おれは男鹿一樹(おじかいつき)、現在告白した数99人、振られた数も99人のちょっと痛い男だ。
そんなおれは、今日センター試験の会場の扉を開けたら、なぜか変な所に入ってしまった。何だ?ここ、と思っていると変なモノから変わった頼み事をされてしま
う。断ろうと思ったおれだが、センター試験の合格と交換条件(せこいね☆)で、『ある男に運命の愛を指南してやって欲しい』、って頼まれる。もちろん引き受けるけどね。
何でもそいつは生まれたときに、『運命の恋に落ちる』、っていう加護を入れ忘れたみたいで、恋をする事、恋人を愛するという事がわからないらしい。ちょっとややこしい物件だが、とりあえずやってみよう。
だけど、ーーあれ?思った以上にこの人やばくないか?ーー。
イツキは『ある男』に愛を指南し、無事にセンター試験を合格できるのか?ちょっと下品ですが、とにかく笑えるお話を目指しています。どうぞ、よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 21:52:42
39053文字
会話率:55%
横島透、35歳。しがない営業サラリーマン(金融)は気がつくと異世界で赤ん坊になっていた。何が起きたのかわからないまま、鬼のような種族に拾われて一族として育てられることになる。はじめての異世界転生と心躍らせる暇もなく、人間が敗北した世界である
と言う現実を目の当たりにした横島だったが、今生は気ままに生きてやると決意を新たにする。彼だけのチートスキル【融資】を駆使して。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 21:38:47
213696文字
会話率:34%
"お前は戦う為だけに生まれてきたんだ"
それが当たり前だと思っていたし
俺も疑った事も無かった
そんな腐った現実もおれは受け止めていた……というより半ば諦めていたのだろう。
そんな俺の人生は、誰かによって操ら
れているも当然だった。
そしてこの世界の英雄譚の主人公である"テレジア"も俺と同じように人生を誰かによって操られていた。
そして最期もテレジアを操った"汚い大人"によって……終わりを迎えた。
結局自分は操られたまま死にゆく。
それを受け入れていた俺に
転機が訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 14:01:52
26081文字
会話率:28%
結晶に守護された国と神に守護された国の戦の時代。主人公アザミは己の無力さを嘆いていた、しかしある事件をきっかけに己の裡に宿る力が目覚めてしまう。
最終更新:2024-11-06 19:06:58
54040文字
会話率:46%
おれは魚だ、今日も泳ぐ
最終更新:2024-11-06 04:39:22
273文字
会話率:0%
ライトノベルみたいな展開で、突如おれの婚約者を名乗りある女性が訪ねてきた。
初対面の印象としては、なぜおれを誘拐してそんなことを告げるのか、良く分らないミステリアスな女性。だが・・・。顔が良い!!!とても良い!!!
圧倒的な美貌で骨抜き
にされた両親におれはお婿に出されてしまう。ただその後新婚旅行で飛行機が爆破してしまい・・・。
おれたち2人は異世界転生してしまう。お互いまだ名前しか知らなかったのにだ。
ま、まだ死ねん!! その強烈な執念で新たな人生を始めることにどうやら成功したおれたち・・・。
容姿や性別、境遇が全然選べなかったおれ。なぜか前世大好きだった推しキャラの姿になっていた。
しかも意識が現地で生活してきたというものしかなかった。え!? TS転生!? そんな甘いことが起きるはずがなく・・・。前世のおれの記憶が少しだけあるくらいだ。ほとんどおれ(・・)は消されていた。
そしてそんな私(・)にはある特殊な能力があり、なにもしなくても代償を払いながら生きていくという鬼畜ムーブ。
異世界での第2の人生。探しだしたいひと。この先どうなるかなんて分らない。
この第2の人生にはシナリオなんて存在しないのだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 18:05:34
19474文字
会話率:45%
「お兄たんを、私のお婿にしてあげます」
「あ、間に合ってます」
「ビエエーーーーーーーン」
突然の告白玉砕による大号泣。誰が予想できただろうか。
幼女を泣かしてしまった。これはどうしたものか。これおれが悪いのか? やっぱそう?
「き
、貴様!!! 私の愛娘の告白を断るとはおのれ許さん!」
おっさんがおれの胸ぐらを掴み揺さぶってくる。
公爵様がご乱心なされた! 王の御前なるぞ!
