彼女の唇を噛み血を味わう。
吸血鬼という口実は具合のいい嘘である。
日南 百花(ひなみ ももか)
大萩 紫乃(おおはぎ しの)
最終更新:2024-10-21 22:58:31
36586文字
会話率:37%
僕の故郷には”さんさら山”という禁足地がある。そこには怪しげな祠と、その祠を守るホームレスのおじさんがいた。
ある日クラスの悪ガキが僕に提案した。
「あのホームレスを退治しようぜ!」
夜中おじさんが寝静まった時間に、彼が布団代わり
にする新聞紙に火を着ける。小さなイタズラのつもりだった。邪魔者を村から追い出せばヒーローになれる、そう思っていた。
だけど僕らの目の前で炎を上げて焼け死んでゆくおじさんを目の前に、僕らは逃げ出した。次の日、焼死体は綺麗さっぱり消えていて……。
その日から、僕らの地獄の日々が始まった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 21:58:11
9278文字
会話率:32%
オカルトマニアの女子高生”ぼく”は学園一の頭脳を持つ陰キャの”先輩”とともに様々な都市伝説に挑む”謎解き活動”を行っている。飛び込んでくる依頼は、聴こえるはずのない「母の呼び声」、山奥の「時間が止まる場所」、夢の中で追ってくる「死神」、存
在しないはずの飲料「ファンタ・ゴールデンアップル」、そして何故か再生できない「呪いのビデオ」……どれも一筋縄ではいかない怪異ばかり。
降りかかる驚異と想像を絶する恐怖を前に、二人は生き残ることができるのか――? そして付かず離れずな二人の恋の行方は――!? これは、オカルトマニア女子とアニメオタク男子の凸凹バディが織り成す学園青春”謎解き奇譚(ラブコメホラー)”である。
※短編連作シリーズ『オカルトマニアのぼくっ娘と陰キャオタクな先輩のラブコメホラー』を連載化したものです。短編版と完全に同一ではなく、加筆修正が入っています。
※『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 20:17:20
500860文字
会話率:42%
「若者よ、成人式になんて行くな」
そう訴えるのは筆者、大萩おはぎだ。彼には成人式にまつわる凄惨(せいさん)な過去があった。
“成人式に出席したら自分だけ誘われてない同窓会にみんな行ってしまい、ひとり取り残された”
もはやコントとしか
思えないぼっちムーヴ。
つらすぎる現実に直面した筆者を待ち受ける運命とは……これは創作(フィクション)ではない、壮絶な実話(ノンフィクション)である。
※本エッセイはnoteにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 19:00:00
3629文字
会話率:7%
3年前、とある国にて全国の魔物が増大・強大化する事件が発生。
調査の結果、世界最大級ダンジョン、通称『魔王城』が発見された。
そこで国王の命令により、選抜パーティーが結成される。
そして現在。
数ある選抜パーティーの中でも、一際前線で活躍し
ているものがあった。
剣士アラン、僧侶ニーナ、魔術師シルビア、盗賊シャウナ、テイマージェイミー、弓使いサニーが所属する第34選抜パーティーが、『魔王城』攻略へ挑む。
2024年5月18日に開催されたライブ、Braveにて上演した朗読劇「勇者パーティー、約束と共に」の小説版。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 16:45:41
8585文字
会話率:37%
とある公民館で働く女性公務員の密かな日課──公民館に訪れる人間観察。
目下の注目人物は、毎日のように公民館を訪れる仲良しの姉弟。そこで現れた小さな謎とは⋯⋯?
最終更新:2021-12-13 17:10:03
9203文字
会話率:43%
ノールキア王国首都、ロイマーグロールにて、中央憲兵隊に所属するオリビア・アズウェルはある日、要塞建設問題で軍・住民間の対立が深まっているラウレアイロへの派遣を命じられる。
そこで出会ったのは、地元住民のルイス・リクーアだった。
オリビアは軍
人であることを隠し、ルイスと個人的な付き合いを続けていくが、実は、彼は軍反発派グループのリーダーだった。
互いの立場を知らないまま、プライベートで仲を深めていく二人の間に──問題は突然やってきた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-12-13 16:33:51
86043文字
会話率:46%
お墓参りの記録として……!
