あれ? 私なんで生きてるんだっけ? 死んだはずなのに。
死んだはずなのに(多分)なぜか過去に戻って生きた孤児の少女シャロン。
ただ、世界は変わっていて、異形が蔓延っていた。前回と同じく拾われて幸せに暮らす予定だったけれど、なぜか異形を払う
聖王の聖女<※お祭りの主役>に選ばれてしまう。
偽物って知ってますよね? いや、癒せないし。無理。
そんなことを言いながら世界を救うかも救わないかもしれない話。
のんびり不定期に更新していきます。
若干あらすじ詐欺かもしれないけど私の中ではこんな感じです
重い様な重くないような……いつもの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:35:33
21966文字
会話率:25%
ある日突然異世界へ、どうやら勇者召喚に巻き込まれたらしい。当然勇者は俺ではなく別の人……正に王道ともいえる展開に疑心暗鬼を募らせながら、俺は戦乱に身を投じていく――なんて事は全く無かった。
魔王? 1000年前に倒されました。勇者? お祭
りの主役です。貴族? 親身になって世話を焼いてくれます。魔族? 人間と良好な関係です。戦争? 800年以上起ってません。魔物? ギルドと騎士団が対応します。送還? 最終的にノーリスクで帰れます。
巻き込まれた俺の今後はどうなるの? この異世界を存分に楽しんで頂き、交流や観光を行ってもらい、10年に1度の世界をあげてのお祭りを体験した後……怪我無く無事にお帰り頂きます。
異世界は――平和でした。
魔界の魔族、神界の神族、人界の人族、3つの世界と3つの種族が親しき隣人となって過ごす平和で優しい世界。
帰還までの1年を平穏に過ごしたいと思う気持ちとは裏腹に、何故か俺の周りには各界の重鎮ばかりが集まって来て……
※モーニングスターブックス様より書籍版1巻~9巻 好評?発売中です!
※コミカライズ! 月刊コンプエースにて連載中です! コミカライズ版は現在3巻まで発売されています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 18:00:00
5594379文字
会話率:54%
ヽ(^o^)丿m(__)m(*^^)v<(_ _)>(#^^#)_(_^_)_!(^^)!_(._.)_\(^o^)/(^^♪♪♪♪♪♪♪
旧世界→強制排除(;´∀`)→脱獄→ア・フ・ポ・スお引越(;^ω^)?
転生したかも?・
したみたいなので、頑張ります とにかく、頑張りま!
しばらく、生きてみて、人格形成が出来て来たみたいです。
闇雲に頑張ってます!
とにかく、強さを求めて、頑張ってます。
かなり、チートに成って来てます。
基本的には、戦うことは、好きだけど、争いごとは、嫌いみたいです。
結構、理屈、ぽいです、が、無頓着、ぽいです。
物!♪創りと!♪お祭り大好き❤♪?
初めての、恋人❤♪?
かなり、スキンシップ、が、お好き❤♪?
やることが、無茶苦茶、に成って来た、感じ?
正義感有り過ぎ?
改正、改革、改易、隣国消滅、やり過ぎ?中二病的?、性急過ぎるかな?
