赤石悠人は、常に疑問に思っていた。
「聡助~、今日も格好いいよ~、大好きだよ~」
「はいはい、お前はいつもそれだな」
「ちょっ……あんた! 今しおりんの胸見たでしょ!?」
「みっ……見てる訳ねぇだろ! 何でお前は毎回毎回殴ってくんだよ!」
どうして自分たちと大して能力に差がない男が様々な艶麗な女性たちから好意を寄せられるのだろう、と。
赤石悠人は、その理由を探りたい。
これは、五人の女子学生から好意を寄せられ、常にハーレムを展開しているラブコメの主人公と、そんなラブコメの主人公を批判的に見つめる、特筆するべきところもない、端役でしかない男子学生の話。
合理主義を標榜する男子学生が様々な境遇の人間と相対し、学び、自嘲し、苦しみ、自身と見つめ合い、少しずつ成長していく物語。
※主人公は誰しもをクリティカルに見るので、性格は悪いです。ラブコメは基本的に王道に沿っていきます。
ラブコメと文学的な要素の組み合わせで、ライト文芸的(なつもり)です。
純文学の美点とラブコメの美点のハイブリッド作品(のつもり)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 19:00:00
1826712文字
会話率:60%
気が付いたら赤ん坊になっていた。……何それ。魔法? 魔道具?? ええっ、もしかしてここって異世界なの?! よく分からない世界で生きるのは大変だろうなあ。もし急に捨てられたら死んじゃうかも。よし、大人達に大好きだよとアピールしまくろう。それ
なら僕が大きくなっても可愛がってくれるよね?
可愛い演技をしまくって楽に生きるぞー。じゃあ今日は特別に、今まで頑張ってきた成果を見せちゃおうかな。僕が頼めば何でもしてくれるんだよ。もっと甘やかしてー!!
「まんま、えぐぅ(ママ、抱っこして)」
「またおっぱいなの? ママ疲れちゃったから嫌よ。もう今日だけで何回目かしら。早く卒業して欲しいわね」
「うえええええええええええええん!」
前世の記憶を持ったまま赤ん坊に生まれ変わった男の子。そんな彼にはある秘密があった。それは魂の一部が猫としてこの世界に来たらしく、猫の力を使えたり変身出来たりするのだ。……って猫のときの魔法強すぎない?! そんでもって人間のときは戦闘力が皆無な極端な状態である。
よし、猫に変身する力は秘密にしよう。この世界でやりたい放題やっても誤魔化せるもんね。だって僕弱いからさ(嘘)。もっと甘えさせてよ!
人間としての生活はスローライフを目標にして、裏では猫で冒険するけど皆には内緒だよ! ってお話です。甘えん坊な主人公の気持ちになって読むと面白いと思います。赤ちゃんから成長して学園に行ったり騒がしくなる予定です。ゆっくり進んでいくので赤ちゃん時代が長いです。
アルファポリス、カクヨム、ノベルアップ+でも同時掲載始めました。更新はなろうが一番早いです。更新は不定期ですが頑張ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 17:14:03
883183文字
会話率:61%
文学部の大学生、紺野静樹は突然異世界に飛ばされた。
森の中で怯えながら寝て次に起きた時、家の中に移動しており、二足歩行で歩く虎顔の獣人と出会う。
「と、虎⁉︎ 牙が怖すぎるっ、食べられる……! あ、意識が……」
「わーい! やっと起き
たね人間さん! ……あれ、また寝ちゃったの?」
どうやら見た目は恐ろしいが親切な白虎の獣人、タオに保護されたらしい。
幼い頃に猫に噛まれたせいで獣の牙が大の苦手である静樹は、彼の一挙一動にびくびくと怯えてしまう。
そんな中、タオは静樹を番にしたいと迫ってきて……?
