勇者一行により魔王が討伐されてから80年。人々は長きにわたり平和を享受していたが、少子化が進んでいることが判明していた。それはかつて滅びる前の魔王によって予言されていたことだった。
王命により少子化対策を講じることになったエクリプス魔法学園
は、当代一の秀才少女カリカに要請する。
「若者たちが子作りしたくなる画期的なアイディアを考えてちょうだい」
「子作りしたくなるアイディアー???」
本作はカクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:00:00
40835文字
会話率:55%
死者が語るはずのない言葉を、彼女は“灰の中の文書”から読み取った。
王国を揺るがす連続毒殺事件。
その鍵を握るのは、火刑に処された異端の聖女が遺した手記。
アマーリエは王命で調査に乗り出すが、相棒として派遣されたのは、かつて命を救われた
記憶を持つ傭兵、レオンだった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 22:05:59
15428文字
会話率:29%
王命による婚約を、破棄すると告げられたフェリーネ。
婚約者ヴェッセルから呼び出された学園の予備室で、フェリーネはしばらく動けずにいた。
同級生でありフェリーネの侍女でもあるアマリアと、胸の苦しさが落ち着くまで静かに話をする。
一方、ヴェッセ
ルは連れてきた恋の相手スザンナと、予備室のドアの外で中の様子を伺っている。
フェリーネとアマリアの話を聞いている、ヴェッセルとスザンナは……。
*ハッピーエンドではありません
*荒唐無稽の世界観で書いた話ですので、そのようにお読みいただければと思います。
*誤字報告はありがたく受け付けておりますが、直さないこともありますことをご了承ください。
*他サイトでも公開する予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:00:00
9070文字
会話率:27%
政略婚約を「研究バカ令嬢」として破棄された宮廷魔導士フィオナ。怒りと失恋を魔導薬のフラスコにぶつける毎日。
そんな折、幼馴染で首席魔導士のユリウスが王命で開発した『惚れ薬』の完成を宣言する。ところが実験台をめぐる口論がヒートアップし、二人で
惚れ薬を服用することに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:01:40
8287文字
会話率:30%
十五歳の侯爵令嬢リリアは国王ヨハネスから側妃として登城するよう王命を受ける。王妃との間に子供が出来ないという理由で。応接室に突然現れた王妃はいずれは国に帰ると宣言し出て行った。父親と一緒に話を聞いたその日、一夫一妻制のこの国で夫を共有するこ
とを嫌悪するリリアは家族と一緒に国外に逃げようとしたが、使者がやって来てしまう。王族を信じられないまま、家族を守る為リリアは側妃になることを決意する。やがて毎日の訪問は妊娠し易い月に一度の訪れになっていた。諜報から王妃の元へ頻繁に通っているとの情報を手にしたリリアは侍女にある薬を用意させた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:58:12
14075文字
会話率:60%
主人公のレイは、サイガ伯爵家の長女として生まれた。
魔法が全てのこの世界において、ただ一人、魔力を持たないレイは、家族からも周囲からも虐げられる毎日を送っていた。
ある日、王命により、海を跨いだ向こうの国、極東の華族【一条家】に妹
が嫁ぐことになる。
だが、嫁ぎ先は恐ろしい妖魔がうろつく魔境。さらに、一条家当主【一条悟】には、【極東の悪魔】というあだ名がつけられていた。
我が子が可愛い父は、義妹のアリアルの代わりに、レイを極東に送り込むことにした。
地獄のような環境から抜け出せるからと、レイは了承し、海を渡る。
「おまえ、ものすごい霊力を持ってるな。素晴らしいぞ」
実は、魔力がないわかりに凄まじい霊力を持つレイは、悟から溺愛されることになる。
そしてレイは大妖魔ザシキワラシの生まれ変わりであることが判明。
彼女がいるだけでその家は繁栄するという力をもつ彼女は、極東の人間が喉から手が出るほど欲する人物であった。
一方で、レイを失ったサイガ家は、急速に没落していく羽目になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:00:00
385810文字
会話率:44%
主人公のレイは、サイガ伯爵家の長女として生まれた。
魔法が全てのこの世界において、ただ一人、魔力を持たないレイは、家族からも周囲からも虐げられる毎日を送っていた。
