大学生になるまでは、独りでご飯を食べることとは無縁だった。
でも、自分を売り込むことに失敗した私は、昨日も今日も明日も『ぼっち弁当』を強いられる。
独りで生きることも悪くはない時代が訪れてはいるけれど、私は誰かと一緒にご飯を食べたい。
誰か
と一緒に食べるご飯の美味しさを知っているからこそ、誰かと一緒の食事時間を望んでいた。
もふもふとした誘惑ある毛並みを持つ大きな獣と出会った音【おと】。
彼女たちは将来の神様候補と呼ばれる存在で、音は神さまたちの料理係を務めることになる。
神さまを、おもてなしする日々の始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 18:10:00
9939文字
会話率:28%
レトナークと名のつく異世界で事件は起きた。
王宮に使える大魔導士が魔術に失敗し、世界中に転移陣が出現する事態に陥ってしまう。
その転移陣は使い捨てカイロと同じで、1度使用したら消滅してしまう仕様。
異世界ファンタジーに関心のある日本人は転
移陣を探しては踏んで、探しては踏んで、異世界に転移する生活を楽しんでいた。
使い捨ての転移陣のため、2度と日本に帰ってこない日本人も続出。
だが、レトナークが犯した失態は、異世界転移を馴染みあるものへと世界を変貌させた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 18:10:00
9990文字
会話率:44%
「まともな青春、経験したいんだよ……」
高校受験当日、穂鳥羽在音【ほとばあると】は風邪をこじらせて亡くなった。
「あなたは、玉ねぎの皮を剥いてください」
まともな青春時代を送ってこなかったアルトを待っていたのは、食事の支度をするとい
う下働きの仕事。
(これが、青春……?)
青春を知らない。
みんなの輪から外れることは当たり前。
アルトの異世界青春ファンタジー開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 18:10:00
10000文字
会話率:43%
ビビンバ?
ピビンバ?
ビピンバ?
ビビンパ?
ビピンパ?
ピビンパ?
ピピンバ?
ピピンパ?
最終更新:2024-05-29 07:00:00
715文字
会話率:0%
関西転勤を控えた敏腕会社員 榊木望(さかきのぞむ)は、家路につく途中でカボチャランプの灯るお夜食処を見つける。
そこには溢れんばかりの野菜愛を抱いた女店主 花岡沙都(はなおかさと)が作り出す、夜にぴったりの野菜料理があった。
自分でも気づい
ていなかった心身の疲れが癒された望は、沙都の柔らかな人柄にも徐々に惹かれていって……。
お野菜たちがそっとがつなげる、癒やしと恋の物語です。
※アルファポリス、ノベマ!、魔法のiらんどに同作掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 16:25:29
23585文字
会話率:39%
僕は都内の大学に通う大学生。
朝は隣人の『彼女』に塩おにぎりを作るのが習慣になっている。
一体どうしてこんな奇妙なことになったのかというと……。
ストーリービジュアルブック大賞にエントリーしています。
最終更新:2022-01-16 22:14:24
8140文字
会話率:16%
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛
の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは活動報告を参照してください。
※アルファポリス様でも別名義にて掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 16:00:00
34008文字
会話率:28%
異世界の令嬢として生まれ変わったデメトリア。毎日おいしい食事を食べてはいるが……米が食べたい。そんな彼女の前に現れた不思議な定食屋さんの話。
最終更新:2018-08-31 13:46:49
2555文字
会話率:30%
孤食な生活を送る少女すみれは、ある夜、魔法使いを名乗る青年トオルに声をかけられる。
「き、君さ、魔法とか、必要ない?」
勇気を出してそう声をかけてきてくれたトオル。「一緒に夕ご飯を食べて欲しい」というすみれの願いを聞き入れ、トオルはコンビニ
のおにぎりをアレンジしたおいしいご飯を提供してくれる。
自分に自信がない様子でおどおどしているトオルを見かねて、すみれは彼のお店“ねこのしっぽ”を手伝うことにする。
「お師匠が帰ってくるまで、だからな。ちゃんと待ってなきゃ、あの人うるさいから……」
これは寂しい女子高生と泣き虫な魔法使いが、彼のお師匠が不在の間、訪れる客を魔法と拙い話術と酒と食べ物で癒やしていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-23 22:07:14
8906文字
会話率:46%
俺はずっと夢だった異世界トリップを体験した。
だが、魔王となんか戦いたくないし、まったりと戦って暮らしたいだけだったんだ…
いや…はず…
最終更新:2016-11-18 23:43:43
267文字
会話率:43%
普通の高校生の智也は今日も大好きな卵かけご飯を食べる。
カクヨム様にて同様の物を投稿しました。
最終更新:2016-06-23 16:00:00
1285文字
会話率:25%
私は定食屋に入った。メニューには“そば”“うどん”の二つが壁に張り付いていた。表の看板は“めし”と書かれていたのに――少なくとも“めし”という表記である以上はご飯ものを提示するのが正しい、これならば“めん”と書くべき――である。こういう場合
は店を出るべきである。
……そんなめし屋からの帰り道に私の運命は変わる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-12-30 00:51:30
2955文字
会話率:32%