「ずっと好きでした!お付き合いして下さい!」
酒場の喧騒の中、その声はいやにはっきりと響きわたった。
「え…………」
言われた“彼女”は、驚きに固まってしまって咄嗟に反応ができない。
周囲の酔客たちがニヤついて口々に囃し立ててくる。
そんな中、真っ赤にした顔を下げて右手を差し出す彼と、その彼を見たまま固まってしまった彼女だけが、微動だにしていなかった。
「えええええ——————っ!?」
やがて発せられた彼女、つまり7年もの間男所帯の騎士隊の生活を続けるうちにすっかり女らしさを欠片も残さず失ってしまった自覚のある騎士隊長の声は、それまでのどの野次よりも大きく響きわたったのだった。
「そ、そもそも君は私の一体どこをそんなに!?」
「えっだって隊長さんは美人だし気立ては穏やかだし」
「そ、そうか……?」
「町のお年寄りや子供にも慕われているし」
「ま、まあ、職務だからな」
「死にそうな仔猫を拾って看病するくらい優しくて」
「待ってどこで見てたの君!?」
「笑顔が爽やかで素敵で」
「そそそそんなことは……!」
「いつでも元気で明るくて」
「ききき気のせいでは……?」
「僕にとって天使のような人です!」
「うわあああああ!もうやめてくれえええ!」
これは小さな町の騎士隊長を務める彼女が、町唯一の酒場の給仕の青年に、抵抗むなしく口説き落とされるまでのお話。
◆一途で真っ直ぐでグイグイ来る年下青年と、自分の幸せを半ば諦めているちょっとワケあり騎士隊長の彼女の、ドタバタすったもんだラブコメディ。見てお分かりの通りハッピーエンド確約です!
でもちゃんと(?)波乱もあるよ!
◆今回、キャラの名前や舞台設定の組み立てを中心にChatGPTを活用しています。作者初の試み。なおプロットおよび本文は基本的に全部作者が考え書いていますので、そこをAIに頼ってはおりません。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、地域、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆この作品はアルファポリスとカクヨムでも同時公開します。更新は3日ごとに1話の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 20:00:00
7519文字
会話率:53%
「この場をもって、婚約を破棄する!」
王宮主催の夜会の会場で声を張り上げるのはわが婚約者さま。
ダンスも誘わずに、何をやってらっしゃるのかしらね?まあ、誘われないだろうとは思っていましたけれど。
というか、なぜ貴方は妹の腰を抱いてらっしゃ
るのかしら?
「私はこの可憐で公爵家に相応しい彼女に公爵位を継いでもらい、その夫となることにしたのだよ!もうこの件は公爵閣下もご諒承済みだ!」
……ん?わたくし、諒承なんてしておりませんけれど?
というか「公爵閣下」って、もしやあの入婿の、当主である母が亡くなってからわたくしが公爵位を継ぐまでの「代理」のことですか?
アレには公爵家の血は一滴も流れておりませんし、アレとその愛人の子であるその娘も同様です。公爵家を継げるはずなどありませんが?
そう教えて差し上げると、彼は驚いた様子で妹を見やります。
ははあ、さてはこの子から嘘を教えられて鵜呑みにしましたわね?
