世界中の本を自動的に再現して収蔵し続ける、魔法の頂点、魔法図書館。古い魔法書を求めて訪れたそこで、青年魔法使いは「魔法図書館の魔女」に出逢う。孤独な魔法使いが求めるものは、いつしか本でも魔法でも、呪いでもなくなった。「本ではなく、あなたに逢
いに来たのです」
「魔法図書館の魔女、探し物は本ではないと言われる」の男性視点編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 08:47:06
52672文字
会話率:19%
断罪イベントで婚約破棄――それは乙女ゲーム世界で「悪役令嬢」として転生した私の、予定通りのエンディング。
「……これで平和に隠しキャラを攻略できるわ」
ゲームを知る前世の記憶を頼りに、好感度を上げすぎず、フラグも踏まず、あえて“悪役”を演じ
てエンディングを迎えたはずだった。
けれど……なぜか私の護衛騎士(影のキャラ)が、断罪されたその日からやたらと甘くなってきたのですが!?
「あなたに触れる許可を得た。もう誰も気にする必要はない」
「今日は泣いてもいい。俺の膝の上なら、好きなだけ」
え、待って?
この人、ゲームでも一応は登場するけど、ほぼ空気だったはずの“影の護衛”ですよね!?
え、ええっ!? 好感度なんて全然上げてないのに、なんでこんなに溺愛されてるの!?
しかも彼の正体、実は……!?
――これは、「悪役令嬢」を演じて自由を手に入れたはずの令嬢が、最強の隠しキャラから愛されまくって翻弄される、ちょっとズレたラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 08:31:27
30174文字
会話率:46%
僕は、高森誠。
平凡な成績、平凡な顔、平凡な家。——そんな“普通”を理由に、彼女にフラれた。
「あなたには、私と釣り合う価値がないの」
完璧すぎる元カノ、桐生美琴にそう言われてから半年。僕は誰にも注目されず、静かに過ごしていた。
けれど
ある日、学年主席の美少女・白川紗月が、なぜか僕に声をかけてきた。
「——あなたの観察力、少し借りたいの」
その日から、僕を取り巻く空気が一変する。
元カノはなぜか視線を向け、クラスの女子たちは騒ぎ始め、教師や生徒会までもが……?
そして、あの彼女が——泣きながら復縁を求めてきたとき、僕は静かに言った。
「……もう遅いよ」
これは、見下されて捨てられた“ただの地味男子”が、ゆっくりと評価を覆していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 10:53:56
43527文字
会話率:31%
高校三年の春。僕の机に、一通の手紙が置かれていた。
「七月十日、午後三時。私はあなたに告白され、断りました。──だけど、それを後悔しています。どうか、未来を変えてください」
差出人は“未来の彼女”。
内容は、「彼女と結ばれなかった未来」
から送られてきた手紙だった。
次々と届く“未来の分岐”を告げる手紙。
交通事故。失恋。親友の裏切り。
彼女との関係を修復するたび、僕の未来は歪んでいく。
そして最後の手紙には、こう書かれていた。
「七月十日、私は死ぬ。あなたが私に告白しなかったせいで」
──これは、未来からの告白に応える、僕だけのラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 11:06:20
3743文字
会話率:13%
剣士ライン=キルトは、冒険者として名を馳せることを夢見て、血と汗と剣を捧げてきた。
幼い頃から剣を握り、パーティの中堅として名が通るようになったこの頃、ライン=キルトはようやく手応えを感じ始めていた。
……その矢先だった。
「悪い
けど、ここで終わりにしましょう、ライン。あなたには……未来がないもの」
恋人であり、仲間でもあった魔術師アイリスが、そう言い放った時、何を言われているのか理解できなかった。
「……どういう意味だ、それは」
アイリスは視線を逸らし、パーティのリーダーであるグレイが代わって口を開く。
「すまない、ライン。お前の剣の腕が信用できないわけじゃない。だが……今回、新たに加わることになった“彼”が条件を出してきたんだ」
「“彼”?」
聞き返すまでもない。今、貴族の道楽で冒険者を気取っている、あの男――リオネル=ダンバリー伯爵家の令息だ。