この先、どうなるの?みたいな♪楽しみかも❤♪
旅の恥は終わった後でm(_˰_)mm(_˰_)mm(_˰_)m旅が楽しくて❤♪止まれません!❤♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 00:00:00
6080318文字
会話率:17%
小学生、中学生、高等生......そんなあたしの青春時代はバラ色だった。暖かい家族が居て、親友に囲まれて、大好きな彼氏まで居て......でもそれは悲しいかな、高校2年生までの話。
大事な人を亡くしてしまったあの事件をきっかけに、あた
しの人生は大きく変わってしまった。その時受けた精神的ダメージは、図り知れないものが有ったんだろう。
事件後、あたしは2つの大きな宝物を失った。1つは事件前の全ての記憶。つまり幸せいっぱいだった青春時代の記憶が全て失われたってこと。世間一般で言うところの『記憶喪失』ってやつ。
それともう1つ、失われたあたしの大きな宝物。それはなんと全ての『感情』。分かり易く言うと、喜ぶことも、怒ることも、哀しむことも、楽しむことも全て忘れてしまったってこと。
そんな訳だから、人から何を言われても無反応だし、何が起こっても無関心。過去を悔やむことも無ければ、未来に希望を抱くことも無い。それってもうただの置き物だよね。
大事な人達はどんどんあたしの前から消え去っていくし、周りからは変人扱いされるし。とにかく悲惨だった。
でもある時を境にして、これじゃダメってことに気付いたの。みんなみたいに幸せにならなきゃってね。
あたしの名前は花咲向日葵(はなさきひまわり)。若干22才になったあたしこと向日葵は、17才の時に故郷で起きた壮絶なる過去に立ち向かっていくことを決意した。それはもう想像を絶する試練の連続だった。
世の中には死にたくなる程に辛い思いをしてる人が今も沢山居ると思う。でも人生って意外と捨てたもんじゃ無いってことを、あたしはそんな人達に伝えたていきたい。
だから今あたしは、そんな自身の壮絶なる半生を記録に残しておくことにした。この記録を通じて、今辛い思いをしてる人達が少しでも希望を持ってくれたらいいなぁって思って。
そんなあたしの記録だけど、最後まで付き合ってくれたら嬉しいな。じゃあ早速記録を取り始めることにするね。乱筆だけど許して。 花咲向日葵
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 00:00:00
100520文字
会話率:35%
ぼくの名前はトム・バードウッド。元・E級冒険者で、今はギルド《星の金貨》の広報宣伝局に勤めている。戦うのをやめたわけじゃない。たぶん、向いてなかっただけだ。それでも、今の仕事は嫌いじゃない。仲間にも恵まれてるし、それなりに毎日は忙しい。
―
―そんなある日。
ギルドのA級冒険者、ベル・ラックベルが、ついに結婚するって話が飛び込んできた。ギルドはお祭り騒ぎで、誰も彼もが彼女の話題に夢中になってる。
「そうか。ついに……か」
そんなふうに呟いたぼくは、なんとなくダンジョンへ向かうことにした。
休日だし、仕事で使う素材でも集めるか――ただ、それだけのつもりだった。けど、そこでぼくは未踏の《隠し階層》を見つけてしまう。さらに妙な冒険者たちと鉢合わせし、騒がしい展開に巻き込まれた挙句、たどり着いた先で目にしたのは……ダンジョンを創った古の大魔王が遺した《ある遺産》だった。
あの日、ぼくが選ばなかった道。
あの日、ぼくが選べなかった道。
それでも、まだ歩き出せる未来があるなら――
これは、ギルドの広報宣伝員であるぼくの、『偶然』はじまった冒険の話だ。
※異世界ファンタジー小説+結婚要素を入れた作品です
※チート・ハーレムではありません。
※やり直し系やループ系でもありません。
※婚約破棄、悪役令嬢ものでもございません。
※世界観よりも、キャラクター描写に力を入れています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 20:10:00
91547文字
会話率:42%
精霊界の第一王女《ミリシア・ハーヴァリィ・バレンタイン》は――
世界最強の魔素量(エーテル)を誇りながらも、王族のしがらみとお堅い毎日にちょっぴりうんざり気味。
「私だって、自由に生きたいのっ!」
そんなある日、癒しを求めてお忍びで人
間界へ抜け出したミリィ。
目指すは、春の陽気に包まれた小さな町のお祭り。
甘いお菓子、にぎやかな屋台、笑い声――
すべてが新鮮で、ワクワクが止まらない!
だが、そんな平和なひとときを壊す者が現れる。
突如現れた魔族の襲撃、そして彼女を追う精霊界の捜索隊――!?
