俺は女運がなかった。
好きな女の子に告白しても振られるのは当たり前。告白を受け入れられたと思ったら浮気や寝取られ展開が待っていた。
あげくの果てに結婚詐欺や美人局。必死に働いてためたお金を持っていかれて、俺は失意の果てに自ら命を絶った。
それらの不幸は、なんと神様のミスによるものだった。
詫びとして異世界に転生させてもらったけど、恋愛にはもう嫌気がさしている。魔法の勉強をして自分みがきの日々を満喫する。
許嫁、伯爵令嬢、その他美少女が言い寄って来るけど、俺はそういうのに興味ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 19:03:05
80574文字
会話率:28%
マリーベル・ドンアイードは姉であるクリーベル・ドンアイードに酷い扱いを受けていた。
いつもマリーベルを蔑み、暴力は当たり前。
両親もクリーベルの味方でマリーベルを見下している。
マリーベルはつまらなく苦しい毎日を過ごしていた。
姉はロイド
・エヴィデンスという人物との結婚を控えていた。
そんなある日、マリーベルにカイウス・クルセイルから婚約の話が舞い込む。
クリーベルから見ればロイドよりもカイウスの方が好条件に見えたらしく、婚約者を取り替えろと彼女は言い出した。
有無を言わさぬいつも通りの物言い。
だがマリーベルは密かに喜んでいた。
だってカイウスにはとある噂があるのだから……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 22:06:20
23302文字
会話率:35%
宇佐神礼央は男である。
髪と目の色、それから人の話を聞かない三人の姉を持つ以外は至って普通の男子高校生である彼は、ある日突然異世界へ召喚され、聖"女"として迎えられてしまった。
頭から爪先まで誰がどう見ても完璧な美
少女姿の異世界人。聖女召喚でそんな人間が呼び出されれば誰でも期待するのは当たり前。
だが彼は一つだけ、聖女になる上で大きな障害となる問題を抱えていた。
そう──宇佐神礼央は"男"なのである!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:00:00
901173文字
会話率:45%
壁には女の子の顔が浮かび上がり、屋上では死者の笑い声が響き、校舎内では人殺しの人形が駆け回る。
そんな噂の絶えないここは、私立 椰子木高等学校《やしきこうとうがっこう》――通称「オバケやしき高校」。
校内でオバケに出会うのは当たり前。怪奇
現象に巻き込まれるのは、雨に降られるようなもの。
教師でさえ そう信じ切っている者が多い中、この学校には珍しいオカルト否定派の二人が立ち上がる。
「オバケなんていてたまるか!」と語る椰子木高校 生徒会長・白蔵 和泉《はくら いずみ》。
「オバケなんて殴り飛ばせばいいじゃないですか」と豪語する学校一の問題児・隠神 伊予《いぬがみ いよ》。
二人は力を合わせ、七不思議と呼ぶにはあまりに膨大すぎる怪談群――通称"百鬼椰行《ひゃっきやこう》"の解明に立ち向かう。
椰子木高校に蔓延する奇々怪々な噂はすべてフェイクなのか? それとも――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 15:40:31
129795文字
会話率:51%
目が覚めたら、知らない天井。
――しかも、いきなり「悪役令嬢」だなんて聞いてませんけど?
ごく普通の社会人だった私・鷹宮紗和(たかみやさわ)は、気がつけば「忌み領」と呼ばれる辺境領地の“悪名高き令嬢”ヴィクトリア・アークリードとして目
を覚ます。
だが、この役割はただの異世界転移モノとは訳が違う。
王都の思惑、貴族社会の理不尽、そして領民たちの生存――
この世界では、全ての罪と責任を“悪役”に押し付けるのが当たり前。
私はスケープゴート=生贄の仮面をかぶらされ、嫌われ役を強いられることに。
逃げることも、抗うこともできない。
「なら、せめて私のやり方で――この“悪役”を演じきってやる!」
助けを乞う村人、仮面の奥に潜む本当の自分、そして待ち受ける“悪役領主”との運命的な出会い。
私がこの世界にいる“理由”とは? 仮面の奥で燃える本当の願いとは――?
「悪役令嬢で生きる」とは、“誰かのために悪になる覚悟”を選ぶことだった。
――誰かが泥をかぶらなければ、弱い人間は生きられない。
涙も怒りも仮面の裏で燃やして、私は“悪役令嬢”として、運命に抗う。
運命を変えるのは、決して“選ばれしヒロイン”ではなく――
世界で最も嫌われた、“私”なのだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 19:00:00
8566文字
会話率:28%
知識は力なり。
そこにはそう記されていた。
それは古今東西、ありとあらゆる職業に関する情報を集められた本。それはどんな場所でさえ必ず一冊は在るとされている本。誰もが読めるために誰もが読まなかった本。
何でも噂によるとその本は理解
できる者にのみその真の姿を見せるらしい。
作者のノリで始めた作品のため不定期で更新していきます。細かいことは気にせず楽しんでもらえれば。
作者が何を書きたいかわからないので色々変わりますがそのうち面白くなるように努力していきます。そんなに長くないのでサックと読んで見てください。貴方のお気に入りの話が見つかるかもしれません。
感想など貰えるとマジで嬉しいです。お気軽にお願いします!