小手先の魔法と派手な装備を振りかざし、貧乏くさい冒険者の中でやたらと目立っていた。金とコネで危険な任務を避け、戦果だけを誇る男。
その男が言ったというのだ。「アイリスを専属魔導士にする。だが、あの“しがない剣士”とは縁を切ることが条件だ」と。
「私……選んだの。ごめんなさい、ライン」
目を伏せるアイリスの言葉に、ラインの胸は張り裂けそうになった。
何も言えず、何も聞こえず――店の扉を開け、ふらふらと外へ出た。
気がつけば、ギルドの前に立っていた。
まだ陽が高い。依頼掲示板の前に人だかりができている。
ラインは、呼吸を整えて掲示板に目をやった。これまで何度も挑んできたように――ひとりででも、やってやる。
「すみませんねえ、ラインさん。最近、伯爵家からの圧力がありまして……あなたに依頼を渡すのは、ちょっと……」
この街の冒険者ギルドでの依頼は受けられなくなっていた。
夕刻。人通りの少ない裏道。
貴族に歯向かえば、全てを失う。それが“この街”――貴族が支配する街の現実。
だが、だからこそ、ラインの中に燃え盛るものがあった。
「見ていろ、アイリス……ダンバリー……」
その時、ラインの中で何かが生まれた!それは、剣聖になる決意!
この時、剣聖ラインへの道が誕生した。
このまま終わってたまるか。
ここからラインの復讐劇が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 08:20:00
224700文字
会話率:36%
生まれつきMPが1だったカテリーナは、義母や義妹たちからイジメられ、ないがしろにされた生活を送っていた。しかし、本をきっかけに女神への信仰と勉強を始め、イケメンで優秀な兄の力も借りて、宮廷大学への入学を目指す。
自分の人生を変えるため、自分
にもできることを証明するために、カテリーナの挑戦が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 08:03:38
56968文字
会話率:37%
急がなくていい、争わなくていい、
ただ、風に吹かれて、草の上で深呼吸していればいい。
そんなふうに生きてみたかった。
拾った葉を干して、石を並べて、お湯を沸かしてお茶を淹れる。
まるで、それだけで一日が満たされていくような暮らし。
剣
も、魔法も、冒険も、世界を救う使命もない。
あるのは、素材があふれる静かな森と、小さな木の小屋。
そして、たまに誰かが訪れて、少しだけ風向きが変わる。
これは、そんな森の中で、
“拾うことで誰かの役に立ちたい”と願うひとりの少年が綴る、
ちいさな暮らしの物語。
読むたびに、心の奥で葉が一枚ふわりと揺れるような、
そんな時間を、どうぞあなたにも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 08:00:00
26619文字
会話率:39%
【あなたに恋をすることが、罪だった】
18歳の女子高生・久遠茉白(くおん ましろ)は、母子家庭で育った。唯一の肉親である母親の関心は自分ではなく母の恋人にばかり向けられ、孤独を抱えて生きていた。
ある夜、母の恋人に襲われかけ茉白は心に深
い傷を負ってしまう。絶望し夜の街を彷徨いながらたどり着いたのは、見覚えのない廃寺。不思議な導きにより月が砕け、異世界への扉が開く。
現れたのは猿のような獣じみた男・孫悟空と、若く美しき僧・三蔵法師だった。茉白は彼らと共に“西遊の神話”へ踏み込み、神仙と妖魔が跋扈する世界を旅することになる。
戸惑い、拒絶し、それでも触れた温もりに心を融かされながら──救いの手を差しのべる三蔵の慈愛に、茉白は決して報われぬ恋と知りつつ、静かに惹かれていく。
一方で、軽口を叩きつつも何かと気にかけてくれる悟空の存在が、閉ざしていた心に別の火を灯していく。
彼女がこの世界に呼ばれた理由は何か。旅の果てに待つのは、希望か、別離か。
その旅路は茉白に何をもたらすのか──。
西遊記×現代女子×恋愛を主軸に描いた、異世界転移ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:51:54
9895文字
会話率:21%
封印された世界、動き出す設定、そして――あの日書きかけた物語。
黒歴史のあるあなたに刺さる……いや、捧ぐ。
尻拭い系ファンタジー、ここに開幕。
最終更新:2025-07-29 07:40:42
33032文字
会話率:39%
「永遠に咲くシラユリをあなたに…」の新章スタート!
