西暦2027年。文明は崩壊した。
事情を知る者は、ほとんどいない。
知っていたとしても、その元凶を論理的に説明できなかった。
それでも、ひとつだけ言えることがある。
人類は、取り扱いを間違えた。
つまりは自業自得である、と。
納得できるわけ
がない。
大多数の人々にとって、気づけば終わっていたのだから。
終わりに気づくことさえできなかったのだから。
【この作品は投稿者の個人サイト「物語の社」にも掲載しています】
⇒http://chronicles.xsrv.jp折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 00:00:00
475824文字
会話率:38%
莫大な借金を抱えた男のもとに、死神が現れて・・・
【投稿者の個人サイト「物語の社」にも掲載しています】
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最終更新:2021-11-21 21:15:15
2091文字
会話率:48%
六花の楽園、アナザーヘブン。
終末の世界から隔離された六つの街はそう呼ばれていた。
その各々の街を統治しているのは魔女。
赤、青、緑、紫、金、白。
それらの色を冠した六人の魔女が街を治め、楽園の支配者として君臨していた。
その中の一人、
レイナは赤の色を冠する魔女だった。
彼女は遥か昔に永遠の時間を彷徨う少年と出逢う。
少年は神に等しい存在から途方もない願いを託され、現世に縛り付けられていた。
レイナはそんな彼を不憫に思い、擬似的な死を与える魔法を生み出すことで、彼のその疲れ果てた心を救うことに成功する。
しかし、その代償として彼女は不老の身体となってしまう。
そこから気の遠くなる時間が流れた今、少年は一人の少女と出逢い、託された願いを叶えて永遠から解放される。それは止まっていたレイナの時間が再び動き始めた瞬間でもあった。
レイナは自分の中で何かが崩れ落ちていくのを感じ、終わりが迫っていることを認識する。そんな彼女は、残された時間で終活を始めるのだった。
この作品はシリーズものとなっております。『六花の魔女~蒼穹の魔女はかたつむり少年に首ったけ~』を読んで頂けると、より一層楽しめると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 22:10:48
185745文字
会話率:34%
世界を支配するカリスマ美少女魔皇リーエマは、誰もから愛される神聖の象徴。しかし、実はただのへっぽこで彼女が世界征服に至れたのはすべて偶然だ。その理屈を合理的に解説した本が大ヒットしている。リーエマは訝しみつつも本を読み始めた。
我々の知る
歴史に似ているようでまるで違う世界の歴史。魔族が支配する日本が世界征服を完遂させることができたのは何故か。不老不死以外のチートを持たない転生主人公近藤玲司はへっぽこ魔皇との珍道中を語り始める。
世界史、地政学、人類学のガワを被った暴露本でサイエンスポルノ。この物語の50%はフィクションである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 20:00:00
55322文字
会話率:49%
お金が困りたくない。
長く生きていたい。
ライラは大きなことを望んだつもりはなかった。
しかし異世界に転生したライラは「お金に困らない力」を得る。
どんなものでも、必要なものを買おうとすれば、手のひらからお金が溢れ出す!
最終更新:2024-12-26 19:44:29
253494文字
会話率:36%
お金に困りたくない。
長く生きていたい。
ライラは大それたことを願ったつもりはなかった。
しかしライラの願いは予想を超えて強化された。
新たな世界で生き返ったライラ。その手から、お金が無限に溢れ出す!