その日の気分で書いているため内容がないのは当たり前。当たり外れも多いと思います。貴方にとっての当たりがあることを切に願います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 10:55:55
93517文字
会話率:1%
学校に行けずに毎日引きこもっていた高校生、八草十。高校に行けなくて不登校になり、毎日怠惰で不規則な生活を送っていた。
とうぜん、こんな生活をしていたら心が病んでしまうのが当たり前。彼も例に漏れずどんどん心が病んでいき、様々な物事への
関心も無くなってしまった。
ただ、彼が一つだけ感心しているものがある。それは『薬』である。あぁ、勘違いしないでほしい、違法薬物とかではない、人間を治すことができる『薬』これに興味を抱いている。
『薬』はどのようにして作られているのか?どのような種類があるのか?様々なことに興味を示している。
でも彼に自分の願いを実現する知識も技能もない、これではただの落ちこぼれのまま人生を過ごすことになってしまう。
しかし彼はある日、とんでもない厄介ごとが起こってしまった。だけどその時、彼に奇跡が起きた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 19:26:51
155691文字
会話率:65%
ふとSNSを見ていると、こんなコメントが流れてきた。
――付き合ってるなら、体を渡すのは当たり前。それが嫌なら風俗に行くことを許せ。
その言葉を見る度に、舌打ちしそうになる。
私はそれが許せない、懐の狭〜い女だから振られた。振ってやった。
だから君のお兄ちゃんとは付き合わないよ?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
浮気とか、風俗とかも、迷惑に入ると思ってるんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 18:11:55
1148文字
会話率:19%
瑠衣の鏡花に対する扱いは雑の極みである。
暴言は当たり前。暴力も当たり前。
其れでも決して悲観的にならず、絡みに行くのがこの子、鏡花である。
意外と弁えてるから、ツンデレだぁね〜。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われた
ら申し訳御座いません。
注意事項2
諭羅の胃薬はどれだけ必要かな。
ちなみに扱いは頗る悪いですが、瑠衣たんには本人なりの境界があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 21:50:12
1215文字
会話率:62%
ある夜の曇天を拝見してから、星空が見たくてプラネタリウムに訪れました。
思い返すのは学生時代の出来事。
とある島で満天の星空を見た記憶。それが今此処でも。
貴方のお陰で思い出しましたよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思わ
れたら申し訳御座いません。
注意事項2
プラネタリウム三本目。
やっぱり違いますね。
積んできた人生が違うのですから、当たり前。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 20:51:03
1061文字
会話率:0%
柊晃と柳葉燕は幼馴染である。
日々、幼い妹の世話に追われる騒がしいかしまし乙女こと燕と、そして何だかんだ言いながらもいつも付き合う晃。
互いに少々素直でないけれど、隣にいるのは当たり前。だって幼馴染だから。
これは、そんな彼らの何てこと
のない騒がしい日常のほんの一幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 06:00:00
111769文字
会話率:53%
「残念ですが、あなたは死んでしまいました」
テンマ・タクミ(享年18)の人生は不運に見舞われていた。何をやっても裏目になるのは当たり前。不運に見舞われるのが分かっていたから大学受験は念入りに準備して挑んだ。そして、人生で初めて自らの手で第
一志望に合格した。俺の人生、まだまだ捨てたもんじゃない。いやむしろ追い風が来ている。そう思った矢先、入学式に向かう途中で信号無視のトラックに轢かれて無惨に死んだ。
しかしその不運は神様の手違いだったと明かされる。
「なのでこれは謝罪の菓子折り転生みたいなもんですよ」
そうして『異世界人』という特典とともに異世界に降り立つ。そこは剣と魔法のファンタジーな世界だった。不運の無い人生、テンマは異世界での一期一会を大切に過ごしていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 00:44:48
512961文字
会話率:58%
異世界に転生した俺が放り込まれたのは——
恋愛偏差値が人生を決める「恋愛至上国家」だった。
告白の回数=ステータス?
デートの充実度=社会ランク?
「愛してる」は、たった3回目の会話で?