控えろ!
これが彼女との出会いだった。
物語はそれから13年後…彼女が学園を卒業してから動きだす。当時のおれはこんな面倒なことになるくらいならこんな国の客将なんてやめて旅にでていたのだが…
それは今となってはあとの祭りである。おれついつい料理が美味しいからとこの国に居座ってしまっていた。
この物語はそう1000年生きた魔導師とそれを付け狙う恋する乙女との戦いである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 23:35:35
4238文字
会話率:36%
職場で普通に仕事をしていたら、気付かぬうちに異世界転移をしており・・・。
その転移先ではおれはお父さまと呼ばれていた。結婚もしていないのに。
おれとどうやら結婚していることになっている妻とはいっこうにあえず、おれはおれをお父さまと呼ぶゲ
ームの推しキャラたちに訳も分からないまま精神が狂うほどの拷問をされる。
曰く。この世界では魔王や魔人が暴れまわっており、おれに簡単に死んでもらっては困るということ。
だから何度でも何度でも何度でも何度でも何度でも。
死に慣れなくてはならない。ただ彼らはおれにそう告げ、死の刃や毒薬や即死魔法などあらゆるもので拷問をし続けた。
毎日毎晩朝から晩まで。片ときも絶やす事なく。
おれは殺され続けた。
精神が狂い始めたときに、おれがこの世界に来てから心が壊れたときの未来の記憶が突如あたまに湧き上がってきた。
今から10年あとのおれの無惨な姿。何度も殺され完全に精神が壊れたおれ。
なぜか機械音声のようなものが聞こえた。リミッターが解除されました。
あなたは999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999,999度の死を味わいマスターへと昇格。
【メンタル死してなお死なぬ】を獲得。
管理者権限により、ゼロ・サピエンスへと進化・・・。
おれを殺そうと振り上げる毒薬のついたおのを持つゼルダの手をとり、おれはこう言った。
「もうよせ。おれはもう死なねえ。死ねなくなったからな。」
そこには涙を泣きはらも我慢している美少女の姿があった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 18:35:10
8523文字
会話率:22%
「ちょっと、すみませーん! はあーい! ティンティン! 箱の中身はなんだろな!」
「……は?」
夜道を歩いていたおれは、突然見知らぬ男に声をかけられて立ち止まった。男の周りには数人のスタッフらしき人たちとカメラもあり、どうやらテレビの
撮影のようだが……。
「それでは早速、この箱の中に手を入れていただきたいのですが、よろしいですか?」
「いや、やらないよ」
「え! やらないんですか!?」
「まあ、やるけど……」
一度は断ったが、実は内心ワクワクしている。前から一度こういうのをやってみたいと思っていたし、テレビタレントというものに憧れていたのだ。
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最終更新:2024-11-05 11:00:00
1784文字
会話率:86%
朝、目覚めたおれは、重たい頭を支えながらあくびをした。
手を額に移動させる。……もう熱はなさそうだ。風邪で四日も寝込んでしまったが、明日からは出社できそうだ。今日は日曜日だし、軽く外を歩いて体を慣らそうか。
そう思ったおれだったが、テ
レビをつけると驚いた。
『おはようございます。月曜日の朝です。月曜日です。今日は月曜日です』
どうやら今日は月曜日らしい。おれは急いでコーヒーを淹れ、朝食を胃に流し込むと、身支度を整えてテレビを消し、玄関のドアを開けた。
アナウンサーはテレビ画面から消える直前まで、今日が月曜日であることを繰り返し伝えていた。
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最終更新:2024-11-04 11:00:00
2393文字
会話率:18%
「……ん、き、せい、じょ?」
【きせいじょ】
街を歩いていたおれは、そんな看板を見つけた。近くには、喫煙所みたいな四角い箱がある。ただ、その箱には隙間も排気口もなく、完全に密閉されているようだ。壁は全面曇りガラスで中は見えないが、影が
動いているのがわかる。どうやら何人かの人が中にいるらしい。
好奇心にかられたおれは、その箱に入ってみることにした。
ドアを開けると、二重扉になっており、狭い空間の向こうにもう一つドアがあった。おれは二つ目のドアを開けた――