「シズキってかわいくっていい匂いだね、大好きだよ! 番になってほしいなあ」
「嫌です無理です、死んじゃいます……っ!」
無邪気な虎獣人と、臆病な異世界人のドタバタラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 12:10:00
55563文字
会話率:42%
「君のその目、いいね。
君の憎悪、大好きだよ。もっと面白くしよう」
──赤い髪、赤い瞳。“災厄”と呼ばれた少女ルージュは、
唯一自分を名で呼んでくれた祖母を失い、復讐に燃えて森に入った。
そこで出会ったのは、黒い狼の獣人と、すべてを嗤う
神だった。
神の気まぐれにより、ルージュと狼は異世界へと堕とされる。
ルージュは“赤の聖女”として祀り上げられ、
やがて運命の狼──名も捨てた黒獣と再会する。
「私があんたを飼ってあげる。
優しく、狂ったまま、私のものにしてあげる」
名を与え、檻に繋ぎ、心を暴こうとする少女と、
すべてを拒絶してきた男。
二人の関係は次第に歪に絡み合い、やがて“神”の思惑と交差する。
「ねえ、見せてよ。君の狂気の果てをさ」
――愛か、憎悪か、それとも神への反逆か。
これは、“狂った赤ずきん”と“名もない黒狼”が、
世界を壊して築き上げる、共依存と復讐の異世界ダークファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 23:56:33
22011文字
会話率:22%
その日、君は言った。
「また明日」
と。
でも、俺の明日に君はいなかった。
いつものことだ。
どうせまた君と出会い、恋をし、そして、また居なくなる。
もう何度繰り返しただろう……。それでも、どうにもならない。
消える君に言いたいこ
とはまだあったのに…………。
明日が来なければいい。
明日何て概念がなければいい。
しかし、人は明日を求める。日付は変わり、朝日が昇る。
そうして、明日がやって来る。前日の、
「また明日」
と言ったであろう、君の消えた明日が…………。
「大好きだよ…………俺は君を、、愛して……!――――――あれ?俺は何をしているんだろう?」
この止まらない涙は何なのだろう―――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 19:43:13
6845文字
会話率:48%
アストレア王国の女王である結衣は、10万年を超える時の中で孤独を感じていた。そんな彼女は、お忍びで日本に降り立ち、紫色の髪と青い瞳の少女、紫苑として平凡な生活を送ることを決意する。ゴールデンレトリーバーのルークと一軒家で暮らし、公立小学校か
ら高校までを通う中で、初めての親友・朔茂や恋人・優弥と出会い、四季折々の日本の風景の中で、ごく普通の少女としての青春を謳歌する。しかし、アストレア王国へ帰る日は近づいていた。女王としてではない、ただの少女としての温かく優しい日々は、彼女の永遠の記憶に深く刻まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 13:17:58
1311文字
会話率:0%
背景キャラでモブ同然の俺ー一ノ瀬友也 (いちのせともや) は、ある日担任に同じクラスの不登校・弓瀬ひなのをクラスに復帰させてほしいと頼まれる。
「私二年生になってクラスの人としゃべったことないから、一ノ瀬君が初めてかもっ」
なんてこと
を美人に言われたのは間違いなく今日が初めてだ。
それをきっかけに、バスケ部の霞波瑠香、同じクラスの美乃浜麻衣などを集めて弓瀬の唯一の居場所、新聞部が発足する。
「結局、全部一ノ瀬のおかげね。そういう所、やっぱり大好きだよ」
「いっちーはあたしのヒーローだもん」
彼女たちを取り巻く問題を解決していくうちに…待てよ、みんな俺に惚れてないか?
ーこんなパッとしない俺でもお前らを助けたら主人公になれるのか?!
パッとしないはずの青春。不登校女子を助けるモブのラブコメ、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 20:50:00
20209文字
会話率:34%
ユナはねー、ジゴラが大好きだよ。キャー!
最終更新:2025-04-06 22:22:32
6691文字
会話率:73%
1番に好きになった子にはなんでもしてあげた。
2番目に好きになった子には笑顔しかあげなかった。
次にすきになった子とは話を聞いたり手を繋いだり。
最終更新:2025-03-21 22:08:46
238文字
会話率:0%
あのね?あなたのこと大好きだよ
最終更新:2021-01-05 07:45:43
205文字
会話率:0%
高校生の俺は違う学校に通う幼馴染の君と2ヶ月の恋をした。
正直俺は2ヶ月しか続かないとは思わなかったし、きっと君もそれは同じだっただろう?