◇ ◇ ◇
事情により、本作
は再投稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 22:07:22
5716文字
会話率:29%
おっさんがファンタジー異世界にとばされてネクロマンサーになり、いずれ不老不死になり建国してなんやかんやするお話です。
最終更新:2024-12-26 19:04:06
425794文字
会話率:18%
※毎週[水]曜日[18時]更新です。
※部分的にグロ注意、フラストレーションのたまる展開注意! 割と地味かつ過酷な感じのお話です。ハッピーエンド目指してますが。
「不遇な人生を歩んだ男、佐伯陽は、とある冬の日に、その生涯を終えた。だが、そ
の死は、決して彼にとって、終末でもなければ、安息でもなかった。無限に繰り返される生と死の狭間で、彼は二度と生まれないことを望んだものの、ふとしたきっかけで、結局はとある世界に転生する。『世界の欠片』なる力を手にした彼が、探し求めるものとは……」
というわけで、ありがちなチーレムものの作品……をなぞったつもりが、どうしてこうなった。特に序盤、グロ認定されましたorz
どちらかというとじっくり展開にする予定ですし、次々美少女を登場させて、次々服を引っぺがすようなつもりもありません。
基本的には週一回の更新を目標に続けています。なお、可能であればという条件付ですが、夏と冬に「不幸祭り」と称して集中連載をしていたりもします。
※済みません、とりあえずですが、タイトルを原題に戻しました!
今後どうするかは、まだもう少し考えさせていただきます m(_ _)m
※旧題「前世で不幸だった俺が異世界でも不幸な人生を歩みつつチートで不老不死を目指す」
※原題「ここではありふれた物語」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 18:00:00
6918057文字
会話率:45%
ハリー・ポッターのクィディッチに似たスポーツが出てきます。使うのは箒ではなく絨毯。
憎い国王に立ち向かう青年の物語です。
舞台は近世のヨーロッパをイメージしています。
主人公はモテますが、恋愛に興味が無いです。
アクション要素はありますが、
メインではありません。ただただ主人公が敵を倒し続けるような作品ではないです。頭を使って問題解決をしていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 17:00:00
17588文字
会話率:58%
チハヤ国が建国されて暦が生まれて30白樺=30年=たった。
1S10年、1年リアルの50億年。
通貨はディルス。=1ディルス1万円=
何故か戦争が起こった中不良カマモトに虐められるガゼル。
村から逃げ出すが追っ手がくる。
仕方がないので縄張
りを確保して部下を増やし元凶であるカマモトと。
何故かちょっかいを出してくるチハヤと戦う話です。
普通の冒険小説を目指して書くので随所にオマージュがあるかもです。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 01:19:22
1309503文字
会話率:35%
生贄に選ばれた少女、ナナは師匠のカレンと共に、死の運命から逃れるための旅に出る。帝国はそれを許さず追っ手を送るが、不老不死にして最強の魔法使いであるカレンには歯が立たず……?
ほのぼの多め、シリアスあり。
最終更新:2024-12-25 20:49:19
799882文字
会話率:45%
これは、私の物語だ。
不老不死を求めた、愚かな男の物語だ。
最終更新:2024-12-25 20:15:31
8131文字
会話率:40%
幼い頃に難病と診断され、長く苦しい闘病の末に病を克服――するも、転落死してしまった主人公。
「来世があれば死なない身体になりたい」と願った彼女は、異世界へと転生して少女リィラとしての生が始まる。
しかし、待っていたのは極貧生活と母親から
の執拗な虐待。挙句の果てには生贄として、魔物が蔓延るダンジョンへと放り込まれる。
「あ、死んだわ」
あっさりと魔物に襲われ殺されたリィラだったが、そこで初めて自分の身体が不死になっていることに気が付く。
これは不死であり、殺される度に強くなっていく少女の冒険物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 20:00:00
145107文字
会話率:47%
エルフが秩序と自然を守り、オークその身をもって脅威に立ち向かう。
ドワーフは岩を砕き鉄を打ち、人間がそれらを発展させる。
この世界は全ての種族が手を取り合い、歩んできた。
しかし、ほんの些細なすれ違いで戦争は起きるもの。
大陸全土を巻き込ん
だ戦争の末に訪れた『灰の時代』
物語はそれから数百年後の出来事である。
森の中で目を覚ました青年は記憶を失っていた。
途方に暮れて彷徨っていると、1人の少女と出会う。
彼女は自らを『不老の魔女』と名乗る。
過去を忘れた青年と過去に囚われた魔女の旅が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 18:01:19
127391文字
会話率:32%
現代日本で平々凡々生きていた俺は魔王に転生した。
不老不死!体力無限!魔力無限!身体は頑丈、魔法使い放題、反則級のチート設定で第二の人生憂いなしイージーモード確定!とはならない。
魔界の文明は原始時代レベル、俺の知識は一般人レベル、全裸で生
肉食らう野性的生活は真っ平ごめん、でも文明開化どうすりゃいいの?国家運営なにすりゃいいの?