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-06 11:00:00
1092文字
会話率:29%
おれは、魔王という務めをやめ、5人の愛人《ぶか》とともに怠惰な生活を送ることにした。
だれにも邪魔されず、だれからも干渉されず、だれに対しても責任をもたず、ただただ、勝手きままな生活を送ることにしたんだ。
それなのに、世界はおれに干渉して
くる。
その日もおれは、天気がいいからピクニックにいこうと、その世界に転移しただけなのに、いつの間にか魔王を退治してしまった。
そんなことが次々と起こってくる。
ついには…
おれのからっぽやみな生活はどうなる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 06:00:00
357959文字
会話率:44%
ダスペルの街にあるダンジョンで強くなろうとしていたおれは、ある日、アリアドネの守護者に荷物持ちをしないかと誘われ、未だ行ったことのない階層まで足を運ぶことになる。
キーワード:
最終更新:2024-11-03 18:29:05
6810文字
会話率:45%
獣が車輪を牽き、風が帆船を走らせ、川が水車を回す原始的な社会。そこには、魔法使いと呼ばれる特殊なちからを持った人間が存在しています。その一人を求めて、主人公は旅立ちました。物語は、魔法使いが棲むという噂の深い深い森に、もっとも近い宿場町に
到着したところから始まります。主人公の視点で描かれます。そこに生まれ、そこで見るもの。旅人は、重い荷物を背負っていました。──以下、本編【1】の冒頭をご紹介。
* * * * *
最終便で到着し、疲れもあって目を覚ましたのは、翌日の午後だった。携行食の調達が必要だったが市場を見てまわるのはあとにして、おれは地図を売る店を探しに出た。碁盤割りの区画に腰折屋根の木造家屋が井然と並んでいる。公共の施設や商店はそれなりに独自の外観を見せていたが、一般住宅に至っては見事に画一的で、せいぜい軒先の趣にわずかの違いを見いだすのみだった。店の場所はあらかじめ聞いてはいたものの、あちらこちらの筋道を何度も行ったり来たりしてしまって、通行人の助けを借りてようやく見つけ出すことができた。地図を売る店は、通りに面した古書店の真裏にあった。棟続きだったのでどうやら地図屋の店主は古書店の店主でもあるようだった。斑のある硝子窓から中を覗くと、真正面の机に向かっている初老の男と目が合った。白髪まじりのあご髭をたくわえた店主然とした男だった。ためらいがちに扉を叩いてすぐ、背の高い細身の青年が顔を出し、どうぞ、と身をひらいた。こじんまりとした店内の壁一面に、町全体の大きな鳥瞰図が貼り出してあった。世界各地の精細な地形図も十枚ほど貼られており、その中にはロヴリアンス地方の宇宙船古跡の地図まであったので、おれは少し驚いた。青年が言う。「ご入り用は」
* * * * *
※本作品はエブリスタにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-02 20:30:00
576673文字
会話率:25%
おれは三年より前の記憶がない。行き倒れの身元不明人だ。魔法も使えないし落ちこぼれである。年はたぶん15。だけど親切な家に世話になって、魔法都市の学校にも通わせてもらって、友達もいるし幸せだ。
だから過去なんてどうでもいいし、こんな日常が続け
ばいいと思っていた。
なのに、地震は起こるし具合は悪くなるし、しまいには魔物まで倒せてしまって意味が分からないんですが!
早く日常に戻りたい。
そう思っていたのに、事態はどんどん怪しい方向へ進んでいき……
もしかして、おれ、死にますか?
生き残りを賭けた、恋と宿命のファンタジー!
完結まで連続更新していきます!
★=イラスト有り回
※地震などの災害描写があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 17:11:32
184888文字
会話率:52%
後輩の運転する車で事故に遭ってしまったおれは、気付けばロリサキュバスになっていた。
チートとちんちん……おれのちんちんどこいった!?
魔族軍に勧誘されたり勇者に助けられたり助けたりしたけれど、とりあえず異世界は怖いので日本に戻ろうと思
う!
とはいえ戸籍がないおれの稼げる手段は限られている……ので、せっかくだからサキュバスの美貌を駆使して動画配信者をやってみようと思います! チャンネル登録お願いします! できればスパチャもお願いします!