ある日、王命により、海を跨いだ向こうの国、極東の華族【一条家】に妹
が嫁ぐことになる。
だが、嫁ぎ先は恐ろしい妖魔がうろつく魔境。さらに、一条家当主【一条悟】には、【極東の悪魔】というあだ名がつけられていた。
我が子が可愛い父は、義妹のアリアルの代わりに、レイを極東に送り込むことにした。
地獄のような環境から抜け出せるからと、レイは了承し、海を渡る。
「おまえ、ものすごい霊力を持ってるな。素晴らしいぞ」
実は、魔力がないわかりに凄まじい霊力を持つレイは、悟から溺愛されることになる。
そしてレイは大妖魔ザシキワラシの生まれ変わりであることが判明。
彼女がいるだけでその家は繁栄するという力をもつ彼女は、極東の人間が喉から手が出るほど欲する人物であった。
一方で、レイを失ったサイガ家は、急速に没落していく羽目になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 18:01:15
6254文字
会話率:34%
ウィンスレイド王国の王立学院高等科に在学中だったルナリアは、ある日突然、王宮警護隊によって王宮へ連行された。
そこで故郷ダーラウに発生した疫病で領主の父と母を失ったことを知らされるが、王命のせいで王宮の一室で軟禁生活を強いられ、身動きが取れ
ずにいた。
軟禁生活がひと月を過ぎる頃、王宮で仮面舞踏会が開かれることを知り、この絶好のチャンスにルナリアは王宮脱出を試みる。なんとしてでも王宮を出て、王都で頼れる唯一の人、婚約者のトレヴァーに助けを請うつもりだった。
仮面をつけて王宮内を歩き回るうちに、ルナリアは黒い仮面の美しい青年と出会い、彼の助言を得て王宮から出ていこうとするが、そのとき、彼女の前に妖獣と呼ばれる異形が立ちはだかる――。
それから3ヶ月後。
ルナリアは王太子妃となり、夫である王太子ジェレルと愛のない結婚生活を送っていた。
ジェレルが、疫病が原因で死の街と化したルナリアの故郷ダーラウへ旅立つことになり、ルナリアは自分も連れていってもほしいと懇願するが、ジェレルを怒らせてしまう。
王太子夫妻に対する心ない噂にうんざりしながらも、ジェレル不在の王宮をなぜか心細く感じるルナリア。
そこにルナリアの弟フォルシアンが面会に訪れ、ルナリアは意外な形で王宮を出ることになる――。
ウィンスレイド王国に伝わる【月の女神と邪神】の神話の再来が近いとされる中、【呪われた魔剣】を手にした王太子ジェレルと、月の女神の力を封じ込めた【紅の秘宝】を両の瞳に宿すルナリア、そして【国内最強の剣士】でルナリアの元婚約者トレヴァーが、それぞれの生き方・愛し方を模索しながら運命に立ち向かう物語。
※ルナリアの苛酷な過去、及び【月の女神と邪神】の神話に関する記載・戦闘シーン等に残酷な描写が含まれます。
※【同時掲載】小説家になろう、カクヨム、アルファポリス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:20:00
37149文字
会話率:41%
「これは王命による政略結婚だ。公爵夫人として大切にするがそれ以上は求めないでほしい」「分かってます。これが政略結婚であることを。そして──閣下には忘れられない人がいることも」
肥沃な大地を持つウェステリア王国は五年前の戦争が原因で「国王派
」と「継戦派」による政争が起きていた。
そんな中、宰相補佐官を父に持つアリシアに王命による結婚が下される。
相手は同じ国王派の筆頭で全てにおいて格上のランドベル公爵家の当主のシルヴェスター。発言力を増す継戦派を牽制するため、国王派の結束を強めるためにアリシアは公爵家に嫁ぐことになり──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 18:23:10
270291文字
会話率:51%
カトリーヌは、ロトリア王国の王女だ。
彼女の母は側室だったため、周りの者からは、あまり良い扱いを受けずに育ってきた。
そんな彼女が、王命で婚約者から引き離され、仲の悪い隣国に嫁ぐことが決定する。
その時の彼女が取った行動が、彼女の運命を大き
く変えた。
王女として育ったカトリーヌが、紆余曲折を経て、隣国でメイドとして働き始めるまでの物語です。
★『【連載版】作戦名は「先手必勝!」 虐げられるとか本当に無理なので、早めに回避します!』の登場人物、メイドのケイトのお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 17:22:10
7451文字
会話率:14%
魔族と人類が対立する世界。
お互い干渉せずにある程度の平和が保たれていたが、
魔王が侵攻を宣言したことで、魔族と人類の戦争が始まる。
人類の中心である王国は各国の上位冒険者を集め、