魔物たちを手懐けて、地道に国造りをしていくしかない。
生まれたて新米魔王の魔界開拓が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 17:00:00
71198文字
会話率:31%
クーラーの故障中に流行り病をこじらせ死んだ男、田上修一郎《たがみしゅういちろう》(三十五歳)は、異世界エバーグリーンの男爵家の三男、クロード=ローディスとして転生した。
赤子に見えても三十五歳。地球にいた時は発達障害としてロクな人生を歩
まなかったクロードだが、転生後は子供ながら神童と呼ばれる。
しかしクロードの無双時代は五歳で終わりを迎える。エバーグリーンでは魔術が重要なファクターをしめるのだが、その魔術が突然使えなくなってしまったのだ。
そのことから、長男アインと剣術指南役キルバルトにイジメられる日々。クロードが十三歳になった時、家族会議にて次男のベレトがあることに気がついたと発言する。ベレトは父であるディスケンス、クロード、魔術指南役のアイリスのみに話したいと伝えると、ディスケンスは夜に改めて聞くと家族会議を終わらせた。
その日の夜、クロードはベレトを迎えに部屋を訪ねた。
扉を開くと、ベッドの上で殺害されているベレトを目撃する。ベレトの腹には剣が刺さっており、その剣はクロードのものだった。
現場をアイン、アイリスに見られたクロードは、犯人にされることを恐れ逃亡する。
逃亡後、冒険者として生きようとするクロードであったが、早速他の冒険者にハメられ、身ぐるみを剥がれてしまう。
木に結びつけられ、生贄にされようかという時、神の代理人を自称する少女が現れた。
神の代理人として千年生きたという少女は言った。
「もしもあたしを笑わせることができたなら、その時はどんな願いでも叶えてやるよ」
彼女を笑わせることに成功したクロードは、その後最強となり、十五話で首謀者をボコボコにした後、色々な人に認められたり、惚れられたりしながら冒険していくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 07:01:20
3053文字
会話率:26%
異世界に呼び出されて八百年が経った。チートは老いることのない身体。人の八倍の一生を生きた俺に敵はない。しかし俺の隣に並べる者もまたいない。
ある日、S級難度(生死保証せず)の依頼を受けて、観光の街エルメルリアへと俺は向かった。
そこで
出会った二人の少女。
世界に二十一人しかいないとされるS4(最高位)魔術師、白亜のティアラナと、謎の少女パミュ。
俺は依頼主である白亜のティアラナに、パミュとエルメルリアの街を観光してきてくれ、という依頼を受けた。
観光の街エルメルリアで出会う数多の人々。
この街で一般人のように暮らせたら。
そう思いながら観光を終えた時、白亜のティアラナが俺に言った。
「もしよかったらなんだけど、あたしのところで住み込みで働いてみるつもりはないかしら?」
観光の街、エルメルリアで繰り広げられる、恋と魔術のギャグ・コメディ。時々シリアス。
男も女も楽しめる、そんな恋愛模様を描くことを目標としています。
カクヨムにも掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 00:18:14
268368文字
会話率:29%
その昔、魔道王オレゴンが突如現れ、世界を混沌と混乱へ落としました。
しかし、勇者であるカンナギ・レイカに世界は救われた。
世界は平和になりましたとさ。
平和の代表に勇者レイカは魔道王の呪いにより、不老不死の呪いを与えられ。長い長い悠久
の時を生き続けるのでした。
「もう、死にたい、誰か私を殺してお願い。」
そう願っているレイカの前に現れた。
治癒師はいったい?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 23:42:03
197882文字
会話率:71%
ある晩、突然異世界に召喚されたルリ。
国を深刻な天候問題から救ってほしいと言われましても
私はしがないOLです。専門知識はありません
おまけに、魔法のない日本から来たのに高魔力保持者ってどういうことですか?