そんな感じでまったり配信者をやろうとしたら、どうやら日本もそこまで平和な世界ではないらしく……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 19:10:00
645461文字
会話率:41%
ブラック社畜生活を送っていたおれは、気が付けば真っ白な空間にいた。
異世界転生……つまりやりたい放題か、と意気込んだは良いものの、世の中はそんなに甘くないらしい。
※この作品はカクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+、ノベリズム、エブリス
タ、ツギクル、NovelDaysにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-05-26 21:00:00
3666文字
会話率:35%
おれは高校二年生だ。おれは先生がきらいだった。先生は数学の担当だ。二十六歳だというのに化粧もせず他人が近づくと一歩逃げる人間ぎらいの女だった。おれは可愛い女が好きだ。先生は美人だが可愛げがなかった。おれは数学ぎらいではない。だが担当の先生
がきらいだった。それで勉強をしなかった。するとテストで零点だった。先生はおれに補習を強制してねちねちとおれをいびった。
ある夜だ。先生からおれに電話があった。つけ狙われて襲われそうだと。おれはストーカーかと思って駆けつけた。なんと先生のマンションにゴキブリがでただけだった。ゴキブリを殺して帰ろうとするおれに先生がうしろから抱きついた。怖いから帰らないでと。
おれはその夜先生と関係を持った。初体験だった。おれと先生はそんなふうにしてつき合い始めた。女教師と男子高校生の禁断の恋だった。
蜜月状態は長く続かなかった。先生はおれを部屋にいれてくれなくなった。おれはどうして部屋にいれてくれないのかわからなかった。
先生は独身で同僚の男たちから狙われていた。おれは先生を守るためにストーカーを始めた。
そんなときだった。先生のマンションに七十歳くらいの男が現れた。地位の高そうなの男に見えた。顔立ちはガンコそうだがハンサムだった。男が先生の肩を抱いてマンションに入った。先生も男の胴に腕をまわした。男と先生のあいだにはおれの割りこめない親密さがあった。
おれは先生と男の関係を不倫だと思った。先生は男とたまにしか会えないからおれをセフレにしていると。部屋にいれてくれないのもいつ男が来るかわからないせいだと。
おれは先生に冷たくあたった。先生が泣きながらおれに別れを告げた。結婚することにしたと。
先生に去られておれは知った。どんなにおれが先生を好きになっていたかをだ。おれは泣いた。ひたすら泣いた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 10:56:03
148895文字
会話率:53%
おれは世界樹ユグドラシルとして召喚転生された。
世界樹だから自主的には動けないが、世界樹(オレ)に寄り添って来る動物たちを愛でていられるので幸せである。はぁカワイイ。
さぁ。美味しい樹の実をあげよう。いっぱいお食べ。オレの身を。
最終更新:2024-10-28 00:00:00
7937文字
会話率:73%
死後の世界、天国に来たおれは歓喜する。
なぜなら天国では働かなくてもいいからだ。
毎日好きなことをして、好きなものを食べて暮らすことができる。
ホテルのラウンジで優雅にコーヒーを飲んだり。
朝から温泉に入って、部屋でゆっくりしてみた
り。
何だってできる。
だって明日も明後日も、その先もずっと休みだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 04:12:18
41739文字
会話率:31%
新婚旅行に向かうはずの飛行機が墜落し、幸せ絶頂だったはずのおれたちは命を落としてしまった。……こんなのってない。やっと、やっと彼女と結ばれたのに。
そこで神様と交渉し、とある条件と引き換えに前世の記憶を持ったまま異世界に生まれ変わることに成
功したおれは、同じく生まれ変わっているはずの彼女の魂を持つ人を探そうとするのだが……?
──これは間違い続けながらも前に進み、いつか世界を救ってしまうかもしれない男の、不器用でまっすぐで、ちょっとおかしな冒険譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 19:35:00
461704文字
会話率:47%
俺の名前はヒイラギカズハ、自宅の平和を守るべく日々奮闘する…自宅警備隊、ヒキニートだ。
そんなに俺にも、運命の時がやってくる。隣から突如現れたトラックに轢かれてしまったのだ。俺は、消え行く意識の中でそう感じた。
目が覚めると、目の前には
───女神様?!!