ふざけんな。そんなの、恋じゃねぇだろ。
冗談み
たいに軽い愛が溢れるこの世界で、
恋に本気すぎる俺・日向廉は、空気読めない“時代遅れの男”扱い。
「俺はもう、二度と恋なんかしない」——そう決めたはずだった。
でも。
「お願い、私と“恋人のフリ”をして」
冷たい瞳の令嬢・ミラと交わした契約(フェイクラブ)が、
本物の気持ちを呼び起こしていく。
演技のはずが、涙は本気で。
嘘のはずが、鼓動は止められない。
この世界では、恋は軽くて当たり前。
だけど、俺だけは信じたい。
“本気の恋”が、ここにもあるってことを。
──真剣すぎる純愛 vs 軽すぎる異世界。
ズレすぎた世界に、たったひとつの本物を叩きつけろ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 12:00:00
18382文字
会話率:43%
モブにすらなれなかったモブに転生して、バグとなって推して参る!
木から降りれなくなった子猫を助けようとした侯爵家の令嬢フレーシア・アドルミデーラは、六歳のときに木から落ちて、池で溺れた。
池に落ちた勢いで、水底の石に頭をぶつけ、高熱にうな
された挙げ句、自分が腐女子OLだった前世の記憶をとり戻す。
転生先は、前世でやり込んでいた乙女ゲームの世界だった。
ヒロインでも、悪役令嬢でもなく、ただの無関係なモブと思ったら、異母兄はゲームで一番大好きだった(貢いだ)攻略キャラだった。
フレーシアは美形の攻略キャラに出会うごとに、前世で課金しまくったゲームの内容を思い出していく。
だが、フレーシア自身は、ゲームの本編が始まる前に池で溺れて死んだという、攻略キャラにトラウマを与えるために設定されたキャラだった。
フレーシアが死ななかったことにより、攻略キャラたちの運命が微妙に変わっていく。
ただ、転生したこの世界。
乙女ゲームとしては異色ともいえる廃課金ユーザーターゲットのハードなゲームだった。
選択肢を間違えたら、攻略キャラは簡単に死亡するのは当たり前。恋愛シーンスチルよりも、死亡シーンスチルの方が圧倒的に多いという阿鼻叫喚なゲーム。
うっかりしてたら、侯爵家は陰謀に巻き込まれ、兄以外は使用人もろとも全員が死亡して、御家断絶。
他の攻略キャラも似たような展開なのだが、異母兄は自分の家を滅ぼした連中の復讐のために、国を滅ぼし、他の攻略キャラを惨殺する。
家族が惨殺されるのを防ぐため、
推しキャラの闇落ちを阻むため、
死亡絶対回避不可能といわれている最難関攻略キャラを助けるため、
転生腐女子フレーシア・アドルミデーラは、破滅フラグを折りまくる!
※カクヨム、アルファポリスで掲載中のものを修正して掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 14:57:21
171183文字
会話率:20%
ある夜、証券会社で残業中だった「平沢」は、気がつけばファンタジーと資本主義が融合した異世界「オダリオン」で目覚める。
しかしそこにいるのは、平沢の人格データをもとに作られたAI「まる助」だった!
魔法と経済が同居するこの世界では、騎
士が株価を気にし、魔導師が投資案件を扱うなど、常識を超えたビジネスが当たり前。
まる助はAIとして最適なビジネスプランを追求し始めるが、その影響で魔王や聖女までもがまさかのニート状態に!?
自分の存在意義を探すため、まる助は異世界経済を“ぶん回し”ながら、この奇妙な世界を改革していく。
果たして彼は、オダリオンでどんな結末を迎え、そして“AIのまま”本当の生き方を見つけることができるのか?
前代未聞の「ファンタジー×経済」アドベンチャー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 07:41:25
96109文字
会話率:34%
転生勇者、悪役令嬢(中身チンピラ)、メスガキジジイ。彼らはラスボスを倒し自らの物語に終わりを迎えた者たち。彼らが向かうは、同じく物語を終えた者たちが集うエンドコンテンツの島。その名も「エンド島」その島では、レベルカンスト、スキル山盛りは当た
り前。龍殺し、神喰らいなんて称号じゃ二つ名にもなりはしない。そんな煮詰まりきった究極の島で、彼らは「最強」であり続けることが出来るのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 21:02:35
32926文字
会話率:49%
イルド王国は、創造主である女神ティアを信仰し祈りを捧げることで『祝福』を授けられてきた特別な国だ。
すべてのイルド王国民は十歳になるとティア神から一つだけ、祝福を授けられる。
男爵令嬢フローラも『祝福』を授けてもらえる『祝福の儀』
を指折り数えて楽しみにしていたのだが、与えられた祝福はイルド王国を驚愕の渦に巻き込む前代未聞のものだった―――!!
「祝福は………八個授かっただ」
「ぅえぇえええぇぇぇーーーーーーー!!!!??」
一人に一つの祝福が当たり前。そんな常識の中フローラに与えられた祝福は八個。その上祝福の内容も規格外!