今度はルクセブルとアレクサンドラふたりの子供、クラウドが主人公となります。
クラウドが10歳の時、魔物のボスの子、ジャポスカとの出会いにより、クラウドは「冒険」に出かけます。そしてその先
で出会ったのは………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 06:50:00
39810文字
会話率:40%
アルクレゼ侯爵家のルクセブルは年頃なのに婚約者もいない。父グラナスは心配して妻のラモニアにルクセブルの婚約者探しを命じる。
しかしラモニアはルクセブルには想い人がいるのではないかと予想してルクセブルを呼び出します。その時にルクセブル
は自分の胸の内を明かし、フレシアテ伯爵家のアレクサンドラとの婚約が決まります。
王都でも人気のルクセブルに選ばれたアレクサンドラは注目の的であり、密かに意地悪を受けます。
そんな時、隣国から魔物退治の応援要請が入り、ルクセブルも出向かわなければならず、2人は離れ離れとなってしまいます。
ルクセブル不在の中、アレクサンドラは苦手な社交界にも挑みながらルクセブルの帰りを待ちます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 19:00:00
180860文字
会話率:41%
2022年に東ヨーロッパの国家ウクライナが、隣のロシアと称される脅威に侵攻されてしまったことについて、書きます。このところ、国際状況を色々と調べる時間が増え、何か発信したいと思い、投稿することにしました。個人的な見解で書くので、ご了承下さ
い。足りない部分は各々で補完をお願いします。
※本作はウクライナを擁護し、国境を越えて侵攻作戦を始めたロシア側に否定的な考えを示す内容になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 01:51:28
242911文字
会話率:6%
2025年現在、ウクライナは侵略されています。住民投票を悪事に利用する、隣の武力主義国家ロシアとその同胞達に。
本作は内容はなるべく、2014年から始まったドンバス紛争だけに絞ることにしました。ウクライナ情勢で言いたいことの七割以上は
、『防衛線を見守るあなたに』のほうで語っています。ドンバス紛争以外を知りたい素晴らしい人は、そちらのほうもどうぞ。
※ネット上であまりにもあふれている、悪意ある嘘、侵略を擁護する日本系住民に対する非難が目的です。
事実に沿って書いていますが、戦争中の情報は確実と言えず、実際には間違っている部分があるかもしれません。もちろん、侵略は間違っています。
日本の隣国でもあるテロ国家は、早くウクライナから撤退したほうがいいです。武力で領土を奪いました、でも侵略じゃないので、日本は我々と仲良くしましょう、なんて都合の良いことは通らないし、通ってはいけない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 16:37:16
6039文字
会話率:30%
女子高生のあなたは、明日、友人と海へ遊びに行く予定だった。けれど、天気予報では大雨の予定。残念に思うあなたに対して、友人女子はあることを思い出し、それを見せてくれる。
※変態的な描写が主です。
最終更新:2025-06-07 03:16:08
939文字
会話率:17%
奪われた大切なもの、零れ落ちた願い、ただそれを取り戻すために。
魔術士メリーは怒りと執念を復讐の炎に焚べ、滅びへと向かう世界を駆け抜けていく。
“弱さ”を悪と断じたあなたに、“強さ”で私の正しさを証明する。
──全てを奪った者たちに報い
を。その命をもって。
一方、世界の終焉にそれぞれの立場から抗う者たちがいた。
復讐と救済、生と死、正義と犠牲、希望と絶望、善と悪──
交わらない立場、交わる想い。
その境界線が、やがて一つの未来の輪郭を描き出す。
選び取るのは、自らの信じた答え。ただ、それだけ。
* * *
※過去に投稿していた作品を、一部表現や構成のバランスを見直しながら、改めて投稿しています。
物語はすでに完結済みで、毎日投稿予定(全108話予定)です。
