「野々野 足軽」(ののの あしがる)は超能力者である。それは別にそういう家系とか、ある日悪の組織に捕まって人体実験をされたとか、天候の悪い日、雷に打たれた――とかでもない。
ただある日、なんとなく今日は学校にいきたくないなぁ……飛んでい
けたらなぁ……とか思ったら、なぜか天井にぶつかった。どうやら野々野足軽は人類で初めて……と思われる自立飛行を達成したようだ。
それから彼は混乱した。当然だろう。いきなり飛んだんだ。けど漫画やアニメが好きだった彼はとりあえずどういう力が使えるかを検証してみた。するとまあ……色々と出来る。でも最初は微々たるものだ。飛べるけど、ゆっくりで上に上がるだけで疲れる。炎は火花しかでなかった。電気は静電気でピリッとね。風はそよ風。
テッシュ一枚なら、なんとかちょっと先から手元まで持ってこれた。それだけだ。けどワクワクした。彼は超能力の修行に明け暮れた。それから一年後……彼は人生を謳歌してたんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 19:00:47
808514文字
会話率:36%
広大なダイソン球体「ノヴァスフィア」の一区画、永遠の冬が続くウィンターヘイブン。そこで目を覚ましたのは、長い耳と白い体毛を持つ「ラゴモーフ」と呼ばれる遺伝子融合型の兎のような姿をした青年ユナギ。
彼の記憶は曖昧で、データベースにも存在しない
「存在しない兎」。唯一確かなのは、700年以上前の地球で暮らしていた「加藤雪」という前世の記憶だけ。
警察機能を持つPMNロボットに保護され、「特例市民」として暫定IDを与えられたユナギは、この未知の世界で生きる術を模索し始める。
様々な支援に助けられながら、トランジット・レジデンスと呼ばれるホテルに滞在し、AIパートナー「アルク」と出会う。少年のような外見ながら古風な話し方をするアルクは、ユナギの自立を尊重しつつ優しく寄り添う。
二人は街を探索し、ノヴァスフィアの不思議な光景に驚きながら、徐々に生活の基盤を固めていく。球体内部の湾曲した景色に「空に浮かぶ都市」が見える光学現象、量子エンタングル・ネットワークで繋がれたAI社会、植物育成が義務付けられた環境政策…。
ユナギが耳をピクピクと動かしながら好奇心いっぱいに新しい発見をする姿に、周囲の人々も温かなまなざしを向ける。時に大きく跳ねる耳が感情をストレートに表現する愛らしい彼の存在は、どこか特別な輝きを放っていた。
やがて自分の居場所と可能性を探るため、ユナギは適性検査を受けることを決意する。この遥か未来の世界で、彼はどんな冒険を繰り広げるのか。そして「前世の記憶」の謎は解き明かされるのか。
永遠の冬の街で、小さな白いラゴモーフの新しい人生の物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 19:00:36
79175文字
会話率:53%
毒親に悩まされた人生で、ようやく自立できたと思ったら邪魔された。
そんな悔しい気持ちを胸に気がついたら『おぎゃあ』と生まれ変わっていたアリアノット。
どうやら転生したらしい、と赤ん坊ながらに精神は前世に引きずられ、呑み込むのにも一苦労。
彼女はなんと大帝国の、第七皇女。末っ子の、皇女様。
年の離れた兄が六人いて、誰よりも皇帝に愛され……いいや、溺愛されている娘なのだ!
自分の状況も把握してアリアノットは心に決める。
「今世こそは幸せになろう」
幼い皇女様は、果たして家族の愛を勝ち取って――望むような未来が手に入れられるのだろうか!
※カクヨム・アルファポリスでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 18:00:00
307977文字
会話率:31%
人の声も、人の演奏も、理想の音楽にとってはノイズにしかならない——
皇深琴はそんな偏った音楽観を持ち、これまで電子的に作られた音だけで楽曲を制作してきた。歌も詞も使わないインストミュージックだけを作り続ける日々の中、ついにスランプという壁
に歩みを阻まれてしまう深琴。
そんなある日、深琴の自室PCに汎用自立型AIやスーパーAIと自称するまるで人間のような感情を持つAI少女”命(ミコト)”が侵入した。彼女は自身を開発した研究機関から逃亡、その最中で深琴の音楽と出会い、一目惚れをしたという。
“オレをマスターの音楽に使って欲しい!”