どうやら俺は溺死して死んでしまったらしい…ん?溺死…?たしか俺はトラックに轢かれて死んだはずじゃ…
「いや、その〜…トラックに轢かれそうになった時に…気絶して、偶然子供でも溺れない様な用水路に落ちちゃって〜、けど、気絶してたからそのままぽっくりと…」
「くそぉ、俺の死に方が情けねぇ」
そんな俺に女神様はチャンスを与えてくれた。どうやら、俺の好きだった異世界への転生を可能にしてくれるという事だった。そしておれは『チートスキル』を手にし、転生を決意する。
「能力は『圧倒的な魔力』、見た目は───『白髪の長髪。蒼色の瞳が美しきロリっ子』。リザレクションッ!!!」
───え?
ちょっと待て、俺は見た目は確かにどうでも良いと言ったがロリっ子???おかしいんじゃねぇの?
俺は女神にそう伝えたが、時すでに遅し…転生はもう始まっていた。
異世界転生を可能とした自分は、自身の見た目に驚きを隠せない。しかし、突如としてとある男性に声を掛けられる。そして再度辺りを見渡すと───。
あれ…此処、『魔王城』じゃね?
……………異世界辞めたい…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 06:00:00
203286文字
会話率:60%
8月末。3年生が引退して、世代交代の時期がやってきた。
部長候補を決めることになった花見中学校吹奏楽部で、おれはどこか他人事として顧問の話を聞いていた。
頑固で正義感の強いアヤが自分を推薦して候補になるのを横目に、隣の席のおれの親友サクが手
を挙げて__?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 12:20:15
9720文字
会話率:45%
「きみからのプロポーズ? あれほとんど人質使った脅迫だったから、今思い返せばちょっと面白いよね」
「だろう。おれは陽気で面白い男だからな」
「その表情筋死んだままなドヤ顔は面白いけど、たぶん私以外の人は陽気どころか凍りつくだろうなあ」
【無自覚溺愛な片想いグリフォン×恋に疎い人誑し戦姫による、致命的な殺し愛婚姻譚、開幕!】
王女アルヴィアは生まれながらにして、人間離れした天賦の戦いの才があった。
そのうえ、齢十歳にして国滅ぼしの秘宝「天鎚ミョルニル」の適合者として覚醒する。
しかし、アルヴィアが十三歳の時に母国へと「人類の天敵」とされ全人類の殲滅を目論むグリフォン、鷲獅子王シヴが侵攻してきた。
アルヴィアは母国を守るため対鷲獅子王兵器としてたった一人、シヴへと戦いを挑み、鷲獅子王と戦姫の死闘は十年続く。
そして死闘が始まって十年目のとある日。とうとうアルヴィアはシヴに死の間際まで追い詰められ、刺し違える覚悟を決めるが、そこでなんと、シヴが「選べ。おれと婚約するか、このまま全人類諸共死ぬか」と脅迫に近いプロポーズをしてきた。
アルヴィアは「私が生きている限り、私以外の誰かを殺すことは断じて許さない。約束を破った場合は、婚約諸共きみを今度こそ殺す」という条件付きでシヴとの婚約を受け入れる。
だが、無表情が常であるはずのシヴは、殺し合い以外のアルヴィアへの態度や挙動が時たまおかしく……?
こうして二人は無自覚な両片想いにも気付かぬまま、互いの「求めて止まない目的」を果たすため、婚約者であろうと日々楽しく殺し合う!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 19:12:51
60002文字
会話率:45%
青空の下、巨大な雲が現れる。その光景に心奪われる17歳の青年、春花陽一は、夏の雨が好きだった。
神鳴りが光り、大粒の水滴がばちんと弾け、灰色の世界で色とりどりの傘が開く。
そんな雨の中、春花陽一は栖方彩と出会った。
「雨は初めて?
」
彼女の言葉に心を動かされた春花陽一。
2人の関係は、激しい夏の雨の中で深まっていく。
「おれは失敗することができない」
「私は幸せに耐えられない」
互いの強迫観念を打ち明け合った2人。
ひと夏の出会いが、懸命に生きる2人の人生を大きく変える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 21:45:24
35301文字
会話率:32%
翼竜が風を起こし、魔法が輝き、複数の種族が文明を築き、そして召喚獣たちが地を揺らす世界「バトニテティア」。
厄災をもたらす“主なき巨獣”を倒すべくその世界にいざなわれたおれが従える召喚獣とは――
「ロボットってなにー?」首を傾げるちびエル
フに、おれは答えた。
「うーん。ロマンかな」
昼は現代。
夜は異世界。
ロボット×異世界物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 06:00:00
19975文字
会話率:42%