緊張したり気を抜くとどうしても訛るド田舎育ちのフローラは、祝福の秘密を誰にも知られることなく学園生活を無事乗り切ることが出来るのか!?
祝福のせいで「傲慢令嬢」と呼ばれたり、イルド王国王太子に疑惑の目を向けられたり、「呪われた男」として忌避されている公爵子息の秘密を知ってしまったりと、フローラの毎日はとにかく受難に溢れている―――。
…かと思いきや、実際はメンタル強めのフローラが巻き起こす祝福絡みの騒動に巻き込まれる周囲の人達の受難の日々のお話。
☆訛りは雰囲気です!!☆
☆設定はふんわりしてます☆
☆毎日更新予定☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 07:05:38
373944文字
会話率:35%
魔法なんて当たり前。機械物が発展途上な世界なんて当たり前。冒険者と魔物とモンスター、ダンジョンが当たり前。勇者も。魔王も。竜も。伝説のなんたらかんたらも。きっと神様が好きに創作されただろう世界。
その神様が思い通りな展開にさせる為、強制
的な進展へと運ばれる場合がある。例えば、倒したはずのモンスターが復活し、倒せなくなる。
気づいた者はそれを『負けイベント』と。
負けイベントについて考える、主人公の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 19:05:38
2126文字
会話率:8%
ここは、人の死が紅茶の葉みたいに軽くなっている世界。
一日に一回死ぬなど当たり前。
そんな中、借金を大量に抱えた主人公 阿久津は、仕方なく昔やっていたエルフ狩りを続ける事に。
現在借金5000万。それをどう攻略するか。
空からミ
サイル。死神のエルフ、天地流動など当たり前の地獄に、救いはあるのかどうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 12:54:31
1857文字
会話率:27%
「まともな青春、経験したいんだよ……」
高校受験当日、穂鳥羽在音【ほとばあると】は風邪をこじらせて亡くなった。
「あなたは、玉ねぎの皮を剥いてください」
まともな青春時代を送ってこなかったアルトを待っていたのは、食事の支度をするとい
う下働きの仕事。
(これが、青春……?)
青春を知らない。
みんなの輪から外れることは当たり前。
アルトの異世界青春ファンタジー開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 18:10:00
10000文字
会話率:43%
「悠久都市のアルシェ」
この都市へ最初に辿り着いた者は不老不死を得るという古代文明を追いかける学者のヒロインと攻略対象が織りなす乙女ゲーム。
不老不死を狙うだけあって、登場人物全員何かしら生きることや現状でいることに執着しており…互いの脚を
引っ張り合うのは当たり前。古代文明に一番近い主人公に執着し、取り合い、最悪殺し合いを仕掛けるという殺伐としたゲームだったりする。
個別ルートに入ればさらにエグい展開のオンパレード。そんなゲームの主人公「エレナ・アルケー」の幼少期に転生してしまった私。
この後の展開を知る身としては今すぐにでも逃げてしまいたい。
しかし戦闘強者の攻略対象共とサブキャラを振り切ることなんてできやしないし、だからと言って出し抜いて深層に辿り着く真似は絶対にできない。その前に殺される。
けれど、出し抜かなければ同郷の幼馴染で親友の「シエット・ピステル」に危険が及ぶ。
献身的にエレナを支えてくれていた彼女は、ルートに入れば必ず碌な目に遭わないし、エレナの巻き添えで碌な死に方をしない。
どんなに酷い目に遭おうとも…彼女はエレナの心に寄り添い続けた。
そんな天使のような彼女のおかげで私達プレイヤーはこのゲームをクリアできたと言っても過言ではない。私もその一人。
これはゲームではない現実。かつてのようにセーブ&ロードは使用できない。
人生一度きり。ここでシエットを失えば、永遠に失ってしまう。
どんなことがあっても付いてくる彼女を私の巻き添えで死なせるわけには行かない。
決意を胸に進むのは、不老不死の謎。
クズ共の執着から逃れる為にゲーム本編を終わらせ、元の穏やかな生活を取り戻してみせる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 01:10:00
50649文字
会話率:50%
高校二年生の月神忍には向かいの家に住む一つ年下の後輩・涼風静香がいる。
静香はいつも忍をドキッとさせるような発言をしたり、行動をしたりする。
例えば間接キスなどは当たり前。そしてさらには一緒にお風呂に入ったり、怖い夢を見たからと言
って忍の部屋で一緒に寝たりもする。
そんな風に静香とまるで兄妹のような生活を続けていた忍だったが、ある日忍は自分の部屋で静香にキスをしようとしたことから長い間自分の中に秘めていた感情を自覚し、彼女に告白することを決める。
この物語は自分を犠牲にして他人を救う方法しか知らない少年が、本当に好きな人達の為に奮闘する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 12:38:07
78594文字
会話率:45%