人を拒む音楽を作り続ける少年と、人のようなAI少女が出会い、二人のミコトは新しい音楽の道を切り開いていく。
そして同時に現実世界でも深琴の周囲ではたくさんの物語が動き始めていた。新しくバンドを結成した天然で天才の幼馴染、そのバンドに加入した元有名ガールズバンドのギタリスト、そして命の歌に惚れた有名イラストレーターVtuber etc…
様々な音楽と対立したり、様々なクリエイターと関わったりしながら、ついに深琴と命は表舞台に上がる。
これは二人のミコトが音の解を追い求め、同時に様々な想いを響かせる音達と交差していく物語——
◇====◇ ====◇ ====◇ ====◇
ネトコン13参加予定の新作になります!
気に入っていただけたら、⭐︎やブックマーク、感想・評価をお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 17:20:00
118631文字
会話率:35%
主人公である村田尚子(なおこ)は、中学1年生の息子・慎二と二人で生活しているシングルマザーだ。尚子は家庭と仕事の両立を目指してヘルパーとして新たな一歩を踏み出した。
若い頃、引きこもりがちだった尚子にとって、人生において「自立」という事
は非常に大きなテーマだ。大学で出会った夫との間に生まれた慎二と、子育てのすれ違いを経て、ふたりは離婚した。その後、シングルマザーとして扶養義務のある「家族」と言う価値観に縛られる社会との軋轢、差別に苦しみ続ける尚子。
物語に登場する認知症の利用者、身寄りのない独居高齢者、内縁関係の夫婦。個人の選択や尊厳、自由に対して、現代社会は今もなお、自覚なく踏み躙り続けている。
絆とは?人生で本当に大切なものとは?個人の尊厳とは?自由とは?彼らが共に成長していく中で、この世を超えた価値観、そして個人の尊厳について、さらに深く理解していくことになる。
孤立化する世帯や崩壊する介護保険制度など、現代の地域社会をも炙り出すヒューマンドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 17:00:00
16748文字
会話率:47%
時は人間と人工知能を搭載した自立型ロボット「メイクランプ」の共同生活により効率的に宇宙進出に成功した時代。銀河の秩序を守るべく誕生した銀河連邦。だが、連邦の政治に不満をいだく存在も現れ始めた。
最終更新:2025-03-31 15:29:12
20401文字
会話率:38%
転生したら、中世ヨーロッパ風の異世界にいました。ダンジョン攻略や魔王の復活を視野に、日々身体を鍛えていましたが、どうやら私、乙女ゲームか小説の、悪役令嬢らしいです。
貴族学園の卒業式で、無実の罪に問われて婚約破棄され、国外追放を言い渡された
ので、狩猟の国でモンスターを狩って自立を目指します!
性格的にコミュ障のぼっちなので、地道にソロでクエストをこなしているところです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 15:17:13
273042文字
会話率:31%
神無き大陸の東端にとある小国があった。
東端とはあくまで人類の版図の端という意味で、更に東には人類未踏の樹海が広がっている。
そして樹海には人類の脅威となる魔獣が無数に生息していた。
小国への魔獣の侵入を防いでいるのは、樹海と隣接している男
爵家だ。
男爵家には先祖代々、一子相伝で受け継がれる強力な精霊たちを使役する〈精霊使い〉がいて、小国の国防を一手に担っていた。
幸運にも男爵家は魔獣の侵入を一度も許したことがなければ、辺境ということもあり、代を重ねるごとに男爵家の重要性は国から次第に忘れ去られていった。
男爵家当主がシキという転生者の少年に代替わりしても、国防はひっそりと続くと思われたが……。
「えーっと、これは精霊じゃなくてロボットだよね」
シキが契約して初めて見た精霊は、強化合金の装甲で覆われた人型兵器であった。
右腕装備のアサルトライフルから撃ち出される弾丸は魔獣の分厚い毛皮を易々と貫き、左腕装備のプラズマシールドは火炎の吐息を完全に遮断した。
他にも光学迷彩による透明化、小型情報端末の散布による広域スキャン及び無遅延通信、完全自立型AIによる機体制御etc……。
「ミッションを受諾しました。マスターご命令を」
「リーダー、一緒に戦闘訓練をしましょう」
「先生! 威力偵察終わりました! 褒めて褒めて」
