クリスタリア伯爵家の令嬢ウラには公爵家令息デミトリオスという婚約者がいた。
数十年前、戦争で互いの祖父が大いに活躍したことをきっかけに両家の交流が始まる。ウラとデミトリオスは強く惹かれ合い、ゆっくり確実に互いへの愛情を育んでいたのだが──
*絶対に許さない。そんな令嬢のお話。元サヤなしです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 13:11:30
5289文字
会話率:20%
俺の名前は「斎上院(さいじょういん) 燈矢」だ。
名前から察するだろうが、中級以上の家に生まれだったのだが、獅子からハゲワシが誕生した。
そのハゲワシが俺だ。
一応、言っておくが、爪弾きにされない程度には高校生として学んでいた。
まあ、少年
時代が劣悪だったのも含めて、良く言えば「薬にも毒にもならない男」で、悪く言えば「小悪党」だと言われたな。
そんな俺でも、手を差し伸べてくる物好きなアイツのお陰で、俺の中にも綺麗な所が残っている。
そんな俺だから、交差点でダンプに轢かれると自覚した時はあっさりと「生」への執着は消えたな。
それに、俺が死んだ後に動く金は、全て「アイツ」に渡る様にしたから「恩返し」としては充分だろう。
だから、未練は無い……と思っていたら「異世界転生」かよ!
確かに、少年時代に散々読んだが、まさか本当に異世界転生するとは誰も思わないだろう?
しかも、前世を思い出したのが、テンプレ「ダンジョン深部での追放」とはな。
……まあいい。
どうせ、天涯孤独なんだ。
好き勝手に生きるさ!
それに、前世ではアイツの恩に報いる為に我慢していた事でも、この世界なら自由だ!
助けたい奴は助け、殺したい奴は殺そう。
今の俺なら、それが出来る!
何故なら、俺はダンジョンマスターだからだ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 20:50:00
600353文字
会話率:56%
第三王女パシアン姫(7)は、公爵家令息のイディオ(13)と婚約していたが、とあるパーティ会場で婚約破棄を告げられた。
王女付きの護衛騎士は、さてこの後どうなるのだろうと見守っていたら、パシアン姫はとんでもないことを言いだして――?
放
置されてもマイペースで突き進む暴れん坊姫さまが、平民護衛騎士を振り回しつつ冒険者になってみたファンタジー!
(護衛騎士の一人称視点が主ですが、主人公は姫さまだったりします)
※これは魔法と剣のご都合ファンタジー世界です。
※この作品はフィクションです。法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 18:00:00
235842文字
会話率:30%
40歳の平凡なOLが、仕事終わりのビールの一口で異世界の王女に転生してしまう。王城の図書館で彼女が理想とするイケオジと出会うが、その正体はなんと15歳の公爵家令息だった。
最終更新:2025-02-17 12:30:00
5612文字
会話率:32%
「リズ・ペリドン! 貴様との婚約を破棄する!!」
学園の卒業記念パーティでシゾール王太子は整った顔立ちを盛大に歪めながらそう叫んだ。
取り返しの効かない事態となったことに蒼白となるペリドン侯爵令嬢だったが、そこにウッズ公爵家令息で王国の治療
院で現在修行中の医師でもあるファストが何の騒ぎだと話を聞くと、事態はあらぬ方向へと転がってしまい……!?
「何というか、その……その様な観点からは考えた事もございませんでしたわ……」
「恐れながらもウッズ様、既にとんでもない大ごとにはなっておりますが……」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 00:31:20
10587文字
会話率:48%
「彼女だけが私の内面を見てくれた」。社交界で“氷華の貴公子”と呼ばれる公爵家令息・レイモンが選んだ少女は『氷を溶かした唯一の令嬢』と呼ばれた。──私では、氷を溶かすことはできなかったのだ。淡い失恋とそれから。淡々とした話です。
最終更新:2024-10-17 19:37:38
14913文字
会話率:20%
お茶会デビューで水をかけられた子爵家令嬢は、主催者の公爵家令息に救われた。
最終更新:2024-08-10 10:24:59
4127文字
会話率:31%
学院の卒業間近に開催される学生たちの夜会。
そんな場で突然突き付けられた見目の良いレオン王子様からの"婚約破棄"。
私は戸惑いますが、思い返せば自分勝手で浮気ばかりの頭の悪いレオン王子とは結婚しない方が幸せそうなので、
どうかこの婚約破棄をそのまま成立させたい気持ちにかられます。
しかし、婚約破棄の理由はいったい何なのでしょうか?私はレオン王子の相手とはそもそも面識もないのですが……もしかして勢いで言っただけではないでしょうね、バカ王子。
そんなところになぜか婚約破棄を止めるような形で公爵家令息であるランス様が入ってきます。彼はなんと、ユニークスキルである"運命のダイス"で私たちの婚約破棄と、王子の運命の相手との未来を確認してくれることに。
頼みます。どうか婚約破棄を成立させてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 11:51:11
3786文字
会話率:19%
「ユリシーズ公爵家令息ラングイットとシベルク伯爵令嬢フェルーナの結婚を王命とする」突然言い渡された王命は、非常に仲の悪い頭脳派のユリシーズ公爵家と肉体派シベルク伯爵家との政略結婚だと思っていた。聖女候補となるリリアンヌへの恋心があるであろう
ラングイットへと嫁ぐことになったフェルーナだが···この結婚。実は複雑な訳ありだったのだ···。
結婚の意図が日を追うごとに明かされていくが、それと同時に彼の様子もなんだがおかしい?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 18:48:37