最終更新:2024-08-15 14:01:36
2545文字
会話率:44%
とある墓には、お茶やおはぎなどではなく、ネジやボルトが供えられました。
その墓に眠っている老人は生前、自分のことをロボットだと言ってました。
そしてそれは確かに真実だったのです。
老人は日頃から周りの人に
「自分が死んだら、墓にはネ
ジとかボルトなんかを供えてくれ」
とお願いしていました。
したがって、老人の墓にそれらを供えるのは当然であり、決して不思議なことなどではなかったのです。
カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+、ツギクルでも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 19:31:29
6080文字
会話率:41%
国内外、常に争いの絶えない強国ヴァンロの王族は身代わりになる人がなくてはならなかった。身代わりに選ばれれば命の保証はないが、王族と同じ生活を送れるらしい。スラムで暮らすアビィは髪を切り王宮へ入った。女の身であるアビィは次の身代わりが見つかる
までの繋ぎのはずだったけど――。※注意※嘔吐表現有。ざまぁというよりは復讐系。恋愛要素は少なめです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 00:34:34
12781文字
会話率:44%
花の妖精と称される美貌を持つ貧乏男爵家の母親と、野獣と揶揄される公爵家の父親。私たちは政略結婚で結ばれた二人の元に生まれた。噂の的になることも多かったが、私たちはたくさん愛され幸せに暮らしていた。両親が事故に遭うまでは――。
事故後私たちは
母方の祖父母にとても大切に育てられた。厳密にいえば私たちではない。母に似た美しい双子の妹だけを。
徐々に変わっていく妹と変わらない祖父母。それでも私にはこの家しか頼れるところがない。人前に出ることを禁じられていたが、ある日妹の使いで街に出た私はスラム街の近くで傷だらけの青年に出会った。この場所では珍しくない光景なようだけど……。
「いらない」と言われ続けた私が傷だらけの青年を助けたら、思ってもいなかった未来が待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 07:18:30
13663文字
会話率:34%
火の能力者のサハネは第一王子に嫁ぐことが決まっていた。王宮に呼ばれた日そこで出会った一人の男。初めて一人の人間として扱ってくれた彼の為にサハネは自らの力を使う決心をする。
最終更新:2024-02-11 00:29:02
10028文字
会話率:47%
生離死別
人の世の中でもこのうえない悲しい別れ。 非常に悲しい生き別れと死に別れ。
オレは彼奴に気づけなかった
私はアイツに伝えれなかった
最終更新:2024-06-28 21:16:12
4171文字
会話率:0%
はるか昔から、何度も世界を滅ぶ寸前まで追いやり続けた魔王・リーズン。
世界に突如現れた謎の生き物・てちゃんや、普通の娘・ハルカと友達・ミリアが魔法で立ち向かう。
世界を賭けた戦いが今、始まる。
最終更新:2024-06-22 10:50:00
38663文字
会話率:48%
謎の災害によって滅亡してしまった世界を元に戻すため、生き残った者が集まり災害後に生まれたモンスター達を倒していく。そんな中少女達は…?