「ごしゅじんあそぼー」
それは〈Break off Online(ブレイク・オフ・オンライン)〉という日本のソシャゲのキャラクターたちであった。
数百年振りに日本語を理解する〈精霊使い(プレイヤー)〉が現れて精霊(AI)たちは大興奮。
全員がかまってちゃんと化した。
様々な要求要望を叶えていくうちに精霊を使っているのか、精霊に仕えているのか、もうどっちかわからなくなったシキの探索が始まる。
※タイトルは「せいれいつかい」と読みます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 07:10:00
271258文字
会話率:37%
王位継承争いから外れた第8王子、セシルは、和の国との親睦を深めるため、姫君を迎え入れるようにと王命が入る。
引きこもりのセシルは逆らうこともできず、遅い自立をすることに。
離縁されれば国際問題という重荷を背負うことに。
新しく赴いた領地
は本来成人の日から彼が任されるはずだったところで、領主のいないその地は荒れ果てていた。
異国の姫との仲が深まる=貿易盛んになる=領土も国も豊かになる
その為にも、彼女の心を射止めるようにと言われるも、駆け引きで接することへの罪悪感をもってしまう。
初めて会った日から、本当は彼女に惹かれていた。
情緒不安定な第8王子が領主として、夫として向き合っていく愛の話しです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 06:38:47
32240文字
会話率:47%
西暦xxxx年。
人類は地球全体を巻き込んだ、「終焉戦争」によって荒廃した………。
地上からは、ありとあらゆる生命が根絶したが、
それでも、人類はごく少数ながら生き残ることが出来た。
生き残った人達は、それぞれが得意とするコミュニティーを
設立。
その後、三つの国家ができた。
自身の体を強化する、強化人間技術を持つ「ティファレト」
生物を培養・使役する「ケテル」
自立無人兵器を量産・行使する「マルクト」
三国家が独自の技術、生産数、実用性に及ばせるまでの
数百年の間、世界は平和だった………。
そう、資源があるうちは………。
資源の枯渇を目の当たりにした三国家は、
それぞれが、僅かな資源を奪い合う形で小競り合いを始める。
このままでは、「終焉戦争」の再来になると、
嘆いた各国家の科学者たちは
有志を募り、第四の国家「ダアト」を設立。
ダアトの科学者たちが、技術の粋を集め作られた
戦闘用外骨格………、「EXOスーツ」と、
戦闘に特化した人間の「脳」を取り出し、
移植させた人工生命体「アンドロイド」
これは、そんな彼ら彼女らが世界をどのように導くかの物語である………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 00:33:33
2805008文字
会話率:7%
剣と魔法の世界で捨てられた赤子。
その赤子は河に流されたのだが、奇跡的に流木へと引っ掛かり一命を取り留める。
そこへ訪れたのは白髪の老人が一人。
その老人は天涯孤独の身。
武術の達人ではあるが、何かを極めるには他の何かを犠牲にしていること
が多く、その老人も例に漏れなかった。
生活が自立しているとはいえ、そんな老人が通常の人の営みを知る由もない。
そんな二人が起こす化学反応とは?
『あれ?ジジイはこれが普通だって…』
『え?女は殴るな、抱きしめろって…』
『宵越しの金は持たないって…』
偏屈な年寄りに育てられた赤子。
その赤子はその非常識を引っ提げ、初めて人の世へと出る。
そこで数々の間違いを訂正されるも、新たに出てくる非常識。
『ジジイ…嘘つくなよな…』
その度に、尊敬していた祖父のイメージは崩れていく。
当たり前だが。
山籠りの老師が育てた子は、老師の目標であった世界最強の夢を見て世界へと羽ばたく。
そしてその捨て子の出生も明らかとなり、それは世界を揺るがす事態へと……
〓以下ネタバレ含む〓
虎の子は虎。
その捨て子も老師に育てられたからか、世界的に見ても強者である。
しかし、物語序盤で最強に最強たる所以を見せつけられその差を痛感する。
その捨て子の名は【蚕】。その蚕はいずれ蛹となり、何になるのか?
名の通り、飛べないままその生涯を終えることになるのだろうか?
沢山のコメント!
あったらいいなぁ…
沢山のいいね……欲しいなぁ…
いっぱい評価!