人類最強の戦闘集団(通称ADK)を結成して魔族と対抗してい
た。
ADKに選ばれなかった冒険者ラウジディー・ウィルギスは、
些細なきっかけで王国から目を付けられ、王命を与えられる。
"魔王の側近である、魔族軍の最高幹部を討伐せよ"
成し遂げることのできない命令に従うため、
歴史に残らない冒険を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 23:37:10
21612文字
会話率:27%
[訳あり騎士×拗らせ王女。恋に踏み出せない二人のじれじれ純愛ストーリー]
流れ者の剣士であったリゲルは、突如として王命を受ける。それは――「王女アルテミシアが結婚したがらない理由を聞き出せ。もし一年以内にできなければ、そなたが王女と結婚
せよ」というもの。
リゲルは王女の近衛騎士として働くことになるが、内心乗り気ではない。彼には、流れ者として日陰の生活を続けていきたい事情があるのだ。実は彼の正体は、死んだことになっている亡国の王子レグルスだった。
また、リゲルがレグルス王子であった頃、即ち彼の故国が滅びる前、子供時代の彼と王女アルテミシアは会ったことがある。けれども十年を経て再会した今、王女のほうはリゲルとレグルス王子が同一人物だとは気づいていない。
さらに、生涯結婚しないと言い張るアルテミシアにも理由があった。「人を好きになるのがこわいの。私は不吉な子だから」
心の傷を抱える二人は、次第に惹かれ合ってゆく。しかし一歩恋には踏み出せない。訳あり騎士×拗らせ王女の、じれじれ純愛ストーリー。
(あくまで創作として、作者なりに設定した架空の世界を舞台に書いています。現実の歴史や社会等との齟齬が気になる方にはおすすめしません。)
・なろうにのみ掲載。
・マイペース更新となります。
最初の数話は連日投稿しますが、その後はかなりゆっくりな更新となること、ご了承くださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 23:06:26
68674文字
会話率:25%
母親は側妃、でも僕は第一王子なので、王位継承権は第一位。
ようやく思考と肉体が繋がって、思い通りに体を動かせるようになったんだけど、どうにも僕の環境はよろしくない。
どうやら父親の国王陛下は、最愛の王妃様との間に出来た第二王子を自分の後継者
にしたいようで、第一王子とその母である側妃を放置。放置というか無視。
なんかこれってどこかの小説で見たようなテンプレじゃないか?
国王陛下から邪険に扱われる側妃を母親に持つ王子様が、自分は愛されてないとかなんとか拗ねまくって、あれは嫌だこれは嫌だ我儘放題に成長した挙句、学園の卒業式で、国王陛下が王命で決めた、家柄も容姿も性格も完璧な婚約者の令嬢に婚約破棄を突き付けて、ご立派な人格者な弟王子に婚約者を横取りされて、ざまぁされる王子様。
冗談ではない。
そんなやべーフラグは折るにに限る。
自分の将来のほうが大事。
まずは王子様をやめようかと思う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 20:00:00
801478文字
会話率:43%
かつて世界を滅ぼしかけた“魔女”が、王国の地下深くに封じられている。
若き騎士・エルドは、王命を受け、魔女の討伐に向かう。
そして最下層で出会ったのは、黒衣の美しい少女——アイリス。
剣を構えるエルドに、彼女は微笑んで言った。
「ようこそ
。ずっと、待っていました」
少女は自らを“魔女”と名乗りながらも、敵意も憎しみも持たない。
むしろ彼のことを、よく知っているようだった。
次第に明かされていく、驚くべき真実。
エルドは何度も転生し、そのたびにアイリスと出会っていたのだ。
けれど、記憶は失われ、世界はその愛を“歪んだ英雄譚”として書き換えた。
彼女はずっと、殺されるために待ち続けていた。
それでも——彼は剣を捨てる。
「今度こそ、お前と生きる」
運命に抗い、終わらないさよならを断ち切るために。
これは、“千年越しの恋”を終わらせるための、
たった一度の出会いと再会の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 19:11:59
5490文字
会話率:28%
婚約者である王太子の暗殺未遂の濡れ衣を着せられ、家族もろとも処刑された伯爵令嬢レティシア。彼女が目を覚ますと、婚約前の十二歳の自分に巻き戻っていた。
魔導具師の家門に生まれ、断頭台に散った『未来』の記憶。異世界日本でエンジニアとして生きた
女性の記憶。二つの記憶が蘇ったとき、魔導具師の少女は決意する。
このまま王子と婚約すれば、自分も家族も破滅への道を一直線。だったら王命だろうがなんだろうが、絶対に婚約なんて阻止します!