最終更新:2022-03-05 19:03:36
8687文字
会話率:57%
タイトルそのまま、戦う少女たちの日常を描いたギャグ多めの物語です。
最終更新:2022-02-18 19:17:06
2948文字
会話率:96%
田舎育ちのハルコは都会に嫁いだ。田舎の風習に沿って作ったおはぎを作り、都会に溶け込みそして老いていく。
最終更新:2024-05-03 22:28:20
2593文字
会話率:0%
ルクシア王国の由緒正しきルルセイラ侯爵家の娘アイリーン・ルルセイラは聖女ミエラ・ルネストを害したという罪で婚約者であった第一王子に王立魔法学園の卒業パーティーで断罪される。
その断罪パーティーからの帰り道、アイリーンは何者かによって殺さ
れてしまう。
しかし、アイリーンが目を覚ますとなぜか一年前に時が戻っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 18:00:00
6276文字
会話率:23%
長年連れ添った猫おはぎを看取った夜、泉名寺美沙は失意の底にいた。
泣きすぎて、看護師さんから屋上で少し休んでくる様に優しく促され、移動したその瞬間、足元に魔法陣が広がった。
「よく来たな、異世界の聖女よ」
あり得ない。ラノベ展開
である。自分に降り掛かるとは思わないだろう?でも事実だ。泣き喚くだけの私に手を焼いた召喚者が、今回の召喚を『無かった事』にしようとする。私は引き摺られる様に馬車に乗せられ、草原に放り出された。
そこで冒険者達に助けられ、出会ったのは聖獣で、私の仕事はこの聖獣のお世話らしいーーー?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 08:00:00
27533文字
会話率:43%
「棚ぼたなんてそうそうないよなぁ」……そんなことを考えていて、疑問が頭をよぎりました。
「なんで、“おはぎ”じゃないんだ?」
-ーもしかしたら他のところで解答が出ているかもしれませんが、私なりに説を挙げてみました。どうかご笑覧ください。
最終更新:2024-03-16 18:46:48
437文字
会話率:0%
ある日、おはぎを買う男の話
最終更新:2024-02-13 19:53:28
1360文字
会話率:19%
おはぎを食べたい食いしん坊の僕が注目の的になった恥ずかしい日常の一コマ
最終更新:2023-12-10 02:45:15
451文字
会話率:19%
野咲あずきは十二歳の女の子。
ある日彼女は祖母から送られたメッセージカード内に、妙な文言を見つける。
『月の女王は紅茶がお好き。満月の夜、湖に小舟を浮かべ、ティーパーティを催します』
何が何だか分からないまま夏休みになり、飼い猫
のおはぎを連れて祖母の家に遊びに行ったあずきは、そこで自分に流れる魔法使いの血のことを知ることとなる。
そこで祖母より『あのメッセージが読めた(認識出来た)ということは、あずきの身体に流れる魔法使いの血が目覚めようとしている』ことを告げられる。
そして、マナの少ない地球で魔法を暴走させない為に、初心者魔法使いはすべからく、月の女王に会いに行かなければならないということを知る。
飼い猫おはぎと共に、祖母の家近くに密かに存在していたゲートを通って魔法世界に跳んだあずきは、月の女王の住まう月宮殿目指して、魔法世界を箒に乗って旅するのであった。
本作はわたし、雪月がアマチュア作家を始めて最初に書いた作品のリメイクとなります。
ルールも分からず情熱だけで書いたものを、今の雪月ならどう書くか、と考えブラッシュアップしたものです。
大まかな流れは変えないつもりですが、元の作品を知っている方には『こんな話だったっけ?』となってしまうかも。
ともあれ、今ひとたび、あずきの冒険にお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 18:00:00
140509文字
会話率:29%
『君を抱く気はない』
トワイライト王国の東部『和州』出身の王太子妃アズキは、結婚初夜、夫となった王太子キョクヤ・トワイライトに拒絶された。
独り寂しくベッドで眠ったその日の夜――彼女は前世の記憶が蘇る。
顔も名前も思い出せない。でも、はっき
りと思い出せるものもある。それは【和菓子】!