でもこの2ヶ月、通話したりメッセージを送ったりしてきずいた。君は多分、恋愛的に俺のことを好きじ
ゃないんだろうって。
毎日通話した後に俺が大好きだよって言うと君はうんで終わらせるよね。
俺が君に告白する時、真面目に話すことができなくて、ノリで告白したみたいな雰囲気になってたけど、俺は本気なんだったんだよ。
優しくてなんでも断れない君は首を縦に振ってくれたけど、ちょっとふざけた感じで答えてくれたよね。
だから、君は本当は俺のことを好きじゃないんじゃないかってずっと不安だったんだよ。
喋ってても思った。なんとなくわかるじゃんか。相手が本当に恋愛の意味で自分を好きかどうかなんて。
俺だけが通話中ずっと喋って、俺だけが毎回君より先にメッセージを送って、俺だけが君を愛してるなんて言って、俺だけが君をこんなに愛して、俺だけ馬鹿みたいじゃんか。
だからこの関係も今日で終わり。
次は君の事を誰よりも愛してくれて、君がその人の事を誰よりも愛すようなそんな幸せな関係を、僕の知らない誰かと、あるいは知ってる誰かと築いてほしい。
そう思って俺は君にメッセージを送った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 20:00:00
2803文字
会話率:33%
「大好きだよ、メトゥス」
その言葉を最期に、ミセリア・マルムは命を落とした。
考えてみれば、彼女の人生は悲惨そのものだった。親に捨てられ、心から信じた婚約者に裏切られ、ようやく手に入れた愛も自身の手で消え去った。
だが、目を覚ますと、彼
女は八歳の冬に戻っていた。
今度こそ運命を変えるために、心の底から愛する人を守るために、復讐を果たすために。
ミセリアの二度目の人生が、今はじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 22:30:00
39025文字
会話率:37%
ずっと昔から大好きだよ。
幼馴染の悠馬が好きな遥。でも、本人にも友達にも素直になれなくて、告白できずにいた。
一週間後に迫ったバレンタイン。親友に背中を押されながらも、今度こそ告白しようと決意を固める遥は、他クラスの男子から呼び出されて…
…
これは、ずっと素直になれなかった少女の、幼馴染との恋物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 00:00:00
6794文字
会話率:63%
想いと記憶が受け継がれ、力となる世界。
とあるギルドで雑用係として働いていたリオティスは、幼い頃の記憶を無くし、そんな自分を救ってくれた恩人のため、そして大好きな少女のために生きていた。
しかし、恩人が死に、代わりにギルドマスターになっ
た男の手により、リオティスは無能という理由から魔獣の巣窟へと少女と共に突き落とされる。
絶望の中、目前で魔獣に殺された少女の身体を抱き寄せてリオティスは死を覚悟したが、彼の頭に聞こえてきたのは死んだはずの少女の声。
『大好きだよ、リオティス』
少女の想いと記憶が流れ込み、リオティスは〈創造〉と〈分解〉の二つのピースを操作することのできる能力に覚醒する。
その能力で追放したギルドへの復讐を果たすも、リオティスは大切な人を失った喪失感と裏切られた恐怖から、何をして生きれば良いのか分からなくなっていた。
そんな時、リオティスが偶然助けたひとりの少女との出会いが、彼の運命を大きく変える。
「私と、ギルドに入ってください!!」
これは大切な人を失いたくないがために、大切な物を作らなくなったひとりの男が、騒がしい仲間と共に落ちこぼれのギルドを世界最強のギルドにする物語。そして、もう一度大切な何かを見つける物語り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 22:23:19
449694文字
会話率:40%
大好きだよ、これからも
キーワード:
最終更新:2024-09-15 17:17:18
402文字
会話率:20%
「ごめんよ。でも……母上が大事だから。…………すまないね」
言いたいことを言って、背を向ける王子セハル。
今日は婚約者同士のお茶会だが、本当にお茶を飲んで数分で席を立ってしまうことが多かった。
あの人は、いつも優しい。
「ああナルカ、
君は綺麗だ」
「努力する君を尊敬するよ」
「大好きだよ」
それ以上に、母親である王妃を褒める彼。