「バレたらマズいけど……放っておけるわけないでしょっ!」
最強なのに、自由を求めて。
癒されたいのに、ついつい戦っちゃう――
これは、ひとりの精霊王女が「自分らしく生きる道」を探す、小さくて壮大な冒険の物語。
*****
このお話しは《世界最強の魔法使いは、癒されたい》の関連作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 00:17:01
6911文字
会話率:35%
――今年も宇宙船「地球号」で9億キロの宇宙旅行に出かけましょう。
星新一先生の年賀状に、そう書かれていたというエピソードを読んだ。地球の公転距離は9億キロ、宇宙船「地球号」は一年をかけて太陽の周りを回る。
素晴らしい。たった一文で、しっか
りSFしているし、オチも秀逸だ。こういうのを自分でも書いてみたい。そう思った。
もう一度、星先生のショートショートを読んでみたい。そういう方の為に、一編入魂、精一杯、頑張って書いたショートショート集。
どん底だったあの日、親父と花火を見に行った。あれから三十年、親父が危篤だという知らせが届く(花火)
そのカリスマ美容師の手にかかれば、黒々とした髪の毛を取り戻すことが出来ると言う(カリスマ美容師)
磯浜村の太郎は山賊の手先として捕まった亀を助け、城塞に連れて行かれ、音宮の姫と恋に落ちた(磯浜村の周郎)
僕は一日に一回、一秒だけ、時間を止めることができる(一秒でできること)
僕は鏡の中の自分と会話する方法を思いついた(鏡)
幼い頃、私には私だけにしか見えないお姉ちゃんがいた(お姉ちゃん)
終電間際の地下鉄の車内、目が覚めると時間が止まっていた(地下鉄)
亡き妻が神社で見守ってくれている(神社)
僕には”なかよしノート”がある(なかよしノート)
目が覚めると部屋には男が三人、テーブルに四つのボタンがあった(ボタン)
山歩きの途中、けもの道を歩んでしまったら・・・一人だけ違う時空に暮らす男の話(けもの道)
お祭りの日、屋台で射的をやって不細工な人形を手に入れた(射的)
アロイカの大宇宙船団が地球を侵略するためにやって来る(アロイカ・インベージョン)
「月光石を持って来た人と結婚する」と美姫は言う(狼の血族)
人の言葉を話す鳩ジョンのお話(伝書鳩ジョン)
深夜、タクシーがお客を拾った~幽霊話をショートショートに(幽霊はタクシーに乗って)
【注】これらの作品は「カクヨム」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 07:11:18
245981文字
会話率:22%
この世界、乙女ゲームだけど児童小説でもあるし絵本も混ざってない? ごちゃまぜアンソロ世界じゃない? そう気づいたけどきっとわたしはモブなので、何もすることは無い。魔女の養い子の友人と平和に学園生活を楽しんで、処刑の日に血染めのハンカチを買っ
たりわたあめを食べたりする一般的女学生の日々を満喫するだけ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 11:30:14
4618文字
会話率:56%
3日後に村をあげての盛大な結婚式がある。それはもうすぐやって来る勇者様と自分の結婚式。精霊子であるココは、癒しの力を持っていることで魔王討伐の勇者パーティーの一員として選ばれる。見事魔王を打ち破った勇者様は、王都へ帰還する帰り道に「故郷の俺
の家で暮らすといい」とココに言う。身寄りのない自分への彼の親切心ただそれだけだったのに。どういう訳か、村人達は「それはプロポーズだ」と勘違い。ココがいくら否定しても誰も聞いてはくれない。王様との謁見を終えてもうすぐ勇者様が村に帰って来る。私は一度も好きだと言われてないし、ましてや結婚しようとプロポーズも受けていない。勇者様は王都の聖女様と結婚すると決まっているらしいのに、村人達はお祭り騒ぎで結婚式の準備は加速していく。どうしようと困っているのに、心の奥底で「もしかしたら、でも、ひょっとして……」と大好きな勇者様が自分を選んでくれる未来を淡く期待してしまうココなのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 20:43:32
99681文字
会話率:36%
書けないし、やる気がないよう!