傾いた家門を立てなおし、大切な家族を守るため、やり直し公女の魔導革命、スタートです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 21:21:42
455792文字
会話率:35%
王位継承争いから外れた第8王子、セシルは、和の国との親睦を深めるため、姫君を迎え入れるようにと王命が入る。
引きこもりのセシルは逆らうこともできず、遅い自立をすることに。
離縁されれば国際問題という重荷を背負うことに。
新しく赴いた領地
は本来成人の日から彼が任されるはずだったところで、領主のいないその地は荒れ果てていた。
異国の姫との仲が深まる=貿易盛んになる=領土も国も豊かになる
その為にも、彼女の心を射止めるようにと言われるも、駆け引きで接することへの罪悪感をもってしまう。
初めて会った日から、本当は彼女に惹かれていた。
情緒不安定な第8王子が領主として、夫として向き合っていく愛の話しです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 19:33:22
109121文字
会話率:62%
「婚約破棄どころか、まさかの結婚!?」
王女毒殺未遂の罪を着せられ、最果ての荒れ地へ追放された侯爵令嬢ディーズベルダ。
王命に逆らうことは許されず、全てを失った……はずだった。
——しかし、その時、彼女の婚約者である次期公爵エンデクラウ
スが、王の前でこう宣言する。
「婚約者についていくので、爵位は弟に継がせます」
まさかの決断に王城が騒然!
そのまま勢いで結婚式を挙げて、二人は最果ての地へ旅立つことに。
だがそこは、かつて魔王が棲んでいたと言われる**「絶望の地」**。
人は寄りつかず、資源も少なく、魔物までうろつく辺境の荒れ地……
「無理無理無理! こんな土地でどうやって暮らせと!??」
絶望するディーズベルダだが、前世の記憶を持つ彼女には現代知識という最強の武器があった!
水を確保し、農地を作り、建築を整え、さらには魔王の遺産まで発掘!?
「……おや、あなたが作る料理は、今日も素晴らしいですね」
「エンデクラウス、あなた働いてる!? ちょっと!!」
自由気ままな開拓スローライフを送りながら、
なぜか旦那様の甘い言葉に振り回される日々が始まる……!?
「夫婦×開拓×成り上がり」の新感覚ファンタジー!
異世界知識で辺境を発展させ、いつの間にか最強国家に!?
溺愛系夫婦のちょっぴり(?)波乱なスローライフ、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 11:15:31
494250文字
会話率:30%
熱湯しか出せない"異端児"と呼ばれ、蔑まれていた令嬢ティチェルリス。
家でも学校でも嘲笑の的だった彼女が、王命で無感情な公爵の妻になることに!?
「ちょうどいいじゃない!どうせ私も異端児だし!」
…と思いきや、公爵家で
の生活は まさかの楽園 だった!?
いじめてくる令嬢もいない、馬鹿にする学友もいない。
使用人たちは優しくて、好きなように過ごせる日々ーー
「最高! ここ、私の天国かも!」
ただし、唯一の問題は…。
「ねぇ、旦那様、少しくらい喋りなさいよ!」
"廃人"とまで呼ばれた無感情公爵ビトリアン は、今日もぽけーっとして動かない。
ならば…埋めてみる? 毛布でぐるぐる巻きにする? それとも……!?