いつも台詞の後には、この一言が着くように聞こえた。
「ああ、君は綺麗だ、母上の次に」
「努力する君を尊敬するよ、母上の次に」
「大好きだよ、母上の次に」
子供が母親を敬愛するのはある程度は仕方ないが、彼が慕う母親は、6歳しか年の違わない義母だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 13:55:52
5570文字
会話率:12%
彼とデートに行く事になった。
映画を見て、パーラーに訪れたその時の事。
彼は自分のパフェからアイスを掬いとると、私の口元目掛けて差し出す。
「からかっているでしょう?」
「傷付けるいじりは嫌いだけど、困らせるいじりは大好きだよ」
注意事
項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
付き合ってて、愛おしいと思ってて、弄りたいなら、こうした方が良いよ。世の男性諸君。
貶す言葉は破局まっしぐらなんで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 18:04:31
1080文字
会話率:45%
「それでも僕は、お兄ちゃんの事大好きだよ。」
蓮はそういうと、寂しそうに微笑んだ。
これは、風眞蓮という少年の悲壮と勇気の冒険譚。
年輪の世界と呼ばれる世界群の中で、唯一裏と表のある世界「エンドオブエデン」
裏の世界と呼ばれるディセントで
起きようとしている、1000年前に起こったオリュンポスの神々による大戦争のその続き。
それを止めるべく戦う「聖獣の守護者」の末裔達と蓮。
年輪の世界の破壊を望み戦争に加担する異端の神と、「ディン・アストレフ」という年輪の世界の守護者に戦士達を育てるべく集められた異世界の者達の思惑が交差する。
彼が見るであろう世界は美しく、とても残酷であろう。
しかし彼は進む、己の運命を知らずに。
共に戦う仲間たちと紡ぐその物語は、どのような終わりを迎えるのか。
それを知るのは、ただ一人のみ。
https://ncode.syosetu.com/n0782gr/
こちらに設定資料集を掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 21:46:05
1005151文字
会話率:50%
自分こそが全宇宙で最も完璧な存在であることは疑いようがない事実だと、姫宮美琴は胸を張って言える。
頭が良くて、運動神経が抜群で、黒髪黒目という日本人のスタンダードな容姿ながら誰もが振り返る美少女で、どんな分野においても即座に極められる
才能の持ち主である自分は世界ランキングなんてものが可視化されれば間違いなく第一位として燦然と輝いているのだから、ほとんど完璧な自分に敵う存在はこの世に存在しない。
そんな風に自己評価が突き抜けている姫宮美琴だが、それでもほとんどと言わざるを得なかった。
姫宮美琴は女が好きだ。
致命的に性的嗜好が『大多数』とはズレている以上、それは紛うことなく欠点であり、隠すべきものなのだ。
そう考えているからこそ、彼女の存在は姫宮美琴にとって理解できないものだった。
「へい、姫っち。今日も綺麗だねっ! 大好きだよ!」
そう言える隣の席の彼女、宇佐川雪音のことが完璧なはずの姫宮美琴でも理解できなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 18:11:17
6685文字
会話率:46%
様々な、出来事が重なって、自己肯定感がなくなってしまった主人公が、原因である周りの女性達との関係を深めていく物語
幼馴染「好きだよ、ユウ!!」
義姉「侑士、好きだぞ」
義妹「ユウ兄、大好き!」
義母「ユウ君、大好きだよ」
侑士「何言ってる
んですか?みんな俺のことを好きだなんてあるわけないじゃないですか」
果たして関係は縮まるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 09:14:15
114817文字
会話率:40%
実話です。
どうしても記録として残しておきたくて書かせていただきました。
書いていて切なくなってしまったけど、読んでいただけると嬉しいです。
そして、少しでも多くの人の心に残ってほしいなと思います。
最終更新:2024-03-04 19:33:11
317文字
会話率:0%