異世界に召喚されたルリが、召喚
した大魔法使いの弟子になって、甘やかされながら魔法の勉強をしたり、恋愛したりしながら、思い出したように天候問題について考えてみたりするお話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 21:00:00
191750文字
会話率:30%
この世界には不死者と呼ばれる不老不死が生まれることがあり、ヴァレリウスもその一人だったが、永遠に続く時間に疲れ、死を望んでいた。そこで見つけたのが不死者が死ねる方法――それは、深く愛してくれる者の手にかかるということだった。
最終更新:2024-12-24 14:18:46
55972文字
会話率:70%
高校生、時平カイリが死んだはずの〈その日〉――甦ったのは彼だけではなかった。
全世界で、これまでの『死』が失われていた。
あらゆる人間が、死を迎えた瞬間、甦るようになったのだ――以後死ぬことのない、しかし意志をもたない、生者を襲う存在
……〈生屍(イカバネ)〉として。
一度死ねば、何者であれ不死の生屍となり、それに殺された者もまた同じ道を辿る――病気ではないのに、しかし最悪の疫病のごとく、世界を席巻する恐慌。
その混乱のさなか……甦る人間の中に『生屍にならない者がいる』という噂がまことしやかに流れる。
外見は人と変わらず、生前の意思も持ち、老いることも死ぬことも無く――なぜか生屍を喰らう、謎の存在として甦った者。
それは誰ともなく、〈屍喰(シニカミ)〉と呼ばれた――。
……覆る死の概念から始まり、激変する世界を生き続ける人間たち。
そして、死の先に永遠を得て、人間でなくなった者たち。
遙か悠久の時の果て、彼らは、いかなる道を見出すのか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 20:31:49
137289文字
会話率:18%
――人が、死ぬわけないだろう!
人は、命は、生まれた以上必ず死を迎える――。
真理でもあるはずのその大前提を覆す、少年の放った一言。
しかし、この人類最後の都市においては、それこそが摂理だった。
そこに生きる人々は、そのすべ
てが、老いることも死ぬこともない、不老不死の身だったのだ。
……たった二人。一組の双子の兄妹を除いては――。
これは、永遠の生を享受する者と、死の意味を見出す者と――。
1000年の時を経た彼らの縁が最後に紡ぐ、命と罪の物語。
※ かつて投稿した同タイトル『畢罪の花』を、レイアウトや構成を見直した作品になります。
※ 多少の手直しはありますが、物語の内容自体は変わりません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-14 18:41:46
234646文字
会話率:21%
――『人が、死ぬわけないだろう!』
人は、生まれた以上必ず死を迎える……真理でもあるはずのその大前提を覆す、少年の放った一言。
しかし、この人類最後の都市においては、それこそが摂理だった。
そこに生きる人々は、そのすべてが、老いるこ
とも死ぬこともない、不老不死の身だったのだ。
……たった二人。一組の双子の兄妹を除いて――。
かつて命を落とし、しかしその大罪ゆえに消え去ることも許されず、記憶も欠け落ちるほどに永い時間、闇の中に囚われ続けていた男、カイン。
その彼を闇の内よりすくい上げたのは、それ自体が光であるように暖かい、しかし何者とも知れぬ女性の声が告げる『願い』だった。
それを聞き届けたカインは、幼い双子の兄妹を、そのかたわらに寄り添い、護り抜いていくことになる。
果たして――兄妹が逃げるのは、『不老不死』からだった。