「ど、どういうことだ?君は姉さえ排除すればそれで終わりだと、確かにそう言ったではないか!」
狼狽えて声を荒らげる彼に、妹は満面の笑みを浮かべたままで言い放ったのです。
「わたし、そんな事言いましたっけぇ?」
◆ありがちなテンプレ展開から予想外のラストへ飛び去る全6話。だいたい1万5千字程度です。
4月公開予定で書いてましたが、書き上がっちゃったので。毎日投稿します。
◆途中、具体的には第2話が超胸糞展開ですのでご注意下さい。ただし最終的には甘々幸せハッピーエンド確約です。
◆例によって設定を作り込まない書き捨てのお話なので固有名詞がありません。悪しからずご了承下さい。
なおタイトルも仮題です。変更するかも知れません。
◆この作品はアルファポリスでも公開します。カクヨムはまだちょっと未定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 20:00:00
13875文字
会話率:38%
「事あるごとにきみがしゃしゃり出たのが、すべての元凶だ。それどころか、きみは皇妃という立場を利用し、皇帝であるおれを蔑ろにした。そして、このデイトン帝国をわがものにしようとしたのだ」
デイトン帝国の皇妃ユア・ダックワースは、レディと遊んでば
かりで皇帝としての責務を果たさない夫から事実上の追放を言い渡される前、自分から皇宮の森にひきこもってしまった。以降、彼女は五年以上皇宮の森の中でサバイバル生活を送っている。初冬のある日、彼女は森で隣国ダルトリー王国の将軍ロバート・ドナルドソンに出会う。彼女が皇宮の森にひきこもっている間にデイトン帝国はダルトリー王国に占領されていたのだ。彼女はとっくの昔に廃妃され、その存在を忘れられていた。彼女は、五年前にデイトン帝国の未来を予測していただけに自責の念に駆られ、自分も断罪して欲しいとロバートに懇願する。ロバートは、そんな潔いユアに興味を抱き、というよりかは一目惚れする。そして、彼女に契約結婚をもちかける。これまで通り、自由気ままにすごしていいという条件を付けて。彼女は、迷った後に契約結婚の提案を受けることにする。彼女は、祖国の人々への罪滅ぼしと自分を拾ってくれたロバートの為に全力で才覚をふるおう、と決意したのである。が、うまくいくはずはない。ダルトリー王国に腰を落ち着けた彼女を待ち受けていたのは、数々の敵と問題の数々だった。しかし、彼女はあらゆる困難や障害をものともせず、ダルトリー王国と祖国に大変革をもたらす。それとは別に、これまで元夫にでさえ顧みてもらえなかった彼女にモテ期が到来することに。はたして、契約夫婦の彼女とロバートに愛や恋の転機は訪れるのか?
「ひきこもりサバイバル元皇妃」が、占領国や祖国でその才能を全力で振るう。
※ハッピーエンド確約。ざまぁあり。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。
※タイトルは変更になる可能性があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 00:00:00
110665文字
会話率:31%
※タイトル通りです
姉から奪われ続ける人生を送るサエ。婚儀の席以来一度も会っていない夫に代わり、ランスフィールド侯爵領を経営しつつ静かに暮らしていた彼女の前に、姉が五年ぶりに現れた。しかも、身重の体で。姉はサエに宣言した。「サエ、ごめんね。
あなたの旦那様を略奪しちゃった。ほんとうにごめんね」、と。幼少時から姉に逆らうことのできないサエ。潔く身をひき、王都に戻ったのだった。そして二年後、実家の商売をより成功させたサエの前に、かわりはてた姉が現れた。
※ハッピーエンド確約。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 21:08:00
6228文字
会話率:10%
アン・サンドバーグ侯爵夫人とマイケル・サンドバーグ侯爵は、子どもの頃からの幼馴染みである。しかし、ふたりはずっと憎しみあっているライバルどうし。ふたりは、親どうしが決めた結婚を強いられ、やむなく結婚する。そして、結婚後もかわらず憎しみあって
いる。結婚の際、アンはマイケルから「おれは、家名を傷つけない程度に好きなことをする。だから、おまえも好きなことをすればいい」と宣言される。結婚後、マイケルは王都にて宰相として活躍し、アンは王都にいるマイケルに代わってサンドバーグ侯爵領を管理している。しかし、王都ではアンは悪女として名高く、社交界で非難と嘲笑の的にされている。そして、マイケルには「まことに愛する人」の存在が。ふたりは、それぞれの仕事や私生活が忙しく、ほとんど会うことのないすれ違いの生活を五年以上もの間続けている。運命に縛られ、抗えないふたり。マイケルはアンを憎み、そしてアンはマイケルを憎む。たまに会ったとしても、アンと目さえ合わせないマイケル。そのマイケルに離縁をして欲しい、と言えないアン。
