「赤ちょうちんの奥の電球しろくして」を上の句にしている短歌です。 文字数を埋めるためにお見苦しい点はあると思いますが、ご容赦ください。
最終更新:2024-12-27 00:00:00
291文字
会話率:25%
お盆の初日、大学の友人との飲み会の帰り道、律子は終電ギリギリの電車に乗り込んだ。酔っ払った頭で各停電車に揺られていると、普段は気にも留めない小さな駅の『野三谷駅』が、『飲み屋駅』に変わっていた。「なにこれウケる」と思わずホームに降りた律子は
、駅の端が赤ちょうちんが並ぶ飲み屋街になっていることに気づく。ふらふらと吸い寄せられるように屋台が並ぶ方へ足を進めると、そこにいたのは律子が小さい頃に亡くなったおじいちゃんだった。おじいちゃんはお盆の初日だというのに、なんでこんなところで酔っ払ってるんだ。自身も酔っ払いのテンションで、律子はおじいちゃんを家まで引っ張っていった。
生前は酔うと手がつけられなくなっていたおじいちゃんは、いまだに律子の家に大きな爪痕を残している。夫婦とは。家族とは。完璧ではない、愛の形とは。お盆の期間限定のちょっとした非日常。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 23:50:00
25800文字
会話率:35%
小学生のKがクラスでお化け屋敷を作ったそうです
カクヨムでも同じ話を投稿しています
最終更新:2024-06-17 18:10:00
1049文字
会話率:0%
お盆の里帰りで出会った少女は、金魚柄の浴衣を着ていた。
5年毎に見る彼女は、どんどん大人になっていく。
勢いだけで書きました。なろうラジオ大賞5参加作品です。
過去テーマから選んだワードは「金魚」。
現代が舞台です。
日々寒すぎるので夏が
恋しくて……。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 09:00:00
998文字
会話率:40%
美麗白狐の死霊軍団 妖幼女と共に大陸を襲うっ!
ヒノモトから転生し、祟り神と化した、美しき白狐の娘“楽市”は、異世界へその邪悪な瘴気をまき散らし、ありとあらゆる物を死に至らしめた。
それだけでは飽き足らず、巨大なスケルトンやゴーストを、
大陸へ大量に放ち異世界を蹂躙する――――
ように見える、狐娘のお話です。
藤見の森を行く。
夏の蒸し暑い夜である。月は見えない。
その中を、二匹の兄妹狐がすたすたと行く。これがただの狐ではない。
人の姿を模した白狐と呼ばれる、妖しの類であった。
「兄さま、早く!」
「わかった わかった」
「兄さま。早くしないと酒が逃げてしまいます!」
「楽市(らくいち)よ、酒が逃げるわけなかろうに」
二人は迷うことなく、馴染みの赤ちょうちんへ入った。
引き戸に触れることなく、するするとすり抜ける。兄妹はそう言う類の者だ。
店内には焼き鳥から滴る脂が炭に落ち、得も言われぬ匂いが立ち込めていた。
しばし飲む。するとほど良く酔った妹が兄に絡んだ。
「むふう、あたしはねえ。藤見のみんながいて、お酒があって、兄さまが居れば、後はなんにもいらないんだよー。ふふふ」
頬と首筋が桜色に染まり、艶っぽく兄を見つめている。
そんな仲睦まじく酒を飲む兄妹に、凶事が襲う。
何者かが二人の憑代である、狐の石像を破壊しようとしているのだ。
破壊されれば、兄妹の存在は消えてしまうだろう。
客も疎らになりちびちびやっていたら、いつの間にか妹が消える。
「楽市?」
そう言って訝しむ兄も、石像を破壊されその存在が消えていく。
破壊の痛みに倒れ伏し、もがき苦しむ兄。
しかし眼だけは虚空を睨み、その瞳に漆黒の憎悪を宿らせる。
「おのれ……誰だ、許さぬぞ……」
兄は石像の頭を砕かれるその瞬間まで、虚空を睨み続けた。
そして、異世界へ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 23:21:50
1444652文字
会話率:20%
子どものころってやたら蘊蓄言ってくる男の子とかいませんでした?