つかないかなぁ……
こんな感じですが、よろしくどうぞ。
多謝。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 21:32:17
253496文字
会話率:33%
主人公が目を覚ますと、そこはアパートの寝室ではなく… 辺境に領地を持つ貧乏貴族の五男という、存在すら怪しい子供に憑依されていた。幸いなことに魔法の才能に恵まれた彼は、一刻も早く自立するために独自の道を歩み始める。
最終更新:2025-03-30 19:55:21
48523文字
会話率:33%
日本でバリキャリ総合職だった美咲は、ある日突然、乙女ゲーム「トワイライトの瞳」に出てくる悪役令嬢「ヴァイオレット・グレンダリング」として目を覚ます。
ゲームの主人公「ラベンダー・ハートン」は子爵令嬢だが、スキル授与の儀式「聖杯の儀」で【癒し
】というレアスキルを発現したことで「聖女」として注目され、学園で5人の令息と関係を深める。
その際にお邪魔虫として出現するのがヴァイオレットだ。
ヴァイオレットは公爵家の血筋だが、父である公爵が使用人に手を付けて産まれた庶子であり、下女が産み捨てた孤児と偽られていた。
そして彼女もまた「聖杯の儀」で【創造】というレアスキルを得たことで、公爵家に引き取られることになる。
しかし、父である公爵はヴァイオレットに関心がなく、公爵夫人には苛め抜かれ、異母弟のティリアンにも軽蔑され、性格がねじ曲がってしまう。
ヴァイオレットは、ヒロインのラベンダーに度々嫌がらせをしたせいか、物語終盤で公爵家の罪をなすり付けられて処刑されてしまう。
処刑を回避するには、秘密裡にスキルをゲットしつつ、グレンダリング公爵家から逃げ出すしかない。
絶対に生き抜いて、自立と自由を掴み取ってやる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 19:00:00
92061文字
会話率:29%
カクヨムにやや内容を修正したものを掲載しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054951352062
現在カクヨムコン6に参加しておりますので、もしその価値があると思っていただけたのなら、応
援して頂けると幸いです。
*
人類同士の争いにより、地球の環境は破壊しつくされ、我らの母星は死の星と化していた。人類は最後の望みをかけて、ユートピア計画を選択。地球を再生するために行動を開始した。
主人公である永瀬恭一郎は、任務のため汚染世界を飛んでいた。地球の地磁気を狂わせ、大地をマグマに沈めて浄化させるポールシフト爆弾の起爆が、刻一刻と迫る。その中彼は環境が再生されるまで、人類が冬眠するために不可欠な、遺伝子補正プログラムを運んでいた。
彼は最終目的地である機動要塞天風に辿り着くが、天風が展開する磁場フィールドと、ポールシフト爆弾が発する強力な磁場に挟まれ、どこかに飛ばされてしまう。
目覚めるとそこは環境が再生された地球。永瀬は訳が分からず、再生された環境の中を、人を探して彷徨うことになる。
やがて人類の冬眠施設であるドームポリスを見つけるが、そこにいたのは、知識を失くした女たちだった。彼女たちは謎の異形生命体に脅かされ、死に瀕していた。
永瀬はドームポリスを管理していた人工知能であるアイアンワンドと共に、異形生命体と戦い、女たちが自立できるように教育を施していく。
果たしてこの世界はどこなのか?
何故このドームポリスには女しかいないのか?
異形生命体の正体とは?
レッド・ドラゴンと呼ばれた兵士の、孤独な戦いが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 14:12:33
1341993文字
会話率:39%
16歳少女、底辺からの這い上がり!
ホームレスからの脱却を目指します!
「ウルトラハードモード」という謎スキルを持つ美少女・永倉葵スカーレット。
ある日、突然ホームレスになった葵は、自立を目指しダンジョンハンターとして働くことに。
最弱の
ステータスながらも「私専用」の最強装備を手に入れた葵は、タワマン購入を夢見て今日もモンスターと戦います!