そんなあるとき、アンは隣接するバークレー公爵領で行われている不正を正す為王都を訪れる。そして、あるパーティーでマイケルが彼の「ほんとうに愛する人」と密会しているのを見てしまう。
愛のない結婚。憎しみあう夫と妻。
しかし、アンの心の底に封印されている真実は……。そして、マイケルの心の奥底の真実は……。
※ハッピーエンド確約。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。タイトル変更するかもしれません。ご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 20:03:04
108203文字
会話率:25%
「カトレア、婚約を破棄させてほしい」
伯爵令嬢であるカトレアの部屋に突然押しかけてきたのは、栗色の髪をしたルイスと名乗る侯爵家の次男。どうやら、“好きな人”とやらに婚約破棄してくれと頼まれたらしい。
カトレアは、興味なさげにその言葉を聞
き流す。それよりも―――。
「―――失礼ですが、どなたですか?」
階段から転げ落ち、記憶喪失になったカトレアは、ルイスのことなど覚えていなかった。
そのため、二つ返事で婚約破棄を了承した……はずなのだが、なぜかこの男、毎日のようにカトレアの部屋に押しかけてくる。
「この人って、本当に婚約者だったの……?」
許されない外出、毎日行われる医者の問診、週に一度の血液検査、そして何より自分が記憶喪失になった理由――――。カトレアは少しずつ身の回りの違和感に気が付き始め……?
◇ちょっとサスペンスなお話ですが、ハッピーエンド確約。◇全11話の中編。毎日投稿です。最後まで執筆済。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 18:00:00
31185文字
会話率:35%
両親から溺愛されている妹の身代わりに、恋人がいると噂の第二王子の婚約者になってしまった私、エリーシャ。
『──エリー。僕は君との婚約を破棄する!』
そんな幻聴とともに、突然前世の記憶が蘇った。
乙女ゲームの悪役令嬢が着ていたド派手な赤い
ドレスと同じドレスを着ている私。しかも目の前の第二王子ユリウス様も乙女ゲームの攻略対象で。
──もしかして、あの乙女ゲームで断罪された悪役令嬢エリーって、私!?
なんとかしようと慌てて口を開いた私だったが、口から出たのは「このわたくしがユリウス様の婚約者、エリーシャ・アーレントですわ! どうぞお見知りおきくださいまし!」という悪役令嬢口調だけ。
何を喋っても、口調も仕草も、高慢な悪役令嬢になってしまう。
なにこれ、悪役令嬢の呪い!? それともシナリオの強制力?
どうか破滅だけは勘弁してください!
と思ったら、ユリウス様の態度がおかしくて……?
5万字程度の中編です。最後まで書き終えてあるので毎日更新していきます。
ハッピーエンド確約です。
因果応報レベルのざまぁはあります。恋愛メインなのであまりに過激なざまあは期待しないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 18:02:59
45835文字
会話率:30%
虐げられた少女が愛され、幸せになっていく和風幻想婚姻譚。
幻羽族という幻の羽を出せる異能を持つ貴族階級に生まれた神楽夕花は羽が出せないため、父や後妻、腹違いの妹から「羽なし」と蔑まれ、使用人以下の扱いをされ、虐げられていた。
辛い生活でも
夕花は腐ることなく健気に生き、庶民に混じって働いていたが、それすら全て家族から搾取されていた。
ある日、夕花に恐ろしい吸血鬼との縁談が持ち上がった。
吸血鬼は幻羽族の娘の血を全て吸い殺してしまうと言われ恐れられている。
大切にしていた全てを失い、絶望していた夕花だが、相手の吸血鬼は数日前に偶然助けた見目麗しい青年、月森白夜だった。
白夜は夕花を助けにきたのだと手を差し伸べ、美しい花嫁衣装を着せて連れ去った。
その日から夕花の運命は一変した。
夕花に待っていたのは今までと真逆の幸せな生活。
夕花は秘密の多い白夜に少しずつ惹かれ、すれ違いながらも愛を育んでいく。
しかし水面下では、とある陰謀が蠢いていた──
不遇ゆえに自己肯定感が低い少女と、異能の力と謎を持つ吸血鬼のお話。
和風っぽい別の世界のファンタジーです。
キャラ文芸的なお話で、正統派溺愛の修行のつもりで書いております。
他サイトにも載せていますが、そこから大幅に改稿しています。
最後まで書き終えており、一週間程度で完結する予定です。ハッピーエンド確約。
順次更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 21:56:04
110863文字
会話率:49%
もう負け組なんて言わせない。やり直しの能力で幸せになってみせます!