156696文字
会話率:41%
アトレー公爵家令息セオドア・オルグレンの目の前で、妹であるメルディーナ・オルグレンは自ら命を絶った。
第一王子の婚約者でありながら、地方貴族の男爵令嬢をいじめたという告発を受けた直後のことだ。
「わたくし、わかっておりました。愛された
ことがない者が、大切にされてこなかった者が、どうして他者を、民を、愛し慈しむことができましょう」
毎夜うなされて飛び起きるたび、セオドアは今がいつなのかを見失い、荒い息の中で思い出し、安堵する。
メルディーナはまだ七歳。アカデミーの敷地に足を踏み入れたこともなければ、第一王子に会ったことすらない。
――まだ、間に合う。
妹の破滅を回避するため、セオドアはひとり覚悟を決めるのだった。
* * *
更新はかなりゆっくりとなりそうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 18:12:33
45577文字
会話率:35%
生まれつきの容姿のせいで虐げられてきた男爵家令嬢のドロシー・コメット。
校舎の片隅でエナドリ飲みながら夢に向かって一生懸命頑張っている彼女の元に学園一の有名人である公爵家令息のオルト・テュフォーンが訪れる。
「惚れ薬は作れるか?」とイケメ
ンの彼に依頼されたドロシーは(お前なら顔面でゴリ押して甘い声で口説き文句言えば一発だろ!)と思いながらも依頼を引き受ける。
そしてなんやかんやあってドロシーはオルトの婚約破棄、彼が婚約者を断罪するイベントに巻き込まれることになり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 07:06:18
12098文字
会話率:32%
「ごめん、リア。出かける直前に、アビーの具合が急に悪くなって」
これが、公爵家令嬢リアの婚約者である、公爵家令息モーガンがデートに遅刻したときにする、お決まりの言い訳である。
モーガンは病弱な妹のアビーを異常なまでにかわいがっており
、その言葉を決して疑ったりはしない。
リアが怒っていなくても、アビーが怒っていると泣けば、モーガンはそれを信じてリアを責める。それでもリアはモーガンを愛していたから、ぐっとたえていた。
けれど。ある出来事がきっかけとなり、リアは、モーガンに対する愛情が一気に冷めてしまう。
「──わたし、どうしてあんな人を愛していたのかしら」
この作品は、アルファポリス様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 17:23:19
31088文字
会話率:54%
突然婚約破棄を突き付けられたフローレス。
彼女は公爵家令息との結婚を間近に控えていた。
それなのに婚約者のリカルドに、「お前はもういらない、新しい婚約者がいる」と婚約破棄を宣言されたのだ。
相手はなんと、フローレスの知人であるリリアだ。
悲しいだろう悔しいだろうと傲慢な態度で煽ってくるリカルド。
愛する婚約者に公衆の面前で捨てられたら傷付くに決まっている。
「でも私、あなたのこと愛していないので」
けろっとした顔で言うフローレスに、リカルドは愕然とする。
愛してるふりをしていた、リリアをけしかけたのだって私だし。
まんまと策略にはまってくれてありがとう。
畳み掛けるように言われて、あとには退けないリカルドとリリア。
策略通りめでたく自由の身となったフローレスは、慰謝料を得てカフェ経営の夢をかなえた。
そして一年後。
フローレスの店に一人の貴族の青年が訪れた。
眉目秀麗、謹厳実直。
物語のヒーローのような彼は、しかし笑顔の可愛い気さくな好青年だった。
貴族なんてもうこりごりだと思っていたフローレスが、彼を好きになるのにそう時間はかからなかった。
※アルファポリスで連載していたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 20:19:25
72869文字
会話率:30%
◆[オリヴィアの事情]
十年前、十七歳だったオリヴィアに婚約者が言い放った。
「君との婚約を破棄させてもらう!」
彼の背後には、こちらを見て震えている可憐な令嬢の姿が。断罪されたオリヴィアは、国を追放されてしまう。
時は流れ、現在、二十七
歳。夫になる予定の彼が、出会った日にこんなことを言ってきた。
「君を愛することはない」
◆[彼の事情]
ゲイの兄が世間体を取り繕うため、この世界の常識では行き遅れの部類に入る、二十七歳の伯爵令嬢と結婚することになった。彼女は元悪役令嬢で、断罪・婚約破棄された過去を持つという。
しかし花嫁が到着する前に、兄が事故で死んでしまう。これにより公爵家の嫡男に繰り上がった十九歳の弟は、とばっちりでこの女性と結婚する破目に。げんなりするが、法律上の問題でどうしても断ることができない。ところが公爵家にやって来たのは、二十七歳とは到底思えぬ、可愛らしい童顔の女性で――……
昔訳あって悪役令嬢を演じていた二十七歳の女性と、八歳年下の麗しき公爵家令息との、同居から始まるジレジレでキュンな恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 20:36:56
147184文字
会話率:44%
令嬢ウィステリアは、美しく優しい公爵家令息ブライトに恋をしていた。
彼との婚約を目指し、悪評にもめげず努力を重ねる。
けれど、ブライトがより気さくに接するのは義理の妹のほうだった。
あるとき、義妹が生贄に選ばれてしまう。
回避しようと奔走
する中、ウィステリアはブライトの気持ちを知ってしまう。
やがて決定的な言葉を告げられ、傷つき孤独になったウィステリアは、義妹の身代わりで生贄となる。
そこで命を落とすはずだったが…。
これは傷つき孤独を抱えた元令嬢と、すべてに恵まれたがゆえに何も執着しなかった青年の物語。
◆書籍化決定しました。詳細はまたのちほど!
※アルファポリスにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 00:39:18
4209文字
会話率:40%
「リリア、申し訳ないが君との婚約を破棄したい」
婚約破棄されるつい十分前に、前世の記憶を取り戻したリリア。
記憶を取り戻すまで、悪役令嬢そのものだった自分を省みて公爵家令息エリックからの婚約破棄に同意する。
けれど婚約破棄を告げ
た後に、どんどん自分の理想通りの女性になっていくリリアを見て、恋に落ちたエリック。
「彼女はなぜ、変わったのだろう」
同意された婚約破棄を、進められないまま頭を抱えるエリック。
そしてエリックは一つの仮説にたどり着く。
ーー自分と婚約破棄をするために、彼女は演技をしていたのでは?
エリックは誓う。
今まで辛い思いをさせた(させてない)リリアに振り向いてもらうために、少しでも彼女に好きになってもらえるよう頑張ることを。
ネガティブ公爵令息と、元現代女子高生な侯爵令嬢の婚約破棄から始まる学園ラブコメディ。
※学園物です。
この作品はアルファポリス様とカクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 19:00:00
99833文字
会話率:32%
ローズ王女は、婚約相手のレオへ、突然、婚約破棄を言い渡した。しかし、周囲は全く騒ぐことなく、静観をしていた。なぜかと言うと…
最終更新:2022-06-13 15:00:00
4007文字
会話率:22%
幼馴染みである公爵家令息の婚約者を見て、子爵家令嬢は驚いた。身分も容姿も自分より劣る、ちんちくりんだったからだ。一体あの娘のどこが良いの?えっ、声?えっまさかの声フェチ?
最終更新:2022-04-03 00:24:31
6690文字
会話率:35%
「わたくしハルモニア王国第一王女エリザベータ・オトレーレ=ハルモニアは、マルファ公爵家令息リカルド・ローヌとの婚約を破棄することをここに宣言いたします!」
金髪碧眼に豪奢なドレスや宝石で着飾った美女が、周囲の注目を大いに浴びながら堂々と言
い放つ。その姿はまさに、次期女王としてその王威を示すに相応しい程に華々しきものであった。
それが、王立学園の卒業夜会の最中という舞台でさえなければ、の話だが。
前世の記憶を引き継いで、転生を果たしたのは男女の貞操観念が逆転した世界だった。
気付けば僕の立場は『悪役令嬢』ならぬ『悪役令息』に・・・・・・今世では平穏無事に生きたいだけだったのに・・・・・・
こうなったら仕方ない。トラウマに負けず保身第一で生きてやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 16:34:14
12066文字
会話率:39%
悪役令嬢に転生した事に気づいたイルーシャ・マクレディは同時に前世の記憶を思い出す。この時、彼女は5歳。目の前には4歳上の婚約者として紹介された公爵家令息がいた。
彼の顔を見た瞬間、イルーシャは「あー。詰んだわ」と思った。公爵家令息は名をアレ
クセイ・ミュラー。イルーシャの前世の世界にある小説「静かなる湖畔」のヒロインのお相手役だ。イルーシャはヒロインであるアレクサンドラ・コリーナ公爵令嬢をいじめ抜き、断罪される。国外追放になるという結末に。
イルーシャはアレクセイとの婚約をお断りする事に。大きく小説のストーリーから逸脱してしまうが。イルーシャの今後はどうなるのか?
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-28 13:17:50
22069文字
会話率:60%