本そのものが語り手になることも……
⸻
◆こんな方におすすめ
・『拝み屋怪談』や『百物語』のような語り部形式が好き
・静かなホラーや余韻の残る怪談を探している
・読後に「少しだけ世界が違って見える」そんな感覚を味わいたい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 12:06:46
4349文字
会話率:14%
時折、書きたくなったら書くための受け皿として
あの、誰も知らないシリーズが復活。
不定期更新です。
一応怪談なのですが、オチの無い短編だらけで
まったく怖くはないので、怖いのが見たい方は他を探したほうが
時間を無駄にしなくてよいと思いますで
す。
オール創作です。実話怪談は一つもないはず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 09:43:40
6329文字
会話率:23%
気がつけば子供の頃祖父母や曽祖父母が話すお伽話の中では、犬猿雉といった動物達が人と一緒に大活躍が生き生きと描写され、鬼といった人ではない大きな力を持つ者達が登場していた。何処から来て何処へ行ったのか、ただ懲らしめられて終わっている。海外のお
伽話では、もっと多くの者達が現れては通り過ぎていく。不思議な出来事はすべて魔法の力とされていて片付けられていたように思う。本当にそうだったのか?人の想像は切りがなく、実話のように語られ続けるようになる。神話や伝承という形を借りて。異次元の物語が見聞されて者から伝承されることとなる。
そう、それは本当にあったこと。ただ、すぐ隣にあった次元に紛れ込んだだけのこと。剣と魔法の世界は転生などせずとも、隠されていた入口にふと足を踏み入れただけのこと。そう、すぐ隣に。何かのきっかけで能力のある者が紛れ込んで行くだけのこと。次元の歪みという扉は何処にでもあるのだ。
そして、次元の管理者は頭を悩ませつつ、次元のバランスを崩さぬよう、誰にも気づかれぬよう、次元を整えていく。そんな話の山程あること。次元の管理者を神と呼ぶ者もいれば、世界を造る者と呼ぶ人達もいる。確かに次元の管理者は存在する。そして数多(あまた)の創造主も存在する。この物語もそんな話の一つである。
物語の主人公は次元の管理者である。彼女は悠久を生き、次元の創造主にさえ成り得る能力(ちから)を持つ。新しく次元の歪みから能力持つ者が現れた時、静かに傍観するのみ。ただ、能力ある者はその存在を感じ取る。だからこそ、世界を歪なものとならぬよう整えていく…次元管理人アクシー・ア・ストレイディア
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 08:14:00
57516文字
会話率:44%
【予告編】
「過去の活動報告を読んでみたい!」
私の元へ、こんな要望が舞い込みました。そこで私の覚えた感情はといえば。
――光栄の至り!
何が光栄かと言って、私という作家自身のことに興味を抱いてただいているわけです。
作品どころか作
者にファンが付いて下さるようなものではありませんか。
というわけで。
こちらでは、過去の活動報告から話題をチョイスしてお送りします。
さて、私こと中村尚裕の頭の中は果たしてどうなっておりますやらお楽しみ。
※不定期連載です。
※ホームページのBlogにも掲載しています。
【告知】
著作者:中村尚裕
掲載サイト『小説家になろう』http://ncode.syosetu.com/n8899eg/
無断転載は固く禁じます。
No reproduction or republication
without written permission.
本站内图文请勿随意转载
本站内圖文請勿隨意轉載
게시물 무단 전재 복사 배포 등을
금지합니다
【お報せ】
おかげさまで
・日間ジャンル別ランキング【3位】(2017.09.24)
・週間ジャンル別ランキング【27位】(2017.09.30)
の記録をいただきました。皆様、誠にありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 00:10:00
581837文字
会話率:3%
彼女とは、恋人じゃなかった。
名前を呼び合い、身体を重ね合っても、関係に名前をつけることはなかった。
大学のクラスメイト──宇和島亜美。
美しくて、どこか影があって、近づけば壊れてしまいそうな女の子。
「都合のいい男」として側にいた俺は
、ある日その距離を踏み越えてしまう。
そして、彼女は消えた。
残されたのは、何もかも遅すぎた現実。
これは、誰にも頼らず、誰も責めず、誰のことも傷つけたくなかった彼女と。
そんな彼女を、本気で愛してしまった俺の話。
思い出すだけで、壊れてしまう。
ありふれていて、どうしようもなく、忘れられない、ただのひとつの恋の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 22:00:00
3475文字
会話率:19%
完全実話、日々の中で筆者の見回りで起きる怪奇現象の短編小説。
最終更新:2025-06-27 19:23:45
778文字
会話率:12%
築30年アパート“コーポ長谷川“で暮らすゆいの奇妙な体験を描いている作品。
22歳のゆいは大好きな彼、一樹と彼の実家の家事をきっかけに同棲を始める。しかしそのわずか1年後、一樹の裏切りによって二人の関係に終止符が打たれる。なんとか立ち直ろう
とするゆいだが、それを阻むかのような何者かの気配が。
ゆいは大切な“日常“を守るため、自分の身に起こるさまざまな出来事に立ち向かっていく。
背筋が寒くなるような不気味さと臨場感、そんな中でも日常に転がってる些細なことに、クスッと笑えたり心が温まったりする。それがゆいの支えだ。
のちに思い知らされる社会の理不尽さに打ちのめされそうになりながら、ゆいに立ちはだかる“何者か“との結末は如何なるものか…
実話に基づいたリアリティ溢れるミステリー小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 13:26:04
30890文字
会話率:25%
村田冴子。関わる人々を地獄に突き落とす、「転生の嘘を付く才能」と「自らの不幸話」を武器に人々の優しさに漬け込み、思い通りにいかない人間をどんな手を使ってでも加害者に仕立て上げ、また不幸話を積み重ね、新しい人に寄生する、恐ろしい女の実話。
最終更新:2025-06-27 12:05:57
25683文字
会話率:12%
留学に参加しただけのとある男女のすれ違い。
ある程度実話。
最終更新:2025-06-27 01:00:52
813文字
会話率:0%
どうも〜。
みんな本の神ウリフィドお兄さんだよぉ~。
みんなは、お兄さんって呼んでねぇ~。
え?そんなことはどうでもいい?