お饅頭、たい焼き、みたらし団子、どら焼き、練り切り、ずんだ餅、せんべい、おかき、栗饅頭、栗きんとん、羊羹、桜餅、おはぎ、いちご大福、ういろう、八つ橋、いきなり団子、かりんとう、芋けんぴ、きびだんご、柏餅……前世の彼女は、自作するほど大の和菓子好き。
せっかく王太子妃になったのなら美味しい和菓子が食べられるかも――と期待したアズキだったが、この世界に和菓子という和菓子は存在しなかった。
失意に暮れる彼女に、ふと一つの天啓が舞い降りる。
『そうよ! ないのなら作ればいいんだわ!』
言葉足らずの夫? そんなことより和菓子作り!
王太子妃? 和菓子を広めるには最高の地位!
――これは後世に『和菓子の伝道者』『和菓子の革命者』『和菓子の母』と称される、一人の和菓子好きな王太子妃の物語。
■■■
山もなく谷もないストレスフリーな作品です。
恋愛は少し。ほのぼの系。軽く魔法要素も。
感想には返信しませんのでご了承ください。不定期更新です。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 18:00:00
126824文字
会話率:43%
「どうやら、私は前世でやっていた乙女ゲームの悪役キャラ・フェリシアに転生してしまったみたい。わぁい、やったね。………って、なるかぁ!何も嬉しくねぇ!!どういうことだよ!!!」
ある日、乙女ゲームの3つのルートに登場する働き者だが、どのエン
ドでも不幸な目(自業自得)にあう悪役令嬢に転生したことに気付いたフェリシア。
しかもゲーム内のフェリシアは、すぐにヒロインをナイフで刺そうとする「メンヘラ・ナイフ令嬢」の異名を持つ人物。
おいおい、嘘だろ、と思ったけど、こうなってしまったのなら仕方ない。
魔術がある世界なのだから、butendを回避しつつ、楽しむ事に専念しよう!
が、フェリシアは序盤退場のいわばザコ令嬢でもあったため、肝心の魔術の才能がない。
回りには才能がある奴らばっかりなのにね。
じゃあ、せめて平穏な日常を……。
え?無理?何で?
こうして、フェリシアはツッコミどころの多い人たちに囲まれて、とんでも事件を引き起こしたり、巻き込まれたり、世界を救ったり救わなかったりする事になったのである。
「いや、なってたまるか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 20:35:44
258448文字
会話率:29%
白文鳥のおもちと文鳥のおはぎとともに、生まれ変わって鳥の神様の世界へ転生しました。
最終更新:2022-11-25 23:02:09
58280文字
会話率:30%
死刑になりたくて犯罪をする者が絶えないため、死刑希望制度が始まった。
蒼生は弟の真白が死刑になりたいと言ったとき、本人のことを考えてその選択を応援する。
しかし、実際に弟が死んだ後、蒼生は深い喪失感に襲われる
その気持ちは暴走し、関係の
ない他者を死刑に追いやってしまう…
すべてを失くした蒼生。
それでも生きていく意味とは……?
☆この話はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 12:00:00
10398文字
会話率:20%
商人の息子であったリカルドは、船に乗ってあちこち冒険に出かけていた。
マルティンは、しょっちゅう消息不明になってしまうリカルドを心配し、もう冒険はやめてくれと懇願した。
しかし、リカルドは言うことを聞かず、ついに海賊に捕まってしまう。
マル
ティンはリカルドを愛しているが故に「ある取引」を海賊にもちかける・・・・・・
(性行為そのもののシーンはありませんが、そういう話がでてきます)
☆メリバSS企画参加作品。
氷月詩乃さま(@hidushino)から美しいイラストを描いていただきました!!!
最高なのでイラストだけでもぜひぜひ見てください♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 13:25:28
1114文字
会話率:33%
背中を切り、切られて、血を流す。
翼をなくして、どこへも行けない。
それが、2人の望んだ未来・・・・・・
☆メリバ大好きSS企画の参加作品です
最終更新:2020-10-26 23:51:49
1123文字
会話率:36%
雨で外へ行けないと、どうしてもたべることに走ってしまいます。
ああ、食べても太らない体が欲しい。
最終更新:2022-08-13 22:36:06
235文字
会話率:0%