婚約者には恋人がいた──幸せになれるはずの婚約披露パーティーの日、最悪な形で婚約者の第二王子から婚約破棄されてしまったヴァイオレット。なんの才能もなく、家柄しか誇れる
ものがなかったヴァイオレットは負け組と蔑まれ、プライドをズタズタにされてしまう。
しかもそれまでの自分の行いのせいで友人を失い、家族からも捨てられてしまう。誰からも信用されず、全てを失くしたヴァイオレットは幽閉された屋敷で火事に巻き込まれ、孤独に死のうとしていた──。
それまでの行いを反省し、人生をやり直したいと強く願った時、ヴァイオレットに『やり直し』という加護が発現。目覚めると婚約披露パーティーの一年前に戻っていた。
ヴァイオレットは心を入れ替え、『やり直し』を使いこなしながら、今度こそ幸せになるための行動を始める。そんなヴァイオレットが出会ったのは、筆頭魔術師でありながら魔力が強すぎるあまり『化け物魔術師』と呼ばれて周囲から忌避されているユリシーズだった。
しかしユリシーズは紳士的で優しく、かつての婚約者とは正反対だった。ヴァイオレットはだんだんユリシーズに惹かれていく。ついでに言うと、そのもっさもさの髪を切りたい。しかしユリシーズの髪は呪われていて──?
さらにヴァイオレットは『やり直し』の能力で王太子妃の暗殺を防いだことから、何者かが暗躍するキナ臭い事件に巻き込まれていくのだった。
※アルファポリスでも連載しています。完結済みなため手直ししつつ順次更新していきます。ハッピーエンド確約ですが、辛いシーンが入ることがあります。
※ざまぁは因果応報レベルで中盤以降からです。過剰なざまぁは期待しないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 12:00:00
132852文字
会話率:47%
ナーロッパの某国、どこかの貴族の館で働くメッツェンと、輿入れのために訪れた『ラス様』、雇い主のスタンツェ様、個性豊かな使用人たちのちょっと変わった結婚生活。
『ラス様』をドアマットヒロインでなんかいさせないメッツェンの行動が、関わる人々の
心を動かすハッピーエンド確約の物語です。
誤字脱字、乱文長文、ゆるゆるご都合主義あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 17:30:00
51289文字
会話率:43%
古来より武人たちは魔法を使って魔物や敵と戦ってきた。彼らの体内には、魔法を使った時に体内に生まれる「魔毒素」が溜まる。放置すれば黒化して死んでしまう。その「魔毒素」を体外に取り出し、浄化する能力を持つのが「吸毒姫」の一族である。
御維新でそ
の数を減らした「吸毒姫」の一族に生まれた「楓」は、膨大な魔毒素を吸い出す能力を持って生まれた。ある時、強力な魔獣と戦って魔毒素が溜まりすぎ、意識を失った特務隊員「蒼」が担ぎ込まれる。
「蒼」を治療する中で、「蒼」を巡る人間関係に巻きこまれた「楓」はその命を狙われるようになり……。
ハッピーエンド確約です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 18:00:00
82731文字
会話率:57%
※手元では完結済みの作品です。よって、エタりません。
※暗いエピソードもありますが、ハッピーエンドを確約します。
「トライ、お前はこの勇者パーティーから抜けてもらう」
はあ。代わり映えのしない言葉に、僕は飽き飽きとする。これで僕は勇者
に17327回追放されたことになる。それも当然。だって、戦闘では全く役立たずの不遇職、盗賊なんだから。
追放される際に、帰ってきたら話したいことがあるという、勇者のパーティーの一員であり、幼馴染のキュア。彼らの帰還を待っていたが、ダンジョンのボスとの戦闘に敗れ、必ず変わり果てた姿で帰ってくるのだ。