本作は、メリーを主人公とした群像劇風のファンタジーです。
恋愛要素は含まれておらず、物語の後日譚として別途「恋愛編」を展開予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:20:47
121779文字
会話率:45%
夢が──私を絡め取っていく。
見慣れたはずの駅の、見知らぬ路線。
ただ静かに、発車の時を待つ列車。
行き先も知らず、あてもなく、私はひとりきりだった。
乗らなければ──そんな衝動とは裏腹に、胸の奥にある薄気味悪さを拭えない。
「この列
車には乗らない方がいいですよ」
振り返ると、見知らぬ男性が立っていた。
そうして緩やかに目覚め……ようやくそれが夢だったと気づく。
夢の感触はまるで現実のように生々しく、私の中に居座り続け──再び、夢は私を迎えに来た。
これは、夢に囚われかけていた私と、夢の中で出会った“彼”との、ささやかな記憶の話。
* * *
全2話完結(本日夜完結)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 21:37:42
5332文字
会話率:13%
異世界で修道女として静かに暮らしていたリシアは、ある日突然、前世の記憶を思い出した。
美味しいものが大好きだった、ごくごく普通な現代日本人の記憶だ。
そんな彼女に、女神からとんでもない使命が告げられる。
――人類が不満だらけで、このままだ
とまた戦争が起きそう。
今まで何をやっても人類って学ばないし、もうウンザリ。
あなたに力をあげるから、もう人類滅ぼしちゃって――と。
だが、リシアはそれを断固拒否。
当然である。元から敬虔な信者でもないリシアだ。
そんな理由で世界を滅ぼす魔王をやらされてたまるかと、女神相手に命がけの交渉をする。
自分の欲望が多分に混じった交渉の末、リシアが手にしたのは『万物を食べ物に変えるスキル』。
石も剣も魔物の素材も、何もかも食べ物に変えてしまう夢の力。
この力で世界平和を実現できれば、人類滅亡は避けられる。
……正直、勢いに任せて早まった感は否めない。
しかし迸る情熱がなければ女神は説得できなかったので、これは仕方がない。
女神の気が変わって再び世界滅亡の話を持ち出される前に、リシアは急いで行動を起こすことにする。
人類救済という、壮大な使命への第一歩を踏み出すために――まずは、過保護な兄の説得だ。
初手からすでに道を踏み外している気がする、
現代グルメ×冒険×平和模索ファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:16:16
71581文字
会話率:37%
「あなたに一目惚れいたしましたわ!」
その言葉からはじまった君との関係。
工事現場で働く土埃にまみれた僕の手を、彼女はためらいもなく握りしめてきた。
「私……陸斗の傍にいますわ。絶対に、絶対に離れたりなんかいたしません!」
「お前は
主人に懐いた犬か?」
「えっ……!?」
彼に恋したお嬢様の恋はどこまでも熱く、想いを募らせていく。
だけどーー。
「……お前には無理だ。歩んできた道が違いすぎる」
笑って、泣いて、お嬢様はたくさん恋をする。
「私は陸斗が好きですわ。誰よりも、愛してます。あきらめるなんて出来ません」
これは工事現場で働く繋ぎを着た彼に、全力の愛をぶつけるお嬢様の恋物語。
高山陸斗 × 六条鈴華
暑い日差しの下で、彼らの少し変わった初体験がはじまるーー。
※本作は2014年にエブリスタで連載していたものを転載したものになります。(原案は2010年ごろになります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:10:00
45085文字
会話率:26%
「あなたには――、そう、とある世界に転生してその世界に襲来する厄災――、それこそ魔王のような存在を討伐してもらいたいのです」
死の淵でそんな依頼を受け、男は十年後に襲来するという『魔王』に対抗する『勇者』の一人として異世界に転生する。
転生
に際して性別が変わり、田舎の村の女児、トーリヤとして。
(――あれ、魔王襲来まで十年じゃ、順当に成長してもその時の俺ってほんの子供じゃね……!?)