|( ̄3 ̄)|
なのでみんなぬ丸投げしたよ♡
ラビュ❤︎
ありがとうございます。
最終更新:2025-04-12 10:17:14
961文字
会話率:7%
梗概
東京の編集プロダクションに勤める編集者・福原里衣は、ある冬の日、元婚約者の一周忌法要へ向かおうとして、いくつかの偶然が重なったことで、北岩手にある小さな駅前の神社に、雪晴れの夜にだけ出現するという「冬の七夕祭り」という不思議な祭りの庭
に迷い込む。
そこで亡くなった元婚約者・悠と邂逅し、大好きだった彼の、大好きだったところをひとつずつ思い出し、大切に抱きしめながら、かつて二人の間に確かにあった幸せだった時間に、感謝と祝福を捧げていく。
祭りのあと、里衣は遥に対する思慕にひと区切りをつけて、祭りの場で邂逅・再会した悠本人(霊)の願いもあって、里衣は新しい恋をすることで過去と折り合いをつけて、新しい道を歩きはじめる決意をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 19:22:20
31104文字
会話率:17%
あの夏の日に起きた事件である。湊介と金華は友達の寒桜とお茶会をしていた。その日は神社でお祭りがり二人は寒桜を誘うが断られてしまう。そしてその様子に湊介は疑念を持ち、金華は残念そうにする。だが、その夜湊介と金華は失踪してしまう。湊介は現世で怪
異と相対し、金華は謎の神社で脱出を試みる…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 11:37:30
9773文字
会話率:52%
エイプリルフール2024年では伏黒が主人公を務めたがエイプリルフール2025年では誰が主人公を務めるのか……!?今現在異世界組は船旅中、そして未来組はのんびり暮らしているが異世界組が船旅で出発しなかった世界線でのクロスオーバー!1日限りのお
祭り騒ぎをお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 07:30:00
1347文字
会話率:74%
日本で最高の権力を持つ拷問一家、鬼山一族の若大将・鬼山怜音(きやまれおん)は、敵対する妖(あやかし)の奸計に嵌り、非業の死を遂げた。
人間達の裏切りによって引き起こされた怜音襲撃事件。
【血鬼】(けっき)として覚醒していなかった怜音は
、桜小路(さくらこうじ)りむという幼い女の子を庇って息絶える。
そして五次元の新世界、【創魔界】(アルケミア)の王、邪王レオンに転生した。
神王ザッハ・トルティーヤと魔王ベアルト・リースと同格視される、最強の鬼族(きぞく)【血鬼】として覚醒した邪王レオンの新たな生。
三人並んで【創世の三王】と呼ばれる。
異世界で血族を生み出したり、お祭り国家を設立したり、悪の宇宙人と戦ったり、【創魔界】と地球で交換留学生制度を設けたり、いろんな出来事が目まぐるしく起きる、壮大な冒険が始まる。
第0章は主に【創魔界】での冒険が主体。
第1章からガラッとジャンルを変更したりして。
ダークファンタジーは共通。
地球はパラレルワールド。こんな権力ありえまてん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 20:10:00
177064文字
会話率:37%
双子の兄妹のアルベルトとリリアは、長の息子オリバーと農家の娘エリーと一緒にお祭りのリースを作るべく、禁足地ナグルの森へ入ってしまう。
アルベルトとリリア、オリバーとエリーの二手に分かれて、材料を探し始めるもちょっとした兄妹喧嘩でリリアと
はぐれてしまうアルベルト。
そこに白い牡鹿に乗った少女がアルベルトを洞窟へと案内する。
洞窟の中には、金髪碧眼の美青年の血を啜るリリアの姿があった。
牡鹿と少女の手助けによりなんとか森を抜け出す双子の兄妹だったが…その夜、燃え盛る教会の中でリリアはクドラク、アルベルトはクルースニクと言う吸血鬼に覚醒を遂げてしまうのだった。
双子が選ぶ世界の在り方とは、果たしてどんなものなのか?
自然の摂理に従って産まれた双子の紡ぐ吸血鬼ダークファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 23:06:50
14515文字
会話率:41%
1時間前に拾ったチワワ(ちーちゃん(仮))に名前をつけられなくて名前を募集したことろ、なぜが王女様から呼び出しをくらいました。
これはシンデレラストーリーとは呼びたくない(本人談)
最終更新:2025-03-20 00:59:12
4365文字
会話率:38%
大人数が集まる学園のパーティー。
学園での彼女は強く厳しく冷たい、傲慢で身分を盾にやりたい放題の悪役令嬢だと言われている。
そんな訳あるか。何故みんなそんな評判を信じているんだ? 良く彼女を見ろよ。すぐに分かる事だらけなのに。
そうして彼女
に見惚れていると、彼女の婚約者である王太子殿下が、噂の聖女様を腕に貼りつけて、カツカツと靴を鳴らし歩いて来た。
そうしていつもの様に、彼女に難癖をつけ始める。……本当に馬鹿らしい。
そういうのは物語の中だけにしてほしい。物語だから許されるのであって、現実には許されない。
本当やめろよ。
『婚約破棄するかも』とか、俺が期待しちゃうだろ。
「婚約を破棄する」
……本当にする、の……か?