彼らを救い出すために、ユニークスキル【死に戻り】を駆使して、僕は命を繰り返す。17327回勇者から追放されても、勇者たちを救って見せる。僕は絶対に諦めない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 17:22:13
67099文字
会話率:46%
前作《異世界民宿 物見遊山》の世界の百五十年位前のお話です。
賢妃リーゼロッテと王太子ヘンリーの恋愛模様です。
前作を読んでいなくてもわかるように書きます。
如何にしてリーゼロッテは王太子妃になったのかをユルくお伝えします。
ハッピーエンド
確約です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 19:20:30
126604文字
会話率:41%
「ママより私の方が若いし、養うことも出来るわよ!」
自分、三十六歳独身。南山・和樹。
「いい加減に結婚しろ」と、親からの見合いで出会ったのは子連れの女性だった。
名前は、木原・真弓。「同じ歳なのに十歳若く見える「あらあら」口調が似あう
可愛くおっとりした女性。
最初は十六歳の子連れという事に構えていたモノの何故か凄く好かれてしまい、三か月お付き合いを続けて結婚も前向きに考え始めていたある日のこと。
「ママと付き合わずに、私と結婚して!」
と、一六歳の娘、木原・真矢から爆弾発言が飛び出したのだ。
彼女は売り出し中の美少女味あふれる高校生アイドルで、母親に見切りをつけた時に自分で収入も得始めた強い女の子だ。
そこから、この物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 19:00:00
100090文字
会話率:38%
侯爵家の縁戚の令嬢レーネは、ある日突然その侯爵家の後継ぎであり従兄でもあるイヴァンに「聖女を殺せ」と命令される。穏やかではない命令にワケを聞いてみると、聖女ジェニーとイヴァンの婚約が王命により決定間近なのだという。絶対に聖女と結婚したくない
イヴァンの為にレーネは渋々婚約破棄を狙って調査に乗り出す。しかしその先で聖女が誘拐されるという事件が勃発し、レーネは進んでその騒動の中に飛び込んでいく!つよつよお嬢様と偉そうな侯爵令息の、ちょっと捻くれた恋模様。ハッピーエンド確約で、勢いだけで突っ走ります!どうぞよろしくお願いします!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 12:04:37
15490文字
会話率:43%
ゴドルフィン商会は、国内はおろか周辺の国まで見ても類を見ないほどの豪商。
巨額の資産を目掛けて、群がって来るのは没落貴族。
金目当てのこの縁談、申し出たことを全力で後悔させてやる。
おじいちゃまの財産、私が守る!
ドブスとの結婚、金目当
ての貴方に我慢できるのかしら!?
ーー
「元公爵夫人の、死ぬまで続けたいお仕事について。」
の赤ちゃん、クロエのお話です。
(スピンオフ)
★アルファポリス様にも掲載中
(2022/7/17~)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 14:34:42
74398文字
会話率:39%
ちょっと強引なところがあるフラベル公爵子息のハンスに告白されたセブリアン伯爵令嬢、パウリーナ。
告白の返事もしないうちにデートを決められるがその行き先が行き先で······
暑苦しくて強引だけど一途でパウリーナと結ばれるためにどこかずれて
いるけど一生懸命なハンスにパウリーナが心惹かれていくハッピーエンド確約の恋愛物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 20:31:41
115916文字
会話率:33%
人形みたいに可愛い女子中学生の夢未花(ゆみか)は人形が大好き。もし自分も人形になったらどうかなと想像したことがある。
ある日友達から美少女人形をもらった。その人形はなんかよくできたもので、まるで『人間の女の子が縮小化された』みたいな……。
そんなことないよね?