無感情な夫 × 異端児と呼ばれた令嬢の、
愛を知らない二人が紡ぐ、運命のロマンスファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 12:18:49
194908文字
会話率:23%
婚姻前から愛妾(愛人)がいる王子に嫁げと王命が降りる。執務は全て私達に押し付け、
王子は今日も愛人と観劇ですか?どうぞお好きに。
最終更新:2025-05-06 00:14:56
31186文字
会話率:17%
赤き魔眼と卓越した魔術の才を持つロザリオ王国の王女メディア。天性の政治的手腕で彼女は東方諸国をまとめ上げ、領土拡張を狙う帝国の魔の手に対抗した。
ところが、情勢が拮抗する中メディアは父王から婚約者のオスカーを妹姫ミルエラに譲り、ロオカ王国
のギルス王子に嫁ぐよう命令される。
王命に背けず恋人と別れてロオカへと向かったメディア。
「貴様を愛することはない!」
しかし、メディアを待っていたのは、新たな婚約者となった王子ギルスの心無い言葉と彼女へ向けられる悪意の嘲笑。異国の廃棄王女メディアはロオカで孤立無援の戦いを強いられることになる。
そんなメディアに手を差し伸べる一人の男性が……
ロオカを巡る帝国と王国の策動、王族の横暴と貴族の傲慢、国内を跋扈する各国の間諜、様々な思惑に翻弄されるメディアはそれでも苦しめられる民の為に立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 22:00:00
130072文字
会話率:55%
近頃、娘を見る義息の目がやけに反抗的だとは思っていた。
思春期の男子で、血の繋がらない姉に対する反発や反抗かとも考えていたが……複数の子息達と一緒にとある令嬢に侍っている、との報告を受けた。
その侍っている令息達、の中には娘の婚約者もい
るようで――――頭が痛い。
義息と話し合いをせねばと思っていた矢先のことだった。
娘から相談を受けた。例の令嬢に侍る婚約者達に公衆の面前で罵られた、と。よくよく話を聞くと、もう駄目だと思った。
全く、あの婚約者(馬鹿)は一体なにを考えているのだ?
娘と彼との婚約は、彼が傍系王族であるが故に結ばれた……王命で成った婚約。そうでなければ、誰が一人娘を他家へ嫁がせたいと思うものか。
無論、一人娘なのでと断った。すると、傍系とは言え、王族の血を絶やさぬため、我が国の貴族なれば協力せよ、と。半ば強引に、娘を嫁に出すことを約束させられた。
娘の婚約者の家は傍系王族のクセに、ここ数十年段々と斜陽気味のようで……それなりに蓄えのある我が家が、彼の家を立て直せ、と暗に命令されたというワケだ。
なので、娘と彼との婚約は、我が家としては全く歓迎していないのだが――――
どうやら彼の方は、そのことを全く理解していないようだな。
破談にするのに、好都合ではあるが。
そしてわたしは、養子として引き取った義息を呼び出すことにした。
設定はふわっと。【だって、『恥ずかしい』のでしょう?】の続きっぽい話。一応、あっちを読んでなくても大丈夫なはず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 07:10:38
4146文字
会話率:47%
予期しない魔法の影響で魂が入れ替わってしまった、見習い修道女リリーと侯爵令嬢コーネリア。
意識を失っているうちに、リリーはコーネリアとして嫁ぎ先の辺境伯のもとへ、コーネリアはリリーとして修道院へとそれぞれ運ばれていた。
しかも、王命での政略
結婚相手である辺境伯ディランからは政敵のスパイと疑われ、塔に軟禁されて四面楚歌。
「いいこと、リリー。わたくしたちが入れ替わっていることを、決して気づかれては駄目よ。もし知られたら命の保証はないわ」
「む、無理です、コーネリア様! しかも春まで!?」
全力で令嬢の真似をしても素の自分を隠しきれないリリーに、猜疑的だったディランも違和感を持ち始める。
一方で、おんぼろ修道院で過ごすコーネリアにも思わぬ事態が――。
入れ替わりから始まる、頑張る女の子の恋と友情のお話です。
※当小説は、玄武聡一郎先生主催【#書き出しコロシアム】企画参加作品の連載版です(設定等には変更があります)
※しばらくは毎日更新します
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 21:00:00
248142文字
会話率:40%