という、ずっと彼女を見つめていたヒーローのお話。
※氷雨そら先生主催 #愛が重いヒーロー企画 参加作品です! 企画お祭り初参加!楽しんでいただけます様に☆( *´艸`)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 21:02:56
8247文字
会話率:20%
田舎の女子高生アリアは東京の大学に憧れながら田舎の高校で退屈な普通の暮らしを続けていた。
ある日、剣道部の顧問から村の神宮のお祭りで募集される巫女の話を聞かされる。
剣道部では代々とある事情で村の神宮とつながりがあり、女子部員の代表2
名が巫女として参加する慣例があった。
夏の神宮での大祭まで残された期日が迫る中で、アリアは巫女としての修行に参加し、村に隠されたとある真実を知り驚愕する。
一方で世界は自然災害や異常気象など地球環境の急激な変化が驚異的なペースで顕在化していく。
人は神をも恐れずに欲望で蓄積させた因果応報の返済を要求されることになった。
アリアは未知の修行や超常的な教えを通じて、徐々に人が置かれた終末的な状況を理解し、巫女の修行の重要性を悟る。
アリアは人の革新による永遠の魂の調和について一筋の光明を見出し、救世主の役割を担うように迫られる。
いよいよ大祭が始まり、徐々に常軌を逸した世界が紡がれ、群衆の共鳴がクライマックスに迫る中で、アリアの脳が異常な現象を捉える。
以降、霊界、神界、宇宙の真理に辿り着き、真の神と共に永遠の魂が無限に求め続ける究極の理想世界の創造へと迫る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 17:11:37
403403文字
会話率:6%
太平洋のど真ん中に突如として出現したその島は、いつしかダンジョンと呼ばれるようになった。
その攻略風景を配信することによって生計を立てていた日本人、佐藤太郎。
彼はタローと名乗り、自らの運動神経だけであらゆる場面を乗り切ってきた。
そんな
彼がいつも通りに配信を終えたある日、島の広場がお祭り騒ぎになっていた。
大手ダンジョン配信サイト「ジョンコム」の経営者、カイルがあるイベントを企画しているというのだ。
なんと、配信ランキング上位者を対象とした大会が開催されるという。
10億ドル――すなわち1500億円――の金額に沸き立つ配信者たちは次々に参加を表明。
ギリギリで参加資格を得たタローも、興味本位で参加を決断する。
しかし、カイルが企画したイベントの実態は……まだ誰も足を踏み入れたことのない地下ダンジョンを舞台とした、血で血を洗うような恐ろしいデスゲームだったのである――
ハーメルン・カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 20:37:28
30080文字
会話率:72%
ある兄妹のバレンタイン小話です。
初出:2012年2月5日発行 同人誌「Pure assort」より
******************
私には、二人のお兄ちゃんがいる。
一人目のお兄ちゃんは、とても明るい人。いつもにこにこ笑っ
ていて、おやつはいつも分けてくれたし、両親がでかけて寂しい夜には、いつも絵本を読んでくれた。たとえるなら、春の野原に吹く風のように優しい人だ。
二人目のお兄ちゃんは、とても静かな人。あまり笑顔は見せてくれないけど、風邪をひいた時は隣で手を握っていてくれたし、疲れて動けなくなった小さな私をおんぶして帰ってくれたこともあった。たとえるなら、静かに見つめる冬の陽射しのように温かな人だ。
そんな二人のお兄ちゃんたちと私は一歳しか違わないから、物心つく前からいつも一緒に遊んでいた。春の山登りに夏の花火、秋のお祭りに冬のそり遊び。小さい頃のアルバムを開けば、三人一緒の写真であふれている。
私はそんな二人のお兄ちゃんが大好きだ。
その想いは、今も変わらない。
*******************折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 00:59:22
18444文字
会話率:51%