ま、まぁ、そんなこと言わずに…。
あ、ちょ、その武器はなにかな?やめて?お兄さん本は書けても戦いは
…。
ーーーあ、はい。ちゃんとやります…。
さて、今回の物語は、なんと下界と天界の実話を元につくりあげた力作さんだ!どこら辺が力作だって?それはね~、な、なんと!僕もと(ゴツンッ!)
えー、こほん。
では改めて、これは、とある事件により常識以外の記憶をなくした一人の少女が持ち前の才能と運で何とか生きていくという、結構無茶苦茶な物語だ。
え?前振りの割にあらすじが短いって?
仕方ない、なら特別に、この本のポイントを教えてあげよう。
実はこの本、少し細工がされていてね?内容をよーく聞けば、序盤から多くの秘密が分かるようになっている。そこら辺もよーく聞きながら、楽しんで欲しいと思う。
それでは始めよう。
これは、天界を揺るがした、とある少女の英雄譚だ。
⚠︎注意
1.この物語にはだいぶ無理のある世界感や、百合要素が多く存在します。このようなものが苦手という方は、ご遠慮下さい。
2.本作品はAI挿絵(AIイラスト)を用いておりますが、あくまでイメージのイラストであり、物語の登場人物とは大きく異なる場合がございます。AI作品が苦手な方や、そのような齟齬が許容できない方はご遠慮下さい。
3.この物語は、全てフィクションです。現実には全く関係のないものですので、ご承知おきください。
執筆初心ではありますが、初心者なりに精一杯物語を描いて参ります。誤字や内容の齟齬など、多くの問題が予想されますが、どうか温かい目で見守っていただけますよう、お願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 20:44:32
238944文字
会話率:44%
うちには、IQ1億のネコちゃんとIQ1のコネコちゃんがいる…。
最終更新:2025-06-25 20:40:09
2565文字
会話率:5%
子宮と左卵巣摘出手術後、初めて登山した。
婦人科疾患のお話が出てくるので、苦手な人な読まないでください!
最終更新:2024-12-06 07:00:00
2180文字
会話率:4%
2ヶ月後に10キロ痩せる女の記録です。
最終更新:2024-11-25 07:00:00
19341文字
会話率:6%
390,000アクセス突破 アクセス数の公開希望!
断章エッセイです。誤字脱字ごめんなさい。
6月出版「大牟田炭都物語」現在ゲラ初版工程
12冊出版本の紹介
http://tengyu2.web.fc2.com/books/book
-sagan.htm
最新刊 幻冬舎から2作
「SAKIMORI」
女性脚本家のミステリーサスペンス 映画エッセイでもあります。
続編は「なろう」の「パリに嫁いだマリリンのきまぐれ日記」で、ストック中。
「北高フェイドアウト」
実話手記 早稲田大学の頃 プロのロックバンドへ
佐野史郎さん登場 大牟田北高のプレイガール
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 19:27:47
354186文字
会話率:15%
他国の実話から成った物語の影響により、若者の間で流行りはじめた【真実の愛】という名の大義名分を掲げた【婚約破棄】騒動。
フェリシア・グラスバートも例に漏れず、その騒動の真っ只中にいた。
結婚式を1ヶ月後に控えた学院卒業パーティーの直前、フ
ェリシアは全裸で睦み合う自分の婚約者ラッセルと友人のロザリーに遭遇してしまい、婚約者に婚約破棄を突きつけられる。
幸いラッセルの有責で婚約を解消したフェリシアだったが、パーティー会場では彼女は【寝取ら令嬢】やら【真実の愛の間に立ち塞がる悪役令嬢】やらと、流行りに踊らされた人々によって面白おかしく囃し立てられていた。
居場所を無くしたフェリシアは、会場から出ていく際に【首輪の落とし物】を拾い、通りすがった【美しき氷の騎士団長】として有名なロイ・ラゼルディア騎士団長に手渡す。
その瞬間、彼の首には首輪、そしてフェリシアの腕にはベルトが装着され、2人は魔法の鎖で繋がってしまった。
首輪には【待て】や【おすわり】などしつけ機能までついている始末……!!