そしてこの人形の売られた店に行ってみたら同じようなリアルな人形がいっぱい。これは天国だ!
なら君もこの子たちと一緒になってもいいですわ。……と、悪役令嬢っぽいお姉さんはくすりと笑った。
え? なんか周りは巨大化……。いや違う、私の体は小さくなって……!
このまま小人……いや、『人形』になってしまう。この店の人形たちみたいに……。って、まさか彼女たち実は元人間!?
素敵な人形さん、可愛がってあげますわ。
悪いお嬢さんに騙されて人形化された夢未花たちは、果たして無事に元に戻れるのだろう?
人形を中心とする話なので、基本的に登場人物は女の子ばかりで、男は少ししか登場しません。恋愛要素や百合もありません。
短い話で、全部15話です。最後まで書いてありますのでエタることはありません。
一応怖い話のつもりでダークなところもありますが、最後にハッピーエンド確約です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 00:06:46
41057文字
会話率:58%
「お姉さま、それちょうだい!」
六つ下の妹は、私の物を欲しがる。
私の物を持っていくが、なぜか自分の物と交換してくれる。可愛い我儘だ。
「お姉さまだけ、ずるいです!!」
でも私に来た婚約、王子様はあげたくないし、あげられない。
王子様に憧
れる妹には悪いけれど、その王子様の評判はすこぶる最低。不幸になる未来しか見えない。
前世で生を終えた姉妹は、再び姉妹として異世界へと転生した。
一方は異世界を謳歌し、もう一方は……
本編完成済み。
ハッピーエンド確約。
メガネの出番は思ったより少ない。
タグ渋滞注意。
アルファポリス様でも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 20:00:00
101788文字
会話率:36%
魔術師であるリンフォードは、希少植物の調査のために森の奥深くへ向かわねばならない。
危険で不案内な場所の探索には、森をよく知る護衛が必要だった。
紹介されたのは、“元”騎士のローレルという女性。
植物の採取や調査が目的だと聞いていた
が、リンフォードの目的は他にあった。
ローレルは思いもよらぬ事態に巻き込まれていく。
腹に一物抱えた登場人物はお好きですか?
作 者 は 大 好 き 大 好 物!!!!
うっかり(腹黒)魔術師男子✖️しっかり(誠実)騎士女子の、しでかしたりしでかされたりロマンスです。
*転移、転生ナシ。みんな現地人。
*シリアス多め。話が重め。
(あらすじとキーワードが軽いのは仕様)
*ハッピーエンド確約。
*出てくる奴はだいたい良い奴。(一部例外アリ)
*恋愛要素は中盤以降。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 22:41:38
178512文字
会話率:62%
デートの待ち合わせに来た「ボク」。
初めて目にする「恋人」の本当の姿とは……?
某アニメのラストシーンから発想した話です。
やっぱり異世界モノと同じくらい、恋愛モノは押さえとかなくちゃね!
はやぶさ2おかえり記念投稿です。
ハッピーエンド
確約します!
この作品は「カクヨム」と重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-06 10:52:45
4138文字
会話率:20%
「僕はこいつをギリギリ正義にする。僕にとってそれは、完全に悪だけど」
教師を志すも、感情的で怒りっぽいという欠点のある唐梅(からうめ)は、現実世界で文字通りゴミに埋もれていた。
クラスメートの失踪を機に、誰かを救うヒーローになるため、
唐梅は電脳世界の実験に応募する。
ゲームの世界観を表現した電脳世界、『電子空間サイバーセカンド』。
そこに転移した被験者たちにはNPCの相棒が配られ、コンビを組んでクエストと称した実験をこなしていくのだが――。
誰かを救うことを望んでいた唐梅に与えられたのは、レアリティ100の最強の”悪属性”――グッドディードだった。
唐梅の望みとは裏腹に、グッドディードは最初の実験で大事件を起こしてしまう――。
相棒は最強。ただし、悪。俺TUEEE系の変化球ノベル、”僕の相棒KOEEE(怖えええ)系”!