女児の体で魔王と戦わなければならない未来に戦慄し、さらには陰謀によって生贄にされ、島に流される事態になりながら、それでもトーリヤは魔王の襲来に備えて力を蓄える。
転生に際してもらった、生物にまつわる三つの能力を頼りに。
そして成り行きから共に生活することとなった、三人の年上の子供らを育てながら。
「――ああそうだ、最後に一つ。君と同じ、魔王に対する他の勇者の連中についてだけど――」
「――絶対に分かり合えないから、くれぐれも気を付けて」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:00:00
61180文字
会話率:23%
「あなたには音の物語だった。私は『震え』の翻訳者」
言いたかったのに、言えなかった。
わかってほしかったのに、届かなかった。
そんな“音にならなかった想い”を、
わたしは、ずっと胸に抱えて生きてきた。
仕事はできる。でも、どこかズレてる
。
そんな主人公・凛が、ある日出会ったのは、
“空氣を調律する”不思議な女性・るりえる。
日常と非日常が、音と沈黙が、
ふとした出会いをきっかけに、少しずつ動き出す──
届かなかった音が、誰かの中で震え始めたとき、
「わたし」という存在の輪郭が、すこしだけ、変わっていく。
癒しと再生の静かな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:00:00
48298文字
会話率:12%
20才の誕生日を迎えた、山下 梛乃(ナギノ)は、完璧スペックの幼馴染み・伊織に昔から淡い恋心を抱いては、密かに大失恋し続けている、平凡な大学2年生。しかし突然、神様として異世界へ召喚されてしまう。棺に眠る知らない人を見せられて、どうやらそ
の人は異世界の神様=私らしい!?
しかもどういうことか、騎士の姿をした伊織がいる!?
早く元の世界へ帰るためにも――「私、神様やってみます」!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 20:42:46
32171文字
会話率:33%
魔術が全てを支配する学園で、
わたくしは“処理係”として、悪い子たちを整えて差し上げておりますの。
でも、あなたは特別ですわ。
おっとりしていて、泣き虫で、
わたくしを「普通の女の子」として扱ってくださる……そんなあなたに、初めての感情
を覚えましたの。
だから――選んでくださいな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 20:20:00
5373文字
会話率:30%
歴史オタクのOL・神代茜(かみしろあかね)は、趣味の古代宝物展で「こんな装飾で着飾って、宝物も手に入れたいな~」という妄想をしていた。――その妄想、まさか女神に聞かれてるとは知らずに。
突如現れた導きの女神・ユクアに「あなたにピッタリの仕
事があるの」と強制スカウトされ、気づけば古代の戦場に降り立っていた! 目的は、妹の怠け神・ユカナに「人としての経験」を積ませ、信仰を集めて“神”に育てること。そのために必要なのは――なんと歴史の戦争に勝って英雄になること!?
「えっ、聞いてないんだけど!? 話が違う! てか私、OLなんだけど!!」
猛抗議する茜だったが、「ユニットは育て放題」「戦術も編成もあなた次第」と聞いてやる気MAXに! しかも神力でユニット購入にガチャまで!? 軍師SSRも引けて、これはもうリアル戦史シミュレーション!
――原始時代のこん棒軍団を蹴散らし、青銅文明に殴り込み、さらにはチャリオットを導入して戦術の進化を見せつけろ!
女神を言いくるめ、神力を強奪し、チュートリアルすら攻略法でぶち抜く痛快戦略バトル!