※ちょっとだけアホで性格に難のある「ぼっち女子」奮闘記です。
※基本的にライトでカジュアル、でも時々ブラック、そんな気楽に読める娯楽重視のファンタジーです。
※架空の日本が舞台なので、いろいろなところが現実とは異なります。
※週4回、月・火・木・金の夜に更新予定です。
※1話あたりの文字数は約2000から3000程度を目安にしています。
※投稿開始時点で10万字以上のストックがありますが、毎度見直しつつ無理のないペースで更新していくつもりです。
よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 11:12:31
177534文字
会話率:34%
20歳の誕生日、もうすぐ白い結婚のまま3年目を迎えることが出来る。
家の事業による繋がりを深めるために結ばれた政略結婚だったが、式を挙げた翌日から夫は幼馴染と呼称する愛人を屋敷の中に招きいれた。
その愛人はエリザベスの居場所を奪い、女主人
として君臨し、夫の愛も何もかもエリザベスから取り上げていった。
屋敷の使用人たちにすら虐げられ続けたエリザベスの最後の希望は白い結婚の継続による婚姻の解消だったが、夫の卑劣な罠に嵌まりその希望は簡単に手折られてしまう。そして乙女の証と命を無残に散らされることになった。
心無い仕打ちに運命を呪いながら炎に囲まれ命が尽きたはずなのに、気が付けば結婚直前の王都へ向かう馬車の中にいた。
時が巻き戻りやり直すチャンスを得たエリザベスはもう二度と選択を間違えないと誓い行動を起こす。目指すは白い結婚ではなく円満な……円満でなくても構わないからとにかく離婚。
3年間の記憶を武器に自分の状況を変え切り開いていく。
虐げられていた間身を削りながら覚えた仕事の術。身に着けた知識を使い、自立した女性を目指していたのに、再会した幼馴染の大公閣下がどんどん溺愛モードになっていて。
あの、私バツついちゃってるからね――――!。
どん底の絶望から幸福の絶頂まで目まぐるしく変わるエリザベスの第二の人生。
絶対、同じ選択なんていたしませんからね!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 10:21:55
226431文字
会話率:29%
異世界でハーレムつくって奴隷解放
~ヘタレな屑が織りなす異世界紀行~
あと数分で魔法使いといういわゆる年齢イコールなヘタレが、転生の定番である職場であっという間に過労死を迎えた。
ここまで定番ならば、この後女神さまからの嬉しいイ
ベントがある筈なのにもかかわらず、彼にはそれが無かった。
気が付けば森の中で一人ポツン。
女神や神からの祝福も、加護も無く、チートなスキルすら貰えずに異世界に放り込まれた。
だが、幸いなことに彼自身がアイテム収納であるアイテムボックスが使えることが分かりこの世界で商人として生きていくことを決心して、人里を目指す。
途中で、これまた定番である山賊に襲われている商人を発見したが、チートスキルを全く持っていないヘタレは商人には一般的日本人として同情こそすれ「君子危うきに近寄らず」とばかりに逃げ出そうとするが捕まり、偶然と幸運により商人を助け彼に庇護を受ける。
そこから彼は助けた商人の協力を得ながら商人として自立を目指し、同時に奴隷ハーレムを作ることを決めた。
この者がたちはそんなヘタレな屑が異世界で奴隷ハーレムを作っていく物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 10:27:34
551072文字
会話率:23%
―命を守るために命を傷つける―
人類が宇宙に進出し、コロニーの中で生活する時代。
人々は争いをやめることなく「西側」と「東側」で争いが繰り広げられていた。
新米兵士であるアルターは旧コロニー気象管理施設を占拠する任務に向かうが、本来人を
襲うはずのない自立機動ロボット『MASS』に襲われる。
人を傷つけるはずのないロボットがなぜ人を襲うのか、ロボットはただプログラムされた通りにしか動かないのか。
MASSを巡り、各々の思惑が交差する―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 01:01:07
18605文字
会話率:42%
芹沢幹太は屋台のラーメン屋。
父親を早くに亡くした彼は若くして自立を求められ、幼馴染の柳川由紀や友人に支えられ、忙しいながらも毎日元気に働いていた。
ある日、いつも出店している公園でアンナという異世界から来た少女と出会う。
彼女は文化的に行
き詰まりつつある自分の世界の打開策を見つけるため現代日本に来たと話す。
偶然にも彼女に出会ってしまった幹太。
しかし彼ができるのはラーメン屋だけだった。
この作品はカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 18:16:06
1487273文字
会話率:60%
病弱な男爵令嬢のマリーは、目の前で起こった事故を偶然目撃したことで、活発な日本の女子高生だった前世を思い出す。
前世の自分に引っ張られるようにして元気になったマリーは自立した女性になろうと目論むが、突然舞い込んだ謎の縁談によりその思いは打ち
砕かれる。
『マリーは旦那様に殺されてしまう』と、いう前世の自分のお祖父様の謎の言葉に翻弄されながらも、元気になった令嬢が結婚先で暴れるお話。
他作品「聖女として召喚されたので期待に応えてみた結果」と、同じ世界観で、その話に出てきた名前なども出てきますが、ご存知なくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 09:43:42
333755文字
会話率:33%