解除するには口付けをするしかなく、宮廷魔術師テトが他の解除法を探す間、2人はロイの家である公爵家で一緒の部屋で暮らすことに……。
着替えにお風呂に同衾に──2人に次々と試練が立ち塞がる……!!
優しく紳士なロイと個性豊かな使用人たちに見守られながら、フェリシアは前を向き始め、やがてロイとフェリシア、二人の距離は少しずつ近づいて──。
果たして2人は無事呪いの首輪と鎖から解放されることができるのか!?
妙なところで男らしさを発揮する伯爵令嬢と、そんな彼女を溺愛してくてたまらない堅物で誠実な氷の騎士団長。
初々しい二人の両片思いほっこり恋愛ファンタジー!!
短編『【寝取ら令嬢】は【氷の騎士団長】を飼い始める〜婚約破棄直後に拾った呪いの首輪で、初恋の美形騎士団長と繋がってしまいました!! そんな美声で【ご主人様】だなんて言わないでぇぇ!!〜』の長編版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 19:11:32
200658文字
会話率:38%
高校受験を控えた息子の笑顔を守りたい。
そんなとき、私に告げられたのは
「乳がんです。両側。ステージ3。」という現実。
シングルマザーとして、母として、女性として。
不安でいっぱいだけど、息子のために笑顔で前を向く。
『高校生になった
ら、お弁当必要でしょう?
ママは大丈夫よ!毎日お弁当作ってあげるから!』
これは、愛と勇気を胸に、実体験をもとに描く、母の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 15:17:00
2492文字
会話率:16%
これって本当……?
日常にある怖い話。
実話にはフェイク入ってます。
最終更新:2025-06-25 14:49:56
26058文字
会話率:19%
夢を失った26歳のフリーター、彼女いない歴=年齢、童貞。
人生をどこかで諦めかけていた僕のもとにやってきたのは、既に真っ当な人生を諦めていた18歳の少女。
「先輩と後輩」から始まったふたりの関係は、
やがて“父と娘”のような、不思議で温か
くて、
どこか痛みを抱えた絆へと変わっていく。
これは、
誰にも必要とされなかった僕と、
誰にも守ってもらえなかった彼女が、
半年間だけ見つけた「家族」の記録。
すべて実話。ノンフィクション。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 08:00:00
6574文字
会話率:23%
生き辛さの原因を分析していきます。
自分の体験談を踏まえ、分かりやすいように文章にするつもりです。
時折好きなジャンルについてもまとめるかもしれません。
最終更新:2025-06-24 18:15:46
4235文字
会話率:9%
厨二病末期患者の日々の記録。
最終更新:2025-06-23 14:23:04
160578文字
会話率:4%
私が体験した実話を元にした
罪人と、その罪人を愛した者が、時空を超えて約束を果たす物語。
「指切りって、なんで『指切り』って言うか知ってる?」
そう言う彼女は困ったように彼を見つめた。
四年前、現在も未解決の猟奇殺人事件が起きた
。
身体中三十ヶ所以上が刺され、部屋に謎の文字が壁一面に書かれ、遺体のあった中心部から被害者の血液で大きな魔法陣が描かれていた。
過去の記憶が曖昧な木村冬眞はある日、恩師の死に際にその事件が自分と関係があると告げられる。
恩師の元お教え子がその事件の被害者女性らしい。
恩師の死後、恩師がファイリングしていた資料を見ると、冬眞は徐々に過去の記憶を思い出していき、今の生活は何かがおかしいと思い始める。
一方、普通という言葉から大幅に外れた女子高生の水鳥麗は、幼いころから度々現れる謎の男性に対して疑問を抱いていた。
なぜ現れるのか、その目的をある日突然知ることになる。
そこから物語は真実へと動き始め、木村冬眞と水鳥麗の物語が交わって行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-03 20:00:00
176335文字
会話率:37%
登場人物
取材記者
猫山 賢太(ねこやま けんた)
主人公
犬星 鵡月(いぬぼし むげつ)
※鵡という字は本来、人名には使えません※
ですので、基本は無月で通します。
ヒロイン
陽月 鳳(ようげつ あげは)
あらすじ
『世界は退屈極
まりない』と退屈な日々を過ごしていた主人公。
そんな主人公があることをキッカケに世界を面白くしようと奮闘するサクセスストーリー。孤独だった主人公が多くの困難と立ち向かう中で仲間やファンを獲得していく。作者の実話を元にした物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 17:06:56
47292文字
会話率:80%