ズルして何が悪い!? 勝てば官軍!
これは、歴史を愛するOLがズルと戦術で成り上がる、“神仕込み”の戦記ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 19:40:00
421137文字
会話率:50%
ドキドキを、 思い出して欲しい。 力をあなたに。
✳︎この小説はカクヨムにも掲載しています
https://kakuyomu.jp/works/16817330651998417843
最終更新:2025-07-28 19:00:00
383826文字
会話率:43%
これは、青い星のように輝く五人が、いつしかあなたに出逢うまでの物語。――男性五人組アイドルグループ『ばーちゃLimit!』は、日本中に名を轟かせるトップアーティストの一組。しかし、一周年記念のライブで、メンバーの新井 隼也だけがいない状態だ
った。それから時は遡り、一年前。羽瀬 陽菜斗は、友人である隼也にアイドルにならないかと誘われ、グループを結成する。そこから後にリーダーの宮條 巴矢、ダンサーの猫田 琉、可愛い系の川島 るりと出会い、五人は苦難を乗り越え、成長していく。アイドルの意味とは何か、推しの意味とは何か……そして、胸を張ってステージに立てる日は来るのか。(※この作品は、小説賞投稿用に2023年11月に執筆した作品の再編集版です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:50:00
45358文字
会話率:58%
お望み通り離婚しましょう。私は自分の力で生きていきます。
リュミエ伯爵令嬢のミラベルには三人の幼馴染がいた。ルドウィックとリカルドのヒュラス伯爵兄弟、そしてフルール伯爵令嬢のマリエッタだ。
幼少期ずっと一緒に過ごしてきた四人の関係は、しか
し大人になるにつれて次第に変わっていく。ヒュラス兄弟はマリエッタに惹かれ、ミラベルはリカルドを好きになった。
その後ルドウィックとマリエッタが婚約し、ミラベルはリカルドに対する想いを忘れるために三人とは距離を置くことに決める。しかしある日ミラベルの両親が事故死したことから四人の運命は変わっていった。
傷心のミラベルにリカルドが婚姻を申し込み、二人の結婚が成立したのだ。ミラベルは大きな不幸の中にありながらも長年の想いを成就する幸運に恵まれたと思った。しかしそれが大きな間違いだったとほどなくして気づく。
「離婚しよう」
ルドウィックとマリエッタの離婚を知りリカルドはミラベルにそう言った。
リカルドにとって、ミラベルはマリエッタのそばに居続けるための都合の良い存在でしかなかったのだ。
「お望み通り、離婚しますわ」
自分勝手なあなたなんてもういらない。
ミラベルはリカルドへの想いを捨て新しい自分として歩み出す。
そうして進めば、新たな道、新たな相手、新たな世界が広がって、ミラベルを取り巻く環境も大きく変わっていく。
だから。
「どうか戻ってきて欲しい」
今さらリカルドにそう言われても何も響かない。
あなたはもう、私にとって必要のない人なのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:10:00
36213文字
会話率:29%
伯爵令嬢のアリシアは半年後に結婚する予定だった。
公爵家次男の婚約者、ルーカスと両思いで一緒になれるのを楽しみにしていたのに。
ルーカスにとって腹違いの兄、ニコラオスの突然の死が全てを狂わせていく。
義母の願う血筋の継承。
ニコラオスの婚
約者、フォティアからの横槍。
公爵家を継ぐ義務に縛られるルーカス。
フォティアのお腹にはニコラオスの子供が宿っており、正統なる後継者を望む義母は
ルーカスとアリシアの婚約を破棄させ、フォティアと婚約させようとする。
そんな中アリシアのお腹にもまた小さな命が。
何があってもこの子を守らなければ。
大切なあなたとの未来を夢見たいのに許されない。
ならば私は去りましょう。
たとえあなたに選ばれなくても。
私は私の人生を歩んでいく。
これは普通の伯爵令嬢と訳あり公爵令息の、思いが報われるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 18:20:00
179417文字
会話率:29%