正義のヒーローになることはできるのか? 相棒が”悪の頂点”でも。
※9.17日~下読み講評の方にアドバイスをいただき、大改稿した内容を更新中。かなりの大幅変更あり。詳細は活動記録へ。
※メンタルに自信のある方以外読まないでください。主人公は善ですが、相棒は「悪」です。ご留意を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 17:37:06
11196文字
会話率:42%
私は電車通学の女子高校生、咲谷花(さくたにはな)15歳。
高校進学を機に引っ越してきた私。
そこで待っていたのは、運命を変える出会いだった……。
* * *
新生活にも慣れ始めたある日、朝の駅のホームで知らないイケメン男子(硬派)から
大学ノートを渡される。
初恋もまだ知らない私が甘酸っぱい予感に胸を高鳴らせ、ページを開くと……。
まさかの交換日記の申し込み!
初めての恋に悪戦苦闘しながら、迫りくるイケメン男子(通称 魔王)の陰謀と手強いライバル(通称 ギャル)をかわし、私は無事に両想いになれるのか?!
SNS全盛のこの時代に、交換日記を通して育まれるじれじれのスクールラブ。
2人の恋は時にすれ違い、時に密やかに燃えあがって……。
ぜひ純粋な恋の行方を見守ってください。
(注意) 最後の方はR15展開が続きます。
*1話1000字程度なので、さらっと読めます。
*わりと最初からがっつり両片想いです。
*ハッピーエンド確約です。ご都合主義なところもあるので、広い心で読んでください。
*10/2完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-02 16:29:56
50921文字
会話率:41%
※完結いたしました
ある日突然三人の女子高生とともに勇者として異世界に召喚されてしまったサラリーマンの主人公。そして流れるように始まる鑑定の儀。
「はいはいいつものアレね、巻き込まれた俺が実は最強のパターンね? 王様俺の能力は?」「ない、
即刻首を刎ねよ」「えっ」
異世界へやってきて早々大ピンチ!しかしそんな時、勇者としての力に覚醒した女子高生の一人がチート能力をもって主人公以外の全員を惨殺してしまう! どうやら彼女は主人公を以前から知っているらしく、彼をお兄様と呼び、そして女神のごとき微笑を浮かべながら言うのだ。
「私と一つになりましょう」
無能力者として異世界に召喚されてしまった主人公と、何故か彼に熱烈な愛を捧げようとする最強のクレイジーサイコ首狩り女子高生勇者が繰り広げる青春ダークファンタジー! ――世界の果てまで、どうかお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-07 23:27:44
141404文字
会話率:34%
西暦2128年。人型兵器、グランドウォーカーの普及によって、大国間の戦争のありかたはそれ以前と全く違うものとなった。 しかし、戦争の理不尽さには、なんら変わりはなかった。 主人公アレックス・ボールドウィンもまた戦争の被害者だった。ほんとうの
名前も、記憶も、肉の身体もすべて奪われ、仮の体で生きることを強いられていた。 そんなある日、アレックスは五感を再現できる機体、《マーベリック》と出逢う。 その性能は想像をはるかに超えていた。元の肉体を取り戻せたかのような喜びを味わうアレックス。しかしそれもつかの間、軍事基地が何者かに襲撃される。
襲撃者の狙いは、《マーベリック》。
アレックスとマーベリック。この出会いは偶然ではない。
GLWを得た世界はどう形をかえてゆくのか。
アレックスに隠された、世界を揺るがす秘密とは?
ライトSFロボットアクションここに開幕!
注意
主人公最強ではありません。しかし主人公として奮闘します。
シリアス寄りですが、プロット組み終わっていますのでハッピーエンド確約です。
往年のロボットアニメや、B級映画を観るような感じで読んでいただけると嬉しいです。
この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-07 19:00:00
150348文字
会話率:29%