大戦により荒廃した世界を捨てた僅かな人々は、雲上に都市を築き、そのすべてが不老不死を得て、実に千年の時を過ごしていた。そしてその命は、永遠に咲き続ける花『不凋花(アマランス)』の力であり、唯一その花を身に宿し、他者に分け与えることのできる、『春咲姫(フローラ)』と呼ばれる少女がもたらしたものだった。
心優しく、ただ死の悲しみのない世界を、と願う春咲姫と、彼女を守り支える者たちは、数百年ぶりの新生児であった兄妹にも、純粋な善意から不老不死を分け与えようとしていたのだ。
しかし、兄妹はそれを拒み、暮らしていた都市の中枢から逃げ出した。
『死』のない生は、本当の生ではない――それが彼らの、この時代においては異端そのものの考えだったからだ。そして、カインもまた、そんな兄妹の思いにこそ同意する。
雲上の都市を脱し、限りある命を生き抜こうとする兄妹と――
『死』を忘れた都市と、兄妹の安寧のため、その命に永遠を与えようと兄妹を追う春咲姫たち。
そして、かつて死が当たり前にあった世界を識る者と、その後の永遠の時代に生まれた者。
さまざまな思いが交わる中、明らかになっていく、かつて死んだはずの男、カインの正体――。
千年以上前より縁によって紡がれていた、彼らの織りなす物語は、どんな結末を迎えるのか。
最後に残った人類の未来は――どこへと向かうのか。
原罪によって楽園を追われた人類は、畢罪によって楽園へと帰るのか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-14 07:00:00
227969文字
会話率:33%
月曜 & 木曜 20時頃更新
直近は 21年3月1日 20時!!
次回は 21年3月15日 20時!!
最新話「 183:【DeSCIGLIO】これからどうする? 」掲載へ
滅亡と再興を繰り返した果て、文明レベルが中世まで退化していた
この世界。
名を知る者、覚えている者はもはや誰もいない「この地」が物語の舞台。
ある日、寂れた農村が黒ずくめの男たちに放火された。おまけに人喰い狼の襲撃も重なり、村は平穏な日常から一転、地獄絵図と化した。村に住む少年「タヌ」は逃げ遅れたことで、人喰い狼に追い詰められてしまう。
そのとき、偶然通り掛かった美女「DYRA」に助けられ、タヌは九死に一生を得る。
DYRAは「RAAZ」なる人物を捜して歩いていた。それは、この文明の世界に存在する、「錬金協会」なる互助団体の頂点に君臨する男。不死身の錬金術師と畏怖される存在だ。
それにしても、DYRAは一体何者なのか。
帰る場所を失ったタヌだが、兼ねてから両親が行方不明だった。
今回の件をきっかけに、DYRAと共に旅に出る。
タヌは両親を、DYRAは自分自身を捜すため。
それにしても、ふたりが旅する先で出会う人間は、自分勝手で、一癖も二癖もある人ばかり。錬金協会の会員、宿屋で出会った洋服屋……皆ただならぬ存在感を放っている。
それだけではない。
道中で立ち寄る場所、出会う人々、謎と疑惑と隠しごとだらけの旅路。
ふたりを取り巻く世界は、彼らに何を見せるのか。
DYRAとRAAZの正体は。
そして、「この地」はなぜ、かくのごとく退化したままなのか。
DYRAと、少年タヌの旅からそんな世界を描く、ファンタジー風味なゴシックSF作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 19:59:16
1313942文字
会話率:48%
不老不死の呪いを大魔法使いヒースにかけられた主人公ライラ。
いつしかライラは怪物と呼ばれるようになり、旅に出る。
その旅を続けること465年。
自分の故郷に帰ってくるとそこで出会ったのは魔力の感じない少年ヒスイ。
だが、そのヒスイは
あることで魔法を暴走させてしまう。
そのヒスイを仲間にし、この先の旅へ向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 17:39:43
218318文字
会話率:28%