最終更新:2023-10-07 15:18:54
1356文字
会話率:48%
ツィートリア王国の公爵令嬢シンシアは、王国一の美人であったことから和平のために、敵国パメライデスに差し出されることになった。
『ドナドナ令嬢』と同情される身でありながら、図太いシンシアはどこか楽しげ。
パメライデスの皇太子ハバネロは、シンシ
アを気に入らないわけではなさそうだが?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 22:49:22
16403文字
会話率:49%
お湯だけでつくると、ココアがあまくない。
ミルクまで、沸かすのはめんどうだから、粉のやつを使おう。
最終更新:2022-10-13 07:00:00
1383文字
会話率:0%
むかしむかし。
遅くまで寺子屋に残された子が帰るとき、外はすっかり暗くなっていた。
あらかじめ用意してあるちょうちんを手に、帰り道を急ぐけども、ほんの一瞬だけ降った雨粒が、うまいこと、中の火を消してしまい……。
最終更新:2021-03-23 21:00:00
2703文字
会話率:3%
ちょうちんわん公がゆく死後のサイドストーリー。
最終更新:2020-12-15 18:21:06
1554文字
会話率:50%
気がつくと犬になっていた――
5千万年に一度の膨大な数の流星が地球に降り注いだ。
分析屋として働くレイトは星空を見上げ望みを口にする。
『野良犬のように自由でお金と時間と輝かしい未来が欲しいっ!』
この、強欲な願いは偶然がいくえにも連
なり、大きな代償と引き換えに叶えられた――
そして、異世界で軍の人体実験に捲き込まれたレイトはそれぞれ固有能力を持つ13体の魔獣の内の一匹で光る犬型の魔獣となってしまう。
そんな光る犬が歩んでゆく愛と勇気の物語。
【毎日更新】最近人気出てきたー。ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-06 14:08:00
103851文字
会話率:32%
社会人になって二年目のある金曜日。上司の無茶振りで心身ともに疲れ果てていた私だったが、迎えてくれたのは香ばしいタレの匂い、一つの赤提灯の灯りだった。
最終更新:2020-09-18 07:00:00
4163文字
会話率:0%
三年ぶりに、地元のちょうちん祭りを見に行った。引っ越したので、もう、家すらない。
ちょうちん祭りのちょうちんは、竹に幾つもぶら下げて練り歩く。その姿にあこがれ、てはいたが、叶う事無くその地を去る。久しぶりに戻って、友人に会うと、...
最終更新:2020-01-07 19:00:00
2900文字
会話率:21%
大学1年生だった寺望山郎はハーレーで西海岸を旅した時にひょんな事から異世界に転生することとなった。
最終更新:2018-09-15 06:50:59
1733文字
会話率:12%
聞こえてくる祭の音。ちょうちんの灯りが少年を照らす。しかし少年に動く気配はない。「迷子ですか?」そう少年に尋ねたのは、狐面をした不思議な人であった。
最終更新:2017-08-26 22:30:37
5855文字
会話率:54%
夏になるとやってくるのがお盆の行事。お墓参りに盆踊り、坊さんは檀家を廻ってお経を読み、家ではちょうちん飾りや仏壇のデコレート……でもこの行事って、いつ、どうして始まったのでしょう? 実はこんなできごとがきっかけだったようです……。/あくまで
お遊びの古文献脚色おばかノベルとしてお楽しみください(^^;折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-14 00:00:00
7016文字
会話率:11%
この就職氷河期に義務教育をすっ飛ばして生きるという、いわゆる世間様のレールから脱線して茨の道に突進した暴走列車が残すツケを清算するためには、手に職をつけるしかない--。
そう確信していた『私』は、そうならざるを得なかった『自分』の境遇
や、そして面白おかしく『私』をいたぶり続けた『奴ら』を憎む事で己の命をつないでいた。
悪意と憎悪を記憶の底に封じながら、資格取得のために訪れた老人ホームで、『私』は一人の老婆と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-15 01:05:39
4577文字
会話率:18%
この露路は行き倒れの場所? それとも…。
うなされた夜。ぼんやりと霧雨に浮かぶ赤ちょうちん。俺はあいつと出会った。
この露路は出発の場所? それとも…。
流れ着いた居酒屋で、あたしはあいつと出会った。
大人のラブストーリーで
すが、ヤバくなってきたら、またムーンライトに移動することをご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-09 15:42:36
68771文字
会話率:36%
見知らぬ男からの電話。その真相とは…
最終更新:2010-12-03 11:55:46
200文字
会話率:27%
いつも気になる赤ちょうちん。ある日…
最終更新:2010-11-18 12:32:02
200文字
会話率:10%